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フランス土産の人気おすすめバター10選と在住者が教える選び方のコツ

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マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム
当ブログ「フランスボックス」はフランスが大好きな旅ブロガーのマリと、パリに2年間芸術留学していたねるのふたりで運営しています。 インスタX(Twitter)ではブログに載せていない写真や、日々の様子も発信しています。記事が役に立ったらSNSや友人にシェアしてくださると嬉しいです!
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mari
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ボンジュー!フランスボックスのマリ(@mari_ohayotourism)です。

フランスでぜひ買って帰りたいおすすめ土産のひとつといえばバター!

フランスのバターは日本のバターよりも味が濃厚でとっても美味しいのです。

有名どころだと、エシレやボルディエの名前を聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。

エシレ、ボルディエのバターエシレ、ボルディエのバター

フランスのバター売場はあまりにも種類が豊富で、どのバターを購入すればよいのか迷ってしまうほど。

かわしまねる
かわしまねる
スーパーですら商品が多すぎて驚きます!

当ブログ「フランスボックス」では、在住者ならではの豊富な知識で、フランスバターの種類、選び方のコツ、おすすめ銘柄、購入するのに最適なお店など詳しくご紹介していきます。

そして、わたしたち自身が実際に購入して食べ比べした感想も合わせてシェアしていきますね!

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フランスバターの種類と選び方のコツ

日本では無発酵バターが主流ですが、ヨーロッパでは発酵バターが主流

せっかくのフランス土産なら発酵バターか生バターを選ぶのがおすすめですが、いくつか抑えておきたいポイントがあります。

フランスバターの種類と特徴

フランスバターには代表的なもので以下の3種類があります。

  1. Beurre non fermentéブール ノン フェルマンテ(無発酵バター)
  2. Beurre fermenté(ブール フェルマンテ発酵バター)
  3. Beurre cruブール クリュ(生バター)

ヨーロッパで主流の発酵バターとは、バターを作る過程で原料となるクリームに乳酸菌を加えて発酵させたもので、コクのあるミルキーな風味が味わえます。

さらに無塩と有塩バターがあり、有塩バターは塩分量の異なる2種類のバターがあるのでちどれを選ぶか注意してくださいね!

  1. Douxドゥー(無塩)
  2. Demi-Selドゥミ セル(有塩:塩分量0.5〜3%)
  3. Saléサレ(有塩:塩分量3%)
Douxドゥー(無塩)バターDouxドゥー
Demi-Selドゥミ セル(有塩:塩分量0.5〜3%)Demi-Selドゥミ セル
Saléサレ(有塩:塩分量3%)Saléサレ
かわしまねる
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商品のパッケージに表記されているのでよく見て購入しましょう

