モネといえば、数々の印象派の絵画を生みだした画家のひとり。
そんなモネが晩年を過ごしたことで知られる村「ジヴェルニー」は自然が豊かでとってものどかな村です。
そしてモネの庭園には、あの有名な絵画「睡蓮」の情景がそのまま残っており、それを目当てに世界中から多くの旅行者が訪れます。
今回は、そんなモネの家&庭園の行き方や入場料金、見どころなどをご紹介したいと思います。
個人旅行が好きなら

往復たった6万円のチケットをとったことも。
乗り継ぎは疲れるので直行便がおすすめです♪
公式サイト

このページの目次
モネの家と庭園の見どころ・観光情報

モネはジヴェルニーの自然に魅せられ、43歳の時に家族とともに移住しました。
モネは池を掘り、睡蓮を植えます。
もちろん、観賞用として用意したのですがある日突然
「池の妖精たちが前に現れ、わたしはパレットを取り上げた」
と語り、睡蓮の制作をはじめたというエピソードがあるようですよ。
ちなみに睡蓮はフランス語で「ナンフェア」。「水の精(ニンフ)」という意味もあるんだとか!
モネは日本が好き♡
モネは日本の浮世絵が大好き!
モネの家の中は、まるで浮世絵美術館のよう。
1870~80年代にジャポネズリー(日本の文化)が流行り、モネもその刺激を受けました。
妻に着物を着せて描いた「ラ・ジャポネズリー」という作品も残しています。
モネの庭もどことなく日本風なところも。
太鼓橋を描いた絵画は有名ですが、モデルになったこの橋も日本風の太鼓橋なんですよ!

庭にはさまざまな植物が植えられていますが、日本を象徴するかのように桜の木も植えてあります。
ジヴェルニー「モネの家と庭園」行き方・アクセス
photo by Christine und Hagen Graf
ジヴェルニーは、フランスのノルマンディー地方に位置します。
パリからジヴェルニーに訪れるなら電車やツアーに参加するがおすすめです!
電車+バス 公共交通機関で行く
最寄り駅は、Vernon駅。
パリのサン・ラザール駅からルーアン行きの電車(Intercités)に乗ります。
所要時間は45分~1時間ほど。(便によって変動あり)
Vernon駅で下車したら、ジヴェルニー行きのバスで20分ほどで到着します。
Vernon駅駅前またはパリ広場から、シャトルバスが出ているので利用しましょう。往復10ユーロで乗れますよ♪
詳しいバスの時刻表は公式サイトから確認しておくと便利!
>>>クロード・モネ財団 – Fondation Claude Monet
ツアーに参加する
電車やバスに乗る自信がない方や言語に不安がある方はツアーに参加するのも手。
パリからバスで連れて行ってくれるので、かんたんに訪れることができますよ♪
ガイドさんがついたり、チケットも用意しなくて良いので楽ちんですね!
>>>モネの庭園ジヴェルニー&フラゴナール香水博物館半日観光ツアーを見てみる
運転ができる方は、レンタカーを借りてみるのも良いかもしれませんね!
モネの家&庭園の入場料金・営業時間
photo by Andy Hay
一番注意が必要なのは、、
冬は営業していないということです!
11月2日から3月23日は冬期休業中なので、気をつけてください!
モネの家に絶対行きたい!!という方は旅行の時期をきちんと考えておくのがおすすめ。
◆営業時間
3/24~11/1:09:30~18:00
◆入場料金
・一般料金:9.5ユーロ
・割引き料金:5.5ユーロ
※割引対象者:7~18歳未満の方(パスポートの提示が必要)
・障害者:4ユーロ(証明書の提示が必要)
・7歳未満の幼児:無料
◆お得なペアチケット料金
◎オランジュリー美術館とクロード・モネの家ジヴェルニーのパスポート:18.5ユーロ
※一般大人料金の設定のみです
◎マルモッタン美術館とのペアチケット
一般料金: 18.5ユーロ
割引き料金:9ユーロ
※割引対象者:7~18歳未満の方(パスポートの提示が必要)
7歳未満の幼児:無料
障害者:4ユーロ(証明書の提示が必要)
◎ジベルニー印象派美術館とのペアチケット
一般料金:16.5ユーロ
学生: 9.5ユーロ(証明書の提示が必要)
7~12歳未満の子ども: 8ユーロ (※パスポートの提示が必要)
7歳未満の幼児:無料
障害者:7ユーロ(証明書の提示が必要)
チケットの事前購入も

