ポンピドゥーセンターの内にある国立近代美術館。
もともと、このセンターは美術や音楽、映画などの現代芸術が大好きだった大統領のポンピドゥーが提唱し、設立されました。
しかし、今ではすっかり現代美術に勤しむパリの若者たちの人気のスポット!
このページでは、国立近代美術館の代表作品やまわり方、楽しみ方をご紹介します。
- 代表作品・有名作品が知りたい
- 効率よくまわる方法を知りたい
- 楽しみ方を知りたい
国立近代美術館の行き方やチケット購入方法は「国立近代美術館の行き方・チケット料金・おすすめ購入サイト徹底ガイド」で詳しく解説しています。← おすすめの購入サイトも
ミュージアムパスは、パリ市内とパリ近郊の美術館や観光スポットなど約60ヶ所の施設へ入場し放題
わたしたちはパスの利用を積極的におすすめしています

この記事で紹介している施設はミュージアムパス対象スポット。パスを使ってお得にパリを楽しみましょう!
※2日券の場合、5ヶ所以上の対象スポットで簡単に元が取れます

このページの目次
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)の見どころ


ポンピドゥーセンター内、国立近代美術館とは
ポンピドゥーセンターは美術館、映画館、レストラン、本屋さんなど色々な施設が入った複合施設。
旅行者の場合、その中にある国立近代美術館を目当てにしていることが多いでしょう。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ポンピドゥー国立近代美術館はルーブル、オルセーと並ぶパリの国立美術館のひとつ。
展示されている作品は結構シンプルに時代でわけられているんです。
- ルーブル美術館→古代から1800年代前半
- オルセー美術館→1848年から後期印象派
- 近代美術館(ポンピドゥー・センターの5/6階)→1900年代以降
さらに6階の方が時代が古いので、ルーブル美術館→オルセー美術館→近代美術館6階→5階の順番で見ると時代の変遷がよくわかります。
国立近代美術館の見どころは、なんといっても20世紀を代表する近代美術の巨匠たちの作品を鑑賞することができるところ!
ルーブル美術館やオルセー美術館などの古典的な作風とは違った良さを感じることができます。


・・・と、言っても美術に詳しくないわたしが見ると「これは、なに??」とはてなマークがとまらない作品も!
正直、ややトラウマになるかな・・・と思うほど怖い作品もありましたが、見ごたえのある素晴らしい作品もたくさん鑑賞してきました。
教科書に載っているような有名な芸術家の作品も展示されているので、少しだけご紹介させて頂きます。素人のいち感想としてお読みください♪
20世紀の有名な芸術家の作品
ピカソやシャガールという巨匠たちの名前は、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
国立近代美術館にもいくつか作品が展示されていますので、足を運んだ際にはぜひ見てみてくださいね♪
ピカソ《ミューズ》
ピカソには、愛人がたくさんいたそうですが、この絵の描かれた数か月後に愛人の妊娠が明らかとなり、ピカソは妻と別居したそうです。
結局、この作品に描かれた2人が誰なのか知る人はいません
描かれている女性が愛人と妻だ!と考える人もいるそうですが、果たして真実は・・・ピカソしかわかりませんね(笑)
独特なタッチに優しい色使いが印象的です。
マティス《大きな赤い室内》
アンリ・マティスは「室内」をテーマにした絵をよく描いています。
この「大きな赤い室内」は晩年のマティスが描いた最後の「室内」の絵だといわれています。
なんだか奥行きがよくわからない…平面のように見えるけど、平面じゃないようにも見えるし…。
赤色が鮮烈で不思議な絵だな~と終始思っています…。(それ以上の感想がでてきません笑)
シャガール《エッフェル塔の新郎新婦》