フランスバターの選び方と注意点

わたしが日本に帰国する時は発酵バターを選ぶことが多いです。

なぜなら生バターは日持ちしないから。バター好きでかなり消費する人にはおすすめですが、そうでない人には賞味期限が少しでも長いほうがおすすめ。

注目したいポイントは2つ

バター選びで注目すべきポイントは

  • 産地
  • A.O.P認定製品かどうか

これだけ見ておけば、あとは自分の予算内で好きな組み合わせを選んでみてはいかがでしょうか。

mari
mari
産地や有名ブランドは後述しているのでぜひ参考にしてみてくださいね

賞味期限と梱包に注意

フランスバターの賞味期限は大体1ヶ月から2ヶ月と日本のバターと比べて短いものが多いので、すぐに渡せない場合はやめておいたほうがいいと思います。

また、日本のバターはホイルで巻いた上に紙のボックスで非常に丁寧に梱包されているのが一般的ですが、フランスのバターは違います。

薄い紙に包まれているだけのタイプもあるので、しっかり梱包しないと持ち帰りの途中で大変なことになってしまうかも。

ギャラリーラファイエットの真空パックギャラリーラファイエットの真空パック

梱包方法、気温、時間によって無事に持ち帰ることができるかは変わってきます。

かわしまねる
かわしまねる
持ち帰り方は後述しているので参考にしてみてくださいね

相手の好みをリサーチしておこう

最後にバターを選ぶときに大切なのは、送り手の好みを知っておくことです。

フランスバターには季節限定のフレーバーが楽しめるブランドなどもあるので、ベーシックなものが良いか、ちょっと変わったものが好きか知っていると◎

有塩にするか無塩にするかの選択肢もあるので、プレゼントに考えている場合はあらかじめ好みを尋ねておきましょう。

在住者が選ぶおすすめフランスバター土産10選

ここからは有名なブランドからぜひ知って欲しい産地まで、おすすめのフランスバターを紹介していきます。

  • エシレ
  • ボルディエ
  • ベイユヴェール
  • フォンテーヌ・デ・ヴーヴ
  • オー・ボン・ブール
  • イズニー・サント・メール
  • セル・ドゥ・メール
  • パンプリー
  • ル・ガル
  • モノプリグルメのバター

先述したとおりバターは賞味期限が短いものも多いので、一度の旅行でたくさんの種類を試すのは難しいかもしれませんが、お気に入りを見つけてみてください。

エシレ(ÉCHIRÉ)

エシレバターはフランス中西部のポワトゥー・シャラント地方にあるエシレ村で作られている発酵バターで、芳醇な香りとまろやかな口溶けが特徴です。

フランス政府からA.O.P.認定(製造地域や原料、製造工程などの規定を満たした商品にのみ付与する認証)を受けており、温暖な気候によって育まれる土壌を生かしながら、昔からの伝統的な製法で作られています。

日本でも手に入りますが、かなりのお値段がしますよね。フランスでは手頃な価格で手に入るので、お土産に持ち帰ると喜ばれます。

ボルディエ(BORDIER)

ボルディエ(BORDIER)バターボルディエ(BORDIER)バター

ボルディエバターといえば、ミシュラン星付きレストランのシェフたちが愛用するブルターニュ地方産の発酵バター。

こちらも伝統な製法で作られた手作りバターで、口当たりがとても滑らか。ミルクの香りが口の中に広がり、一度食べたらやみつきになる美味しさです♡

ボルディエ(BORDIER)バターボルディエ(BORDIER)バター

有塩と無塩バターのほか、海藻や唐辛子、スモークソルト、柚子、にんにく&ハーブ、レモン&オリーブオイル、そば粉、バニラなど、さまざまなフレーバーが楽しめるのも魅力です。

季節限定フレーバーもあるので、そちらもお見逃しなく!

ベイユヴェール(Beillevaire)

ベイユヴェール(Beillevaire)バターベイユヴェール(Beillevaire)バター

フランスの生バターの代表格に挙げられるのが、ペイ・ド・ラ・ロワール地方産のベイユヴェール。

生バターとは生乳から作られたバターのことで、殺菌されたクリームから作られた一般的なバターと違い、無殺菌のミルクから作られています。

そのため賞味期限も1ヶ月と発酵バターに比べ短め。

ベイユヴェール(Beillevaire)バターベイユヴェール(Beillevaire)バター

生乳本来の美味しさが詰まっており、とろけるような柔らかさで上品な味わいですよ♡

フォンテーヌ・デ・ヴーヴ(Frontaine des Veuves)

フォンテーヌ・デ・ヴーヴバターは、シャラント・マリティーム県の村の酪農家たちによって作られている生バター。

経営困難に陥り、一時存続も危うい時期がありましたが、大手バターブランドのパムプリーが存続に一役買いました。

村以外の生乳は一切使わず、水にもこだわって作られるバターで、「幻のバター」といわれるほど希少。

ミモザ
ミモザ
口に入れた瞬間溶け出す濃厚な味わいは、一度食べたら忘れられません。

オー・ボン・ブール(AU BON BEURRE)

オー・ボン・ブール(AU BON BEURRE)オー・ボン・ブール(AU BON BEURRE)

オー・ボン・ブールバターは、ノルマンディー地方のボーランクール村で作られている発酵バター。

20ℓの牛乳から作られるバターはたったの1kgというこだわりようで、ミルクを凝縮したようなクリーミーで濃厚な味わい。

量産できないため希少価値が高く、パリでも手に入れるのがなかなか難しい代物です。

イズニー・サント・メール(Isigny Sainte-Mère)

