フランスのお土産選びはとても楽しく、素敵なお店を眺めているだけであっという間に時間がたってしまいます。
とりわけプロヴァンスはわたし好みの商品が多く、物欲をおさえるのに苦労しました。
2週間の南仏滞在で見かけたとっておきのお土産をカテゴリー別に7つ、30商品近くご紹介します。
写真もたっぷり撮ってきたのでぜひお土産選びの参考にしてください♡
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このページの目次
プロヴァンスで買いたいおすすめ土産7選
プロヴァンスには可愛いお土産がたくさん♡
旅先で悩むお土産選びも、プロヴァンスでは楽しんで選べるほど充実しています。
ここに載せた商品は本当に自分で買いたいものばかりですが、滞在期間も1ヵ月と長く荷物もあまり沢山持てません。
重さはあまり気にせず、かさばらないものを中心にお買い物を楽しみました。
ここではプロヴァンスならではのアイテムを中心に紹介していますが、これにプラスしてモノプリでエコバッグとクッキー。子供服と水着、ミスト状化粧水などのコスメを購入しています。
一般的なフランス土産は「フランス旅行の人気定番お土産10選|元在住者おすすめ失敗しない土産とは」で詳しく解説しているのでチーズやバター、チョコレートやコスメなどはぜひこちらでご覧ください!
ラベンダー(lavande)
プロヴァンス地方の代表的なお土産で真っ先に思い浮かぶのが、ラベンダー。
サシェをはじめ、エッセンシャルオイル、マルセイユ石けんなど、さまざまなラベンダー製品が手に入ります。パッケージもさすがフランス。
洗練されて素敵なものが多く、目移りしてしまいます。娘も香りが好きだというので、サシェと石けん、ラベンダーのはちみつを購入しました。
持ち帰りはできませんが、アイスクリームも爽やかでとっても美味しいので見つけたらぜひ食べてみてください。
プロヴァンスのお菓子
カリソン(Calisson)
カリソンは、プロヴァンス地方の伝統的なお菓子。本当にあちこちで見かけました。
アーモンドとフルーツの砂糖漬けを練り合わせてひし形に焼いたもので、表面にグラス・ロワイヤル(アイシング)がかけてあります。
マルシェで売られているものから。
色んな味が小分けにされているもの。
それぞれの街や村の老舗お菓子屋さん。それぞれに個性があり食べ比べも楽しい。
フランスでは「幸せのお菓子」と呼ばれており、定番のお土産となっています。
味は店によって結構違って、甘めのものもあればちょっと苦みが(柑橘系の苦み)強いものも。
わたしはサンレミドプロヴァンスで有名な「Le petit duc」のものが一番好きです。他のカリソンが苦手でも食べられると思うので、ぜひ一度試してみてください!
ヌガー(nougat)
ヌガーとは、砂糖とハチミツ煮詰め、メレンゲやアーモンドなどのナッツ類、ドライフルーツなどを加えたフランスの伝統菓子です。
ソフトキャンディーのような甘く濃厚な味わい♡
プロヴァンス地方のクリスマスは、13種類のデザートを食べる習慣があり、ヌガーはそのひとつに数えられています。
フルーツキャンディ・ドライフルーツ(Berlingot)
プロヴァンスでカリソンの次によく目にしたのがフルーツキャンディ。
コンフィズリー定番の飴で、Berlingotと呼ばれています。
三角錐のような形に縞模様のついたカラフルな飴で、とっても可愛いのです♡
ドライフルーツも種類が豊富。
マルシェはお土産屋さんの半額以下。
量り売りしてくれるので、いろいろ試してみてくださいね!わたしはジンジャー、娘はココナッツがお気に入り。
船の形をしたビスケット「ナベット」は、オリーブオイルとオレンジフラワーウォーターを練りこんだ素朴なビスケット。
18世紀にマルセイユのパン屋さんによって考案され、船乗りたちの航海のお守りであり、保存食でもありました。
毎年2月2日には聖母マリアのマルセイユ到来を祝う祭礼が催され、ナベットを食べてお祝いをします。
ナベットを買うなら、1781年創業のマルセイユの「Four des Navettes」がおすすめです。日持ちするので、お土産にも最適!
プロヴァンスの調味料
オリーブオイル(Huile d’olive)
ラベンダーと並んで人気のお土産なのがオリーブオイル。
プロヴァンス地方はオリーブオイルの産地として有名で、質の高いオリーブオイルが手に入ります!
