イタリアのルネッサンス様式の建物が立ち並ぶ美しい街並みのリヨン。
世界遺産に登録された旧市街はみどころがたくさん♪
今回は、世界遺産の街《リヨン》の行き方や見どころをご紹介していきます。
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このページの目次
リヨン 基本情報
美食の街として世界的に名高い街「リヨン」。
フランスの南東部に位置するローヌ・アルプ地方の中心都市としてガリア・ローマ時代から繁栄し、パリに次ぐフランス第2の都市。
旧市街からクロワ・ルースにかけての歴史地区は、ユネスコの世界遺産に登録されています!
またリヨンは、「美食の都」として世界的に名高い街。
そのため街中には、美味しいレストランやビストロが数多くあり、観光とグルメが同時に楽しめるんですよ♪
またサン・テグジュペリゆかりの地でもあるので、星の王子さまファンにはたまらない場所。
リヨンへの行き方・アクセス・最寄り駅
パリからリヨンへ行くなら電車(TGV)で行くのが一般的です。
パリから電車で行く場合
パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からTGVでリヨン・パール・デュ駅(Gare de Lyon Part Dieu)まで約2時間。
TGVのチケットは、レイルヨーロッパ公式サイトで日本語で予約可能!
パリから飛行機で行く場合
パリ・シャルル・ド・ゴール空港からサン・テグジュペリ空港まで約1時間30分。サン・テグジュペリ空港からリヨン市内まで高速トラムのローヌ・エクスプレス(Rhone Express)で約20分。
リヨンの治安はパリより良い!
1年中旅行者でにぎわっているパリに比べると、リヨンは落ち着いた街と言えます。
パリよりも比較的物価も安く、地元の人たちも旅行者に優しく声をかけてくれたりすることが多いよう。
とはいえ、置き引きやスリには十分注意!リヨンでは、駅で列車が到着・出発するタイミングで、スリや置き引きが多発しています。
特にパールデュー駅周辺は、旅行者をカモにしようとする人たちが多く出没しているので、声をかけられても無視したほうが無難です。
リヨンの観光名所と見どころ
photo by Elliott Brown
古い街並みやグルメが有名なリヨン。
せっかくパリから足を伸ばして訪れるなら、有名な見どころやお土産は外せませんね♪
1. 世界遺産に登録された歴史地区『リヨン旧市街』
リヨンには、ソーヌ川とローヌ川の2つの川が流れており、ソーヌ川の西に旧市街、ローヌ川の東に新市街があり、街区を分ける境界線のような役目を果たしています。
石畳の街並が残る旧市街(ヴュー・リヨン)からクロワ・ルースにかけての歴史地区は、1998年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。
①サン・ジャン大聖堂
旧市街にあるサン・ジャン大聖堂は、12世紀から約300年の歳月をかけて建てられました。
そのためロマネスク様式やゴシック様式、フランボワイヤン様式など、さまざま様式が入り混ざっためずらしい建物となっています。
聖堂内では、13世紀に作られた精巧で豪華なステンドグラスやバラ窓を見ることができ、その美しさに目を奪われてしまいます。
また14世紀に作られた天文時計は、今もなお時を刻み、1日4回(12:00・14:00・15:00・16:00)、からくり時計が動き出します。
時間:月〜金 8:15-19:45 土8:15-19:00 日8:00-19:00
料金:無料
②ベルクール広場
フランスでも有数の大きさを誇るベルクール広場は、リヨンの街歩きの起点ともいえる場所!
広場からは、フルヴィエールの丘を眺めることができる絶好のスポットでもあります。
広場の中央には、太陽王と呼ばれたルイ14世の像が。
photo by Elliott Brown
またベルクール広場の南西には、「星の王子さま」で知られるサン・テグジュペリの像もあります。この像は2000年にサン・テグジュペリ生誕100年を記念して作られました。
photo by Marko Kudjerski
でも、かなり地味な場所にあるので、見逃してしまう人も多いみたい・・。
なぜそんな場所に選ばれたかというと、実は50mほど先にサン・テグジュペリの生家があるからなのです!
