南仏。なんと魅力的な響きでしょう!パリももちろん素晴らしいのですが、死ぬまでに一度は南仏でバカンスを過ごしてみたいと思う人も多いはず!
ニースの魅力は、なんといってもあの美しい紺碧の海。
夏のヴァカンスシーズンになると、燦々と降り注ぐ太陽の光を求めて、世界中から旅行者が集まってきます。
弧を描いた美しいビーチには、日光浴を楽しむリゾート客でいっぱいとなり、夏のバカンスの間は大変賑わいます。
また冬でも温暖な地中海性気候のニースは、古くから避寒地として発達してきました。
夏のニースとはまた違った魅力があり、旅行者も夏に比べると少ないため、ゆったりとした気持ちで観光が楽しめるのも魅力です。
当ブログ「フランスボックス」では、そんな世界中の人々から愛されるニースの見どころをたっぷりご紹介していきます。
ここ最近毎年ニースに通うわたしのおすすめスポットも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください♡
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このページの目次
ニースの観光情報
ニースは地中海に面した南フランスに広がるコート・ダジュールの中心都市。
「リヴィエラの女王」と称された美しい街です。
地中海性気候で1年を通して穏やかなため、夏はリゾート地として、冬は避寒地として世界中から旅行者が訪れる一大観光地。
コート・ダジュール観光の拠点でもあるため、周辺の街や村へのアクセスも整っており1週間滞在しても飽きることはありません。
おすすめ観光の周り方
ニースといえば、なんといってもあの美しいビーチ!
海に入らなくても、海岸沿いの遊歩道プロムナード・デ・ザングレをぜひ歩いてみましょう。
近隣の観光スポット
ニースから車で約1時間で行ける観光地も沢山あります!
鉄道やバス、レンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
- サン・ポール・ド・ヴァンス
- カーニュ・シュル・メール
- ビオット
- アンティーブ
- カンヌ
- エズ
- マントン
- モナコ
現地ツアーで周る
ニースの現地ツアーを調べてみました。
ベルトラの現地ツアーは日本語ガイド付きツアーが多くて価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
- ニース発 南仏1日ツアー
(日本語ガイド / モナコ / エズ / カンヌ / アンティーブ) - ニース発 南仏1日ツアー
(日本語ガイド / モナコ / エズ / マントン / ロクブリュヌ・カップ・マルタン / ラ・テュルビー) - ニース発
南仏プライベートツアー
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英語ガイドのツアーでも問題なければ、種類豊富なGetYourGuideのツアーがおすすめです。
- ニース発
絶景スポットとラベンダー畑ツアー
(英語・仏語など / カステラーヌ / ヴェルドン渓谷 / ムスティエ・サント・マリー / サンクロワ湖) - ニース発
サントロペ日帰りツアー
(英語または仏語 / ボートで移動 / サントロペ / ポートグリモー) - ニース⇔サントロペ往復送迎
(片道2時間半のボートの旅) - ニース⇔モナコ往復フェリー
(片道1時間弱のパノラマクルーズ) - ニース香水づくりワークショップ
(英語または仏語)
ニースで泊まりたいおすすめホテル
わたしがニースでおすすめしたいホテルは3箇所。
↓観光地との位置関係はこんな感じ
値段ははりますが、やはりビーチのホテルは格別です。口コミが良いのはやっぱりハイアットリージェンシー。
人気ホテルはすぐに予約いっぱいになってしまうので、ハイシーズンは早めの予約がマスト!
ビーチから離れるほどリーズナブルなホテルが見つかります。少しコストをおさえたければベスト ウェスタン プラス ホテルやニース エクセルシオール サントル ヴィルもおすすめ。
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ニースの観光名所と見どころ
ビーチをはじめ、マルシェや美術館、大聖堂など、ニースには魅力溢れる観光スポットが盛りだくさん!
