フランス南東部に位置するアヴィニョンは、城壁に囲まれた中世の街並が残る美しい街です。
中でも1995年に世界遺産に登録された歴史地区は、旅行者に大人気の観光地!
わたしも初めてのフランス旅行で行ってきましたー♡♡
歴史好きでないとあまり興味がないかもしれないけど正直ここは絶対行くべき!!
今回は、歴史情緒あふれるアヴィニョンの街をご紹介していきます♪
個人旅行が好きなら

往復たった6万円のチケットをとったことも。
乗り継ぎは疲れるので直行便がおすすめです♪
公式サイト

このページの目次
アヴィニョンの見どころ・観光情報・ベストシーズン
一年を通して穏やかな気候のプロヴァンス地方。そのプロヴァンス地方の北側に旅の拠点でもあるアヴィニョンの街があります。
かつてこの街には7人のローマ法王が移り住み、巡礼路の要所でした。
城壁で囲まれた「アヴィニョンの歴史地区」は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されています。

ベストシーズンは、気温が10度以上になる『4月~10月末』。
夏は日差しが強く、カラっとした暑さなので紫外線対策や水分補給は忘れずに!
アヴィニョンへの行き方・アクセス
パリから電車で行く場合
パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からTGVでアヴィニョン・サントル駅(Gare d’Avignon Centre)まで約2時間40分。
パリから飛行機で行く場合
パリ・オルリー空港からアヴィニョン・コモン空港まで約1時間10分。空港からバスで15分。
住所:Place du Palais, 84000 Avignon, フランス
アヴィニョンの観光名所と見どころ5選
1. アヴィニョン教皇庁(法王庁)Palais des Papes
photo by Ming-yen Hsu
14世紀から15世紀にかけてカトリックの派閥争いが激しくなり、1309年、ローマ法王は法王庁をローマからアヴィニョンへと移します。
1377年まで7人の法王がこの宮殿で暮らし、贅沢な日々を送っていました。
フランス革命により、宮殿内のほとんどの装飾品が失われてしまい、残念ながら豪華絢爛だった当時の暮らしぶりを見ることができません。
法王庁は、旧宮殿(パレ・ヴィユー)と新宮殿(パレ・ヌフ)の2つの区画に分けられます。
旧宮殿は、ベネディクトゥス12世の命により建てられました。
防壁を備えた重厚な造りで、高さ約50mの塔がいくつも設けられています。
のちにクレメンス6世の命により増築された新宮殿は、旧宮殿とは対照的に華麗な装飾が施され、「鹿の間」にはフレスコ画が唯一残されています。
口コミ・レビュー
まずは勇壮な外観に圧倒されます。高さ50メートルという外壁で囲まれ、総面積は1万5000㎡ととにかく広い!内部は新旧2つの宮殿からなり大広間、礼拝堂などが見学できるのですが、どこを歩いているのかわからなくなりそうでした。最も印象に残ったのはアヴィニヨンの旧市街が一望できる宮殿の屋上。ここはお勧めです。(TripAdvisor)
明け方に散歩したらとても幻想的でした✨静かで素敵な場所でした♪(Googleレビュー)
アヴィニョンとローヌ川を一望できます。
リラックスするにはとてもいい場所。(Googleレビュー)
営業時間・入場料金
◆住所:Place du Palais, 84000 Avignon
アビニヨン サントル(AVIGNON CENTRE)駅から1kmほど。徒歩15~20分ほどで到着します。
◆営業時間:4/1-6/30 9/1-11/1 9:00-19:00
11/2-2/29 9:30-17:45
3月 9:00-18:30
7月 9:00-20:00
8月 9:00-20:30(入場は閉館1時間前まで)
◆入場料金:大人12ユーロ 子供(8〜17歳まで)10ユーロ 子供(8歳以下)無料
※法王庁+サン・ベネゼ橋の両方のチケットを購入する場合の優待料金:
大人14.50ユーロ 子供11.50ユーロ
※家族割引(法王庁+サン・ベネゼ橋):大人2人+子供1人=37ユーロ
大人2人+子供2人=45ユーロ(3人目からは無料)
2. サン・ベネゼ橋
12世紀にローヌ川をまたぐ石造りの橋が架けられました。それがサン・ベネゼ橋です。これによりアヴィニョンは交通上の要衝となります。
現在は4つのアーチが残っていますが、かつては長さ約900m、 22連のアーチに支えられた立派な橋でした。洪水により、橋の大部分が流されてしまい、現在は再建されずにそのままになっています。
世界的に有名な歌「アヴィニョンの橋の上で」は、このサン・ベネゼ橋が舞台になっています。

