限られた日数でリヨンを効率的に楽しむなら、「リヨン・シティカード(Lyon City Card)」の購入もおすすめです。
リヨン・シティカードとは、リヨン美術館やガロ・ロマン文明博物館など多くのミュージアムの他、観光バス、クルーズ、公共交通機関など20ヶ所以上の施設を利用したり体験できる共通パスポート。
滞在期間に合わせて、1日~4日間のカードが用意されており、公共交通機関まで無料になります♡
当ブログ「フランスボックス」では、リヨン・シティカードのおすすめの使い方をご紹介していきます。
対象スポット・料金・購入方法から実際行ってよかったおすすめ観光スポットも写真付きで紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
- 対象スポット一覧
- 料金・購入方法
- シティカードの利用は本当にお得?
- 実際に使ってみた感想
結論からいうと、リヨン・シティカード(はできるだけ多くの観光地を周りたい観光好きにはかなりおすすめです。
こういったパス系は、元をとるラインが非常に難しいのですがリヨン・シティカードに関しては簡単に元が取れますし、それどころか相当お得に楽しむことができますよ!
観光スポットには全く興味がない。という人以外は検討する価値があると思います。
物価の高いフランスですが、ぜひリヨン・シティカードを上手に利用して、旅をより良いものにしてください。
このページの目次
リヨン・シティカードは美術館めぐりに最適な共通パスポート
リヨンシティカード一番のメリットは、なんといっても料金の節約です。
フランスの入場料は年々上がり、行きたい場所に全部行くとかなりの金額になってしまいます。
しかし、リヨン・シティカードを使えば行き放題、体験し放題。金額を理由にやめておこうかな・・・ということが一切なくなります。
実際に使って気付いたメリット
実際に使ってみて感じたメリットは料金の節約以外もありました。
それは、あまり興味のなかった施設に行ってみたら意外とおもしろかったこと。
ギニョール博物館やシネマ・ミニチュア博物館は無料や割い引きがなければおそらく体験しなかったと思います。
どちらもリヨンならではの場所だったので、行けてよかった!
また、自分では選ばないような体験ができるのもリヨンシティカードならでは。
リヨンシティカードでどこに行けるのだろう…。
観光インフォメーションのスタッフから、合流博物館(Musée des Confluences)をおすすめされ、全く行く予定がなかったのに急遽行ってみることに。
気に入るかどうかわからないサービスを気軽に試せるのは大きなメリット!
デメリットもあり
感じたことはメリットばかりではありません。気をつけて利用しないと損してしまうなと感じたこともあったので、シェアします。
リヨンシティカードは24時間券・48時間券・・・など時間ごとに区切りがあり、一度使用し始めると通しで使わなければならないので、有効期間の途中でリヨン以外のエリアに行ってしまうと損することに。
また、クルーズは確実に予約できるわけではないので24時間券を使ってクルーズに乗れないと元がとれなくなる可能性も。
リヨンシティカードを購入するなら、通しでの利用が断然効果的!
また、オフシーズンは営業時間が短くなることもあるので注意。空いている分そこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、一応考慮しておきましょう。
リヨン・シティカードの対象スポット一覧
無料サービス
- 公共交通機関:メトロ、バス、トラム
- リヨン美術館
- ギニョール博物館
- ガロ・ロマン文明博物館
- リヨン観光局のガイドツアー
リヨン観光局のガイドツアー
世界遺産や歴史など、街の見どころ盛りだくさんのガイドツアー。
とにかく種類が多くて、どれに参加しようか迷ってしまいます。
ソーヌ川クルーズ
楽しみにしていたソーヌ川クルーズは天候と時間の関係もあり、結局参加できませんでした。
クルーズに絶対参加したいなら3日~4日くらい余裕をもっておいたほうがよさそうです。
割引サービス
- ミニチュア・シネマ博物館【変更】
- ガイド付きサイクリングツアー、シクロポリタン(三輪自転車タクシー)ツアー、水族館など
- オペラ座、セレスタン劇場などの観劇
- リヨン シティトラムツアー
- デパートの特別割引
リヨン・シティカードの料金
リヨン・シティカードの料金は何時間のチケットを買うかによって価格が違います。
現在販売されているのは24時間券・48時間券・72時間券・96時間券の4種類。
価格は、リヨン観光局で購入した際以下の通りでした。(2024年3月現在)
種類 | 通常料金 | 学生・子供 | 空港送迎付き |
---|---|---|---|
24時間券 | 26.9ユーロ | 25ユーロ 21ユーロ |
49ユーロ |
48時間券 | 35.9ユーロ (24hあたり17.95ユーロ) |
34ユーロ 27ユーロ |
58ユーロ |
72時間券 | 44.9ユーロ (24hあたり15ユーロ) |
43ユーロ 35ユーロ |
67ユーロ |
96時間券 | 53.9ユーロ (24hあたり13.5ユーロ) |
52ユーロ 42ユーロ |
75ユーロ |
※学生用と子供用(4歳~15歳)料金あり。
パリやニースのパスには子供料金がないので、リヨンは子連れに優しいですね!