華やかな高級リゾート地の顔をもちますが、海岸から一歩足を踏み入れると、そこには庶民的な雰囲気の漂う旧市街があります。
活気に溢れた街で、画家たちのゆかりの場所も多く、街をのんびり散策するだけでも楽しめますよ。
ニースのビーチ
約7キロ続くニースのビーチ。夏になると溢れんばかりの人で賑わいます。
ビーチは砂浜ではなく、白い小石に覆われています。そのためビーチを歩く際には、裸足ではなくビーチサンダルを用意しましょう。
ビーチには、パブリックビーチ(無料)とプライベートビーチ(有料)があります。
プライベートビーチの場合、タオルやパラソル、デッキチェアなどの貸し出し、更衣室やシャワーも完備されています。
プロムナード・デ・ザングレ(Promenade Des Anglais)
3.5キロにわたって続く「プロムナード・デ・ザングレ(英国人の散歩道)」。
この海岸遊歩道には、ニースを代表する高級ホテルやカジノ、レストランなどが立ち並びます。
19世紀にイギリス人在住者の資金によって作られたことから、この名前が付けられました。
遊歩道にはヤシの木が並び、南国ムードを醸し出しています。朝はランニングする人をよく見かけました。こんな道なら走りたくなるのもわかる。
プロムナード・デ・ザングレ | |
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住所 | Promenade Des Anglais 06000 Nice 地図 |
過去にはテロ事件も・・
2016年7月14日のフランス革命記念日に、このプロムナード・デ・ザングレで残虐なテロ事件が起こりました。
革命記念日を祝う花火を見物する人々のところに、トラックが突入し、86人が死亡。
現在は平穏を取り戻していますが、テロはいつ起こるかわかりません。旅レジに登録して最新の治安情報を手に入れるようにしましょう!
ニースの旧市街
ニースはかつてサルディーニャ王国の支配下にあったため、旧市街にはイタリア文化の名残が見られます。
パステルカラーの建物には、お洒落なショップやレストラン、カフェなどが軒を連ね、古き良き街並が広がります。
photo by Olga Khomitsevich
ニースの旧市街では食べ歩きも楽しめます。小腹が空いたら、ニース名物のソッカを味わってみてはいかがでしょうか?
また美味しいイタリアン・ジェラートのお店もたくさんありますよ!
また地元の人々の生活を垣間見られるマルシェもおすすめです。オリーブやオリーブオイル、石鹸など、お土産にピッタリの商品も見つかるかもしれません。
マセナ広場(Place Masséna)
マセナ広場はニース観光の拠点となる場所です。中心を彩るのは太陽の泉という名前がついた噴水。
その名の通り、7メートルもある太陽神アポロンが堂々とたたずみ、古代ギリシャの神々が周りを囲んでいます。
広場周辺にはギャラリー・ラファイエットをはじめ、高級ブランドのブティックなどが立ち並びます。
夜はパフォーマーを見物するため沢山の観光客でいっぱいでした!フランスがいいなと思うのは多くの人がスマホは出さずに自分の目で楽しんでるとこ!
マセナ広場 | |
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住所 | 6, rue Dr Jacques Guidoni 06000 Nice 地図 |
城跡公園(Parc de la Colline du Chateau)
ニースに来たらぜひとも訪れたいのが、小高い丘の上にある城跡公園(キャッスル・ヒル)。
3度目のニースでようやく来て、お気に入りスポットとなりました。
階段で行くこともできますが、無料のエレベーターを使って登り、旧市街へ降りていくのが楽ちんでおすすめ。
上まで登ると「天使の入り江(Baie des Anges)」と呼ばれる美しいビーチとニースの街並が一望できます!
かなりしっかりした子供の遊び場もあり、娘も大喜び。
滝も水しぶきがかかるくらい勢いがよく涼しくて癒されました。景色も最高だし、絶好のフォトスポット。
城跡公園 | |
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住所 | Rue des Ponchettes 06300 Nice 地図 |
国立マルク・シャガール美術館(Musée National du Message Biblique Marc Chagall)
ロシア出身の画家マルク・シャガールもニースに魅了された芸術家の1人です。
ニースの高級住宅街に佇むシャガール美術館には、200点以上のシャガールの作品が所蔵されています。
1967年、シャガールは17点からなる連作《聖書のメッセージ Message Biblique》を描き、フランス国家に寄贈。
フランス文化大臣アンドレ・マルローは、これを元にシャガールのコレクションを集めた美術館建設を進めました。
ニース市が土地を提供し、1973年シャガールの86歳の誕生日(7月7日)に美術館が開館。
屋外展示もあり、予言者エリアの周りに黄道12正座を描いた大きなモザイク画があります。
また館内には小さなコンサートホールがあり、窓には「天地創造の7日間」が描かれた3枚のステンドグラスがはめ込まれておりシャガールの色彩に富んだ幻想的な世界が楽しめます。
国立マルク・シャガール美術館 | |
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住所 | Avenue du Docteur Menard 06000 Nice 地図 |
行き方 | ニース・ヴィル駅からマルク・シャガール美術館まで徒歩約15分 |
