料理好きな人向けのフランス土産にぜひおすすめしたいのが調味料です!
このページではわたしが実際に買ってみて良かったフランス産の調味料について、お塩を中心にいくつかご紹介させていただきます。
また、フランス在住16年のミモザさんにもおすすめ調味料を聞いてスペシャルな内容に仕上げました♡
- フランスで購入できる調味料の種類を知りたい
- お土産にぴったりの塩の選び方を知りたい
- お土産用の調味料をどこで買えるか知りたい
紹介する商品は全ておすすめですが、特にお塩はハズレがなく、どんな方でも絶対に使えると思うので、迷ったら塩!!
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このページの目次
フランス土産で買いたい人気天然塩おすすめブランドと種類

バターやチーズと比べると知名度はやや落ちますが、実はフランスでは天然塩が有名でとっても美味しいです。
天然塩には、塩化ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど多くのミネラルを含んでいます。
天然塩をふりかけるだけで、お料理も味わい深い一品に!まずはフランスの2大天然塩ブランドと特徴をご紹介します。
フランスの2大天然塩ブランド
とにかくどのスーパー、デパートに行ってもこの2つは必ず目にするでしょう。
- フランス西海岸ブルターニュ地方のGuérande
- フランス南部プロヴァンス 地方のCamargue
ゲランドの塩の特徴

昔ながらの伝統製法で生産されるゲランドの塩は、わずかに水分を含むため、しっとりとしています。
ゲランドの塩は土質が粘土質のため少し灰色かかっているのが特徴で、「Sel gris=灰色の塩」と呼ばれています。
味は、まろやかでほんのりとした甘みがあって、カマルグの塩よりシャープな味わい。
カマルグの塩の特徴

伝統的な手法で採取された天然塩。
カマルグの塩田はピンク色をしていることで有名ですが、塩は製造過程で白く変化するため、精製しなくても真っ白な色なのだそう。
濃厚な旨味と甘みがあり、しっとりとした質感の塩です。
塩の種類
フランスの塩は主に3種類に分類され、目的によって使い分けます。
- Gros Sel=粗い塩
- Sel fin=細かい塩
- Fleur de Sel=塩の花
フランスのお土産には、やっぱり1番人気のフルール・ド・セルがおすすめ!
一口食べただけで品質の良さがすぐにわかるほど。
グロ・セル
グロ・セルは食卓に並ぶ塩ではなく、パスタや野菜などをゆでるときにお湯に加える調理用の塩です。
セル・ファン
調理用、食卓用の両方に使える万能塩。
グロ・セルを細かく砕き、さらさらにした塩です。お料理の味付けにピッタリですよ!
フルール・ド・セル
最も希少価値の高い「フルール・ド・セル」は、ごく少量しか収穫できない貴重な結晶塩です。
食材のうまみ甘みを最大限に引き立ててくれ、洋食に限らず、和食との相性も抜群!
料理の仕上げにどうぞ。
ブレンドソルト
天然塩のほかに、おすすめしたいのがブレンドソルト!ブレンドソルトをふりかけるだけで、シンプルな料理が味わい深い一品に。
ゲランド

- ハーブ入り細粒塩(セル・ファン)
- 野菜とハーブ入り細粒塩
- 唐辛子入り細粒塩
- ミル付き黒胡椒入り粗塩(グロ・セル)
- 唐辛子入りフルール・ド・セル
- 胡椒入りフルール・ド・セル
カマルグ
- プロヴァンスのハーブ入りフルール・ド・セル
- ニンニクとパセリ入りフルール・ド・セル
- トマトバジル入りフルール・ド・セル
- レモン入りフルール・ド・セル
- 唐辛子入りフルール・ド・セル
他にもデパートの食品館や観光地のスーパーなどには、さまざまなブレンドソルトを取り扱っています。
- Maison de la Truffeの黒トリュフ入りゲランド粗塩
- Seldevinの赤ワイン入りフルール・ド・セル
- Un Brin Sauvageの海藻入り細粒塩
Maison de la Truffeの路面店で、味見をさせてもらってからトリュフ塩を購入しました!