サン・テグジュペリ通り8番地の門の上には、記念プレートも掲げられています。
③ポール・ボキューズ市場
リヨンには、美食の都と呼ばれるにふさわしい市場「レ・アール・デュ・リヨン・ボキューズ(Les Halles de Lyon – Paul Bocuse)」があります。
もともと「リヨン中央市場」という名称でしたが、リヨン出身でフランス料理界の重鎮ポール・ボキューズ氏にちなんで名前が変更されました。
photo by Christian MANGE
新鮮でバラエティ豊かな食材が陳列された上品な雰囲気の市場で、バーやレストランも併設されています。
そのため美味しいグルメをお目当てに、地元の人たちだけでなく、旅行者にも大人気のスポット!ぜひ足を運んでみてくださいね♪
営業時間:月〜土〈市場〉7:00-22:30〈店舗〉7:00-19:00〈レストラン〉7:00-22:30
日・祝日〈市場〉7:00-13:00〈レストラン〉7:00-16:30
2. 街を一望できるフルヴィエールの丘
リヨンの街を見下ろすようにそびえるフルヴィエールの丘。
ここには、優美なノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂やフランス最古のローマ劇場があります。
①ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂
ケーブルカーで丘を登っていくと、丘の上には美しいノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂の姿が現れます。
この聖堂は、1872年から1896年にかけて建てられました。リヨンの旧市街と新市街を一望できる絶景スポットです♡
ステンドグラスなど、内装もとても素敵な教会ですよ。
photo by jeromehidalgo
時間:7:00-19:00
料金:無料
②ローマ劇場
photo by Weli’mi’nakwan
ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂のすぐそばには、紀元前15年に建造されたフランス最古の劇場といわれるローマ劇場があります。
円形の野外劇場で、今でもオペラやコンサートの会場として使われ、1万人の観客を収容することができます。また同じ敷地内には、オデオン(音楽堂)と呼ばれる小劇場も。
時間:4/15-9/17 7 :00-21 :00 9/16-4/14 7 :00-19 :00(定休日1/1 5/1 12/25)
料金:無料
※但し、美術館は有料で、展示館期間中は大人7ユーロ、子供4.5ユーロ
展示期間中以外は大人4ユーロ、子供2.5ユーロ
3. だまし絵が面白い!クロワ・ルースの丘
リヨンの街中を歩いていると、「あれ?」と気づくことがあるかもしれません。それはさまざまな場所で、だまし絵を見つけることができるから。
中でもクロワ・ルースの丘には、ヨーロッパ一の規模を誇るだまし絵があります。
ユニークで、バラエティに富んだだまし絵を見ながら、街散策が楽しめますよ♪
リヨンに行ったらハズせない!おすすめお菓子&レストラン
ベルナシオンのチョコレート
リヨンのお土産にぜひとも買って帰りたいのが、ベルナシオンのチョコレート!
ベルナシオンは、フランスを代表するショコラティエで、お店はリヨンにある1店舗のみ。
お店の隣には、サロン・ド・テ&レストランの「ベルナシオン・パション (Bernachon Passion)」が併設されています。
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営業時間:ブティック 火〜土8:30-19:00 日8:30-17:00
サロン・ド・テ&レストラン 火〜土9:00-18:30
リヨンのおすすめレストラン「ポール・ボキューズ 本店」
photo by Alain Elorza
リヨンまで来たら、フランス料理界の巨匠「ポール・ボキューズ」の三ツ星レストランを味わいたいものです!
ただレストランは、リヨン市街から少し離れているため、タクシーで行くのがおすすめ。
気軽に行けるレストランではありませんが、自分へのご褒美にポール・ボキューズのスペシャリテコースを一度味わってみませんか?
東京の「ポール・ボキューズ」にも足を運びましたが、とても素敵なレストランでした。フランスでフレンチをいただくのは少し敷居が高いけれど特別な思い出になりますよ!
営業時間:ランチ12:00-13:45(L.O.) ディナー20:00-21:45(L.O.) 年中無休
まとめ
リヨンは、ここでご紹介しきれないほど魅力のある街です。
パリの街とはまた違った味わいのある旅が楽しめると思います♪
パリからは少し離れていますが、時間が許せばぜひ立ち寄っていただきたい素敵な場所です。
パリでぜひ泊まっていただきたいのがオテル リッツ パリ!!
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。
サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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