時間 | 10:00-18:00(5月1日-10月31日) 10:00-17:00(11月1日-4月30日) |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 大人8ユーロ(企画展期間中10ユーロ) 26歳以下無料 |
HP | https://musees-nationaux-alpesmaritimes.fr/chagall/collection/periode/le-message-biblique |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
マティス美術館(Musée Matisse)
シミエ地区の丘の上には、17世紀に建てられた赤い外観の邸宅があります。
1963年にマティス美術館が公開されたときは考古学博物館(Musée d’Archéologie de Cimiez)と併設されていましたが、1989年に考古学博物館が移転し、マティス美術館は拡張されました。
マティスの作品を収蔵する美術館としては世界最大規模を誇り、油彩画・デッサン画・切り絵画・彫刻・オブジェなどが年代別に展示され、マティスの作風の変遷を辿ることができます。
またロザリオ礼拝堂建造のための習作やマティスの愛用品も展示されており、マティス愛好家なら必ず訪れておきたい美術館です。
マティス美術館周辺には、移転した考古学博物館やローマ遺跡の円形競技場跡(Arènes de Cimiez)、オリーブの木に囲まれたアレーヌ・ド・シミエ庭園(Jardin des Arènes de Cimiez)、シミエ修道院(Monastère de Cimiez)などがあり、美術館と合わせて見学が楽しめます。
シャガールかマティスかどちらか1つ選べと言われれば、シャガール美術館の方が展示方法がおもしろいし、日本語解説があってよかったですが、バスですぐなのでできれば両方いってほしい。
ニースのマティス美術館 | |
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住所 | 164 Avenue des Arènes de Cimiez, 06000 Nice 地図 |
行き方 | ニース・サン・ロシュ駅からマティス美術館まで徒歩約26分 |
時間 | 10:00-17:00(11月1日-4月30日) 10:00-18:00(5月2日-10月31日) |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日、イースターの日曜日 |
料金 | 10ユーロ 18歳以下無料 |
HP | https://www.musee-matisse-nice.org/fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ニースで絶対に買いたいおすすめ土産
ニースを訪れたら、やっぱりニースならではのお土産を買って帰りたいですよね!
おすすめのお土産をご紹介していきますので、ぜひショッピングの参考にしてください。
オリーブオイル
ニースといえば、オリーブオイル!ニースの旧市街に有名なオリーブオイルの専門店があります。
1868年創業のアルジアリ(Moulin à Huile d’Olive Nicolas Alziari)は、収穫から製造方法までこだわった最高級のオリーブオイルを作るお店です。すべて手作りのため、生産量に限りがあります。
オリーブオイルは重量が心配になりますが、25ml入りの小さなものもありますよ!
ムーラン・ア・ユイル・ドリーヴ・ニコラ・アルジアリ | |
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住所 | 14 Rue Saint-François de Paule, 06300 Nice 地図 |
行き方 | ニース・ヴィル駅からアルジアリまで徒歩約20分 |
時間 | 9:00-19:00(月~土) 10:00-19:00(日) |
定休 | 1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | オリーブオイル25ml 1.6ユーロ、オリーブオイル100ml 6.15ユーロ |
HP | http://www.alziari.com.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
砂糖漬けフルーツ&チョコレート
1820年創業の砂糖菓子老舗「Maison Auer」。
季節の果物を使った砂糖漬けフルーツ(フリュイ・コンフィ)が有名です。
オランジェットやマロングラッセ、パット・ドゥ・フリュイ、チョコレートなどお土産に喜ばれる商品がずらりと並んでいます。
メゾン・オエール | |
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住所 | 7 Rue Saint-François de Paule, 06300 Nice 地図 |
行き方 | ニース・ヴィル駅からメゾン・オエールまで徒歩約20分 |
時間 | 9:30-13:30 14:00-18:00(月~土) |
定休 | 日曜日 |
料金 | オランジェット 12.90ユーロ、パット・ドゥ・フリュイ 28.90ユーロ |
HP | http://www.maison-auer.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
石鹸・サシェ・アロマグッズ
1802年創業のル・シャトラール1802は、石鹸をはじめ、サシェやアロマキャンドルなどアロマグッズを豊富に取り揃えたお店です。
お値段も手頃なものが多く、ばらまき用や自分用のお土産にピッタリですよ!
