トゥールーズはフランスの南西部に位置するオクシタニー地方の中心都市。赤褐色のレンガ造りの建物が立ち並ぶため、「バラ色の街」と呼ばれています。
13世紀に創設された歴史ある大学もあり、フランス有数の学生都市としても有名。街を歩いていると、朝から夜まで若者であふれていて大変活気がありました!
また、エアバスの本社もあり、ヨーロッパの航空宇宙産業の中心という一面もあり、観光というより、出張で訪れる日本人もいるようですね。
サッカーやラグビーも盛んで、ワールドカップで名前を聞いたことがある人もいるでしょう。
大学で日本語を学んでいる学生も少なくないようで、日本語で話しかけられたり、交流したりとなかなかおもしろい街でした!
当ブログ「フランスボックス」では、様々な楽しみ方のあるトゥールーズの見どころをたっぷりご紹介していきます。
トゥールーズには
便利なトゥールーズパスがあります
☑公共交通機関10回分
☑美術館など観光スポット優待
☑現地ガイド付きツアーなど
を含んだ充実した内容
トゥールーズで観光を
楽しみたい方は一見の価値あり!
事前にネット購入可
このページの目次
- トゥールーズの観光情報
- トゥールーズの観光名所と見どころ
- キャピトル広場 (Place du Capitole)
- トゥールーズ市庁舎(Le Capitole)
- サン・セルナン・バジリカ聖堂(Basilique Saint-Sernin de Toulouse)
- ジャコバン修道院(Couvent des Jacobins)
- オーギュスタン美術館(Musée des Augustins)
- アセザ館|バンベルグ財団美術館(Fondation Bemberg)
- ミディ運河(Canal du Midi)
- ヴィクトル ユーゴー マルシェ(Marché Victor Hugo)
- アエロスコピア航空博物館(Musée Aeroscopia)
- エアバス社トゥールーズ工場見学(Visite à l’usine Airbus )
- トゥールーズで泊まりたいおすすめホテル
- トゥールーズで絶対食べたいおすすめグルメ
- トゥールーズで絶対に買いたいおすすめ土産
- トゥールーズにゆかりのある偉人・アーティスト
- トゥールーズへの行き方・アクセス・最寄り駅
- トゥールーズの治安
- トゥールーズをもっと楽しむ
- トゥールーズまとめ
トゥールーズの観光情報
「バラ色の街」と呼ばれるトゥールーズ。
赤レンガの建物が美しい街並みは、光の加減で時間によって雰囲気が変わり、訪れた人を魅了します。
夕暮れ時のガロンヌ川もひときわ美しく、日がすっかり沈んでしまうとあたりはライトアップされ、また昼間とは違った雰囲気に。
オクシタニー地方の観光の拠点として、ぜひ数日ゆっくりと滞在し、様々な時間帯のトゥールーズを楽しんでみてください。
おすすめ観光の周り方
トゥールーズは、世界遺産に登録されているサン・セルナンバジリカ聖堂をはじめ、キャピトル広場やトゥールーズ市庁舎など街の中心にギュッと見どころがかたまっています。
郊外の博物館などに行かない限りは、徒歩で観光すればOK!トラムやメトロを使えばより快適に観光できます。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
シティパスを活用する
トゥールーズには「トゥールーズパス」と呼ばれる
- 公共交通機関(地下鉄、バス、トラム)10回分乗車
- 美術館などの観光スポット優遇料金
- 現地ガイド付きツアー含む
トゥールーズパスはトゥールーズの現地ツアーやチケットを多く取り扱っているGetYourGuideでも販売されていました。
無料で入場できる美術館ラインナップはGetYourGuideの予約ページから確認できます。
近隣の観光スポット
トゥールーズから車で約2時間で行ける観光地も沢山あります!