オリーブオイルといっても種類がとても豊富で、どれを買えば良いのか悩んでしまうほど。
プロヴァンス地方のマルシェでは、オリーブオイルの試飲をさせてくれます。お気に入りのオリーブオイルを探してみましょう。
カマルグの塩(Sel de Camargue)
伝統的な手法で採取された天然塩。
カマルグの塩田はピンク色をしていることで有名ですが、塩は製造過程で白く変化するため、精製しなくても真っ白な色なのだそう。
濃厚な旨味と甘みがあり、しっとりとした質感の塩です。
塩についてもっと詳しく知りたい人は「在住者厳選!フランス土産におすすめの人気調味料8選」をご覧ください。
はちみつ(Miel)
プロヴァンス地方の名産品として、野生の花々から採れたはちみつがあります。
なかでもラベンダーから採蜜したはちみつは、一番人気!
ラベンダーの香りがぎゅっと凝縮されたはちみつは絶品ですよ♡
シロップ(sirop)
アヴィニョンの美術館で勧められてハマってしまったフルーツやハーブのシロップ。
夏の暑い日に、フランス人がカフェや自宅でよく飲む飲み物です。
原液はとても甘いので、水か炭酸水で割って飲みます。フランス人に一番人気のあるシロップはミント味。わたしはピーチやレモン、ラベンダーが好きでした。
プロヴァンスの多くのお店ではメニューに載っていて一番安くて美味しいので旅の後半はシロップばかり頼んでいました。
パリ在住のミモザさんに聞いてみると、カフェのメニューには載っていないことがほとんどだけれど、パリでも注文することができると聞きました。次回はぜひ頼んでみよう。
スーパーや土産物屋で購入できます。さまざまなフレーバーのシロップを見つけることができますよ!
ハーブ・ド・プロヴァンス(Herbes de Provence)
ハーブ・ド・プロヴァンスとは、プロヴァンス地方の数種類のハーブをブレンドしたミックスハーブのことで、ブレンドするハーブに特に決まりはありません。
プロヴァンス地方のお料理には欠かせないもので、独特の香りが楽しめます。
野菜や肉、魚などさまざまな料理に使えるので、あるととても便利。お料理好きの方におすすめです!
プロヴァンスのファッショングッズ
プロヴァンス柄の布製品・洋服(Motif provençal)
マルシェや路面店で目を惹く鮮やかなプロヴァンスの布製品。
洋服やストールも大人気で、バカンスシーズンには多くの女性が同じような雰囲気の素敵なワンピースを身にまとっていました。
日本と違って子供からお年寄りまで、みんながカラフルで元気いっぱいなファッションを楽しんでいます。
子供服も写真のようにたくさん種類があって旅先で数枚ゲットしました。本当にかわいい~!!
ランチョンマットや鍋つかみ、テーブルナプキンなどもお土産に最適です。
かごバッグ
マルシェのお買い物に欠かせないかごバッグ。フランスの街では、かごバッグを持って歩く人の姿をよく見かけます。
パリでは手に入りにくくなってしまいましたが、プロヴァンス地方に行くと、カラフルで素敵なかごバッグが手に入ります。
お土産にはちょっとかさばりますが、見るとやっぱり欲しくなります♡
アクセサリー
旅行先で必ず購入するものの1つがアクセサリー。
在住者に言わせると、フランス国内どこでも同じようなものを売っているとのことですが、そんなことは関係なく、心が躍るアイテムが見つかればそれでよいのです(笑)
マルシェやお店で、安いものだと15ユーロくらいから素敵なアクセサリーが見つかります。今回の旅行では指輪とブレスレットを買いました。
プロヴァンスの美容・コスメ・香水
マルセイユ石けん
マルセイユ製法という伝統的な製法で作られたマルセイユ石けんは、すべて職人の手によって作られた高品質な石けんです。
純粋な植物油脂成分が72%以上であるという条件を満たしたものでなければ、「マルセイユ石けん」とは名乗れません!
フランスでは古くから愛されており、香りのバリエーションがとても豊富。
無添加で肌にも優しいので、赤ちゃんや敏感肌の人にもおすすめですよ!
ロバミルク製品
クレオパトラも愛用していたといわれるロバミルク。ビタミンやミネラルが豊富で、肌荒れや乾燥を防ぎ、肌に潤いを与えてくれます。
日本ではあまり馴染みのないロバミルクですが、美容好きの間では話題のロバミルク配合の石けんやスキンケア商品が気軽に手に入ります!