リヨン・シティカードの購入方法
リヨン・シティカードの購入方法はおもに2つ。
- リヨン観光局で購入
- ネットで事前予約
現地で当日購入(日本語✕)
「リヨン・シティカード」はリヨン中心部のベルクール広場にある「リヨン観光局」で購入できます。
営業時間は9時~なので、朝一でピックアップして観光をスタートさせるといいでしょう。
リヨン・シティカードは本当にお得?
リヨン・シティカードは他のシティパスと違って元を取るのはかなり簡単です。
実際どのくらい使えばお得なのか検証してみましょう。
- 24時間:26.9ユーロ
- 48時間:35.9ユーロ(24hあたり17.95ユーロ)
- 72時間:44.9ユーロ(24hあたり15ユーロ)
- 96時間:53.9ユーロ(24hあたり13.5ユーロ)
ちなみに24時間以降は1日あたり9ユーロずつ追加されていきます。
それでは、わたしが実際に利用したおすすめスポットや交通機関を紹介します。
リヨンの公共交通機関
リヨンの公共交通機関の料金は下記の通り。初回はこれに追加してカードリフィル代として0.2ユーロ請求されます。
チケット種類 | 料金 |
---|---|
1回券 Ticket unité |
2ユーロ |
1回券(バス車内のみ) Ticket unité vendu à bord des bus |
2.3ユーロ |
2時間券 Ticket 2h |
3.6ユーロ |
24時間券 Ticket 24h |
6.7ユーロ |
48時間券 Ticket 24h |
12.9ユーロ |
72時間券 Ticket 24h |
17.5ユーロ |
10回券 Carnet de 10 tickets |
19.50ユーロ |
ケーブルカー往復 Ticket soirée |
3.6ユーロ |
公共交通機関乗り放題とシティカードとの差額
わたしは2泊3日の滞在中、8回交通機関を使ったので乗り放題の方がお得な結果に。
乗り放題チケットとシティカードとの差額を算出しました。※リフィル代含む
チケット種類 | 交通料金 | 差額 | 24hあたり |
---|---|---|---|
24時間券 Ticket 24h |
6.9ユーロ | 20ユーロ | 20ユーロ |
48時間券 Ticket 24h |
13.1ユーロ | 22.8ユーロ | 11.4ユーロ |
72時間券 Ticket 24h |
17.7ユーロ | 27.2ユーロ | 9.0ユーロ |
仮に乗り放題チケットを買ったとして、公共交通機関以外でどれくらいの体験をすればカードの元がとれるのか計算してみましたところ、1日あたり24時間チケットなら20ユーロ、48時間なら11.4ユーロ、72時間なら9ユーロ以上利用すれば元がとれることがわかりました!
リヨンで体験した施設・ツアー
施設名 | 体験内容 | 料金 |
---|---|---|
リヨン美術館 | 入場料 | 大人8ユーロ・18歳以下無料 |
ガロ=ロマン文明博物館 | 大人7ユーロ、子供4.5ユーロ | |
ギニョール博物館 | 大人8ユーロ・18歳以下無料 | |
シネマ・ミニチュア博物館 | 大人6.9ユーロ、子供1.9ユーロ分の割引 | |
合流博物館 | 大人12ユーロ・18歳以下無料 | |
旧市街ウォーキングツアー | ガイド付きツアー | 大人10ユーロ、子供6ユーロ |
シティバスツアー | バスツアー | 大人23ユーロ、子供9ユーロ |
計7ヶ所で74.9ユーロ分利用。48時間券から乗り放題を引いた金額は22.8ユーロなので52ユーロも節約できました!!