鉄道やレンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
現地ツアーで周る
トゥールーズ市内をぐるっと周るなら、バスの市内観光ツアーがおすすめ。
また、トゥールーズ発の現地ツアーには世界遺産を巡る現地ツアーがいくつもありました。
日本語ガイド付きのツアーは見つかりませんでしたが、英語ドライバーというだけならそこまでの英語力は求められないと思われます。
- アルビ大聖堂サン セシル、コルド、シエルの日帰り旅行<トゥールーズ発>
- フランス南西部 世界遺産巡りツアー 城塞都市カルカソンヌ&アルビ司教都市を訪問<終日/英語ドライバー/トゥールーズ発>
- フランス南西部 観光ツアー 巡礼路コンクと選べる観光地 世界遺産アルビまたは天空の村コルド・シュル・シエル<終日/英語ドライバー/トゥールーズ発>
- フランス南西部 観光ツアー 巡礼地ロカマドール&断崖の村サン・シル・ラポピー<終日/英語ドライバー/トゥールーズ発>
トゥールーズの観光名所と見どころ
トゥールーズは見どころが中心部に集まっているため、観光がしやすい街です。
キャピトル広場 (Place du Capitole)
キャピトル広場はトゥールーズの中心にあり、トゥールーズ観光の拠点となる場所です。
広場の中心にはオクシタンクロスと呼ばれる十字架が描かれています。
キャピトル広場 | |
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住所 | 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | Toulouse Matabiau駅から徒歩約20分 |
営業時間 | 8:00-19:00 |
トゥールーズ市庁舎(Le Capitole)
キャピトル広場の代表的な建物といえば、1760年に完成したトゥールーズの市庁舎。
日本の市庁舎とは全く別物。宮殿のような豪華絢爛な建物ですが、無料で見学することができます。
一番の見どころは大広間の「salle des Illustres」!トゥールーズの歴史が刻み込まれた空間にためいき。
こんなに豪華な建物なのに、ほとんど人がいないので、貸し切り状態で見学。
トゥールーズ出身のHenri Martinによって壁にびっしり描かれた作品の数々。作品が鮮やかなので、部屋の雰囲気もとても明るい。
夜のライトアップはまた雰囲気がガラリと変わります。トゥールーズの治安はあまりいいとは言えませんが、人がたくさん歩いているので暗くなってからも怖い雰囲気はなかったです。
トゥールーズ市庁舎 | |
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住所 | 19 Rue Léon Gambetta, 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | キャピトル広場から徒歩約1分 |
時間 | 8:30-18:30(日のみ10:00から) |
料金 | 無料 |
サン・セルナン・バジリカ聖堂(Basilique Saint-Sernin de Toulouse)
フランス最大のロマネスク様式の教会、サン・セルナン・バジリカ聖堂。
11世紀に建造された八角形の塔が特徴で、歴史的建造物に指定されています。
5層の鐘楼の高さは65メートル。よく見てみると、下の3層は12世紀ころに造られたロマネスクの半円アーチ。その上の2層は13~15世紀にかけて造られたゴシックの尖塔アーチになっています。
11世紀に建造された八角形の塔が特徴で、歴史的建造物にも指定。
また1998年には、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されています。
サン・セルナン・バジリカ聖堂 | |
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住所 | 7 Place Saint-Sernin, 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | キャピトル広場から徒歩約7分 |
時間 | 10:00-18:00(土・日のみ17:30まで) |
料金 | 無料 |
HP | http://www.basilique-saint-sernin.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ジャコバン修道院(Couvent des Jacobins)
ジャコバン修道院は、1215年設立のドミニコ修道士会によって建てられ、フランス革命中には、兵舎や補給所として使われていたこともあります。
椰子の木と例えられる教会の天井も見どころのひとつ。
修道院の見学は無料ですが、奥の回廊と博物館の部分は有料です。
チケットを購入する際、子供用の衣装が無料で借りられることに気づき、お願いしました。
最初は恥ずかしがっていましたが、着てみると気に入ったようでルンルン。パスポートなどIDと引き換えに借りられるので、身分証など持っておいた方がいいと思います。
修道士たちが瞑想した美しい回廊。160本の大理石でできた円柱が中庭を囲んでいます。定期的にコンサートが開かれているようで、ズラリとイスが並んでいました。
ジャコバン修道院 | |
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住所 | Pl. des Jacobins, 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | キャピトル広場から徒歩約4分 |
時間 | 10:00-18:00 |
定休 | 月曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 無料 ※回廊は有料 展示会期間中 大人12ユーロ、子供(6〜17歳)8ユーロ 展示会期間外 大人5ユーロ、子供(6〜17歳)3ユーロ |
HP | https://jacobins.toulouse.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
オーギュスタン美術館(Musée des Augustins)
オーギュスタン美術館は14世紀の修道院だった建物を改装した美術館で、宗教美術品を中心に展示しています。
フランス革命後、国の所有となり、1795年に美術館として開館。
その中でも柱頭彫刻のコレクションは圧巻で、中世から19世紀まで、4,000点以上の作品を年代を追って楽しめます。
父親のトゥールーズ・ロートレック伯爵によって寄贈されたロートレックの作品も所蔵しており、《束の間の征服 (コルセットを着ける女)》や《巻き髪をする女性》などを鑑賞することができます。
オーギュスタン美術館 | |
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住所 | 21 Rue de Metz, 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | キャピトル広場から徒歩約9分 |
時間 | 改修工事のため、2025年まで閉館 |
定休 | – |
料金 | – |
HP | https://www.augustins.org/fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
アセザ館|バンベルグ財団美術館(Fondation Bemberg)
アセザの館は、ルネサンス期に青色染料の貿易で富をなしたピエール・アセザの館です。
トゥールーズを代表する建築家ニコラ・バシュリエによる美しい建物で、現在はバンベルグ財団の美術館として一般公開されています。
ヴェネチア派の絵画をはじめ、ピエール・ボナール、デュフィ、モネ、ピカソなど充実したコレクションを所蔵。
規模も、大きすぎず、小さすぎずでちょうどよく、集中力を持ってすべて周れる広さなところもよかったです。
アセザの館 | |
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住所 | Place d’Assezat, 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | キャピトル広場から徒歩約8分 |
時間 | 10:00-18:00 |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人11ユーロ、子供(10〜18歳)6.5ユーロ、10歳未満無料 |
HP | https://www.fondation-bemberg.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ミディ運河(Canal du Midi)
オクシタニー地方と言えば、世界遺産「ミディ運河」を忘れてはいけません!
