パリとフランス地方の観光情報

フランスおすすめ地方都市と田舎の観光名所|パリ以外の行くべき穴場をご案内

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マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム
当ブログ「フランスボックス」はフランスが大好きな旅ブロガーのマリと、パリに2年間芸術留学していたおにちゃんのふたりで運営しています。 インスタX(Twitter)ではブログに載せていない写真や、日々の様子も発信しています。記事が役に立ったらSNSや友人にシェアしてくださると嬉しいです!
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mari
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ボンジュー!フランスボックスのマリ(@mari_ohayotourism)です。

フランスと言えばパリの印象が強く、旅行者の9割以上がパリへ滞在すると言われています。

もちろんパリは世界一ともいえる素晴らしい観光都市で、魅力が詰まっていることには間違いありませんが、フランスの地方都市もまたなんとも言えぬおもしろさがあります。

2度目以降の滞在では是が非でも体験していただき、フランスの楽しさをさらに味わっていただけると嬉しいです!

mari
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今回はそんなフランスの人気観光都市をエリア別にまとめてみました。

あちこち行きましたがどこへ行っても本当にはずれがなく、素晴らしい景色や教会、それぞれの町のグルメや美術館にうっとりしています。

この景色をひとりでも多くの日本人が知ることを心から願っております。

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このページの目次

パリ近郊(イル・ド・フランス)地域の人気観光都市

パリ郊外の地図

ヴェルサイユ Versailles

ヴェルサイユ宮殿 外観ヴェルサイユ宮殿 外観

パリから日帰りで訪れることのできる世界遺産の代表格がヴェルサイユ宮殿。

17世紀後半、太陽王ルイ14世によって築かれた豪華絢爛な宮殿で、ありとあらゆる装飾を施し、贅の限りを尽くしたフランス宮廷文化の黄金期の象徴ともいえる城です。

建築家にル・ヴォー、室内装飾家にル・ブラン、造園家にル・ノートルと当時の超一流技師たちを集め、半世紀近くの月日をかけて完成させました。

ヴェルサイユ宮殿 鏡の間ヴェルサイユ宮殿 鏡の間

「鏡の回廊」は、ヴェルサイユ宮殿の中で最もきらびやかな空間で、1919年に「ヴェルサイユ条約」の調印が行われた場所としても有名です。

宮殿には広大で美しいフランス式庭園もあり、ここで毎年期間限定の光と水のスペクタクル「大噴水際祭」が開催されています。

ヴェルサイユ庭園 グラン・カナルヴェルサイユ庭園 グラン・カナル

時間に余裕のある方は、2つの離宮「グラン・トリアノン」と「プチ・トリアノン」にもぜひ足を運んでください!

宮殿から離宮への移動は、プチ・トランがおすすめです。

プチ・トリアノン(小離宮)プチ・トリアノン(小離宮)

ルイ14世が愛人マントノン夫人と過ごすために建てたグラン・トリアノン、そしてマリー・アントワネットが愛したプチ・トリアノンと王妃の村里と呼ばれる「ル・アモー」などヴェルサイユ宮殿とはまた違った趣がありますよ。

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ベルトラで人気の現地ツアーはコレ

ヴェルサイユ宮殿
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ヴェルサイユ宮殿への行き方やおすすめ現地ツアーの内容は「ヴェルサイユ宮殿の行き方・おすすめツアー徹底ガイド」で詳しく解説しています。

フォンテーヌブロー Fontainebleau

パリの南東に位置するフォンテーヌブロー。かつて王族の狩猟の森であった広大なフォンテーヌブロー森に、カペー王朝からナポレオン3世までのフランス歴代王が過ごしたフォンテーヌブロー宮殿があります。

フォンテーヌブロー城のディアナの回廊↑フォンテーヌブロー城のディアナの回廊

もともと王のための狩猟館として使われていたこの建物は、フランソワ1世によって招かれたイタリアの芸術家たちによって華麗な宮殿に生まれ変わりました。

フォンテーヌブロー城の玉座の間↑フォンテーヌブロー城の玉座の間

その後、何度も増改築が繰り返されたため、中世から18世紀末までの建築様式を見ることのできる宮殿です。

フォンテーヌブロー宮殿とともにユネスコの世界遺産に登録されている美しい庭園も見逃せません!

フォンテーヌブロー庭園フォンテーヌブロー庭園

フランス式とイギリス式の2つの庭園は、のちにヴェルサイユの庭園を手がけた造園家ル・ノートルが総監督をつとめています。

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パリ発着の日帰りおすすめツアー

ヴォー・ル・ヴィコント城と
フォンテーヌブロー城の見学ツアー

バルビゾン Barbizon

フォンテーヌブローから少し足を伸ばすと、ミレーやルソーなど「バルビゾン派」の画家たちが住んだ村「バルビゾン」があります。

村のメインストリートには、バルビゾン美術館やミレーのアトリエがあり、画家たちの当時の暮しぶりを偲ぶことができます。

ヴォ・ル・ヴィコント Vaux-le-Vicomte

ヴォ・ル・ヴィコント Vaux-le-Vicomteヴォ・ル・ヴィコント Vaux-le-Vicomte

パリの東南に位置するヴォ・ル・ヴィコントは、田園の広がるのどかな街。美しい並木道の続くその先には、壮麗なヴォ・ル・ヴィコント城があります。

ルイ14世の財務長官であったニコラ・フーケによって建てられた贅を尽くした城で、のちに太陽王ルイ14世の嫉妬を招き、フーケは国家財産横領の罪で牢獄されてしまいます。

このヴォ・ル・ヴィコント城をきっかけにルイ14世は、歴史上で最も大きく、豪華絢爛な城を作るよう命じました。それがヴェルサイユ宮殿です。

ヴォ・ル・ヴィコント城の見どころは、なんといっても城館と庭園。

ヴォ・ル・ヴィコント Vaux-le-Vicomteヴォ・ル・ヴィコント Vaux-le-Vicomte

建築家ルイ・ル・ヴォー、室内装飾家シャルル・ル・ブラン、造園家のアンドレ・ル・ノートルの3人の芸術家を結集して完成させた「17世紀建造物の最高傑作」といわれています。

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サン・ドニ Saint-Denis

サン・ドニ・バジリカ大聖堂サン・ドニ・バジリカ大聖堂

サン・ドニは、パリ北部に隣接する街。フランス歴代の国王と王妃が眠る墓所として有名なサン・ドニ・バジリカ大聖堂があります。

街の名前は、フランスの守護聖人サン・ドニ(聖デニス)に由来します。

サンドニ大聖堂 ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの像サンドニ大聖堂 ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの像

3世紀半ば、パリで最初の司教であったサン・ドニは、モンマルトルで殉教し、自分の切り落とされた首を持って倒れた場所に礼拝堂が建てられました。

サン・ドニ・バジリカ大聖堂の1番の見どころは、地下のクリプト。

ルイ16世とマリー・アントワネットをはじめ、7世紀から18世紀までの歴代フランス王と王妃の遺骸が埋葬されています。

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プロヴァン Provins

パリの南東約90㎞に位置する中世市場都市プロヴァン。ユネスコの世界遺産に登録されたフランスの歴史的観光名所のひとつです。

中世時代、フランス第3の都市であったプロヴァンは、「シャンパーニュの大市」が定期的に開かれたフランス有数の商業都市でした。

国の指定する歴史的建造物が58ヶ所あり、中世市場都市の姿が保存された貴重な街です。

所々に残る城壁と美しい中世の街並は、まるで中世時代にタイムスリップしたかのような気分にさせられます。

毎年6月には、「シャンパーニュ大市」を再現した中世祭が行われます。

また野外劇場で行われるスペクタクルも充実しており、鷹や鷲が観客の頭上を飛び交う「城壁の鷹」をはじめ、馬上試合、攻城戦など迫力満点のショーが楽しめます!