フランス土産で買いたい人気調味料おすすめブランドと種類
ここからは塩以外のおすすめ調味料についてご紹介していきます。
マスタード

まずはフランスの食卓に欠かせないマスタードから。種類が豊富で、定番フランス土産としても人気です。
マイユ(MAILLE)
マスタードといえばマイユ!1747年創業、ブルゴーニュ地方ディジョンのマスタードです。
パリのデパートやスーパーで気軽に手に入りますが、やはりおすすめはマドレーヌの本店!

オリジナルのマスタードをはじめ、粒マスタード、くるみ入りマスタード、ニンニクとレモン入りマスタード、セロリとトリュフ入りマスタード、グリーンペッパー入りマスタードなど、種類が豊富で選ぶのに迷ってしまうほど。
さらには、グルメな人がもらって喜ぶワンランク上のマスタードもあります!

それがパリのマイユ本店でしか手に入らないフレッシュ・マスタード。

シャブリ&黒トリュフ入り、パルメザンチーズ&白トリュフ入り、白ワインマスタードなどスーパーでは手に入らないブティック限定の商品が手に入ります。
マイユはマスタードで有名ですが、ピクルスやヴィネガー、オリーブオイル、マヨネーズなども質が良くお土産にぴったり!
ポメリー(POMMERY)
陶器のポットがとても可愛いポメリーの粒マスタードもおすすめの商品。
陶器が使われているのは、長期間安定した品質を保持するため。
美味しくて、見た目も可愛いのでお土産に喜ばれること間違いなしです♡
マヨネーズ

日本のマヨネーズとはちょっと味の異なるフランスのマヨネーズ。
種類が豊富で、チューブ入りと瓶入りがあります。
Amoraのマヨネーズは、スーパーで売られている定番ブランド。お値段もお手頃で、ほんのりマスタードの味がきいています。
マイユやToustain-Barvillesのマヨネーズも美味しいのでチェックしてみてください。
オリーブオイル
オリーブオイルをお土産に購入するのなら、絶対Extra virgin olive oil!

ちょっと贅沢な「Maison de la Truffe」のトリュフ入りオリーブオイルは、お土産に渡せば喜ばれること間違いなし!
バルサミコ酢

イタリアで人気のバルサミコ酢もフランスで手に入りやすいお土産のひとつ。
マイユのバルサミコ酢は、フランス産の甘い白ブドウで作られ、数年間木樽の中で熟成された最高級品!
日本で品質の良いバルサミコ酢にであることはあまりないので、マイユでまとめて購入するのもおすすめです。
ブイヨン&フォン・ド・ボー

料理好きの方へおすすめのお土産を選ぶなら固形ブイヨンやフォン・ド・ボーはいかがでしょう??
日本でもおなじみ「Maggi」や「Knorr」は、チキンやビーフ、野菜、ポトフ用ブイヨンなどいろいろな種類があり、お値段もお手頃です!
本場のブイヨンを使って欧風料理に挑戦してみて。
ハーブ&スパイス

フランス料理に欠かせないハーブとスパイス。
スーパーの売り場には、充実したハーブ&スパイスコーナが必ずあります!
「Ducros」のハーブとスパイスは、種類が豊富。
単品のハーブのほかに、「Herbes de provence」といういくつかのハーブをブレンドしたハーブも一押し!
フランスの家庭で愛用されているスパイスです♡
ハチミツ

ヨーロッパのハチミツは、とにかく種類が豊富!
アカシア、タイム、ローズマリー、オレンジ、レモン、栗の木、ベルガモット、ひまわりなど、ハチミツコーナーにはさまざまな種類のハチミツがズラリと並びます。
日本で売られている安価な中国産は水あめで薄めた偽物が大半。本物は味が全然違うのでぜひチェックしてみてください。

なかでもパリジャンに人気の「Gatinais」は、白くクリーミーなハチミツでお土産にぴったり。
ハチミツは、スーパーで買えるものからハチミツ専門店で取り扱うものまで、種類も値段もさまざまです。