大西洋と地中海を結ぶ世界最古の運河は、全長240キロ。完成にはなんと15年以上の歳月がかかったそうです。
19世紀に鉄道が発達するまでの主要な輸送ルートで、フランス経済の発展に大きく寄与しました。
ヴィクトル ユーゴー マルシェ(Marché Victor Hugo)
ヴィクトル・ユーゴ市場は、1896年以来、フランス最古の屋根付き市場として知られています。
高級魚や肉、チーズなどの食材を売る店が充実しており、朝食やランチをとるにもぴったり!
6泊のトゥールーズ滞在の中で何度か足を運び、チーズやフルーツ、パンを買って朝食にしました。
ヴィクトル ユーゴー マルシェ | |
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住所 | Pl. Victor Hugo, 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | キャピトル広場から徒歩約9分 |
時間 | 6:00-13:30 |
定休 | 月曜日 |
HP | https://www.marche-victor-hugo.fr/ |
アエロスコピア航空博物館(Musée Aeroscopia)
飛行機好きにおすすめなのが、アエロスコピア航空博物館。
展示の目玉であるコンコルドやベルーガ、1人乗りの珍しい飛行機などを見学できます。
飛行機ファンにはかなり胸アツのスポット。そうでなくても好奇心をくすぐられる展示が山ほどあって、楽しいです。
エアバスの工場見学&アエロスコピア(飛行機博物館)気づけば5時間近くいて大満喫😃
帰りに子供にステッカープレゼントしてるー!って走って追いかけてくれたお姉さんもめっちゃ優しかった(日本語で話しかけてくれた)これ、10セット以上くれたんだが… pic.twitter.com/mqwgSkxEYY
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) September 28, 2024
アクセスが少し難しく、わたしたちは道に迷ってしまい遠回りをしてしまいました…。
トラムで行く人は、降りてから必ず南へ向かってください。
アエロスコピア航空博物館 | |
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住所 | 1 All. André Turcat, 31700 Blagnac 地図 |
行き方 | トゥールーズ空港から約3.5キロ |
時間 | 9:30-18:00 |
定休 | 12月25日、1月1日 |
料金 | 大人15ユーロ、学生・高齢者12ユーロ、6歳以下無料 【エアバス組み合わせツアー】 大人26ユーロ、学生・高齢者25ユーロ、6歳以下無料 |
HP | https://www.aeroscopia.fr/en |
エアバス社トゥールーズ工場見学(Visite à l’usine Airbus )
アエロスコピアとセットで人気なのが、エアバス社トゥールーズ飛行機工場の見学です。
フランス語と英語の組み立て工場見学ツアーは大人気で、特に英語のツアーはすぐに埋まってしまいます。直前は申し込みできない可能性が高いです。
1週間で思い立って出発したので、フランス語のツアーしかあいていませんでしたが、翻訳機能を使って問題なく楽しめました!
わたしたち以外にアジア人も何名か参加していたので、どうしてもという場合はフランス語もおすすめです。
エアバス見学、英語と仏語しかなく、英語は枠が少ないのでやむなく、仏語ツアーに参加
Google翻訳が、通訳並みで、下手に私が英語で聞くより理解できてめちゃくちゃ良かった!
フランス語翻訳でツアー参加するの悪くないです、おすすめ😊 pic.twitter.com/ZImiJg9PSk
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) September 28, 2024
できれば2、3週間前には用意しておきたいところ。パスポートの提示も必要になるのでお忘れなく!
