モネの晩年の傑作「睡蓮」に出会える、オランジュリー美術館。
なんと元はオレンジなどの柑橘類の倉庫でした。
美術館として活躍するには紆余曲折ありましたが、モネの理想どおりに睡蓮を展示するためつくられた美術館と言って過言ではありません。
ルーブル美術館、オルセー美術館と並ぶ、パリの人気美術館の1つ。美術ファンでなくてもぜひ足を運んでいただきい一押しスポットです。
この記事ではオランジュリー美術館への行き方やおすすめツアー、お得なチケット情報だけピックアップし、どこよりも詳しく解説しています。
- 詳しいアクセス方法が知りたい
- おすすめのツアーを見てみたい
- お得なチケット購入方法が知りたい
オランジュリー美術館の人気作品や周り方は「オランジュリー美術館の代表作品6選とおすすめの周り方」で詳しくご紹介していますので、この記事の後に読んでみてくださいね!← お土産やカフェ情報も
パリ観光におすすめ!!
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これがあればチケット売り場に並ぶ
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この記事で紹介している施設はミュージアムパス対象スポットなので、パスの利用を検討してみる価値は十分アリ◎

このページの目次
オランジュリー美術館のチケット料金


当日窓口でチケットを購入した場合の一般的な価格は以下の通りです。
※1ユーロ130円で計算
- 一般料金 12.5ユーロ(約1,625円)
- 18歳以下無料(EU居住者は25歳以下無料)
- オーディオガイド 5ユーロ(約650円)
- オランジュリー&オルセー美術館共通チケット 16ユーロ(約2,080円)※販売停止中の可能性あり
公式サイトオランジュリー美術館
少しでもお得に楽しく美術館を楽しみたいなら、当日券以外の方法も検討してみるのがおすすめです。
オランジュリー美術館のチケット購入方法とツアーのすすめ


オランジュリー美術館を見学するには大きくわけて4つの方法があります。
- 現地ツアーに参加
- ミュージアムパスを購入する
- 個人手配(事前にオンラインで手配)
- 個人手配(当日現地で購入)
観光の仕方によってお得な方法・おすすめの手段が変わってくるので、ここからはわたしのおすすめ順に手配の仕方を紹介していきますね。
現地ツアーに参加する
まず、わたしが一番おすすめするのはツアーに参加する方法。
単純に料金だけを比べてしまうと、チケット単体の価格より高くなってしまいますが、おすすめする理由は2つあります。
- チケットの手配が不要な場合が多く、楽チン
- 絵画のプロが見どころを詳しく解説してくれるので学びがあり、理解の深まりが半端ない
日本人でよくあるパターンが、それほど絵画が好きなわけでも、興味があるわけでもないけど「有名な場所だから一応来てみた」というパターン!
決して安い入場料ではないので、「来てみたはよいけど、よくわからなかった…イマイチ楽しめなかった…」となってしまうのは一番残念かもしれません。
オランジュリーくらいの規模の美術館であれば個人で周るのも悪くありませんが、ルーブルやオルセーくらい大きな美術館の場合は断然ツアーでの参加がおすすめです。
特にプライベートツアーの場合、少人数でどんどん質問もできますし、作品への情熱を直接ガイドさんから聞けるというのは、驚くほどおもしろくて感動レベルでした。
フランス公認ライセンスを持った日本語ガイドが、オルセー美術館とオランジュリー美術館を見つけたので貼っておきますね。
ツアーに参加する唯一のデメリットはお値段が高いこと!
せっかくパリまで行くのでケチらず利用していただきたいのが本音ですが、以前のわたしはガイドさんに割ける予算などありませんでした。
そんな方にはオーディオガイドを借りるのがおすすめです。
パリ・ミュージアム・パスを購入する
オランジュリー美術館は、パリ・ミュージアム・パスが利用できる施設です。
パスを持っていれば、入口でパスを提示するだけで施設に入場できるので、チケット買う必要がなくなり大幅な時短になりますし、期間中にパス対象の観光地を上手くまわれるとパスの元は取れます。
パス対象の観光地や周り方の例など、詳しくは「パリミュージアムパスは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」で解説しているので気になる方はご覧ください。
ミュージアムパスは公式サイトでも購入できますが、対応している言語はフランス語、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語のみ。
英語やヨーロッパの言語に不安な場合は日本の代理店から購入するのがおすすめです。
個人でオンライン事前購入する
連休や観光のハイシーズンだと、パリはどこの施設も混雑が予想されます。
- チケット売り場に並びたくない
- パリでの貴重な時間を有効活用したい
という方は、チケットを予約購入しておくのがおすすめです。
オランジュリー美術館のチケットを予約できるサイトはいくつかありますが、残念ながらほとんどがフランス語のサイトでした。
そんな中でわたしの一押しはGETYOURGUIDE.COMという旅行予約サイト!!
もちろん日本語で購入OK!
オランジュリー美術館に限らずチケットの種類が豊富なので、特にヨーロッパ旅行では何度もお世話になっています。
オランジュリー美術館 予約優先入場チケットや、オルセー美術館&オランジュリー美術館:優先入場チケットを格安で購入できるので個人旅行にぴったり。
2022年6月現在、チケット料金は12.5ユーロでした。優先入場が確実なら買っておいて損はありません。
現地で当日購入する
他の美術館と比べてチケット売り場が混雑しているということは少ないとはいえ、特別展などが行われるときは混雑することもあります。
必ず行く予定があるなら、事前のチケットの予約やミュージアムパスを用意しておくと良いと思います。
無事美術館に入れたら、ぜひ日本語オーディオガイド(音声ガイド)をレンタルしてじっくりフランス絵画を学びましょう。
わたし自身、現地ツアーの良さに気づいていなかったので、いつも個人手配でオーディオガイドのお世話になっていました♪
ご自分に合った方法でめいいっぱい楽しんできてくださいね♡
オランジュリー美術館への行き方・アクセス
オランジュリー美術館は、チュイルリー公園内にあります。
お天気がよければ美術館を鑑賞したあとに、公園でゆっくり休憩するのもおすすめ。