イズニー・サント・メール(Isigny Sainte-Mère)イズニー・サント・メール(Isigny Sainte-Mère)

イズニー・サント・メールバターは、ノルマンディー地方のイズニー村で作られている発酵バター。軽やかな口溶けと優しいミルクの風味が特徴です。

かわしまねる
かわしまねる
市販のバターのような脂っこさがなく上品な味わいで、すくってそのまま食べたくなるほどの美味しさ♡

ミルク本来の甘味をじっくり味わいたい方には、無塩タイプのバターがおすすめ!口の中でふんわり溶けて、ミルクの風味が広がります。

日本では無塩バターはお菓子作りのためによく使われますが、フランスの星付きレストランなどでは、パンに無塩バターが添えられて出てきたりします。

セル・ドゥ・メール(Sel de Mer)

セル・ドゥ・メール(Sel de Mer)セル・ドゥ・メール(Sel de Mer)

Grand Fermageグラン フェルマージュ社の作るセル・ドゥ・メールは、フランスの伝統と権威ある「農業コンクール」有塩バター部門で金賞を受賞した発酵バター。

ノアールムティエ産の「Fleur de selフルール ドゥ セル(塩の花)」と呼ばれるミネラルたっぷりの海塩が練り込んであり、ジャリっとした塩の歯ごたえが食感のアクセントになっています。

バゲットにたっぷりのバターをのせて食べるのがフランス流。フランスの1人当たりのバター年間消費量が8kgという数値も納得(笑)

パンプリー(PAMPLIE)

パンプリー(PAMPLIE)パンプリー(PAMPLIE)

パンプリーバターは、エシレバターで知られるエシレ村のお隣のパンプリー村で作られています。

肥沃な土壌で育った牛のミルクは、味わい深くコクがあり、そのミルクで作ったバターは、そのまま良質なバターとなります。

ポワトゥー・シャラント産のミルクで作られたパンプリーバターは、フランス政府からA.O.P.認定を受けています。

有塩バターには、塩の産地イル・ド・レ産の「Fleur de selフルール ドゥ セル(塩の花)」が使われており、一時日本にも出店していた人気ブーランジェリーDU PAIN ET DES IDÉESデュ パン エ デジデ御用達のバターです。

ル・ガル(Le Gall)

ル・ガル(Le Gall)ル・ガル(Le Gall)

ル・ガルバターは、ブルターニュ地方のカンペールで作られている発酵バター。

ブルターニュ地方といえば、ノルマンディー地方とともに良質な乳製品の名産地です。

また上質な塩の産地としても知られており、ゲランドの塩で有名なゲランド塩田もあります。

有塩バターには、そのゲランドの「Fleur de selフルール ドゥ セル(塩の花)」が使われています。

まろやかで、ほんのりミルクの甘みを感じるバターで、パンと相性抜群ですよ!

モノプリグルメのバター

モノプリグルメのバターモノプリグルメのバター

モノプリは自社ブランド商品として、「モノプリ」商品のほか、「モノプリグルメ」と「モノプリBIO」の3種類を展開しています。

特にモノプリグルメは、スーパーブランドといっても侮れません。

上記でご紹介したブランドバターに比べて若干お値段もお安いので、予算を抑えたい方、ブランドにこだわらずバターの食べ比べをしたい方におすすめです!

フランスバターの持ち帰り方と注意事項

日本のバターはホイルで巻いた上に紙のボックスで梱包なんて丁寧すぎるくらいしっかり包装されていますが、フランスのバターは違います。

薄い紙に包まれているだけのタイプもあるので、しっかり梱包しないと持ち帰りの途中で崩れてしまうかも!