ホテルのスタッフに電話で聞いてもらって、解決しましたが、旅程が崩れたり、心配が絶えない1日でした(笑)
トゥールーズで泊まりたいおすすめホテル
トゥールーズで宿泊するなら、駅周辺かキャピトル広場近くのホテルがおすすめです。
広場からすぐそばの、ル グラン バルコン ホテルやグラン ホテル ドゥ ロペラは口コミも良く、料金とのバランスも良いおすすめのホテルです。
予算に余裕があるならラ コール デ コンシュール オテル&スパが本当に素敵なので、ぜひ検討してみてください。
アコーホテルズグループのホテルで、趣のある18世紀の邸宅を利用した、5つ星です。
駅から中心地までは歩いて20分(1.5キロ)ほど。
滞在が短いなら駅前のホテルの方が便利!わたしが4連泊したマタビホテルは駅前なのにとてもリーズナブルで、他の都市へ出かけるのに最適でした。
トゥールーズで絶対食べたいおすすめグルメ
トゥールーズはグルメの街。美味しい郷土料理がたくさんあります。
代表的なものとしては、鴨肉、フォアグラ、カスレなど。
名物を一気に堪能するなら、街の中心にあるビストロがおすすめ♡自家製カスレやコンフィなど、手ごろな価格で美味しい料理が楽しめます。
鴨のコンフィ (Confit de canard)
ビストロの定番メニューといえば鴨のコンフィ。フランス南西部の伝統料理です。
もともとは、常温保存できる保存食としてフランスで親しまれてきました。
鴨の腿肉を鴨脂とじっくり低温で煮込んだ料理で、パリッとした香ばしい皮に、ジューシーなお肉が味わえます。
鴨の旨味がギュッと凝縮された絶品料理、ぜひお試しあれ!
マグレ・ド・カナール(Magret de canard)
トゥールーズの代表的な料理にmagret de canardがあります。
トゥールーズのレストランで必ず登場する料理と言っても過言ではありません。
柔らかくジューシーな鴨肉は、クセになる美味しさです!
カスレ(Cassoulet)
カスレとは、フランス西南部の街の伝統料理で、白インゲン豆をたっぷり使い、お好みの肉(豚肉や羊肉の塩漬け、ガチョウやカモのコンフィなど)や香味野菜などを入れて長時間煮込んだ料理。
フランスの伝統料理だけあってボリュームがあり、高カロリーの料理です。
長時間煮込んだ肉は、とても柔らかで、その肉から出た脂と旨味をたっぷりと吸い込んだ白インゲン豆は、口の中に入れた途端、とろけ出します。
日本人には少し重たく感じる料理なので、注文するときには、人数分より少なめに頼むのがおすすめ。
トゥールーズのソーセージ(Saucisson)
トゥールーズのソーセージは、トゥールーズの郷土料理カスレに欠かせないソーセージ。
円盤状にぐるぐる巻いた粗挽き生ソーセージで、香辛料が効いていて、日本人の口にも合います。
ロックフォールチーズ (Roquefort)
世界三大ブルーチーズの一つ、ロックフォールもオクシタニーの名産。
羊の乳で作られ、独特の青カビが特徴です。濃厚な風味と塩気は、ワインとの相性も抜群です。
ロカマドゥールチーズ(Rocamadour)
ロックフォールと同様に有名なのが、ヤギの生乳から作られたロカマドゥール。
円盤形のクリーミィなチーズで、山羊チーズ特有のクセがなく、ほんの少し甘味があります。
トゥールーズの市場やチーズ専門店、スーパーなど、どこでも手に入ります。
写真左側のフレッシュなロカマドゥールは、まろやかでとっても優しい味。右側の少し寝かせたものはギュッと味が濃くなってどちらも美味しいので、ぜひ食べ比べてみてください!