1ユーロ=160円で計算すると、約8,336円相当安くまわれたことになります。
一方子供は無料の施設が多いため、21.4ユーロ分の利用。ギリギリ元がとれたなぁくらいの金額なので、参加内容によっては大人だけパスを購入するのもありですね。
リヨン美術館(Musée des Beaux-Arts de Lyon)
テロー広場に面したリヨン美術館は、古代から現代まで充実のコレクションで、みごたえたっぷり!
パリの喧騒を離れた場所で、モネや、ピエールボナール、ゴーギャン、ドガなどの他、ルーベンスやヴェロネーゼなどフランス国外で活躍した画家の名画も鑑賞しましょう!
リヨン美術館のカフェには大きなデュフィの壁画があり、明るく癒しの空間になっています。
こういうのもフランスに来たなぁ~って感じで楽しいですよね!
ガロ=ロマン文明博物館(LUGDUNUM – Musée & Théâtres romains)
また、同じ敷地内にある美術館がなかなか面白いのです。
年代別にゆっくりとらせん状に下って(登っていくことも可能)いき、子供が遊べる工夫もたくさん施されています。
見事なモザイクには思わずうっとり。シティパスを使って軽い気持ちで訪れましたが、期待以上に良い博物館でした。
ギニョール博物館(Le Petit Musée deol)
ギニョールはリヨン発祥、操り人形劇の主人公の名前です。今では人形劇のことをギニョールと呼び、フランスの子供たちに大人気!
博物館はちょっと古くてびっくりしますが(実際地下はちょっと匂います)、日本語の解説もあり異空間に迷い込んだようでおもしろい体験でした。
シネマ・ミニチュア博物館(Musée Cinéma et Miniature)
シネマ・ミニチュア博物館は残念ながら無料ではなく割引のみの提供ですが、ここはとってもおすすめ!
ジュラシックパークやバッドマン、ハリーポッターにチャーリーとチョコレート工場など様々な有名映画の小道具が展示され、映画ファンにはたまらない博物館となっています。
ミニチュアの精度も素晴らしく、何時間でもいられそう!!グロテスクなマスクや小道具のコーナーは危険マークが表示され、子供も一緒に楽しめるように工夫されています。
合流博物館(Musée des Confluences)
科学と社会の博物館として建設されたコンフリュアンス博物館。
「起源」「社会 : 人間の劇場 」「種 : 生物のネット 」「永遠 : その先のビジョン 」と4つのセクションにわかれた常設展示は子供はもちろん、大人にとってもみごたえがあり、まる1日楽しめそうです。
日本の国立科学博物館と似たような雰囲気の展示なので、好きな人はぜひ足を運んでみてください。
旧市街ウォーキングツアー( 1-hour historical stroll around Medieval and Renaissance Lyon)
口コミもよく、観光局のスタッフがおすすめしてくれた1時間のガイド付きショートツアーに参加。
朝10時にサン・ジャン大聖堂前に集合し、世界中の旅行者約10人と一緒に過ごしました。
笑顔が素敵なガイドがリヨンの歴史、時代によって建物のデザインがどう変わっていったかなど説明してくれます。
リヨンの見どころトラブールもたくさん紹介してくれるので、説明があまりわからなくても楽しめます。
少しだけ英語が聞き取れれば参加する価値あり。
シティバスツアー(Hop On Hop Off Bus)
観光地で人気のHop On Hop Offバスツアー。パリのように15分おきに発車というわけではないので、時間を狙って乗車する必要があります。
わたしが参加した3月の時刻表は下記の通りで、1日7便でした。
1時間45分かけてグルっと1周すればリヨンのハイライトが楽しめますし、主要区間だけ乗車するのもいいと思います。
リヨン・シティカードの使い方と注意点
基本的には問題なく使えると思いますが、対象サービスの一部には事前予約が必要なものがあるので、事前によく確認してから利用しましょう。
また、公共交通機関(TCL)のトラムは無料ですが、リヨンシティトラム(LYON CITY TRAM)は有料で、割引のみとなるので注意してください。
- Promenade Côtière Trans Côte d’Azur(クルーズ)
リヨンの街をもっと楽しむ
世界遺産の街として知られるリヨンは、見どころが盛りだくさん!
