パリの左岸にある「Le Bon Marché」は、パリで最も古いデパート。
なんとパリだけではなく、世界初の百貨店とも言われています。7区という場所柄、お洒落で品の良い客層が集まる素敵なお店♪
このページでは、そんなパリ左岸にあるマダム御用達の百貨店、ボンマルシェの見どころをご紹介していきます!
店内の様子やどんなお土産を買えばよいか詳しく解説してきますね!
- パリでお買い物を楽しみたい
- 美味しいお土産をゲットしたい
- 周辺の治安が気になる
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このページの目次
ボン・マルシェ基本情報

「Le Bon Marché」は、1852年にパリで開店した世界初の百貨店!
美しい外観は、建築家ルイ・シャルル・ボワローとギュスターヴ・エッフェルによる設計で、独自のスタイルをもつエレガントな造りになっています。
ボンマルシェはもともと、アリスティド・ブシコーとその妻マルグリットによって始められたお店でした。
取り扱う商品も店の名前の通り、「Au Bon Marché=安い」、つまり高級品というよりも質がそこそこの商品を安く売る大衆向けのお店でしたが、いまではパリ屈指のデパートに♡
顧客が陳列された商品の値段を確認しながら、ゆっくり店内を歩き回って見ることのできる現在の販売スタイルを築き上げ、飛躍的に顧客を増やしていきました。
1984年にあのルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーグループによって買収され、1989年には、「Au Bon Marché」から「Le Bon Marché」。
冠詞の「Le」は読まずにボンマルシェと呼ばれることが多いです。
ボン・マルシェのファッション館(本館)と食品館(別館)

ボンマルシェは2つの建物で構成されています。
- ファッションを中心とした本館
- 別館の食品館「La Grande Epicerie de Paris」
ファッション館(本館)
ファッションを中心とした本館には、婦人服・紳士服から家具インテリアまでさまざまな商品を取り揃えています。

- 3階:旅行グッズ、カジュアルウェア、手芸用品など
- 2階:家具、インテリア雑貨、書籍
- 1階:婦人服、下着、靴
- 0階:紳士服、化粧品、婦人用小物
- -1階:紳士用小物、おもちゃなど
高級ブランドを見たいなら、本館へ!
ルイ・ヴィトン、シャネル、ディオール、グッチなどの超王道ブランドしっかり入っています。
食品館である別館は、0階に食品売り場が、1階にはパリのトレンドをおさえたセレクトショップがあります。
高級ブランドは敷居が高いという方は、別館のトレンドファッションのショップを見てみるのがおすすめです♪
食品館「ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ La Grande Epicerie de Paris」

ラ・グラン・エピスリー・ド・パリでは、日常の食品から高級食材まで厳選されたありとあらゆる食材が世界中から集められており、それをお目当てにやってくる旅行者もたくさん!
またここに並ぶワインセラーも定評があり、ワイン好きな方には絶対に見逃せない場所!

レストラン「ラ・ターブル La Table」

「La Table」は、食品館(ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ)に併設されたレストラン。
開放感溢れる吹き抜けの店内がとっても素敵ですね♡
ガラス張りの天井から差し込む自然光と植物の緑が心地よい・・。そして、クオリティの高い料理にもかかわらず、価格がリーズナブルなのも嬉しいところ!
ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ右岸店 La Grande Epicerie de Paris Rive Droite

ラ・グランド・エピスリー・ド・パリは、パリ市内にもう一店舗あります。
それがパリ16区の高級住宅街パッシーにある「La Grande Epicerie de Paris Rive Droite右岸店」。
かつてこの場所には、「Franck et Fils」というデパートがありました。
外観が緑で覆われた特徴的な建物に改装し、2017年11月にオープンして依頼、地元のマダムたちに愛されています。
お店の内容としては、左岸店と同じく、さまざまな食品やワインなどを取りそろえています。
ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ右岸店 | |
---|---|
住所 | 80, rue de Passy, 75016 Paris 地図 |
最寄り | 9号線La Muettte駅 |
営業時間 | 月〜土 8:30-21:00 日 9:00-12:45 |
HP | https://www.lagrandeepicerie.com/en/rive-droite |
ラ・グランド・エピスリー・ド・パリで人気のお土産

ラ・グランド・エピスリー・ド・パリは、お土産選びにもってこいの場所!!