トゥールーズで絶対に買いたいおすすめ土産
スミレ
19世紀後半から20世紀前半まで、スミレ栽培の名産地として知られていたトゥールーズ。
現在もその名残で、街にはスミレの商品を取り扱ったお店がたくさんあります。
わたしのおすすめは、スミレのクリスタリゼ(砂糖漬け)♡見た目の可愛さとその香りにすっかり魅了されてしまいました。
コートダジュールでもよく見かけましたが、あちらはラベンダーの方が人気なので、トゥールーズの方が商品が豊富です。
パステル製品
かつてトゥールーズに富をもたらしたパステル。美しいブルーは心を落ち着かせてくれます。
基礎化粧などの美容アイテムからドリンクやキャンディ、バスグッズなど素敵なものが、売られていました。
エアバス製品
アエロスコピア航空博物館には、さまざまな飛行機関連のグッズが売られています。わたしたちはツアーに参加したので、10%オフで購入できるよ!と教えてくれました。
ここでしか手に入らない貴重なグッズもあるようです。ここまで来れなくても、空港でいくつかのグッズを見かけたので、ぜひチェックしてみてください。
飛行機繋がりで、星の王子さま(本家はリヨンですが)グッズも豊富です。
ラングドックワイン
フランス南部のラングドック地方で作られるワインも人気。太陽の光をたっぷり浴びたブドウから作られるため、力強い味わいが特徴です。
赤、白、ロゼだけでなく、スパークリングワインや甘口ワインなど、幅広いスタイルのワインが生産されています。
トゥールーズにゆかりのある偉人・アーティスト
トゥールーズにゆかりのある偉人、有名人といえば、市庁舎の絵画も担当したアンリ・マルタンが有名です。
また、サッカーやラグビーも有名なので、スポーツ選手も多く輩出しています。
トゥールーズへの行き方・アクセス・最寄り駅
オクシタニーの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、どこかで経由してトゥールーズ空港へ入るか、パリや周辺都市から高速鉄道(TGV inOui)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
トゥールーズへはバルセロナやアンドラなど隣国から入る人も少なくないと思いますが、ここではパリからの行き方をメインに紹介します。
パリから電車で行く場合
パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からトゥールーズ・マタビオ駅(Gare de Toulouse-Matabiau)までTGV inOuiで約4.5時間。
パリのオーステルリッツ駅(Gare d’Austerlitz)から在来線特急のIntercitésで約7時間かけて直通列車もありました。きつそう(笑)
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
【klook
当サイト限定クーポンで最大6%割引】
クーポンコード『KLOOKOHAYO』
☑2025年7月1日まで
☑上限1,000円まで
☑3回まで利用可
※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリから飛行機で行く場合
パリ・オルリー空港からトゥールーズ・ブラニャック空港まで約1時間10分。
トゥールーズ・ブラニャック空港からトゥールーズ市内までシャトルバスで約20分です。
航空券をとる場合
スカイスキャナーなど比較サイトで
検索して探すのが一般的ですが
わたしは最近Trip.comで
予約することが多いです!
☑料金が安い
☑ポイントが貯めやすい
☑プラチナ会員以上で
なんと空港ラウンジ無料
サイト自体も使いやすいので
ぜひ一度使ってみてください!
パリからバスで行く場合
パリのベルシー(Bercy)からトゥールーズ駅(Toulouse, Gare Routière)まで約9~11時間の長旅です。
バスのチケットは各バス会社のウェブサイトから購入できますが、ここでもわたしは鉄道と同じくOmioでの事前購入を推します。
なぜなら、違う会社のバスと金額や時間を比較しやすいから。
- BlaBlaCarBus(旧OUIBUS)
- Flixbus
パリから車で行く場合
- 走行距離約678キロ
- 約6時間50分
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
トゥールーズの治安
トゥールーズは学生の街ということもあり、治安は地方都市のわりにあまりよくないと思います。
日中は、怖い思いをすることはそれほどないと思いますが、夜間の出歩きや華美な恰好は避けて観光を楽しんでください。
置き引きやスリの件数は日本と比べ物にならないほど多いため、貴重品には十分注意が必要です。
特に駅周辺は、旅行者をカモにしようとする人たちが多く出没しているので、声をかけられても無視したほうが無難です。
スリ対策の基本
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
トゥールーズをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
トゥールーズは夏は暖かく、冬は平均気温が4度前後です。どの季節も素晴らしいのですが、気候的には春から夏にかけてがおすすめです。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
トゥールーズまとめ
トゥールーズは、ここでご紹介しきれないほど魅力のある街です。
パリの街とは違って、とってもゆったりとした空気が流れている街です。
TGVで気軽に訪れることのできる街ですので、ぜひ足を延ばしてみてください。
トゥールーズには
便利なトゥールーズパスがあります
☑公共交通機関10回分
☑美術館など観光スポット優待
☑現地ガイド付きツアーなど
を含んだ充実した内容
トゥールーズで観光を
楽しみたい方は一見の価値あり!
事前にネット購入可
トゥールーズ | |
---|---|
住所 | 31000 Toulouse 地図 |
行き方 | パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からトゥールーズ・マタビオ駅(Gare de Toulouse-Matabiau)までTGV inOuiで約4.5時間。 |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!