- ユネスコ世界遺産の旧市街
- 美食の都のグルメ
- 絶景のノートルダム大聖堂
などなど!!
街中には美味しいレストランやビストロが数多くあり、リヨンは観光とグルメが同時に楽しめるところが最大の魅力です。
リヨンの主要観光スポット
トラブール(Traboule)
世界遺産の旧市街を堪能する上で外せないのは、「トラブール」と呼ばれる細い抜け道。
人気のトラブールは旧市街に集中しています。
リヨンにはトラブールが500以上あるともいわれており、一部は旅行者にも開放されています。
扉を抜けると外部と遮断された特別な空間が現れ、散策するのがとっても楽しい!!
ノートルダム大聖堂(Basilique Notre-Dame de Fourvière)
リヨンのシンボル、ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂。
1872年から1896年にかけて建てられたこの聖堂は、リヨンの旧市街と新市街を一望できる絶景スポットです。
ステンドグラスにフレスコ画、床から天井まで素晴らしすぎて言葉が出ません。
フランスには素晴らしい教会がたくさんありますが、ここが必見なのは納得。普段興味のない方にもぜひ足を運んでもらいたいスポットです。
ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂 | |
---|---|
住所 | 8 Place de Fourvière, 69005 Lyon 地図 |
行き方 | Vieux Lyon駅から約3分 |
時間 | 7:00-19:00 |
定休 | なし |
料金 | 無料 |
HP | https://www.fourviere.org/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
リヨンといえばブションでのランチ&ディナー
多くの旅行者がブション*でのランチ&ディナータイムを目当てにやってきます。
*ブションとはリヨンで伝統料理を提供する食堂
日本でも有名なポール・ボキューズ本店があるのもリヨン。
星付きレストランからカジュアルなものまで様々なレストランがあるので、ぜひお腹を空かせて訪れましょう!
定番料理のクネル(白身魚の身をすりつぶした魚料理)や内臓系の料理がおすすめです。
スイーツならカスタードクリームにメレンゲを浮かせたîles flottantesやTarte aux pralinesがリヨン名物。
また、リヨンと言えば美味しいチョコレートも有名。
ベルナシオンをはじめ、有名ショコラティエがたくさんあります。
厳選したカカオ豆からチョコレートを作る老舗ショコラトリーのベルナシオン。
世界中にファンを持ちますが、実店舗はリヨンとパリだけ。
本店はリヨンにあります。
田中みな実が絶賛し、アナザースカイでも取り上げられたことで日本人からの人気もさらに高まっています。
円形のチョコレートに金箔がまぶされた「パレドール」が有名。
ポール・ボキューズ市場(Les Halles de Lyon Paul Bocuse)
美食の都と呼ばれるにふさわしいのがポール・ボキューズ市場(Les Halles de Lyon – Paul Bocuse)。
新鮮でバラエティ豊かな食材が陳列された上品な雰囲気の市場で、バーやレストランも併設されています。
美味しいグルメをお目当てに、地元の人たちだけでなく、旅行者にも人気のスポット!ぜひ足を運んでみてくださいね♪
もし言語や会話が不安で市場に行くか悩んでいる方は、日本語アシスタント付きの現地ツアーを利用されるのがおすすめです。
ポール・ボキューズ市場 | |
---|---|
住所 | 102 Cours Lafayette, 69003 Lyon 地図 |
行き方 | ベルクール広場から徒歩約23分 |
時間 | 7:00-19:00(日曜日13:00まで) |
定休 | なし |
HP | https://www.halles-de-lyon-paulbocuse.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
その他の見どころや、楽しみ方は「リヨン人気観光地と見どころを地図付きでご案内」でたっぷり紹介しているのでお見逃しなく!
リヨンでシティパスを活用する
リヨンには「リヨンシティカード」と呼ばれる
- 公共交通機関乗り放題(メトロ・バス・トラム等)
- 美術館などの観光スポットに入れる
- ソーヌ川クルーズ体験
- 現地ガイド付きツアー含む
お得なシティパスがあります。
滞在期間に合わせて、24〜96時間(1日〜4日間)のカードが用意されており、公共交通機関が無料に!