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シャンティイ Chantilly

シャンティイ城シャンティイ城

パリの北方に位置する競馬の街として有名な「シャンティイ」はクレーム・シャンティ(シャンティー・クリーム)の発祥の地としても知られています。

広大なシャンティイ森には、壮麗なルネッサンス様式のシャンティイ城が佇みます。

シャンティイ城は、川の水をひいて造られた人工池の上に浮かぶ美しい2つの城館「グラン・シャトー」と「プチ・シャトー」からなります。

1番の見どころは、シャンティイ城の最後の城主であったアンリ・ドルレアン(オーマル公爵)の膨大な数の絵画コレクション。

ラファエロ《オルレアンの聖母子 La Vierge de la Maison d'Orleans》ラファエロ《オルレアン家の聖母 La Vierge de la Maison d’Orleans》

 

現在は、コンデ美術館として一般公開され、ラファエロの傑作「三美神」や「オルレアン家の聖母」、ボッティチェッリの「酔い」など貴重な美術品が揃います。

ヴェルサイユ宮殿の庭園を手がけた造園家ル・ノートルによるフランス式庭園、その北東部には、のちにマリー・アントワネットがヴェルサイユに造らせた村里のモデルとなった農村の疑似集落「ル・アモー」もあります。

シャンティイ城の隣には18世紀に建てられた大厩舎があり、馬術ショーや調教デモンストレーションを見ることができます。

150年以上の歴史をもつ大賞レース「ディアヌ・エルメス杯」は、大厩舎の隣りにあるシャンティイ競馬場で開催されています!

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シャルトル Chartres

シャルトル大聖堂シャルトル大聖堂

パリの南西に位置するシャルトル。この小さな街を世界的に有名にしたのが、シャルトルのノートルダム大聖堂。

「シャルトル・ブルー」と呼ばれる美しいステンドグラスがはめ込まれたノートルダム大聖堂は、ユネスコの世界遺産に登録されています。

シャルトル大聖堂シャルトル大聖堂

大聖堂の前に立ってまず気づくのは、左右非対称の2本の塔。

正面向かって左側の塔はゴシック様式の新鐘楼、右側の塔はロマネスク様式の旧鐘楼です。

大聖堂西側ファサードにある「王の扉」は、1194年の火災を逃れた貴重な部分で、扉に施された彫刻は、12世紀ロマネスク芸術の傑作といわれています。

シャルトル大聖堂シャルトル大聖堂

また地下聖堂入り口手前にある「美しき絵ガラス聖母」は、「ステンドグラスの至宝」と称される1180年に作られたフランス最古のステンドグラスです。

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コンピエーニュ Compiègne

パリの北東に位置するコンピエーニュは、シャンティイからオワーズ川を北上した広大な森が広がる街。

歴史の重みを感じさせる街で、歴代のフランス王がこのコンピエーニュの森で狩猟を楽しみました。

またフランス王太子ルイ・オーギュスト(のちのルイ16世)とマリー・アントワネットの初めての対面の場となったのもコンピエーニュ。

コンピエーニュに魅せられたルイ15世は、夏の居城としてコンピエーニュ城の建設を命じます。

フランス君主制が生んだ最後の宮殿でしたが、主を迎える前にフランス革命が勃発し、城にあった調度品はすべて競売にかけられてしまいました。

一時は荒れ果てた城でありながらも、ナポレオン1世よって修築され、ナポレオン3世の時代になると、コンピエーニュ城の黄金期を迎えます。

現在、城内の一部が自動車博物館になっており、17世紀の馬車をはじめ、初期の自動車など乗り物を集めたコレクションが展示されています。

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ピエールフォン Pierrefonds

ピエールフォン城

コンピエーニュの森の南東に歴史的建造物に指定されているピエールフォン城。

小高い丘の上に佇み、中世の城を思わせる美しい外観は、誰もが見とれてしまうはず。

もともとこの城塞は、14世紀末にフランス王シャルル6世の弟ルイ・ドルレアンによって建てられました。

時代とともに廃墟と化してしまいましたが、ナポレオン1世が買い取り、それを受け継いだナポレオン3世の命により、パリのノートルダム大聖堂などを修復したことでもしられる建築家ヴィオレ・ル・デュックによって修築されました。

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オヴェール・シュル・オワーズ Auvers-sur-Oise

オヴェール・シュル・オワーズオヴェール・シュル・オワーズ

パリの北西に位置する小さな田舎街のオヴェール・シュル・オワーズは、印象派の画家ヴァン・ゴッホの終焉の地です。

フィンセント・ファン・ゴッホ《オーヴェルの教会 L'église d'Auvers-sur-Oise》オルセー美術館フィンセント・ファン・ゴッホ《オーヴェルの教会 L’église d’Auvers-sur-Oise》オルセー美術館

晩年の傑作《オーヴェルの教会》をはじめ、《オーヴェルの村役場》、《カラスのいる麦畑》など、死の直前まで描かれた作品が残されています。

オヴェール・シュル・オワーズオヴェール・シュル・オワーズ

作品のモチーフとなった風景は、今も変わらず広がっています。

オーヴェル・シュル・オワーズ ゴッホの墓オーヴェル・シュル・オワーズ ゴッホの墓

ゴッホが描いたノートルダム教会の小高い丘の上には、ゴッホと兄を追うように死んでいった弟のテオの墓があります。

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ディズニーランド・パリ Disneyland Paris

ディズニーランド・パリの眠れる森の美女の城ディズニーランド・パリの眠れる森の美女の城

パリ東部のマルヌ・ラ・ヴァレにあるディズニーランド・パリは、ヨーロッパ唯一のディズニーランド!

ディズニーランド・パークウォルト・ディズニー・スタジオ・パークの2つのパークからなり、日本でもお馴染みの人気アトラクションはもちろん、パリならではのアトラクションも楽しめますよ!

2つのパークは隣接しているので、1日に両方のパークを楽しむことができます。また東京ディズニーランドに比べて待ち時間が短いのも魅力です。

子供から大人まで楽しめる夢の国。ディズニーランド・パリの公式アプリを上手に活用して思う存分楽しんでくださいね!

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ディズニーランド・パリ
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ロワール地域の人気観光都市

フランス中部を流れる最長の川「ロワール川」流域には、宝石を散りばめたような美しい古城が点在します。

温暖な気候で、ブドウ畑が広がるのどかな風景が続き、「フランスの庭」と呼ばれています。

古城めぐりの参考になればと、「ロワールで絶対行きたいおすすめ古城」という記事を作成しました。

mari
mari
個人的なおすすめはブロワ城です。

特にシャンボール、アンボワーズ、ブロワ城は王家ゆかりのお城なので、規模や豪華さ、タブレット版解説などがほかのお城と比べて非常に充実しています。

時間がないならぜひこの3つの1つを選ぶことをおすすめします。

シャンボール城 Chateau De Chambord

シャンボール城シャンボール城

ロワール川流域で最大の規模をもつシャンボール城は、「白亜の城館」と呼ばれる美しいルネッサンス様式の城です。

シャンボール城 王の寝室シャンボール城 パレードの間

巨大な城館に誰もが圧倒されるはず!

シャンボール城 二重螺旋階段シャンボール城 二重螺旋階段

人と人がすれ違うことなく階段を上り下りできる二重螺旋階段は、シャンボール城の1番の見どころ。

シャンボール城 テラスシャンボール城 テラス

また屋上のテラスからの眺めが素晴らしく、美しい庭園と国立野生動物保護区域になっているシャンボールの森が一望できます。

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ブロワ城 Chateau de Blois

ブロワ城 Chateau de Bloisブロワ城 Chateau de Blois

ケルト語で「オオカミ」の意味をもつブロワ城は、フランス王家の主要な王宮として重要な役割を果たした城です。

13世紀から17世紀にかけて増改築が繰り返されたため、異なる建築様式が一度に見ることができ、「建築の博物館」と呼ばれています。

ブロワ城 Chateau de Bloisブロワ城 Chateau de Blois

見どころは、フランソワ1世棟にある八角形の螺旋階段。「ルネッサンス様式の傑作」と称されています。

ブロワ城 音と光のスペクタクルブロワ城 音と光のスペクタクル

4月〜9月までに訪れるなら、ブロワ城の中庭で開催される「音と光のスペクタクル」は必見!

