ストラスブールから約70㎞南に位置するコルマールは、アルザス地方の古き良き文化を感じることのできる美しい街です。
また美味しいアルザスワイン産業の中心都市で、アルザスワイン街道の中間に位置します。
今回は、アルザス地方特有の文化が色濃く残るコルマールの魅力に迫ります。
当サイト限定クーポン
フランスのツアーやチケットは
現在どこも価格が高騰中
クーポンで少しでもお得に購入しよう!
現地ツアーはもちろん
入場チケット・バス送迎にも使えるよ
このページの目次
コルマールの観光情報
フランス東部、ドイツとの国境に位置するコルマール。アルザス地方を代表する観光スポットの多い街で、中世の趣を残した美しい景観が特徴です。
フランスとドイツ両国間で領土争いに何度も巻き込まれてきましたが、幸いにも戦争での被害は少なく、昔ながらの建造物が良い状態で保存されています。
建築をはじめ、言葉や料理などドイツ文化の影響を大きく受け、フランスでありながらも両国の文化が入り交じり合ったアルザス地方特有の文化に触れることができます。
「プチット・ヴニーズ(小さなヴェニス)」と呼ばれるエリアは、特に人気の高いスポットです。
近隣の観光スポット
コルマールを訪れる際は
- ストラスブール
を併せて観光するのがおすすめです。
コルマールの行き方・アクセス・最寄り駅
ドイツとの国境のそばにあるコルマール。
パリから電車で行くこともできるので、特徴的なアルザス地方の景観を楽しめるコルマールまで足を延ばしてみるのも良いですね!
パリから電車で行く場合は、パリ東駅(Gare de l’Est)からコルマール駅(Colmar)までTGVで約2時間50分。
また、ストラスブール駅からコルマール駅までTERで約30分なので、ストラスブールを観光したあとに、コルマールに寄ってみるのも良いかも♪
高速列車(TGVやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
【klook
当サイト限定クーポンで最大6%割引】
クーポンコード『KLOOKOHAYO』
☑2025年7月1日まで
☑上限1,000円まで
☑3回まで利用可
※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
コルマールの観光名所と見どころ
素敵な街並みが魅力のコルマール。
その中でも有名なスポットや見どころをご紹介します!
プフィスターの家 (Maison Pfister)
photo by Iain Cameron
コルマールといえば、ディズニーの「美女と野獣」やジブリの「ハウルの動く城」のモデルにもなった街として有名です。
プフィスターの家は、1537年に建てられた歴史的建造物で、「ハウルの動く城」に出てくる建物のモデルになったといわれています。
壁一面に装飾が施され、コルマールの建物の中でも一際目立つ建築物になっています。
プフィスターの家 | |
---|---|
住所 | 11 Rue des Marchands, 68000 Colmar 地図 |
行き方 | コルマール駅から徒歩約14分 |
プチット・ヴニーズ
運河沿いに立ち並ぶメルヘンチックな家々。「プチット・ヴニーズ(小さなヴェニス)」と呼ばれるイタリアのヴェニスを彷彿させる中世の街並が続きます。
コロンバージュ様式という木の骨組みの家々が特徴で、パステルカラーの街並が印象的です。
プチット・ヴニーズ | |
---|---|
住所 | 14 Quai de la Poissonnerie, 68000 Colmar 地図 |
行き方 | コルマール駅から徒歩約15分 |
ウンターリンデン美術館 (Musée d’Unterlinden)
photo by Helena
コルマールを訪れたら絶対に見逃せないのが、「ウンターリンデン美術館」です。
13世紀のドミニコ会女子修道院だった建物で、二重の美しいアーケード回廊をもちます。
ここには、ドイツ人画家のマティアス・グリューネヴァルトの傑作といわれる「イーゼンハイムの祭壇画」が所蔵されています。
他にも中世末期からルネッサンス期の絵画や彫刻、現代美術、民芸品など豊富なコレクションを見ることができます。
ウンターリンデン美術館 | |
---|---|
住所 | Pl. des Unterlinden, 68000 Colmar 地図 |
行き方 | コルマール駅から徒歩約14分 |
時間 | 9:00-18:00(12月24日・31日のみ9:00-16:00) |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、11月1日、12月25日 |
料金 | 大人13ユーロ(オーディオガイド付き16ユーロ) 子供8ユーロ(オーディオガイド付き11ユーロ) 12歳以下無料 |
HP | https://www.musee-unterlinden.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
コルマールクリスマスマーケット
クリスマスの時期、なんといっても見逃せないのがコルマールのクリスマスマーケット!
街中がクリスマス飾りで装飾され、光り輝くイルミネーションに包まれます。
コルマールのお土産はアンジグッズがおすすめ♪
コルマール出身の挿画家ジャン・ジャック・ヴァルツ(Jean-Jacques Waltz)は、通称アンジ(Hansi)の名前で親しまれています。
photo by Orion Wiseman
アンジのイラストがデザインされたグッズは大人気で、コルマールのお土産に喜ばれますよ♪
Le Village Hansi & son Musée(アンジの美術館兼ショップ)には、たくさんのグッズが販売されているので、ぜひお気に入りのお土産を探してみてくださいね!
アンジの美術館兼ショップ | |
---|---|
住所 | 28 Rue des Têtes, 68000 Colmar 地図 |
行き方 | コルマール駅から徒歩約13分 |
時間 | 10:00-12:30 13:30-18:00(日曜・祝日・ヴァカンス時期10:00-18:30) |
定休 | 1月1日、12月25日 |
料金 | 大人5ユーロ 子供(5〜13歳)3ユーロ 5歳以下無料 |
HP | https://www.hansi.fr/le-musee/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
コルマールの治安
パリと比べるとコルマールは随分と落ち着いていて、治安の良い街です。自然が豊かで、街中は安心して歩くことができます。
とはいえ、置き引きやスリには十分注意!またコルマールまでの電車移動もスリやひったくりをはじめとする犯罪への警戒が必要です。
スリ対策の基本
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
コルマールをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。コルマールの夏は湿度が低く爽やかで、冬は非常に寒いです。
どの季節も素晴らしいのですが、気候的にはやっぱり夏がおすすめです。
クリスマスマーケット
コルマールといえばクリスマスマーケット。シーズンになると町全体がイルミネーションで輝き、素晴らしい景色が楽しめます。
フランスの中でも、ストラスブールとコルマールは特にクリスマスマーケットが人気で、シーズンのホテルはかなり高騰するため、早めの予約をおすすめします。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
地方にしか行かないという方は分冊版がおすすめです。通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
itemlink post_id=”17541″]
コルマールまとめ
コルマールは小さな街ですが、訪れた旅行者を魅了するアルザス地方特有の文化をもちます。
フランスの首都、パリとは全く違った趣があり、足を伸ばす甲斐のある街ですよ!
コルマール | |
---|---|
住所 | 68000 Colmar 地図 |
行き方 | パリ東駅(Gare de l’Est)からコルマール駅(Colmar)までTGVで約2時間50分。 ストラスブール駅からコルマール駅までTERで約30分。 |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!