個人的にはシャガールの恋人たちが描かれている絵が好きです!
有名な絵画「誕生日」でもシャガールと妻のベラが浮遊しながらキスしているのがなんともかわいいです♡
ポンピドゥーセンターは、リサのお家!
「リサとガスパール」というフランスの絵本のキャラクターはご存知ですか?
実はリサ(白いほう)のお家は実はポンピドゥーセンターのパイプの中なんですよ!
パイプの中に勝手に住んでいるのはもちろん秘密♡(笑)可愛らしいリサとガスパールですが、絵本の内容は非常にシュールなのでクスっと笑えます。
国立近代美術館のおすすめの周り方(鑑賞ルート)
わたしが思う、近代美術館おすすめの周り方は年代順!
国立近代美術館はポンピドゥーセンターの5-6階にあります。
5階が1960年以降の作品で、6階が1905年から1960年の作品なので、年代を追って鑑賞したい方は、6階→5階の順番で見ると良いと思います。
マティスやピカソ、シャガールなどの有名作品はすべて6階に展示されています。
見学にあまり時間が取れないけれど、有名作品は見ておきたい!というかたは6階から見るのがおすすめです。
その上の階は、企画展の会場として使われるので常時展示されているものはありません。
エスカレーターを登って入口へ!
建物の正面入り口から入り、セキュリティチェックを受けると中に入れます。


向かって左手の方にあるチケット売り場か券売機でチケットを購入しましょう。


チケットを購入したら建物の外側にあるエスカレーターに乗って美術館の入口まで行きます!
このエスカレーター自体がアートのようです。


エスカレーターの入口と美術館の入口で2度チケットを見せるので手に持っていましょう♪
国立近代美術館のミュージアムショップ(お土産)


芸術関連の書籍や定番の絵はがき、ポスターなどのお土産が購入できます。
他の美術館と違って、モダンでアーティスティックな雰囲気の商品が多く、美術の知識がなくてもおもしろいと感じるものが多いかも。


美術館の作品にまつわるグッズなどが販売されているので、お時間のある方は立ち寄ってみてください♪
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)のレストラン・展望室
美術館を堪能した後は、ポンピドゥーセンター内で食事をしたり眺望を楽しむこともできます。
レストラン「Le Georges」


最上階である7階にあるレストラン「Le Georges」は眺望がとても良く、パリの街並みを一望できると評判です。
エッフェル塔やノートルダム大聖堂など…「パリにきた!!」という気持ちを大いに感じることができる素敵なレストラン。
眺望だけでなく、内装も素敵で、近代的で洗練された雰囲気。
値段の目安は、サンドイッチが19ユーロ~、チキンのシーザーサラダが24ユーロ。
観光施設ということもあり若干高めの値段設定ですが、手が出ない程の高級店ではありません。
眺望を楽しむために、ワンドリンクで利用するというのも良いかもしれませんね。
ポンピドゥーセンターの展望スペース
エッフェル塔や凱旋門の上などと比べると高さは低めですが、パリの街並みを見下ろすことができます。
ガラス張りになっているので、写真を撮りにくいのですが一部屋外にでることも♪お天気が良い日だと遠くまでよく見え絶景です。
美術館を利用しない方は、5ユーロで展望スペースのみを見学することができますよ。
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)まとめ
三大美術館のひとつと言われる国立近代美術館。
他の美術館とは一味ちがう現代アートを楽しめます!
眺めも良いので、ぜひ足を運んだときには、景色もたくさん楽しんでくださいね♡
ポンピドゥー芸術文化センター | |
---|---|
住所 | Place Georges-Pompidou, 75004 Paris 地図 |
最寄 | メトロ11号線Rambuteau駅、 メトロ1,11号線Hôtel de Ville駅 メトロ1,4,7,11,14番線Châtelet駅 |
時間 | 11:00-21:00 ※12月24日、12月31日は19:00まで |
定休 | 毎週火曜日、5月1日 |
料金 | 展望台5ユーロ ※但し、美術館のチケット購入者・ミュージアムパス利用者は無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.centrepompidou.fr/en/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。
サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
予算オーバーなら「ベストウエスタン プレミア デュック ドゥ ブルゴーニュ」はコスパが良くおすすめです