モネの家は人気スポットなので、ハイシーズンや休日、天気の良い日などは長蛇の列ということも。
インターネットでチケットを事前に購入しておくと、専用入り口からの入場になるので並ぶ必要がなくなります。
今のところチケットのみを日本語で予約できるサイトがなく…公式サイトをグーグル先生に訳してもらいながらの購入になります。
>>>クロード・モネ財団 – Fondation Claude Monet
日付を選び、自分の情報、クレジットカードの情報を入れて決済します。
バーコードが記載されているメールを印刷して持って行く必要があるので忘れずに!
折りたたみ傘があると便利♡
ノルマンディー地方に位置しているだけに、急に雨が降って来たりすることもあります。
わたしが訪れた時も、お天気雨にあいました。
パーっと降ってすぐに晴れるパターンですが、念のため、折り畳みの傘を持ち歩いていると安心です!
庭園は外なので、できればお天気の良い日がおすすめですが、雨の降る庭園もアンニュイな雰囲気が素敵…かもしれませんね!(笑)
天気予報をちゃんとチェックして行った方が無難かもしれません。
ジヴェルニー「モネの家と庭園」口コミ・評判
オランジュリー美術館で睡蓮を鑑賞後訪問しました。絵画のような睡蓮の池がとても良かったです。パリからちょっと遠いけど時間を割いてでも訪問する価値あり!それ以外にも色々な花が咲いている庭もとても綺麗でしたよ!
とにかくすばらしいのひとこと。この庭を見てからモネの絵を見るとより魅力的に感じます。花の色彩と種類の取り合わせ方はさすがのセンスの良さです。
アクセスはパリから電車で1時間のヴェルノン駅からシャトルバス。同じバスでたくさんの旅行者が来るので窓口で並ぶのは必須ですが、その価値はあります。
オランジェリー美術館のモネの睡蓮が好きで1度はジベルニーに行きたいと思っていたので今回はフリーの旅行なので、みゅうのオプショナルツアーで行きました。午前中のツアーだったので開園と同時に入ったので人が少なかったのですが、庭を1周するとどんどん人が増えてきました。午前中がおすすめです。
4travelのレビューでは、「行って良かった!」という声が圧倒的♪
見どころは名画「睡蓮」を生んだ池&庭園の花々!
モネのお家の中もモダンで素敵な空間ですが、やはり「庭園」がおすすめ!
中でもモネの晩年の名作「睡蓮」が産まれた池は必見です♪
photo by Christine und Hagen Graf
5月ころには睡蓮の花が満開で、モネの絵の世界そのものを体験することができます。
もし、モネの作品を良く知らないという方は前もって予習しておくとより楽しめると思います!!
(わたしも、全然詳しくないド素人ですが…笑)
「あ!この景色、絵で見たことある!!!」とウキウキすること間違いなし♪

オランジュリー美術館で予習するのもいいですね!
こちらで紹介しているので、参考にしてみてください。
>>>オランジュリー美術館の代表作品6選とおすすめの周り方
photo by Pascal VERSACI
クロ・ノルマンと呼ばれる庭園は、モネ自身も「庭はわたしの最高傑作だ」と語っていたそう。
四季折々のお花たちはいつ見てもきれいです。
photo by Selena N. B. H.
色んなところに色んなお花。
ヨーロッパらしくて絵になる…!!!
photo by ssedro
お花って本当にきれい♡
自然界にこんなにも色とりどりな美しいものがあるなんて…地球ってスゴイ!(笑)
まるで、おとぎ話や絵本の中にいるみたいですね♡
モネのお家の中はお部屋が公開されてる他にも、モネの浮世絵コレクションやモネの作品(レプリカ)、お土産ショップなどが入っています♪
photo by Herbert Frank

わたしが特に好きなのはキッチン!
photo by Kyle Taylor
さすが、モネのお家…!!
センス良すぎ…かわいいすぎます♡こんなお家に住みたい!!!(笑)
ジヴェルニー周辺のおすすめカフェレストラン
photo by jpitha
のどかな雰囲気がすてきなジヴェルニーの村は、ほっと一息つくのにおすすめのエリア。
パリからたった1時間離れている場所とは思えないほどゆったりとした空気が流れています。
せっかくジヴェルニーまで来たのなら、モネの家を訪れるだけでなく、のんびりと周辺をお散歩するのもおすすめ。
モネの家の入り口の向かい側には、素敵なカフェ・レストラン「Restaurant Les Nymphéas」が♪
サラダやキッシュといった軽食やお肉などのメイン料理まで豊富にあります。
カフェとしてガトーショコラやケーキを目当てに休憩で立ち寄るもおすすめです!
外観も素敵ですが、テラス席の雰囲気がとっても素敵…♡
晴れていれば、テラス席に座り、綺麗な田舎町を眺めながらお茶することができます♪
住所 | 109 Rue Claude Monet, 27620 Giverny, フランス |
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営業時間 | 2018年は、3月23日〜11月1日の9時~18時まで |
料金 | メイン+前菜で25ユーロ~、アラカルトでキッシュ9.80ユーロなど |
定休日 | モネの家が営業していない冬期間はお休み |
HP | http://www.giverny-restaurant-nympheas.fr/ |
モネの世界を堪能したい方はぜひ!
モネの作品を鑑賞するだけより、もっとモネを身近に感じられるはず!
モネの家と庭園には、美術作品の枠を超えた美しさがあります♡
もしフランス旅行で時間に余裕がある方は、ぜひジヴェルニーに訪れてみてください。
パリでぜひ泊まっていただきたいのがオテル リッツ パリ!!
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。
サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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