アクセス・営業時間・入場料金
◆住所:Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon
アヴィニョン(AVIGNON)駅から1kmほど。徒歩15~20分で到着します。
◆営業時間:4/1-6/30 9/1-11/1 9:00-19:00
11/2-2/29 9:30-17:45
3月 9:00-18:30
7月 9:00-20:00
8月 9:00-20:30
※いずれも入場は閉館1時間前まで!
◆入場料金:大人5ユーロ 子供(8〜17歳まで)4ユーロ 子供(8歳以下)無料
※法王庁+サン・ベネゼ橋の両方のチケットを購入する場合の優待料金:
大人14.50ユーロ 子供11.50ユーロ
家族割引(法王庁+サン・ベネゼ橋):大人2人+子供1人=37ユーロ
大人2人+子供2人=45ユーロ(3人目からは無料)
日本語にも訳されてよく歌われるので、聞いたら絶対分かると思う!「はっしの~上で~お~どろよ、おどろよ♪」のあの歌ですよ(笑)
3. ロシェ・デ・ドン公園(Rocher des Doms)
photo by Christine McIntosh
ロシェ・デ・ドン公園は、法王庁の裏手にある岩壁上に造られた公園です。ここからの眺めは最高で、ローヌ川やサン・ベネゼ橋、ローヌ川対岸にあるサン・タンドレ要塞などアヴィニョンの街が一望できます。
緑豊かな園内には、庭園や貯水池があり、地元の人たちの憩いの場所になっています。観光名所巡りに便利なプチ・トランも走っており、園内散策におすすめですよ♪
アクセス・営業時間・入場料金
◆住所:Montee du Moulin off pl. du Palais, 84000 Avignon
時計台広場(Place de l’Horloge)から徒歩10分ほど。サン・ベネゼ橋すぐ。
◆営業時間:1・12月 7:30-17:30
2・11月 7:30-18:00
10月 7:30-18:30
3月 7:30-19:00
4・5・9月 7:30-20:00
6・7・8月 7:30-21:00
◆入場料金:無料
4. プチ・パレ美術館
photo by jean-louis Zimmermann
プチ・パレ美術館は、14世紀から15世紀にかけてアヴィニョン大司教が住んでいた館でした。
現在は美術館になっており、ルネッサンス期のイタリア絵画やフランスのロマネスクやゴシック彫刻などのコレクションが展示されています。
中でもボッティチェリの「聖母子」やクリヴェッリの「四聖人」は有名です!
アクセス・営業時間・入場料金
◆住所:Place du Palais, 84000 Avignon
アヴィニョン(AVIGNON)駅から1.2kmほど。徒歩15~20分で到着します。
◆営業時間:10:00-13:00 14:00-18:00
◆定休日:火曜日 1/1, 5/1, 12/25
◆料金:無料
5. カルヴェ美術館
photo by Herbert Frank
ナポレオン1世の命により作られたカルヴェ美術館は、18世紀に建てられたヴィルヌーヴ・マルティニャン邸の中にあります。
医学博士だったエスプリ・カルヴェ(1728-1810)が自分のコレクションをアヴィニョン市に遺贈したものを、アヴィニョン市が1833年に購入。
アヴィニョン建築物の至宝の1つとして、1963年に歴史的建造物に指定されています。古代エジプトの美術品や15世紀から20世紀の絵画、彫刻など幅広いコレクションが展示されています。
アクセス・営業時間・入場料金
◆住所:65, rue Joseph Vernet-84000 Avignon
アヴィニョン(AVIGNON)駅から800mほど。徒歩10分ほどで到着します。
◆営業時間:10:00-13:00 14:00-18:00
◆定休日:火曜日 1/1, 5/1, 12/25
◆入場料金:無料
まとめ
ローヌ川のほとりにあるアビニョンの街は、芸術の街として、また歴史上重要な役割を担ってきた場所。
時の流れを感じながら、さまざまな史跡や美術館などの文化遺産に触れながら、歴史情緒あふれる街を肌で感じてください!!
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