ブロワ城 音と光のスペクタクルブロワ城 音と光のスペクタクル

日が暮れるのが遅いので、開始が22時からというのが日本人からすると驚きですが、お城の歴史がすっと頭に入り、大変貴重な経験ができました。

mari
mari
かなり見応えがあって、あっという間でした。プロジェクションマッピング好きのわたしにはたまりません♡
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アンボワーズ城 Château d’Amboise

アンボワーズ城アンボワーズ城

アンボワーズ城は、ルネッサンス様式発祥の地で、歴代フランス国王の居城でした。

ロワール川に臨む小高い丘の上にあり、シャルル8世の時代、イタリアから画家や建築家、装飾家、造園家などが招かれ、城の大改修が行われました。

アンボワーズ城(Château Royal d'Amboise)アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)

またレオナルド・ダ・ヴィンチは、フランソワ1世によって招かれ、晩年をこの地で過ごしました。

華やかな宮廷文化が開花した一方で、宗教戦争による暗い歴史をもつ城でもあります。

アンボワーズ城(Château Royal d'Amboise)アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)

1560年にアンボワーズ城で陰謀事件が勃発。これにより旧教徒は、新教徒を大量に虐殺したのです。

アンボワーズ城敷地内にサン・テュベール礼拝堂にはレオナルド・ダ・ヴィンチの墓碑も。

レオナルド・ダ・ヴィンチの墓碑レオナルド・ダ・ヴィンチの墓碑

見どころが満載なのでお見逃しなく!

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クロ・リュセ城 Château du Clos Lucé

レオナルド・ダ・ヴインチの寝室レオナルド・ダ・ヴインチの寝室

アンボワーズ城から少し離れた所に、クロ・リュセ城があります。

この城は、フランソワ1世によって招かれたレオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした場所で、数々の発明や芸術がここで生まれました。

クロリュセ城 画家のアトリエクロリュセ城 画家のアトリエ

城内にある仕事部屋や寝室は、レオナルド・ダ・ヴインチの当時の暮らしを偲ばせてくれます。

レオナルド・ダ・ヴィンチパーク(Parc Leonardo da Vinci)レオナルド・ダ・ヴィンチパーク(Parc Leonardo da Vinci)

またお城の敷地内にある「レオナルド・ダ・ヴィンチパーク」では、プロペラ機の実物大模型など野外展示がされており、こちらも見応えがあります。

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ユッセ城 Chateau D’Usse

ユッセ城(Château d'Ussé)ユッセ城(Château d’Ussé)

シノン森に佇む白亜の城「ユッセ城」は、シャルル・ペローの童話「眠れる森の美女」のモデルになったお城として知られ、まるでおとぎ話にでてくるようなメルヘンチックな城です。

ユッセ城(Château d'Ussé)ユッセ城(Château d’Ussé)

ヴェルサイユ宮殿の建築家フランソワ・マンサールによる大階段、ヴェルサイユ宮殿やヴォ・ル・ヴィコント城の庭園を手掛けたル・ノートルによる庭園など見どころが満載。

ユッセ城(Château d'Ussé)ユッセ城(Château d’Ussé)

蝋人形で展示された「眠れる森の美女」の物語を追いながら、見学が楽しめます。

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ショーモン城 Château de Chaumont

ショーモン城(Château de Chaumont)ショーモン城(Château de Chaumont)

ショーモン城の歴史は古く、もともと領土の境界を監視するための要塞として作られたお城でした。遠くから眺めると、おとぎ話にでてくるお城のような印象を受けますが、近くでよく見ると、封建時代の要塞だったことがよく分かります。

ショーモン城(Château de Chaumont)ショーモン城(Château de Chaumont)

アンリ2世の時代、ショーモン城は国王の愛妾であったディアーヌ・ド・ポワチエに与えられます。

ショーモン城(Château de Chaumont)ショーモン城(Château de Chaumont)

しかし、そのことに不満を抱いていた王妃カトリーヌ・ド・メディシスは、国王の死後、ディアーヌ・ド・ポワチエからショーモン城を奪い、引き換えにシュノンソー城を与えたといわれています。

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シュノンソー城 Château de Chenonceau

シュノンソー城 (Château de Chenonceau)シュノンソー城 (Château de Chenonceau)

「フランスルネッサンスの珠玉の城」と呼ばれるシュノンソー城は、ロワール川の古城の中でも指折りの人気を誇るお城です。

「ルネッサンス様式の傑作」とも称される優美なお城は、「6人の奥方の城」とも呼ばれ、約400年間、6代にわたって城主が女性でした。

特に国王アンリ2世をめぐる2人の女性アンリ2世の愛妾ディアンヌ・ド・ポワチエ王妃カトリーヌ・ド・メディシスの愛憎劇にまつわるエピソードがあるのもこのシュノンソー城。

美しく聡明なポワチエ美しく聡明なポワチエ
王妃カトリーヌ・ド・メディシス王妃カトリーヌ・ド・メディシス

カトリーヌ・ド・メディシスによって、城館からシェール川をまたぐように架けられた橋の上に作られたギャラリー(大回廊)は、華麗な舞踏会の場所でもあり、城の見どころとなっています。

シュノンソー城 ギャラリー(大回廊)シュノンソー城 ギャラリー(大回廊)

また18世紀の城主デュパン夫人は、別棟に思想家のモンテスキューやヴォルテールなど一流文化人を集め、文芸サロンを開いたことでも有名です。

「カトリーヌ・ド・メディシス庭園」と「ディアーヌ・ド・ポワチエ庭園」と名付けられた2つの美しいフランス式庭園も見逃せません。

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アゼ・ル・リドー城 Azay-le-Rideau

アゼ=ル=リドー城(Azay-le-Rideau)アゼ=ル=リドー城(Azay-le-Rideau)

「ロワールの真珠」と呼ばれるアゼ・ル・リドー城。その名にふさわしく、水面に浮ぶように見える外観は、誰もが息をのむ美しさです。

フランスの文豪バルザックは、アゼ・ル・リドー城を「アンドル川のきらめくダイヤモンド」と称賛しました。

アゼ=ル=リドー城のタピスリーアゼ=ル=リドー城のタピスリー

他のロワール川古城に比べ規模は小さめですが、ルネッサンス期の家具やタピスリーなどのコレクションが楽しめます。

アゼ=ル=リドー城(Azay-le-Rideau)アゼ=ル=リドー城(Azay-le-Rideau)

特にお花の季節は庭に花が咲き誇り、美しさが増していました。

チケットは事前に購入可

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オルレアン Orléans

オルレアンオルレアン

フランス中部に位置するオルレアンは、紀元前にガリアに居住していたケルト人の町を起源とする大変歴史的な街です。

カエサルによるガリア遠征で破壊され、ローマ帝国時代に再建。フランスの国民的英雄ジャンヌ・ダルクゆかりの地としても知られています。

オルレアン マルトロワ広場(Place du Martroi)オルレアン マルトロワ広場(Place du Martroi)

英仏百年戦争末期、没落寸前だったオルレアンはジャンヌ・ダルクにより解放され、フランス軍を奇跡的な勝利に導きました。

毎年4月下旬から5月上旬には、オルレアンで「ジャンヌ・ダルク祭」が盛大に開かれています。

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トゥール Tours

市庁舎(Hotel de ville de Tours)市庁舎(Hotel de ville de Tours)

