芸術家・アーティスト

クロード・モネゆかりの地7選!フランス・パリを巡る旅

「光の画家」と呼ばれたクロード・モネ(Claude Monet, 1840-1926)は、印象派を代表するフランスの画家です。

変わりゆく光を表現し、自然の風景を精力的に描きました。晩年はジヴェルニーに移り住み、そこで数々の名作を生み出しています。

このページでは、日本で最も人気のある画家のひとりであり、わたしも大好きな「クロード・モネ」のゆかりの地をご紹介していきます。

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クロード・モネ(Claude Monet)とは?

クロード・モネは、1840年にパリで生まれました。その後、ノルマンディー地方のル・アーヴルへ引っ越し、そこで少年時代を過ごします。

幼少の頃から絵が上手く、風景画家のEugène Louis Boudinウジェーヌ・ルイ・ブーダンによって、才能を見出されます。

1859年にパリで本格的に絵の勉強を始め、画塾Académie Suisseアカデミー・シュイスで「印象派の父」と呼ばれたCamille Pissarroカミーユ・ピサロらと出会います。

おにちゃん
おにちゃん
1874年、ついに印象派の画家たちによって初めてのグループ展「第1回印象派展」が開かれました。

クロード・モネをはじめ、Edgar Degasエドガー・ドガPierre Auguste Renoirピエール・オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロなど30名の画家たちが参加し、165作品の展示会。今となってはすごい顔ぶれ。

モネ《印象、日の出(Impression, soleil levant)》マルモッタンモネ美術館モネ《印象、日の出(Impression, soleil levant)》マルモッタンモネ美術館

モネは《印象、日の出(Impression, soleil levant)》を出展。

この作品は、印象派の名前の由来にもなったクロード・モネの代表作となりました。

mari
mari
ここから印象派という名前がついたのですね。

19世紀後半になると、フランスでジャポニズム旋風が巻き起こります。

フランスの芸術家たちによって見出された日本美術は、西洋美術に大きな影響を与えました。

モネも「浮世絵」に魅せられ、大きな影響を受けた画家の1人です。

晩年、モネはジヴェルニーに家を買い、家族を連れて引っ越します。

日本文化に感化されたモネは、日本庭園を意識した庭を自身が設計し、長い年月をかけて作り上げました。

モネは、「丹精込めて手入れした美しい庭こそ、自身の最高傑作だ。」と語っていました。

こうしてクロード・モネは、1926年に86歳の生涯を閉じるまで、この美しい自然に囲まれたジヴェルニーの家で暮らしました。

モネゆかりの地巡りのベストシーズン

フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。

どの季節も素晴らしいのですが、モネ好きならぜひジヴェルニー(モネの家)に足を運んでいただきたいと思います。

モネの家は冬の期間(2021年は11月2日~3月31日)は営業していないので、4月~10月の春から秋にかけての滞在がおすすめ

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美術館だけがお目当てであれば、あえてオフシーズンでリーズナブルな冬の期間も良いと思います。

モネゆかりの地7選

①ル・アーヴル(Le Havre)

フランス北西部に位置するノルマンディー地方「ル・アーヴル」は、フランス第2の港湾をもつ港街です。街を流れる川は、パリから続くセーヌ川。

このセーヌ川畔にクロード・モネのゆかりの地がたくさん点在しています。

第二次世界大戦によって壊滅的な被害を受けたル・アーヴルは、1945年から1964年にかけて、「コンクリートの父」と呼ばれた建築家Auguste Perretオーギュスト・ペレの指揮のもと大規模な都市再建が行われ、近代的な都市へと生まれ変わりました。

ル・アーヴルル・アーヴル

街の中心には、戦争の犠牲者に捧げられた「サン・ジョセフ教会(Église Saint-Joseph)」がそびえ立ちます。

2005年にル・アーヴルは都市遺産として価値が認められ、「オーギュスト・ペレによる再建都市」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。

ル・アーヴルは「印象派絵画の発祥地」でもあります。

モネ《印象、日の出(Impression, soleil levant)》マルモッタンモネ美術館モネ《印象、日の出(Impression, soleil levant)》マルモッタンモネ美術館

1872年にモネが描いた《印象、日の出》(マルモッタン・モネ美術館所蔵)は、ル・アーヴルの夜明けの港を描いたもので、美術史の流れを変えました。

街の様子は当時とはすっかり変わってしまいましたが、モネの描いた場所は、ちょうどル・アーヴル港の正面にあたります。

そしてその隣には、1961年に創設したマルロー美術館(Musée MuMa)があり、フランス有数の印象派コレクションを所蔵しています。

マルロー美術館
住所2 Boulevard Clemenceau, 76600 Le Havre 地図
行き方パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazareガール サンラザール)からTERで2時間半のル・アーブル駅(Gare du Havreガール デュ アーブル)で下車。そこから徒歩で30分。
時間
定休毎週月曜日、1月1日、4月5日、5月1日、5月24日、7月14日、11月1日、11月11日、12月25日
料金10ユーロ
HPhttp://www.muma-lehavre.fr/

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

②ジヴェルニー(Giverny)