日本へのお土産として人気があるのは、チョコやクッキーなどのお菓子やフランスならではの調味料、ワインなどです。

ちょっとしたお土産にできそうなチョコレートは安いものだと3ユーロくらいから、お店のロゴが入った有機栽培の紅茶は、10ユーロくらいから購入できます。

調味料もオリーブオイル、塩、バターなどいろいろ置いているので、料理好きにはたまらないと思います♪
胡椒ひとつでもかなり色んな種類があるので楽しい!!!ミルを持っていないのに、粒胡椒をたくさん購入して帰ったので、日本に帰ってから急いで胡椒をひくミルを買いました(笑)

また、ラ・グランド・エピスリー・ド・パリのオリジナルグッズもあり、中でもエコバッグが人気ですよ!
ボン・マルシェの行き方・アクセス・最寄り駅
最寄り駅は、メトロ10,12号線Sèvres Babylone駅です。
ブシコー広場の角にある出口から出れば、すぐ目の前に現れます♪
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド

ボン・マルシェの営業時間・定休日・所要時間
営業時間・定休日
- 営業時間
10:00-20:00(月~水・金・土 )
10:00-20:45(木)
11:00-19:45(日) - 定休日
なし
所要時間
どんなものを見るのかにもよりますが、最低1時間は見ておきたいところ。
いろんなものが売っているデパートなので、何となく見学していると時間がかかってしまいます。
事前に何を見たいのか計画を立てておくとスムーズに楽しめると思います♪
ボン・マルシェ周辺の治安
ボン・マルシェのある7区は比較的治安の良い地区ですが、エッフェル塔周辺の偽署名詐欺に注意が必要です。
署名詐欺・賭博詐欺に注意
若い女性が「英語を話しますか?」と言って近寄ってきます。署名をさせ、寄付を求めてきますが、完全な詐欺ですので注意してください。
また路上で、お金を賭けさせボールの入っているコップを当てるゲームがあります。
旅行者を信用させるため、観客役のグルがいて、その場の雰囲気を盛り上げて詐欺を行いますので、絶対に誘いに乗らないようにしましょう。
スリ対策の基本
また、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。



また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)






パリの街をもっと楽しむ


パリは東京の山手線と同じくらいの広さ。
メトロやバスを使えば1日でかなりの場所をまわれますし、徒歩で散策できるスポットも沢山あります。


パリでお気に入りの過ごし方は美術館をはしごしながら、素敵なカフェで休憩をとったりスーパーでお土産を物色すること♡
このブログでは、パリで絶対行くべき人気観光スポットやフランス旅行の人気定番お土産などパリをもっと楽しむためのコツが書かれた記事を沢山紹介しています。
ぜひこの記事を参考に旅行の計画を立て楽しんでくださいね!
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎



またアートや文学好きの人のために「ガイドブック以外のフランス旅行をさらに楽しむためのおすすめ書籍」も作成しました。ぜひご覧ください!
シティパスを活用する
わたしは美術館好きなので、ヨーロッパのある程度の都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。
限られた日数でパリを効率的に楽しむなら、「Paris Museum Pass」がとっても便利!
毎回チケットを買って旅行を楽しんでいます。
ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。日本で事前に購入も可能。
購入方法や使い方について詳しく解説した「パリミュージアムパスは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」は大変人気の記事です。



フランスの偉人・芸術家ゆかりの地をめぐる
自分がフランスに行くとき、こんな記事があったらいいな…を形にしました。
大好きなゴッホ、ルノアール、モネを出発点に、パリを中心としたゆかりの地スポットをまとめています。



現地ツアーに参加する
パリは治安面に不安はあるものの、個人旅行で問題なく観光できます。
わたしも大抵の場合は個人で滞在しますが、ガイド付きで周った時の経験は忘れられません。
自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
思い出を写真に残せるフォトツアーも大変おすすめです。


ボン・マルシェまとめ


「Le Bon Marché」は、右岸にあるギャラリー・ラファイエットやプランタンなどに比べ、旅行者が少なく、ゆったりとした気分で買い物が楽しめます。
買い物を楽しんだ後は、ボン・マルシェのすぐ隣にある「奇跡のメダイユ教会」もおすすめのスポットですよ。



Le Bon Marché | |
---|---|
住所 | 24 Rue de Sèvres, 75007 Paris 地図 |
最寄り | メトロ10号線・12号線Sèvres Babylone駅 |
HP | https://www.24s.com/fr-fr/le-bon-marche |
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。
サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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