フランス中部に位置するトゥールは、ロワールの古城巡りの最大の拠点。

またトゥール大学をはじめ、国立音楽学校、美術学校、研究機関の集まる学園都市としての顔をもち、ヨーロッパ有数の巡礼地としても知られています。

サン・ガシアン大聖堂(Cathédrale Saint-Gatien de Tours)サン・ガシアン大聖堂(Cathédrale Saint-Gatien de Tours)

19世紀の文豪バルザックの生地でもあり、ロワール渓谷を舞台にした「谷間の百合」など数々の名作を書き残しましたが、残念ながらバルザックの生家は、第二次世界大戦中に焼失しています。

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ノルマンディー地域の人気観光都市

モン・サン・ミッシェル Mont Saint Michel

モン・サン・ミッシェルモン・サン・ミッシェル

フランスの西海岸に浮ぶモン・サン・ミッシェルは、「西洋の驚異」と称されるフランス屈指の観光名所です。

要塞を思わせる堅固なつくりの外観は、見る人誰もが圧倒されることでしょう。

どこか神秘的な雰囲気漂うモン・サン・ミッシェルは、フランスでも有数のカトリック巡礼地のひとつ。

またユネスコの世界遺産にも登録されており、毎年世界中から多くの巡礼者や観光客が訪れます。

モン・サン・ミッシェル 修道士たち専用の回廊モン・サン・ミッシェル 修道士たち専用の回廊

歴史的建造物に指定されている修道院をはじめ、修道院付属教会、ラ・メルヴェイユ(驚異)の列柱廊など見どころが随所にあり、西のテラスからは、素晴らしい眺望が楽しめます。

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ジヴェルニー Giverny

モネの家と庭園モネの家と庭園

パリの西北に位置するジヴェルニーは、印象派の巨匠クロード・モネが晩年を過ごした村。

広大な敷地には、アトリエのある2階建ての家と四季折々の花が咲き乱れる美しい庭園があります。

ジヴェルニー モネの家ジヴェルニー モネの家

家の前に「花の庭園」が広がり、地下道をくくり抜けると、「水の庭園」と呼ばれる「睡蓮」のモデルとなった庭があります。

家の中にはモネが集めた膨大な浮世絵のコレクションをはじめ、セザンヌルノワールなど友人画家たちの作品が飾られています。

水の庭園 ル・ジャルダン・ドー水の庭園 ル・ジャルダン・ドー
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ルーアン Rouen

ルーアンのシンボル大時計台ルーアンのシンボル大時計台

パリから約140㎞西北に位置するルーアンは、かつて旧ノルマンディー公国の首都でした。

また救世主ジャンヌ・ダルクが宗教裁判により火刑に処された終焉の地でもあります。

ルーアンのノートルダム大聖堂ルーアンのノートルダム大聖堂

ルーアンの見どころは、印象派のクロード・モネが何度も描いた壮麗な佇まいのノートルダム大聖堂。

クロードモネ 連作《ルーアン大聖堂》ルーアン美術館クロードモネ 連作《ルーアン大聖堂》ルーアン美術館

ほかにもゴシック様式のサントゥーアン教会、フランボワイヤン様式のサン・マクルー教会などが旧市街に集まっています。

ジャンヌ・ダルクが処刑された旧市街広場とノートルダム大聖堂を結ぶ「大時計通り」には、有名な大時計もあります。

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ル・アーブル Le Havre

ル・アーヴルル・アーヴル

フランス北西部に位置するル・アーヴルは、古くから港街として栄えてきました。港湾の規模は、マルセイユに次ぎ2番目の大きさ。

対岸には印象派の画家や詩人が愛した小さな港街オンフルールもあり、この2つの街をノルマンディー橋がつないでいます。

ル・アーヴル サン・ジョセフ教会ル・アーヴル サン・ジョセフ教会

第二次世界大戦により、街のほとんどを破壊されてしまったル・アーヴルは、「鉄筋コンクリートの巨匠」と呼ばれた建築家Auguste Perretオーギュスト ペレによって再建されました。

この一帯は、「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」としてとして、2005年ユネスコの世界遺産にも登録されています。

またル・アーヴルは「印象派絵画の発祥地」でもあります。

モネ《印象、日の出(Impression, soleil levant)》マルモッタンモネ美術館モネ《印象、日の出(Impression, soleil levant)》マルモッタンモネ美術館

1872年にモネが描いた《印象、日の出 Impression, soleil levant)》(マルモッタン・モネ美術館所蔵)は、ル・アーヴルの夜明けの港を描いたもので、美術史の流れを変えました。

モネの描いた《印象 日の出》を求めてモネの描いた《印象 日の出》を求めて
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ドーヴィル Deauville

ドーヴィル Deauvilleドーヴィル Deauville

ノルマンディー地方の高級リゾート地であるドーヴィルは、映画「男と女」の舞台となり一躍人気を集めた港街です。

「ノルマンディーの真珠」と呼ばれ、高級ホテルはもちろん、カジノ、ヨット、競馬などハイクラスな余暇を楽しめる場所。

ドーヴィル Deauvilleドーヴィル Deauville

海岸には遊歩道の「レ・プランシュ」が続き、ビーチにはカラフルなパラソルが並びます。

ノルマンディー独特の美しい木骨組みの建物やカジノ、高級ブティックなど優雅な雰囲気の漂う街ですが、オフシーズンともなると静まり返ってしまうので、夏がおすすめです!

エトルタ Étretat

エトルタエトルタ

セザンヌが愛した海の景勝地「エトルタ」は、海に向かって切り立つ2つの石灰岩質の断崖で有名な場所。

浜の右手にあるのが「アモンの断崖」、左手にあるのが「アヴァルの断崖」です。

春のエトルタ春のエトルタ

アヴァルの断崖は特に有名で、「エトルタの針」と呼ばれる尖った岩が海面からそびえ立ちます。

どちらも歩いて断崖の頂上まで行くことができ、素晴らしい景色を堪能することができますが、風が強いので吹き飛ばされそうで怖かった(笑)

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コートダジュール地域の人気観光都市

ニース Nice

ニースの海と街のコントラストが美しいニースの海と街のコントラストが美しい

フランスの南東に位置するニースは、ヨーロッパ屈指のリゾートの街。

全長3.5キロに渡って続く海岸沿いの大通り「プロムナード・デザングレ」には、地中海を眺望できる最高級ホテルが立ち並んでいます。

ニースの中心部は徒歩でまわることができ、マセナ広場の東側には旧市街が広がります。

ニース旧市街ニース旧市街

細い路地が入り組んだ昔ながらの街並が残り、活気にあふれたマルシェも!

バロック様式のラスカリ宮殿やサン・ レパラート大聖堂をはじめ、カラフルな建物が続く街並は、どこか懐かしいイタリアの雰囲気も漂っている感じがしませんか?

ニースの港ニースの港

また旧市街の東側にある高台には、ニース城跡公園(キャッスルヒルパーク)があり、「天使の入江」を一望できる人気スポット!

mari
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また、ニースは、美術館の充実した街でもあります。
マティス美術館(Musée Matisse)マティス美術館(Musée Matisse)

マルク・シャガール美術館やマチス美術館、マセナ美術館、ニース近代・現代美術館、ジュール・シェレ美術館(ニース美術館)など魅力的な美術館がたくさん揃っています!

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エズ Èze

お天気の良い日に足を運びたいエズお天気の良い日に足を運びたいエズ

ニースとモナコの中間に位置するエズは、コート・ダジュールにある「鷹の巣村」のひとつ。

鷹の巣村とは、敵の襲撃を避けるために切り立った崖や岩山の上に作られた村のこと。

中世を彷彿とさせる可愛らしい街で、高台から眺める地中海は、息を呑むほどの美しさです。

夏のエズは緑がいっぱいでとってもきれい!夏のエズは緑がいっぱいでとってもきれい!