香水(parfum)
香水天国フランス。さまざまなブランドがひしめくパリと違ってプロヴァンス、コートダジュールでは特にフラゴナールの店舗が印象的でした。
この南仏っぽいパッケージ、大切な人のお土産にぴったり!娘が子供用の香水を気に入り20ユーロで購入しました。
プロヴァンスのその他雑貨・工芸品
陶器(poterie)
旅先で食器を買うのが大好きなので、プロヴァンスの素敵な陶器やガラス製品にうっとり。
なかなか自分の食卓とは合わないかも…と思いながら心惹かれる商品や少しポップで普段使いできそうなものまで、なんでも揃います。
鮮やかな色彩とボッテリ感のある素朴な陶器ですが、どこか魅力的♡
陶器は持ち帰るのにかさばるので、エッグスタンドのような小さなものや写真のような小皿がおすすめです。
サラマンダーやセミもプロヴァンスの手にかかれば、鮮やかにお部屋を彩ってくれそう(笑)
マグネット
旅行土産の定番といえば、マグネット。
フランスにはセンスの良いマグネットが沢山あって、日本の微妙なマグネットとは一線を画します(笑)
プロヴァンス地方ならではの素敵なマグネットが沢山見つかりました♡
芸術家グッズ
南仏を拠点に活躍したアーティストは沢山。定番のポストカードやマグネット、文房具など色々なお土産を見つけました。
ゴッホ好きのわたしは、ちょっと高級なマグネットとお部屋に飾る小さな絵を購入。
マルシェで見かけたゴッホの置物もすごく可愛かった!
またアートつながりで、子供から大人まで楽しめる絵の具やクレヨンも日本で売られているものとは違って素敵なものが沢山ありました。
マルシェのクレヨン屋さんは、サンレミで仲良くなってアルルで再会。これはご縁だと思って購入し、自宅でお絵描きを楽しんでいます。
セミグッズ
南フランスへ行くと、必ずと言っていいほどお土産屋さんで見かけるセミグッズ。
セミは南フランスにしか生息しないため、とても貴重で「幸運」のシンボルとして愛されています。
セミの形をした陶器をはじめ、セミのモチーフを使った商品がずらりと並び、定番のお土産とは違ったものを探している方におすすめです!
サントン人形(Santons)
プロヴァンス地方で作られる工芸品といえば、サントン人形が有名です。
フランスのクリスマスに飾られる「Crèche de Noël」は、キリスト降誕場面を表現したもので、サントン人形が飾られます。
「Santon」とは「小さな聖人 」を意味し、プロヴァンス地方の伝統衣装を身にまとった職人や商人などを成形し、素焼きにした人形。
すべて手作りで、表情も異なります。
一点ものなので、旅の思い出にいかがですか?
プロヴァンスのワイン・アルコール
プロヴァンス地方といえば、ワインの産地としても知られています。
古い歴史をもち、生産量の約90%がロゼワインです。
フルーティーな味わいのワインが多く作られ、ボルドーやブルゴーニュと違い、値段もそれほど高くないのが魅力です。
コート・ド・プロヴァンス
プロヴァンス地方の主要生産地で、辛口でフルーティーな味わいです。
パレット
エクス・アン・プロヴァンスの東側に位置するAOC認定のロゼワイン。
「ランジュスの石灰石」と呼ばれる石灰質の小石と粘土、砂利の混ざった土壌で作られています。奥行きのあるしっかりとした味わいが特徴です。
バンドール
丘陵地帯にあるAOC認定のロゼワイン。
小石混じりの石灰岩土壌で、ミネラルを多く含み、辛口で爽やかな味わいです。
シャトー・ミラヴァル
コート・ド・プロヴァンスの北部に位置し、アンジェリーナ・ジョリーとブラット・ピットが所有するワイナリーです。
シャトー・ド・ボーカステルのペラン氏がワイン造りを手掛けており、世界でもトップクラスのロゼワインを誇ります。
シャトー・シモーヌ
エクス・アン・プロヴァンスの東南に位置するAOC認定ワイン。
ロゼワインとしては珍しく、樽熟成が施された重圧感のある味わいが楽しめます。
シャトー・ド・ピバルノン
生産量の35%がロゼワインで、赤ワインのようなしっかりしたボディをもち、ベリー系果実のアロマとスパイシーな余韻が残ります。
パスティス(Pastis)
パスティスとはマルセイユで生まれたリキュールのことで、南フランスでよく飲まれているお酒です。
薬草リキュールに分類され、さまざまなハーブが使われています。水で割ると乳白色に変わり、清涼感のある味わいが特徴です。アルコール度数40〜45度と高いので、アルコールに弱い人は注意が必要です。
一般的に水で割って飲みます。食前酒として飲まれることが多く、フランスでは日常的に飲まれています。
口に含むと鼻に抜ける強いハーブの香りがあり、お酒好きの方におすすめします!
プロヴァンスのおすすめ土産まとめ
好きなものや気になったものをご紹介するとすごいボリュームになってしまいました。
プロバンス地方には、お土産選びが楽しくなるほどバラエティに富んだものがたくさんあります。
ラベンダーやオリーブをモチーフにしたものも多く、色合いも鮮やか。パリとはまた違ったお土産選びが楽しめるのでぜひ色々散策してみてくださいね!
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
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ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!