ル・シャトラール1802 | |
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住所 | 2 Rue du Pont Vieux, 06300 Nice 地図 |
行き方 | ニース・ヴィル駅からル・シャトラール1802まで徒歩約25分 |
時間 | 10:00-19:30 |
料金 | ラベンダーの石鹸100g 3.10ユーロ ラベンダーのサシェ18g+エッセンシャルオイルセット6.3ユーロ |
HP | https://www.le-chatelard-1802.com/fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
その他のお土産については「南仏旅行の人気定番お土産30選と特産品|旅のプロおすすめ心ときめく商品をご紹介」でたっぷりとご案内します。
ニースで絶対食べたいおすすめグルメ
ニースといえば、シーフードが有名です。
地中海の海産物に恵まれたニースでは、オマール海老やムール貝、あさり、イカ、白身魚など、海の幸が堪能できます。
また太陽の恵みを受けた野菜やハーブを使った郷土料理もおすすめです♡
ソッカ(Socca)
ソッカとは、ひよこ豆で作られたガレットのようなローカルフード。
大きな窯で焼き、塩とこしょうで味付けられた素朴な料理です。
ラタトゥイユ(Ratatouille)
日本でもすっかり浸透したニースの伝統料理ラタトゥイユ。彩りが鮮やかで食欲をそそります。
ナスやトマト、ピーマン、ズッキーニなどの野菜をニンニクとオリーブ油で炒め、深鍋に入れて野菜自身の水分で煮込んだもの。
フランス全土で食べられており、ビストロの定番メニューでもあります。
サラダ・ニソワーズ(Salade Niçoise)
ニースのレストランに必ずといっていいほどメニューに載っているのが、日本でニース風サラダと呼ばれるサラダ・ニソワーズ。
暑い夏には、このさっぱりとしたサラダが最高です!
ピサラディエール(pissaladière)
ピサラディエールとは、甘みが出るまでじっくりと炒められた玉ねぎとアンチョビ、オリーブをのせて焼いたピザのような料理。
冷やしたロゼワインとの相性が抜群です!
パン・バニャ(pain bagnat)
ニースで愛されているサンドイッチといったら、パン・バニャ。
浸したパンという意味で、パンにオリーブオイルや野菜の水分がしみ込まれています。
野菜がたっぷりと入ったサンドイッチで、ニースのパン屋さんに並ぶ定番のサンドイッチです!
トゥルト・ドゥ・ブレット・シュクレ(Tourte de blettes sucrée)
トゥルト・ドゥ・ブレット・シュクレとは、ブレット(フダンソウ)という南仏ではポピュラーな野菜を使ったお菓子のこと。
ほうれん草や小松菜に似た葉野菜で、ほんのり甘味があります。
葉の部分を刻んで、りんごや松の実、干しぶどうなどと一緒に甘く煮たものをタルト生地で挟んだニースの伝統的なお菓子です。
ニースにゆかりのある偉人・アーティスト
ニースにゆかりのある偉人・アーティストといえば、マルク・シャガールとアンリ・マティスの2人でしょう。
その他出身者や滞在歴のある著名人を並べてみました。
- ピカソ
- ルノワール
- ピエール・ボナール
- ジャン・コクトー
ニースへの行き方・アクセス・最寄り駅
コートダジュールの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、どこかで経由してニースのコート・ダジュール空港へ入るか、パリや周辺都市からTGV(新幹線)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
パリから行く場合
飛行機 パリ・シャルル・ド・ゴール空港またはオルリー空港からニース・コート・ダジュール空港まで約1時間30分。
鉄道 パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からTGVでニース・ヴィル駅(Gare de Nice-Ville)まで約5時間40分。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
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※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
空港から市内までの行き方
バス、トラム、タクシーの選択肢があります。
トラムは1.5ユーロと格安で一番おすすめ。
ニースの治安
ニースの治安は比較的良好ですが、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
特にニース・ヴィル駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
昼間は旅行者で賑わう場所なので、荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できますよ。
スリ対策の基本
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ニースをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
ニースは地中海性気候で一年中温暖な気候であり、一年を通じて気候は安定しています。どの季節も素晴らしいのですが、やっぱり夏がおすすめです。
光に満ちた南仏の太陽を求めて、多くの芸術家がこの地にやってきた理由が分かるはず!
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また地球の歩き方以外であれば、FIGAROの南仏特集が素晴らしかったです。
おしゃれな写真と洗練された文章で南仏の魅力が爆発していて、買ってよかった1冊でした。
ニースまとめ
地中海の光に満ちたニースは、リゾート客だけでなく、芸術家からも愛された街です。規模は小さいながらも趣のある場所にあるため、海と芸術を合わせて楽しむことができます。
パリとは全く違った雰囲気で、暖かいリゾート地はフランスの違った一面を見せてくれますよ。
ニースはわたしも大好きな街。ぜひ数日時間をとって訪問されることをおすすめします!
ニース | |
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住所 | 06000 Nice 地図 |
行き方 | パリ・シャルル・ド・ゴール空港またはオルリー空港からニース・コート・ダジュール空港まで約1時間30分 |
HP | https://www.explorenicecotedazur.com/ |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!