雄大なアルプスに囲まれた湖畔の街Annecy。
「フランスのヴェニス」とたとえられるほど美しい街で、哲学者ジャン・ジャック・ルソーゆかりの地でもあります。
そのため街の至るところにジャン・ジャック・ルソーにまつわるスポットを見つけることができ、ファンにはたまらない場所となっています。
今回は、人々の心を魅了してやまないアヌシーのおすすめ観光スポットをご紹介します!
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このページの目次
アヌシーの観光情報
photo by jean-louis Zimmermann
アヌシーは、フランス東部オート・ザヴォア県にある湖畔の街。
豊かな大自然に恵まれたこの街は、夏は避暑地として、冬はスキーリゾート地として一年を通して自然を満喫することができます。
美しい景観が堪能できるのも、雄大なアルプスや渓谷、湖のおかげです。
中世時代を思い起こさせるアヌシーの旧市街は、旅行者に大人気のスポットで、いつも人が絶えません。
街自体は小さいので1日あれば全体をまわれきれてしまいますが、時の流れに身をまかせて過ごすのも贅沢な時間が味わえておすすめですよ。
観光の注意点
アヌシーは治安の良い街として知られていますが、観光客の賑わう場所では貴重品の入った荷物に十分注意しましょう。
フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
アヌシー(annecy)の観光名所と見どころ
1. アヌシー湖

アヌシー湖は「サヴォワの宝石」とたとえられた美しい湖。
アルプスに囲まれた豊かな大自然の恩恵を受けたアヌシー湖の透明度の高さは、ヨーロッパで一番ともいわれています。
アヌシー湖を周遊できる遊覧船があり、船からの美しい景観を楽しんでみてはいかがでしょうか?
またポン・デ・ザムール周辺では、貸しボートを借りることができるので、のんびり自然とふれあうのもおすすめ!
アヌシー湖では遊泳はもちろん、ウィンドサーフィンやヨット、水上スキーなどのウォータースポーツが人気です。また湖の周辺では、サイクリングやパラグライダー、トレッキングなども楽しめますよ♪
2. 旧市街
清涼感あふれるアヌシーの旧市街は「フランスのヴェニス」と称され、風情ある街並が続きます。
中世の面影を残す旧市街には小さな路地がたくさんあり、街散策が楽しめますよ!運河沿いに密集した家々には、色鮮やかな花で飾られ、その美しさに心奪われます。
3. 旧市街のマルシェ
週に3回、旧市街でマルシェが開かれます。新鮮な野菜や果物、肉、魚などの生鮮食材はもちろん、チーズやワイン、ソーセージ、ジャムなど地元の特産品が手に入ります!
活気にあふれたマルシェは見て歩くだけでも十分に楽しめますが、せっかくの機会、地元ならではの特産品を味わってみてはいかがですか?試食をさせてくれる場合もありますので、気さくに話しかけてみましょう。
4. パレ・ド・リル

フランス好きの方なら一度は写真で目にしたことのある風景ではないでしょうか。
ティウー運河の中州に建つ要塞のような堅固な建物は、アヌシーの観光名所の1つ「パレ・ド・リル」です。
12世紀にジュネーブ伯爵の宮殿として建てられました。その後牢獄や裁判所として使われ、現在は歴史博物館になっています。パレ・ド・リルは、1900年に歴史的建造物に指定されました。
パレ・ド・リル | |
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住所 | 3 passage de l’Ile 74000 Annecy 地図 |
行き方 | パリのLyon駅からTGVでAnnecy駅まで約3時間40分。アヌシー駅からパレ・ド・リルまで徒歩約10分。 |
時間 | 10:30-18:00(6月1日-9月30日) 10:00-12:00 14:00-17:00(10月1日-5月31日) |
定休 | 火曜日、1月1日、イースターマンデー、5月1日、5月8日、昇天祭、11月1日、11月11日、12月24日、12月25日 |
料金 | 大人5.6ユーロ 子供3ユーロ(12歳以下無料) |
HP | http://musees.annecy.fr/eng |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
5. ポン・デ・ザムール
「愛の橋」と呼ばれる「ポン・デ・ザムール」は、パキエ公園とヨーロッパ公園を結ぶ橋で、恋人達のデートスポットとして有名な場所です。
この橋の上でキスをした恋人達は、永遠に幸せになれるのだとか!ロマンチックですね♡
アヌシーのお土産
Les 2 Marmottes(レ・ドゥ・マルモット)のハーブティー
「2匹のマルモット」というチャーミングな名前のハーブティー。
種類が豊富で、香り高いハーブティーが楽しめます♪スーパーで気軽に手に入るので、お土産にピッタリです。