石造りの家々に入り組んだ石畳の路地は、まるで迷路のよう。

地中海を見下ろす旧城跡にある熱帯庭園も見逃せません!ここからの眺めは素晴らしく、天気がよければコルシカ島も見えますよ。

熱帯植物園で記念撮影熱帯植物園で記念撮影

体力に自信のある方は、ハイキングコースの「ニーチェの小道」もおすすめです。哲学者ニーチェが「ツァラトゥストラ」の想を得た場所であるといわれている山道です。

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サン・ポール・ド・ヴァンス Saint-Paul de Vence

サン・ポール・ド・ヴァンス Saint-Paul de Venceサン・ポール・ド・ヴァンス Saint-Paul de Vence

南フランスには、「鷹の巣村」と呼ばれる小さな村がたくさんあります。

ニースとアンチーブの間にあるサン・ポール・ド・ヴァンスもそのひとつで、丘の頂きにある城塞に囲まれた美しい村です。

ピカソやモジリアニなどの画家たちにも愛された村で、なかでもシャガールは、サン・ポール・ド・ヴァンスに20年間暮らしました。

村の墓地には、シャガールのお墓もあります。

シャガールの墓シャガールの墓

またサン・ポール・ド・ヴァンスから北西2㎞にあるマーグ財団美術館は、シャガールをはじめ、ミロ、マチス、カルダー、ブラック、ジャコメッティといった近代美術の巨匠たちの作品を数多く所有する美術館です。

ヴァンス Vence

「鷹の巣村」のひとつであるヴァンスは、ニースの北西約20㎞にある街です。ヴァンスの見どころは、旧市街とマチスの手がけたロザリオ礼拝堂です。

旧市街の市庁舎の向かいには、ノートルダム・ド・ラ・ナティヴィテ大聖堂がひっそりと立っています。

聖堂内には、マルク・シャガールが描いたモザイク画「モーゼの発見」があり、幻想的な世界を醸し出しています。

また旧市街から徒歩で約15〜20分のところには、マチスのロザリオ礼拝堂があります。

マチスは、晩年の4年間をかけてロザリオ礼拝堂を制作しました。真っ白な壁に色鮮やかなステンドグラスが印象的な礼拝堂です。

アンチーブ Antibes

アンティーブアンティーブ

ニースとカンヌの間にあるコート・ダジュールでも有数の高級リゾート地として知られるアンチーブ。

ヨーロッパ屈指のヨットハーバーがあり、豪華なクルーザーが停泊しています。

アンティーブ ヨットハーバーアンティーブ ヨットハーバー

アンチーブ の1番の見どころは、なんといってもグルマルディ城にあるピカソ美術館でしょう。

ピカソ美術館(Musée Picasso)ピカソ美術館(Musée Picasso)

アトリエを探していたピカソに、アンチーブ市はグルマルディ城の一室を提供します。

海の見える絶好のロケーションで創作に励んだピカソは、滞在中に制作した作品のほとんどをアトリエに残していきました。

その時の作品を中心に、1966年にオープンしたのがこのピカソ美術館です。

ちなみにピカソ美術館は世界に数カ所ありますが、アンチーブの美術館は世界で最初にできたピカソ美術館なんです。

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グラース Grasse

グラース Grasseグラース Grasse

ニースの西約30㎞にあるグラースは、丘の斜面に広がる「香水の街」として有名です。

世界でも有数の香水生産地で、なかでもフラゴナール、モリナール、ガリマールの3社は、老舗香水メーカーとして世界中に知られています。

おにちゃん
おにちゃん
世界で活躍する調香師の大半がグラース出身というから驚き!
グラース Grasseグラース Grasse

グラースの老舗香水メーカーでは工場見学ができ、併設したブティックでは、お土産に香水を購入することができます。

またガリマール社では、工場見学のほかに、オリジナルの香水作りが体験できます。

グラース Grasseグラース Grasse

ほかにも街の見どころとして、 古代から現代までの世界の香りに関する文化や歴史を紹介した国際香水博物館や18世紀の邸宅が博物館になったプロヴァンス美術歴史博物館もおすすめです。

カンヌ Cannes

カンヌ Cannesカンヌ Cannes

毎年5月に行われる国際映画祭でおなじみのカンヌは、ニースに次いで大きなリゾート地。

19世紀中頃から、イギリスの貴族たちがカンヌで冬を過ごすようになったのがリゾートの始まりです。

カンヌ Cannesカンヌ Cannes

海岸沿いに延びるクロワゼット大通りには、高級ホテルや一流ブティックが立ち並び、カンヌ国際映画祭のメイン会場として有名なパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレへと続きます。

旧港の先には旧市街があり、こちらは華やかなイメージのカンヌとは別世界です。

カンヌ Cannesカンヌ Cannes

旧港の西側には、城壁が残るシュヴァリエ山があります。山頂からは、カンヌの街並と海岸が見渡せる絶景スポットになっています。

サン・トロペ Saint Tropez

もともと小さな漁港だったサン・トロペ。

フランス人女性作家コレットが愛した街で、1950年代にブリジット・バルドーの映画「素直な悪女」の舞台となり、またたく間に高級リゾート地へと変貌しました。

港から少し奥まったところにあるアノンシアード美術館は、1922年に16世紀の礼拝堂を改装して作られた美術館。

海をこよなく愛し、サン・トロペに移り住んだ画家ポール・シニャックをはじめ、スーラやヴュイヤール、マチスなどの作品が展示されています。

プロヴァンス地域の人気観光都市

マルセイユ Marseille

旅人の心を掴んで離さないマルセイユの景色旅人の心を掴んで離さないマルセイユの景色

フランス最大の港街マルセイユ。

街の歴史は紀元前600年までさかのぼります。貿易の中心地として発展し、フランスでも有数の商業都市となりました。

小高い丘の上に立つロマネスク・ビザンチン様式のノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂は、街のシンボルです。

第2次世界大戦時の戦闘による銃弾の痕が壁に残り、歴史を物語っています。テラスからは、マルセイユの美しい街並や港を一望することができます。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からの眺めノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からの眺め

ほかにも聖ヴィクトールを祀ったサン・ヴィクトール修道院やネオ・ビザンチン様式のサント・マリー・マジョール大聖堂、市立美術館と自然史博物館が併設されたロンシャン宮殿など見どころがたくさんがあります。

また港の沖合3㎞のところに浮ぶイフ島は、アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」の舞台となった要塞で、実際牢獄として使われていた場所。

イフ島行きのフェリーイフ島行きのフェリー

フランス革命初期の中心的指導者だったミラボーもここに収容されたことで有名です。

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アヴィニョン Avignon

アヴィニョン教皇庁(法王庁)(Palais des Papes)アヴィニョン教皇庁(法王庁)(Palais des Papes)

フランス南東部に位置するアヴィニョンは、14世紀にローマから法王庁がこの地に移り、7人の法王が統治しました。

「法王のバビロン捕囚時代」と呼ばれる1309年から1377年まで、アヴィニョンは法王庁の役割を務めます。

アヴィニョンにある法王庁はその時の名残で、厚さ4m、高さ50mの堅固な外壁で囲まれた宮殿というよりは要塞。

ノートルダム・デ・ドン大聖堂(Notre Dame des Doms d'Avignon)ノートルダム・デ・ドン大聖堂(Notre Dame des Doms d’Avignon)

創設者ベネディクト12世が建てた北半分のパレ・ヴュー(旧宮殿)とクレメント6世が建てた南半分のパレ・ヌフ(新宮殿)からなります。

毎年7月に開かれるアヴィニョンフェスティバルは、国際的に有名な演劇フェスティバル。

1947年に演出家ジャン・ヴィラールによって設立され、さまざまジャンルのエンターテインメントが上演され、街中が活気にあふれます。

忘れてはいけないアヴィニョン もうひとつの見どころが、ローヌ川にかかるサン・ベネゼ橋!