デパートの食品館で人気のブランドは「Hédène Paris」。
また1898年創業の老舗ハチミツ専門店の「La Maison du Miel」では、50種類以上のフレーバーを取り扱っています。
パリで調味料のお土産を購入するのにおすすめの場所
マドレーヌ界隈の路面店

マドレーヌ寺院のまわりはパリ屈指のグルメスポットとしても有名で、フォションをはじめ、マスタードのマイユ、トリュフ専門店のアルティザン ドゥ ラ トリュフなどが軒を連ねます。
お買い物する日を決めたら一気にこのエリアを周るのがおすすめ!路面店ならではの試食ができたり、店員さんに質問したりとっても楽しい♡
ラ・グランド・エピスリ・ド・パリ La Grande Épicerie de Paris(ボンマルシェ)

路面店をいくつも周るのが面倒という方にはデパートがおすすめです!
ボンマルシェ食品館「La Grande Épicerie de Paris」の調味料コーナーはとってもおしゃれ大好きな場所。
調味料以外のお土産も一通りそろうので時短になります。
ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ | |
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住所 | 38 Rue de Sèvres, 75007 Paris 地図 |
最寄り | 10・12号線Sèvres-Babylone駅 |
営業時間 | 月〜土 10:00-19:00 |
HP | https://www.lagrandeepicerie.com/en/ |
関連記事ボン・マルシェ完全攻略!行き方・見どころ・お土産徹底ガイド
Galeries Lafayette(ギャラリーラファイエット)
一番有名なデパート、ラファイエットのグルメ館もおすすめです。ラファイエットでお土産を購入する日本人は多いので、お店の人も手慣れたもの。
個人的には混み合うのと、サービスがやや雑なのでこだわりがなければ他のデパートでお買い物してもいいかなという気がします。
ギャラリー・ラファイエット | |
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住所 | 40, boulevard Haussmann 75009 Paris 地図 |
最寄り | 7,9号線Chaussée d’Antin La Fayette駅 |
営業時間 | 月〜土 9:30-20:30 日 11:00-20:00 |
HP | galerieslafayettechampselysees.com |
関連記事ギャラリー・ラファイエット完全攻略!欧州最大規模の老舗デパートでお買い物
モノプリ(Monoprix)
スーパーマーケットと言えど品揃えはなかなかのもの。
大切な人向けのお土産はデパート、自分用やバラマキ土産はスーパーという風に分けても良いかもしれません。
Monoprixは数百メートルおきに店舗があるので、ホテルの近くでお買い物するのがおすすめです。
Monoprix以外にも市内でよくみかけるスーパーマーケットについてまとめました。パリで絶対行きたい人気のスーパー3選をチェックしてみてください♪
フランス産調味料を飛行機で持ち帰る際の注意事項
海外から日本へ何度も調味料を持ち帰ったことがありますが、今のところ途中で割れてしまったり、没収されてしまったことは一度もありません。
パテやハム類もとても美味しいのですが、お肉は検疫対象になるので原則日本へ持ち込みできません。間違って購入してしまったら、ホテルで食べてしまいましょう。
調味料を割らずに持ち帰るための工夫
スーツケースに入れて持ち帰る場合、ポリエチレン気泡緩衝材(プチプチの梱包材)に包んで持ち帰ると安心です。
スーツケースに入れる際、外側からの衝撃を直接受けにくいところに入れ、隙間にはタオルや洋服などできっちり埋めて調味料が動かないように固定すると割れ防止になりますよ!
プチプチがない場合は、なるべく洋服などの真ん中に入れておくようにしましょう。
在住者おすすめフランス産調味料まとめ
美食の国だけあって、フランスの調味料はこだわりのものがたくさん!
誰もが使う調味料なら、お土産にもらって喜ばれるはず。
手軽な価格のものが多いので、自分へのお土産にもいろいろ持ち帰ってみてください。
ケチるとあとで絶対後悔するので、食べ物だけは存分に買って帰ることをおすすめします♡
パリでぜひ泊まっていただきたいのがオテル リッツ パリ!!
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。
サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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