購入したバターはホテルで冷凍し、ラップで包みます。その後保冷バックに入れ、ジップロックに包み、再度ビニール袋にいれて梱包しましょう。

日本から持参するもの

  • ラップ
  • ジップロック
  • 保冷剤or冷えピタなど
  • 発泡スチロール箱 or 保冷バック

どの種類を購入したのか、梱包方法、気温、時間によって無事に持ち帰ることができるかは変わってきます。

日本に持ち帰ったバター

わたしの場合は冬場ということもあり大丈夫でしたが、あくまで自己責任でお願いします!

パリでバター土産を購入するのにおすすめのお店

最後におすすめ購入場所をご紹介します。

フランスではどこのスーパーに行っても驚くほどたくさんの種類のバターが並んでいますが、高級バターはスーパーで手に入らないためデパートの食品館で探しましょう。

高級バターのラインナップはこんなかんじ→ボルディエ、ベイユヴェール、オー・ボン・ブール、フォンテーヌ・デ・ヴーヴなど

逆に、スーパーでも手に入るエシレ、イズニー、セル・ドゥ・メール、ル・ガルなどのブランドは、デパートで買うよりスーパーで購入した方が安く手に入ります。

ギャラリーラファイエット・グルメ館 Galeries Lafayette Gourmet

ギャラリーラファイエット・グルメ館 Galeries Lafayette Gourmetギャラリーラファイエット・グルメ館 Galeries Lafayette Gourmet

オペラ座のすぐ隣にあるギャラリーラファイエットは、アクセスがとても便利で、ファッションから食料品までなんでも揃います。

ギャラリーラファイエットのグルメ館では、品質の高い商品がずらり!

お値段はスーパーに比べて高めですが、お土産に喜ばれそうな見た目が可愛くてお洒落なものがたくさん置いてあります。

ギャラリーラファイエットの真空パックギャラリーラファイエットの真空パック

バターをお土産に購入する日本人が多いので、店員さんに頼めば無料で真空パックをしてくれます。

ギャラリー・ラファイエットのグルメ館1階「DUCLOT LA CAVEデュクロ・ラ・カーブ」には、450㎡の素晴らしいワインセラーがあるので、バターとあわせて選んでみてはいかがでしょうか。

ギャラリー・ラファイエット・グルメ館
住所 35, boulevard Haussmann 75009 Paris 地図
最寄り 7,9号線Chaussée d’Antin La Fayetteショセ・ダンタン・ラ・ファイエット
営業時間 9:30-21:00(月〜土)11:00-20:00(日、祝日 )
HP https://haussmann.galerieslafayette.com/en/

関連記事ギャラリー・ラファイエット完全攻略!欧州最大規模の老舗デパートでお買い物

ラ・グランド・エピスリー・ドゥ・パリ La Grande Épicerie de Paris

圧巻のバターコーナー圧巻のバターコーナー

パリでグルメなお土産を探すのなら、老舗デパート「ル・ボン・マルシェ」のグルメ館「ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ」がおすすめです。

バターの品揃えも豊富で、無料で真空パックしてくれますよ!

ラ・グランド・エピスリー・ドゥ・パリ
住所 38 Rue de Sèvres, 75007 Paris 地図
最寄り 10,12号線Sèvres Babyloneセーヴル バビロン
営業時間 8:30-21:00(月〜土)10:00-20:00(日)
HP https://www.lagrandeepicerie.com/fr/index

モノプリ Monoprix

モノプリはパリにある代表的なスーパーマーケット。

酪農大国だけあってバターの品揃えはかなり充実しています。

手に入らない高級バターもありますが、大手のバターブランドなら取り扱っています。

モノプリ オペラ店
住所 23 Av. de l’Opéra, 75001 Paris 地図
最寄り 7,14号線Pyramidesピラミッド
営業時間 8:00-21:00(月〜土) 10:00-21:00(日)
HP https://www.monoprix.fr/

在住者おすすめフランスバター土産まとめ

フランスのバターは、日本のバターとは香りも風味も異なります。

日本だとかなり高級なフランスバターも現地で買えば、お値段もリーズナブル♡

日本ではなかなか発酵バターを味わう機会がないので、たくさん購入して日本で楽しんでくださいね!

パリに訪れるなら一度は泊まってほしい!

パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!

当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。

日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!

予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。

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