サン・ベネゼ橋(Pont Saint Benezet)サン・ベネゼ橋(Pont Saint Benezet)

有名な「アヴィニョンの橋の上で」の歌に出てくる石橋で、22連のアーチに支えられた長さ900mの橋でしたが、洪水により橋の大部分が流されてしまいました。

現在は、4本の橋桁と聖ベネゼを祀るサン・ニコラ礼拝堂が残っています。

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エクス・アン・プロヴァンス Aix en Provence

エクスアンプロヴァンス中心地エクスアンプロヴァンス中心地

マルセイユの北25キロにあるエクス・アン・プロヴァンスは、かつてプロヴァンス伯爵領の首都として栄えた街。

17〜18世紀の建築が美しい旧市街には、街のいたるところに噴水があります。

エクサンプロヴァンス セザンヌの銅像エクサンプロヴァンス セザンヌの銅像

エクス・アン・プロヴァンスは学園都市としても有名で、人口の2割以上を学生が占めます。

セザンヌアトリエ(Atelier de Cézanne)セザンヌアトリエ(Atelier de Cézanne)

また近代絵画の父と呼ばれる画家ポール・セザンヌの故郷でもあり、街にはセザンヌの生家をはじめ、自ら設計したアトリエなど数多くの史跡が残ります。

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アルル Arles

アルルの円形闘技場(Arènes d'Arles)アルルの円形闘技場(Arènes d’Arles)

「芸術と歴史の街」として知られるアルルは、ローマ帝国時代に商業都市として栄えた街。

紀元前2世紀頃に造られた巨大な円形闘技場をはじめ、2本の円柱が残る古代劇場、ロマネスク様式のサン・トロフィーム教会、皇帝コンスタンティヌス1世によって建造されたコンスタンティヌスの共同浴場跡など、街のいたるところに古代遺跡があり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

マルシェで見つけたゴッホの置物がかわいい!!マルシェで見つけたゴッホの置物がかわいい!!

アルルといえば、ゴッホゆかりの地でもあります。

アルルの跳ね橋(Le Pont de l'Anglois)アルルの跳ね橋(Le Pont de l’Anglois)

ゴッホの代表作「アルルの跳ね橋」は、残念なことに第二次世界大戦で破壊されてしまったため、アルルから南へ3キロほど離れた運河に再現されました。

エスパス・ファン・ゴッホ(Espace Van Gogh)エスパス・ファン・ゴッホ(Espace Van Gogh)

またエスパス・ヴァン・ゴッホは、精神を病んだゴッホが療養生活を送った場所で、現在は図書館、メディア資料館、多目的展示会場などの総合文化センターで、アルルの重要な文化活動の拠点となっています。

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アミアン Amiens

パリの北に位置するアミアンは、「北の小ヴェニス」と呼ばれる美しい街です。

13世紀に建てられたゴシック様式のノートルダム大聖堂は、フランス最大の大きさで、ユネスコの世界遺産に指定されています。

聖堂に向かって右側にある南塔は、14世紀に建てられたゴシック・レイヨナン様式、左側にある北塔はゴシック・フランボワイヤン様式で、左右非対称のつくりになっています。

「石の百科全書」と称されるファサードの彫刻群は必見です!

夏とクリスマスの時期に行われる音と光のスペクタクルでは、幻想的な世界が味わえます。

ブルゴーニュ・フランシュコンテ地域の人気観光都市

ディジョン Dijon

パリの南東に位置するディジョンは、かつてブルゴーニュ公国の首都として栄えました。街のいたるところに、その面影を残す建物が残っています。

ディジョンに来たら、まず街のシンボル「フクロウ」を探しましょう!

フクロウの彫刻は、ディジョンのノートルダム教会の外壁にあります。

フクロウのお腹を左手でなでると願いが叶うといわれています。また街の道路には、フクロウのパネルが埋め込まれ、それに従って歩いていくと、ディジョンの主要観光スポットを回ることができます。

ディジョンの1番の見どころは、14〜15世紀にかけて建てられたブルゴーニュ大公宮殿。

ただ当時の姿をとどめているのは「衛兵の間」のみで、ほかは17世紀にヴェルサイユ宮殿の建築家マンサールによって増改築されています。

現在、宮殿の西側は市庁舎として使われ、東側はボザール美術館になっています。

宮殿の前に広がる美しいリベラシオン広場をはじめ、フランボワイヤン様式のサン・ベニーニュ大聖堂、ガリア・ローマ時代のコレクションが展示された考古学博物館、モーゼの井戸で有名な旧シャンモル修道院などが旧市街に集まっています。

ボーヌ Beaune

「ワインの里」と呼ばれるボーヌは、ブルゴーニュ公家が首都ディジョンに居を移す前に住んでいた街です。

城壁で囲まれた小さな旧市街には、観光スポットが集まっています。

ボーヌで絶対に外せない観光スポットといえば、オテル・デュ(市立病院)です。

1443年に建てられたゴシック・フランボワイヤン様式の建物で、モザイク模様の美しい瓦屋根が特徴です。

15世紀にロジェ・ヴァン・デル・ヴァイデンによって描かれた祭壇屏風画「最後の審判」は、フランドル絵画の最高傑作のひとつといわれています。

ところでボーヌ一帯は、「コート・ドール(黄金の丘)と呼ばれるワインの名産地。

ブドウ畑が続く丘陵地帯で、穏やかな気候に恵まれた地域です。オテル・デュでも60ヘクタールものブドウ畑を所有しており、ワインを生産しています。

そこで得た収益は、オテル・デュの設備や維持に使われています。

ヴェズレー Vézelay

小高い丘の上にあるヴェズレーは、「フランスで最も美しい村」のひとつに数えられ、ユネスコの世界遺産にも登録されている小さな集落です。

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに通じる巡礼の道の基点のひとつで、中世時代の雰囲気をそのままに残しています。

見どころは、丘の上に佇むサント・マドレーヌ・バジリカ聖堂。

マリア・マグダラの聖遺物を祀る聖堂が建てられ、ヴェズレーはフランスでも屈指の巡礼地として栄えます。

ところが1295年にサン・マクシマンでマリア・マグダラの聖遺物が発見され、教皇ボニファティウス8世によって認定されると、聖堂は新教徒や革命派によって破壊され、村は衰退してしまいます。

1840年に文化検察官で作家のメリメにより歴史的価値が認められると、建築家ヴィオレ・ル・デュックによって再建され、サント・マドレーヌ・バジリカ聖堂は見事に甦りました。

ブルターニュ地域の人気観光都市

サン・マロ Saint Malo

城壁に囲まれたサン・マロは、英仏海峡を望む港街です。フランス国王公認の海賊コルセールがここを拠点に活動し、17世紀末にはフランス随一の港街として栄えました。

今ではブルターニュ地方の人気観光地のひとつで、美しいエメラルドグリーンの海が広がります。

12世紀に築かれた堅固な城塞に囲まれた旧市街は、第二次世界大戦中に破壊されてしまいましたが、戦後忠実に復元されました。

城壁の遊歩道からは、サン・マロ生まれの作家シャトー・ブリアンの眠るグラン・べ島を見ることができます。

街の中心には、11世紀に建てられたサン・ヴァンサン大聖堂があります。

建物の大半は戦後に復元されたもので、様々な時代の建築様式が入り交じっています。

また街の歴史を紹介するサン・マロ歴史博物館では、カナダを発見したジャック・カルチエについての資料やコルセールにまつわる展示などがあります。

カルナック Carnac

キブロン湾岸沿いにある小さな街カルナックは、無数の巨石群が点在する街です。

紀元前3000年頃の巨石文化時代が生み出した世界でも珍しい遺跡を見ることができます。

一体何のためにこのような巨石群が分布しているのかまだ解明されていませんが、宗教や天文学的なものと考えられています。

垂直に立つメンヒル(立石)やテーブル型に横たわるドルメン(支石墓)、チュミュリュス(墳丘墓)などの形態があり、カルナックは「フランス先史時代の巨石文化遺跡の宝庫」といわれています。

先史時代のコレクションに興味のある方は、巨石遺跡に関する展示のあるカルナックの先史博物館もおすすめですよ!