ノルマンディー地方の小さな村「ジヴェルニー」は、クロード・モネが43歳から晩年までを過ごした村です。

1883年、モネはジヴェルニーの豊かな自然と水辺の風景に魅せられて、パリからジヴェルニーに拠点を移します。

自らが設計した広大な庭には、四季折々の花が咲き誇ります。

日本美術に影響を受けて作られたという「水の庭」には、芍薬、藤、枝垂れ柳、桜、竹などの植物が植えられ、池には「太鼓橋」がかけられています。池の水面には、モネの絵に幾度となく描かれた睡蓮が浮びます。

創作以外のほとんどの時間を庭仕事にあてていたモネ。

自然をこよなく愛し、理想の庭を造り、そこでたくさんの絵を描きました。

なかでもモネの代表作となった《睡蓮》は、同じ題材を何度も繰り返し描き続けたことで知られています。

またモネは日本美術、とりわけ「浮世絵」にとても興味をもち、モネの家には葛飾北斎をはじめ、歌川広重、尾形光琳、喜多川歌麿などの膨大な浮世絵のコレクションが展示されています。

日本美術に大きな影響を受けたモネは、睡蓮のある「水の庭」からたくさんのインスピレーションを得ていたのです。

モネの家から少し歩いたところに、2009年に開館した「ジヴェルニー印象派美術館(Musée des impressionnismes Giverny)」があります。

前身はテラ・アメリカン・アート財団 (Terra Foundation for American Art)による「ジヴェルニー・アメリカン・アート美術館 (Musée d’Art Américain Giverny)」で、拠点をジヴェルニーからパリへ移したことにより、ジヴェルニー印象派美術館として生まれ変わりました。

クロード・モネの作品を中心とした印象派の作品を見ることができます。

モネの家から「クロード・モネ通り(Rue Claude Monet)」を道なりに歩いていくと、「聖ラドゴンド教会(Église Sainte-Radegonde de Giverny)」があります。そこにはクロード・モネのお墓(Tomb de Claude Monet)があり、2番目の妻Alice Hoschedéアリス・オシュデも一緒に眠っています。

詳しい情報に関しては「ジヴェルニー・モネの家へ行ってきた!行き方・入場料・見どころ徹底ガイド」にまとめています。

モネの家
住所84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny 地図
行き方パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazareガール サンラザール)からTERで1時間のヴェルノン駅(Gare de Vernonガール ドゥ ヴェルノン)で下車。そこからジヴェルニー行きのバスで20分。
時間9:30-18:00(4月1日-11月1日)
定休11月2日~3月31日
料金11ユーロ
7歳未満無料
HPhttps://fondation-monet.com/giverny/la-maison-de-monet/

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

③ルーアン(Rouen)

ノルマンディー地方の古都「ルーアン」は、大司教座の置かれた街です。

旧市街には、壮麗なゴシック様式のノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Rouen)があります。

ノートルダム大聖堂の建築は1150年頃に始まりましたが、何世紀にもわたって何度も改築が行われたため、現在のような外見になったのは19世紀以降のことです。

1892年から1894年にかけて、このルーアン大聖堂に魅せられたクロード・モネは、夜明けから日没後までのさまざまな時間帯に光によって表情を変える聖堂の姿を描き続け、30枚以上に及ぶ連作を描きました。

《ルーアン大聖堂 Cathédrales de Rouen》は、モネの手がけた連作の代表作品1つです。

ノートルダム大聖堂(ルーアン)
住所Place de la Cathédrale, 76000 Rouen 地図
行き方パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazareガール サンラザール)からTERで1時間のルーアン駅(Gare de Rouenガール ドゥ ルーアン)で下車。そこから徒歩13分。
HPhttp://www.cathedrale-rouen.net/site/index.php

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

④エトルタ(Étretat)

ノルマンディー地方屈指の景観が広がる「エトルタ」。

海に向かって切り立つ断崖は、多くの人々を魅了し、画家や文豪などにも愛されてきました。

Claude Monet, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons

クロード・モネもまたその1人で、エトルタを描いた作品を残しています。

1883年から1886年まで、モネはエトルタに定期的に滞在し、景勝地として知られる巨大な断崖を繰り返し描きました。

モネの絵に感化されたHenri Matisseアンリ・マティスPaul Signacポール・シニャックもエトルタの断崖を描いています。

エトルタ

エトルタ
住所76790 Étretat 地図
行き方パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazareガール サンラザール)からTERで2時間半のル・アーブル駅(Gare du Havreガール デュ アーブル)で下車。そこからバスで1時間。

⑤マルモッタン・モネ美術館(Musée Marmottan Monet)

マルモッタン・モネ美術館マルモッタン・モネ美術館

16区の閑静な住宅街にある「マルモッタン・モネ美術館」は、印象派ファンにとって見逃せない美術館の1つ。

絶対に訪れていただきたい、一押しの美術館です。

おにちゃん
おにちゃん
「オルセー美術館」や「オランジェリー美術館」に比べ知名度は劣りますが、実は世界最大のモネのコレクションを誇る美術館なんです!
マルモッタン・モネ美術館マルモッタン・モネ美術館