ルーブル美術館やオルセー美術館とは徒歩圏内。
チュイルリー公園の隣にあるコンコルド広場を抜ければシャンゼリゼ通りに出られるので、オランジュリー美術館に行ったあとは凱旋門のほうまでお散歩するのも良いと思います。
メトロで行く
最寄り駅は1号線, 8号線, 12号線Concorde駅。
コンコルド広場からチュイルリー公園へ歩いていくと、徒歩5分で美術館の入口があります。
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド



オランジュリー美術館の営業時間・所要時間・混雑状況


営業時間・定休日
- 9:00-18:00
※最終入場時間 17:15
※閉館準備開始時間 17:45 - 定休日は毎週火曜日
5月1日、7月14日の午前、12月25日
所要時間・混雑状況
さらりと見て回るなら60分、ゆっくり見ても90分程度で見学できます。
夏のハイシーズンや連休はもちろん、土日は混雑しやすいです。
入場制限されるほどの混雑ではありませんが、できるなら連休や土日は外したほうがゆっくりできます。
オランジュリー美術館の公式サイトによると、最も混雑が予想されるのは「土日の15時~18時」「日曜の10時~11時」の時間帯。
毎月第1日曜日は18歳未満と18~25歳までのフランス・EU圏在住者の無料開放日。混雑必至なのでよほどのことがない限り避けたほうがいいです。
オランジュリー美術館周辺の治安
オランジュリー美術館を含むパリ1区はルーブル美術館をはじめ、人気観光スポットの集まる地区です。そのため旅行者を狙ったスリの多いエリア。
人が賑わい「怖い」という感じはしませんが、その分スリが人混みに紛れやすく置き引き・盗難には備えるべき!
手に持っていたスマートフォンを取られたり、カバンの中の貴重品を気づかないうちに盗まれたりします。
リュックは狙われやすいので貴重品を別に持つか、ファスナーの付いたショルダーバッグなどを持つようにしましょう。
ハイブランドを購入した後はメトロは使わずタクシーでホテルに戻るか、ショッピングバッグに入れ替えて移動することを強くおすすすめします!!
パリ全体の治安に関しては「パリ旅行の治安情報|在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法」で詳しく解説しています。
パリに行く全ての旅行者に読んでいただきたいおすすめ記事です。



オランジュリー美術館まとめ


オランジュリー美術館の見どころはやはりモネの睡蓮!
睡蓮の間にはゆっくり鑑賞できるベンチもあるので、気が済むまで鑑賞できます♪
オランジュリー美術館の人気作品と周り方は「オランジュリー美術館の代表作品6選とおすすめの周り方」で詳しく解説しています。← お土産やカフェ情報も
オランジュリー美術館 | |
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住所 | Jardin Tuileries, 75001 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1, 8, 12号線Concorde駅 |
時間 | 9:00-18:00 ※最終入場時間 17:15 ※閉館準備開始時間 17:45 |
定休 | 毎週火曜日、5月1日、7月14日の午前、12月25日 |
料金 | 12.5ユーロ 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.musee-orangerie.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
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