アルザス・ロレーヌ・シャンパーニュ地域の人気観光都市

ストラスブール Strasbourg

アルザス地方の中心都市ストラスブールは、かつてドイツ領でもあったことから、フランスとドイツの2つの文化が融合した独自の文化をもつ街です。

イル川の本流と支流に取り囲まれた旧市街(グラン・ディル)は、ユネスコの世界遺産に登録されており、主要観光スポットが集まります。

アルザス地方独自の美しい木骨組みの家が建ち並ぶ「ラ・プティット・フランス(小さなフランス)」や「天文時計」で有名なノートルダム大聖堂、3つの博物館(考古学博物館・装飾博物館・ストラスブール美術館)が併設されたロアン宮殿など見どころが満載です。

またストラスブールといえば、冬の風物詩「マルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)」が有名です!

フランス最古のクリスマスマーケットとして知られるクリシュトキンデルスマリック・ブログリ広場のマルシェ・ド・ノエルをはじめ、ノートルダム大聖堂前やグーテンベルク広場などさまざまな場所で開かれます。

コルマール Colmar

ストラスブールの南に位置するコルマールは、奇跡的にも第二次世界大戦の被害が少なかったため、地方独特の古い街並が残ります。

なかでも「ラ・プティット・ヴニーズ(小さなヴェニス)」と呼ばれる運河沿いには、木骨組みの家々が立ち並び、メルヘンチックな風景が広がります。

コルマールを訪れたら絶対に見逃せないのが、旧市街外れにあるウンターリンデン美術館。

フランス屈指の美術館で、西洋宗教画の最高傑作といわれるドイツ人画家グリューネヴァルトの「イーゼンハイムの祭壇画」が展示されています。

ランス Lance

パリの東北東に位置するランスは、フランス歴代国王の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂で有名な街。

シャルル7世の戴冠式には、百年戦争を勝利に導いたジャンヌ・ダルクも列席しました。

ランスのノートルダム大聖堂は、隣接するトー宮殿、サン・レミ教会とともにユネスコの世界遺産に登録されています。

街の中心にそびえ立つゴシック様式のノートルダム大聖堂は、シャルトル大聖堂やアミアン大聖堂と並び、ゴシック様式の傑作のひとつと称されています。

西正門入口にある彫像「微笑みの天使」やシャガール作のステンドグラスは必見です!また近くには、ロマネスク様式のフジタ礼拝堂(正式名称:ノートルダム・ド・ラ・ペ教会)もあります。

オーヴェルニュ・ローヌアルプ地域の人気観光都市

オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方はフランス第2位の美食の土地。

2019年は94ものレストランがミシュランガイドで星を獲得。3つ星シェフはなんと9人に上ります。

また、世界的に有名なEvianエヴィアンVichyヴィシーを含む24のスパリゾートがあり、温泉好きの日本人には嬉しいですね♡

リヨン Lyon

パリに次ぐ第2の都市リヨン。

ソーヌ川の右岸にあるヴュー・リヨンと呼ばれる旧市街からクロワ・ルースにかけての地区は、歴史地区に指定されており、ユネスコの世界遺産に登録されています。

14世紀の天文時計で有名なサン・ジャン大司教教会をはじめ、フールヴィエールの丘の上に建てられたビンザンチン様式のノートルダム・ドゥ・フールヴィエール寺院、フランス最古の古代ローマ劇場など見どころが随所にあります。

またノートルダム・ドゥ・フールヴィエール寺院の北側にある展望台は、リヨンの街並を一望できる絶景スポット!

リヨンを訪れたら、観光だけでなく美味しい郷土料理を味わいましょう!

仏料理界の巨匠ポール・ボキューズのレストランはもちろん、グルメの街ならではの美味しいレストランがたくさんありますよ。

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リヨン人気観光地と見どころを地図付きでご案内|治安・行き方・おすすめ土産・ホテル リヨンはフランスの南東部に位置するローヌ・アルプ地方の中心都市としてガリア・ローマ時代から繁栄し、パリに次ぐフランス第2の都市。...

アヌシー Annecy

アヌシーは、スイス国境に近いアヌシー湖のほとりにある街。

夏は避暑地として、冬はスキーリゾート地として人気の高い観光地で、「フランスのヴェニス」と呼ばれています。

「サヴォワの宝石」と称される世界屈指の透明度で知られるアヌシー湖の周辺には、美しい山岳風景が広がり、ただ歩いているだけで心が癒されます。

ティウー運河沿いの旧市街には、歴史的建造物のパレ・ド・リルや中世の面影を残す家々が立ち並び、旅情をかきたててくれます。

mari
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また、アヌシーは哲学者ジャン・ジャック・ルソーゆかりの地としても知られています。

ジャン・ジャック・ルソー通りには、ルソーがヴァラン夫人と出会った司教館が残っているのでぜひ足を運んでみてください。

アヌシー湖畔にあるシャン・ド・マルス公園とヨーロッパ庭園つなぐ橋「ポン・デ・ザムール(愛の橋)」は、恋人たちの人気デートスポット。

この橋の上でキスをすると、永遠に幸せになれるそうです♡

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シャモニー=モン=ブラン Chamonix-Mont-Blanc

フランスの東部に位置するシャモニー・モンブランは、登山やスキーの山岳リゾート地。

ヨーロッパ最高峰といわれるモンブランの北側の麓にある街で、4,000m級の山々に囲まれています。

小さな山村だったシャモニー・モンブランを有名にしたのは、水晶採掘人のジャック・バルマと医師ミッシェル・パカールで、当時「魔の山」と恐れられていたモンブランの登頂に成功しました。

シャモニー・モンブランの1番の見どころである「エギュイユ・デュ・ミディ」は、モンブランを間近で見ることのできる展望台です。

街からロープウェイで登ることができ、南峰・北峰・中央峰の3ヶ所には展望台があり、そこから絶景が楽しめます。

また「メール・ドゥ・グラス」はフランス最大の氷河で、景勝地として有名。

氷河の下にはトンネルもあり、神秘的な氷の彫刻を見学することができますよ。

足に自信のある方は、ハイキングコースのあるプレヴァン展望台もおすすめです。

プレヴァンからの眺めは素晴らしく、モンブランの中腹からシャモニーの谷へと落ちるように見えるボゾン氷河は圧巻です!