サヴォワ地方のワイン
サヴォワ地方のワインはそれほど有名ではありませんが、スイス国境のレマン湖畔から流れ出るローヌ川沿いや支流のイーゼル川沿いにブドウ畑が点在しています。
主に白ワインの生産が中心で、山岳地ワインならではの軽やかで、かつ爽やかな味わいを特徴としています。
地元ならではの美味しいワインを手に入れたいのなら、ぜひおすすめですよ!

アヌシーへの行き方・アクセス・最寄り駅
パリから電車で行く場合
パリのLyon駅からTGVでAnnecy駅まで約3時間40分。
時間帯によっては直通がなく、TERに乗り換える必要がありますのでご注意ください。
アヌシー駅から街の中心部までは、徒歩12分ほど。
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリから車で行く場合
パリから高速道路A6号線を南下し、アヌシー方面に向かって進みます。
分岐点でA6BからA6B/E15へ、次の分岐点でA40、A40/E21/E62へと進みます。13出口からA41に入りアヌシー方面へ。出口を出て、アヌシーまで標識に従って進んでください。
パリからアヌシーまで所要時間は約5時間30分。
アヌシー周辺の治安
アヌシーは治安の良い街です。自然が豊かで、街中は安心して歩くことができます。
とはいえ、パリからアヌシーまでの電車移動では日本と違ってスリやひったくりをはじめとする犯罪への警戒が必要。
また、電車に限らずフランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
スリや犯罪への対策をしよう
まず、現金は多く持ちすぎず50ユーロ前後、多くても100ユーロ以内におさめて、基本はクレジットカード決済を心がけましょう。
現地で急に現金が必要になった場合は、クレジットカードの海外キャッシング機能を使って現地の銀行ATMで現金を引き出すことができますし、手持ちの現金は少なくて大丈夫。
さらに、貴重品は肌身離さずシークレットポーチで管理するのがおすすめ。
パリに行くときは必ずこのセキュリポを使うようにしていて、何度もスリから救われました。
また、わたしたちはファスナー付きのカバンを使ったり、旅行者と思われてスリの標的にされないために、地域に馴染んだ服装を選ぶことも意識しています。
夜に帰宅することが多いホテルは治安の良い地域を選ぶのもポイント。
“知っている”と防げることも多いので、出国前に防犯を意識した準備とスリや犯罪の手口を予習しておきましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、フランスへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入りましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
そのほかクレジットカードについては「フランス・パリ旅行に必携!現地で使えるおすすめクレジットカード」の記事で詳しく解説しています。
アヌシーをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
避暑地として人気のアヌシーは夏は過ごしやすく、冬は非常に寒いです。
どの季節も素晴らしいのですが、やっぱり夏がおすすめです。


ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
地方にしか行かないという方は分冊版がおすすめです。通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
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まとめ
アヌシー湖畔には、ヨーロッパ公園やシャン・ド・マルス公園、パキエ公園など広大で美しい公園がいくつもあり、地元の人たちの憩いの場所となっています。
時間に余裕があれば、青く澄みきったアヌシー湖のほとりでのんびりと過ごし、豊かな大自然に癒されてみてはいかがでしょうか?
アヌシー | |
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住所 | 74000 Annecy 地図 |
行き方 | パリのLyon駅からTGVでAnnecy駅まで約3時間40分。 時間帯によっては直通がなく、TERに乗り換える必要がありますのでご注意ください。 アヌシー駅から街の中心部までは、徒歩12分ほど。 |
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サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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