リヨンシティカードは市内でも購入できますが、リヨンの現地ツアーやチケットを多く取り扱っているGetYourGuideでも販売されていました。
わたしが実際に購入して使った様子や、元がとれたかどうかは「リヨン・シティカードは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」をご覧ください!
リヨンシティカードを手に入れれば公共交通機関は乗り放題なのでそこまで切符等の心配をする必要はありませんが、リヨンでの公共交通機関の乗り方や切符の買い方は「リヨンの地下鉄・バス・トラムお得な切符の選び方と乗り方・料金・チケット購入方法」でまとめています。
リヨンで人気おすすめホテル
リヨンは大きな街ではないと言いつつも、地方都市としてはそれなりの広さがあり、駅から中心部までは歩いて移動する距離ではありません。
リヨンのホテル選びもまた、他の都市と比べて難しいと感じました。
- 滞在日数が1泊と短いならターミナル駅(パールデュー駅かペラーシュ駅)近くのホテルをおすすめ
- 2泊以上するなら街の中心(ルクール広場からテロー広場にかけてのエリア)に泊まってホテルを拠点に観光もいいかも
- 観光の中心となる旧市街エリアはとても素敵ですが、石畳の道が続くため、荷物を持った移動がやや不便
また、フランスでハイブランドや食品を購入される場合、買ったらすぐに荷物をすぐに持って帰れるところが中心地に泊まる大きな利点。
ハイブランドやデパートの紙袋はスリの格好のターゲット。大きな荷物を持ってメトロやトラムに乗るのはおすすめできません。
中心地に泊まれない場合も、買い物した後は袋を隠したり(荷物が大きくなければわたしはスーパーのエコバッグに入れ替えます。)、タクシーを利用してとにかく安全重視で行動してくださいね。
各エリアごとのおすすめホテルは「フランス・リヨンでの人気おすすめホテル9選!エリア別の治安と選び方」で詳しくご紹介しています。
また、スリなどの防犯対策はパリと変わらないので、あまり旅慣れていない方はぜひ「フランス在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法」の記事も熟読されることをおすすめします。
リヨンで現地ツアーに参加する
リヨンには日本語アシスタントと街歩きを楽しむ現地ツアーがあります。
- 美食の都リヨン街歩きツアー 旧市街散策+ポール・ボキューズ市場で試食・試飲 公共交通機関1日パス付<日本語アシスタント/午前/貸切/4時間>
- リヨン市内ウォーキングツアー 世界遺産リヨン歴史地区など定番スポットをご案内 <夕食付きプランあり/3または5時間/日本語アシスタント/リヨン発>
英語でも問題なければ上記のツアーよりかなり安く周れるほか、リヨン発のボジョレー地方ツアーもありました。
- 世界遺産と美食の街・リヨン ローカルグルメウォーキングツアー!伝統郷土料理からスイーツまで試食たっぷり&赤・白ワイン試飲付き<英語ガイド>
- リヨン発:テイスティング付きボジョレー地方ワイン ツアー<英語ガイド>
リヨンのガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また地球の歩き方以外であれば、わたしの大好きな旅のヒントBOOKから「美食の古都散歩 フランス・リヨンへ」が出版されています。
リヨンで気軽に楽しめるお店や、近郊の街が紹介されており、旅行に一役買いました。
三ツ星レストランをメインに楽しむ予定の方には物足りないかもしれません。
リヨン・シティカードは時間を短縮したい方におすすめ!
リヨン・シティカードはできるだけ多くの観光地を周りたい観光好きにはかなりおすすめです。
こういったパス系は、元をとるラインが非常に難しいのですがリヨン・シティカードに関しては簡単に元が取れますし、それどころか相当お得に楽しむことができますよ!
わたしの場合、7歳の子供と一緒だったので通常より時間がかかった場所(移動)もあれば、時間をそれほどかけずサクッと周った(美術館)場所もあります。
歩いて15分ほどの距離も、シティカードがあることでトラムやバスを活用でき、効率よくまわれたのもよかったです。
18時以降はあまり出歩かなかったので、大人だけであればもう少し有効活用できるのではないでしょうか。
物価の高いフランスですが、ぜひリヨン・シティカードを上手に利用して、旅をより良いものにしてください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!