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オクシタニー地域の人気観光都市

ニーム Nîmes

フランス最古のローマ都市として知られるニーム。古代ローマ時代の巨大な円形闘技場をはじめ、紀元前1世紀に建てられた神殿メゾン・カレ、ラ・フォンテーン庭園にあるディアヌの神殿とマーニュ塔など、街のいたるところにローマ遺跡が残っています。

ニームとアヴィニョンの中間には、古代ローマ時代に造られた巨大な水道橋ポン・デュ・ガールがあります。

ガール川にかかる長さ275m、高さ49mの3層のアーチ型石橋で、50㎞も離れたユゼスの泉からニームまで1日に約2万㎡の水を引いていました。「フランスの偉大な景勝地」に指定されており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

トゥールーズ Toulouse

フランス西南部に位置するフランス第6の都市トゥールーズ。

エアバスを中心とする航空機産業の盛んな街で、トゥールーズ大学を中心に7万人以上の学生を擁す大学都市としても有名です。

赤レンガの建物が建ち並ぶ「バラ色の街」と呼ばれる旧市街には、ユネスコの世界遺産サン・セルナン・バジリカ大聖堂をはじめ、壮麗な赤レンガ造りの市庁舎とキャピトル劇場のあるキャピトル広場、13世紀に建てられたジャコバン修道院など、観光名所が集まります。

トゥールーズの発展を支えたのが、ユネスコの世界遺産に登録されているミディ運河。

17世紀に造られたガロンヌ川と地中海を結ぶ全長約240㎞の運河で、貿易の重要な役割を果たしました。

カルカッソンヌ Carcassonne

歴史的城塞都市と呼ばれるカルカソンヌは、「カルカッソンヌを見ずして死ぬなかれ」といわれるほどの人気観光地。

中世時代にタイムスリップしたかのような幻想的な世界が広がる魅力的な街で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

日本だけでなく世界中でも大人気の「進撃の巨人」の舞台と驚くほど似ていることから、漫画のモデルになった場所といわれています!

カルカッソンヌの見どころは、難攻不落の城といわれた二重の城壁を巡らした旧市街ラ・シテ。

ラ・シテの入り口には、カルカッソンヌの名前の由来となった女領主カルカスの胸像があります。

また城郭内のコンタル城やロマネスク様式とゴシック様式の融合したサン・ナゼール・バジリカ聖堂も必見です。

ヌーヴェル=アキテーヌ(バスク地方)地域の人気観光都市

ボルドー Bordeaux

ワインの産地として世界的に有名なボルドー。ワイン好きならシャトー巡りをお目当てに訪れる人も多いはず!

高級ワインで有名なメドックやサンテミリオン、貴腐ワインで有名なソーテルヌなど、事前に予約をすればワイナリーを見学することができます。

ボルドーの見どころはワインのみにあらず!「月の港ボルドー」と呼ばれる歴史地区は、ユネスコの世界遺産に登録されており、歴史的建造物が数多く残されています。

「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されているサン・タンドレ大聖堂とサン・ミッシェル大聖堂をはじめ、ブルス広場の水鏡、コメディ広場にあるボルドー大劇場、ヨーロッパ最大の広さを誇るカンコンス広場など見どころが盛りだくさんです。

ペリグー Périgueux

フランス南西部に位置するペリグーは、トリュフやフォアグラで有名な美食の街。

ガリア・ローマ時代に栄えた街で、ラ・シテ地区には、ガリア・ローマ時代の神殿遺跡「ヴェソーヌの塔」や古代円形闘技場跡が残っています。

またロマノ・ビザンチン様式のサン・フロン大聖堂は、パリのサクレ・クール寺院を手がけたアバディの設計で、ユネスコの世界遺産に登録されています。

ラスコー Lascaux

ボルドーの東に位置するヴェーゼル渓谷には、先史時代の遺跡が点在しています。なかでも世界的に有名なのがラスコー洞窟。

ラスコーの洞窟のあるモンティニャックは、ドルドーニュ川の支流ヴェーゼル川にたたずむ小さな街です。

1948年にラスコー洞窟は一般公開されましたが、壁画を保護するため閉鎖され、現在はモンティニャックから2㎞離れたところにレプリカ洞窟の「ラスコーⅡ」が作られました。複製とはいえ、精巧に作られた壁画は見応え十分です!

リモージュ Limoges

フランスの中部に位置するリモージュは、「磁器の街」として名高い街。

古くからフランスの高級陶磁器と七宝焼で知られる伝統工芸の街で、アドリアン・デュブーシェ国立磁器博物館には、リモージュ焼の陶磁器コレクションをはじめ、ヌヴェール、ルーアン、セーヴルなどフランス国内の陶磁器、オランダ、イギリス、東洋の陶磁器など世界中の磁器コレクションが展示されています。

また博物館の近くには、リモージュ焼の老舗ベルナルドとロワイヤル・リモージュの工房があり、事前に予約をすれば見学することができます。

歴史的建造物に指定されたサン・テティエンヌ大聖堂や七宝焼コレクションを所蔵するリモージュ市立博物館もリモージュの観光名所として見逃せません!

ラ・ロシェル La Rochelle

大西洋沿岸にある港街ラ・ロシェルは、中世の貿易都市として名を馳せた街。

真っ先に目に飛び込んでくるのが、大西洋沿岸にそびえるラ・ロシェルのランドマークである3つの塔です。

ドンジョンのサン・ニコラ塔、火薬庫だったシェンヌ塔、灯台のランテルヌ塔で、かつて要塞の一部でしたが、16〜18世紀にかけて牢獄として使われていました。

港を望む大時計台をくぐると旧市街が広がります。

ラ・ロシェルの18キロ沖合に浮かぶ要塞フォール・ボワイヤールやラ・ロシェルから全長3㎞の橋でつながる避暑地として人気のレ島(イル・ド・レ)も観光におすすめです!

バイヨンヌ Bayonne

フランス南西部、スペインの国境近くに位置するバスク地方の中心都市バイヨンヌは、独自の文化を築き上げた歴史ある街。

ベレー帽の発祥の地といわれ、生ハム(ジャンボン・ド・バイヨンヌ)の街としても有名です。

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またヨーロッパに初めてカカオが伝わった街がバイヨンヌでした!

アドゥール川から分岐したニーヴ川を挟み、バイヨンヌは東西2つの地区に分けられます。

西側のグラン・バイヨンヌには、ユネスコの世界遺産であるサント・マリー大聖堂やヴュー城、東側のプチ・バイヨンヌには、バスク博物館やボナ美術館があり、街の見どころになっています。

ビアリッツ Biarritz

大西洋の高級リゾート地ビアリッツは、古くから王侯貴族の保養地として愛されてきた街。

19世紀に皇帝ナポレオン3世が王妃ウージェニーのために建てた離宮は、現在イギリスの王室も利用するという高級ホテル「オテル・デュ・パレ」になっており、近くにはカジノもあります。

「大西洋岸の宝石」といわれ、夏になると世界中から観光客が集まります。

メインビーチのグランド・プラージュは、フランスのサーフィンのメッカとしても有名です。

その他の人気観光都市

コルシカ島 Corse

イタリア半島の西に位置するコルシカ島は、ナポレオンの故郷として有名な島です。

島の西海岸にあるアジャクシオは古い港街で、ナポレオンの生まれ故郷。そのためナポレオンの生家をはじめ、ナポレオン記念館、アウステルリッツ広場のナポレオン像、ナポレオンが洗礼を受けたノートルダム・ド・アソンプション大聖堂など、街のいたるところにナポレオンゆかりの観光スポットがあります。

コルシカ島は美しい砂浜をもつリゾート地としても有名で、「地中海に浮かぶ最後の楽園」と呼ばれています。

コルシカ島の南に位置するボニファシオは、景勝地として知られ、海に向かってそそり立つ石灰岩の断崖絶壁とその上に広がる中世の街並が美しい街です。

また北に位置するサン・フロランは、地中海でも有数のターコイズブルーのビーチで有名な街です。

ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されているポルト湾は、コルシカ島西部のカルヴィとアジャクシオの中間にあります。このように場所によって全く異なる顔をもつコルシカ島は、豊かな自然に囲まれた魅力あふれる島です。

フランスの地方都市まとめ

かなりのボリュームになってしまいました。

日本と同様、フランスにも多種多様な風景や観光スポットがあり、満足ゆくまで旅をするには何年もかかってしまいそうです。

これから死ぬまでに何度でも訪れたい街ばかりで時間が全然足りませんが、これからもフランスを隅々まで旅したいと思います!

パリに訪れるなら一度は泊まってほしい!

パリでぜひ泊まっていただきたいのがオテル リッツ パリ!!

ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。

サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。

かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。

ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。

絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!

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