印象派の名前の由来にもなったクロード・モネの代表作《印象、日の出》をはじめ、《ルーアンの大聖堂》、《雪の中の列車、機関車 Le train dans la neige. La locomotive》など、モネの作品がずらりと並びます。

マルモッタン・モネ美術館は、企画展の期間中でなければ、並ばずに美術館へ入ることができます。

ゆったりとした気分で、モネの世界を思う存分楽しんでください。

詳しい情報に関しては「マルモッタンモネ美術館の行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド」にまとめています。

マルモッタン・モネ美術館
住所2 Rue Louis Boilly, 75016 Paris 地図
最寄りメトロ9号線La Muetteラ・ミュエット
時間10:00-18:00(火-水、金-日)
10:00-21:00(木)
※最終入場時間 閉館30分前まで
定休毎週月曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金12ユーロ
18歳以下8.50ユーロ
HPhttp://marmottan.fr

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

⑥オルセー美術館(Musée d’Orsay)

オルセー美術館オルセー美術館

かつての駅舎だった建物を美術館にした「オルセー美術館」は、「ルーブル美術館」、「国立近代美術館」と並んで、「パリ3大美術館」のひとつに数えられています。

1986年、印象派美術館(ジュ・ド・ポーム)に所蔵されていた作品は、オルセー美術館へ移管され、印象派やポスト印象派の作品が数多く所蔵されています。

クロード・モネは、しばしば同じ場面を繰り返し描く画家でした。

時間や天候、季節によって移り変わる光や被写体の表情を描き、連作しています。

オルセー美術館に所蔵されている《サン・ラザール駅 La Gare Saint-Lazare》もまた、1837年に開通したばかりの鉄道をテーマに描いた連作。

モネ《サン・ラザール駅 La Gare Saint-Lazare》オルセー美術館モネ《サン・ラザール駅 La Gare Saint-Lazare》オルセー美術館

サンラザール駅は今でも現役。メトロ3,12,13,14号線が交差している大きな駅なので、パリ滞在中にぜひ足を運んで見比べてみてください。

ほかにも《ルーアン大聖堂》やロンドンとテムズ川の風景を描いた《ロンドンの国会議事堂 霧をつく陽光 Le Parlement, trouée de soleil dans le brouillard》などの連作の一部をオルセー美術館で見ることができます。

オルセー美術館 モネ 日傘の女オルセー美術館 モネ 日傘の女
  • 《死の床のカミーユ Camille Monet sur son lit de mort》
  • 《アルジャントゥイユのひなげし Les Coquelicots à Argenteuil)》
  • 《モントルグイユ街、1878年6月30日の祭日 La Rue Montorgueil à Paris fête du 30 juin 1878)》
  • 《日傘の女 Femme à l’ombrelle》

などは、オルセー美術館で見逃せないモネの作品です!

詳しい情報に関しては「オルセー美術館の行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド」にまとめています。

オルセー美術館
住所1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris 地図
最寄りメトロ12号線Solférinoソルフェリーノ
時間9:30-18:00(火水金土)
9:30-21:45(木)
※閉館時間の45分前まで入場可能
定休毎週月曜日、5月1日、12月25日
料金12ユーロ
18歳以下無料
ミュージアムパスOK
HPhttps://www.musee-orsay.fr/

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

⑦オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)

オランジュリー美術館 睡蓮の間オランジュリー美術館 睡蓮の間

チュイルリー公園の西側にある「オランジュリー美術館」は、モネの大連作《睡蓮 Les Nymphéas》が展示されている、印象派とポスト印象派の美術館です。

パリの美術館の中でも圧倒的な人気を誇り、モネの睡蓮を一目見ようと世界中からたくさんの観光客が訪れます。

6年間にも及ぶ改装工事を経て、2つの楕円形からなる大広間「睡蓮の間」は、天井から自然光が降り注ぐ空間に作られています。

オランジュリー美術館 睡蓮の間オランジュリー美術館 睡蓮の間

白内障に苦しみながらも描き続けた8枚の《睡蓮》は、第一次世界大戦後にモネがフランス国家に寄贈したもの。

モネが生涯をかけて描いた最高傑作といえるでしょう。

詳しい情報に関しては「オランジュリー美術館の行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド」にまとめています。

オランジュリー美術館
住所Jardin Tuileries, 75001 Paris 地図
最寄りメトロ1, 8, 12号線Concordeコンコルド
時間9:00-18:00
※最終入場時間 17:15
※閉館準備開始時間 17:45
定休毎週火曜日、5月1日、7月14日の午前、12月25日
料金9ユーロ
18歳以下無料
ミュージアムパスOK
HPhttps://www.musee-orangerie.fr/

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

モネゆかりの地まとめ

美術館で企画展がある度に長蛇の列ができるクロード・モネ。

もちろん世界中で人気がありますが、フランスでの鑑賞ならそこまでストレスなくゆったりとモネを楽しむことができます。

クロード・モネの世界観に思いを馳せながら、今回ご紹介したモネのゆかりの地をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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