モンマルトル界隈を代表する観光スポットの1つ、テルトル広場。
多くの画家たちがモンマルトルに暮らしていたことから、いつしか「芸術家の街」と呼ばれるようになりました。
このページでは、芸術家に愛され続けるテルトル広場の見どころをご紹介していきます。
旅行者が油断しがちなモンマルトルの治安についても詳しく記載しています。ぜひ最後までご覧ください!
- テルトル広場ってどんなところか知りたい
- フランスのアートに興味がある
- 周辺の治安が気になる
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内
ホテル移動は送迎やタクシーがおすすめ
パリは以前よりもスリ増加傾向
せっかくの旅行が台無しにならないよう
まったく土地勘がない場合は
ケチらず送迎やタクシーを使いましょう
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日本語非対応でも問題なければ
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費用を安く抑えられます
このページの目次
テルトル広場の見どころ・観光情報

モンマルトルの丘の上にあるテルトル広場(Place du Tertre)は、サクレクール寺院と並び、モンマルトル界隈を代表する観光名所の1つ。
サン・ピエール教会前に広がるテルトル広場は、かつてモンマルトル村の村役場があった場所。
小さなテルトル広場の周辺には、カフェやレストラン、お土産ショップが立ち並び、多くの旅行者で賑わっています。
テルトル広場は画家たちが集まる広場

19世紀後半から20世紀前半にかけて、モーリス・ユトリロ、パブロ・ピカソ、オーギュスト・ルノワールなど数多くの画家たちがこのモンマルトル界隈で暮らしていました。
今でもこのモンマルトルには、似顔絵や風景画を描く画家たちが集まり、テルトル広場に露店を出して絵を売っています。
ただ注意が必要なのは、押し売りのように、頼んでもいないのに勝手に似顔絵を描き始めてしまうケース。
そんな時は毅然とした態度で、きっぱりと断りましょう!
旅行者に声をかけ、立ったまま描いている人たちは、許可のない違法な商売の人たちです。

ちなみに許可を持った画家たちは、テルトル広場内でキャンパスを広げ、きちんとした場所が確保されています。
似顔絵を描いてもらう際には、あらかじめ料金を確認し、値段の交渉をしたい場合には、最初にするのを忘れずに!
どの画家に頼めば良いのか迷った時は、まず他の人が実際に描いてもらっているところをじっくりと眺めてみましょう。
そしてテルトル広場にいる他の画家たちの絵を見比べて、自分の好みにあった画家を選んでください。
パリ市街を一望できる絶好のスポット

標高約130メートルにあるテルトル広場は、パリ市街を一望できる絶好のスポットです。
またテルトル広場の中心部とその周辺には、お洒落なカフェやレストランがたくさん並んでいます。散策に疲れたら、ここで一休みするのもおすすめです。

芸術村の雰囲気が味わえるテルトル広場では、独自のスタイルで描かれた風景画などを買うことができます。
おすすめ観光の周り方
テルトル広場があるモンマルトルは、ピカソやマネ、ルノワール、セザンヌ、モネ、モディリアーニなど、多くの画家にゆかりのある、芸術家の街として知られたエリア。
サクレ・クール寺院を訪れる際は
- ムーランルージュ
- サクレクール
- カフェ・デ・ドゥ・ムーラン
(アメリのカフェ)
を併せて観光するのがおすすめです。
モンマルトル周辺には他にも見どころがあり、「旅のプロが選んだモンマルトルで絶対行きたい人気観光スポットおすすめ15選」ではモンマルトルの詳しい歩き方の解説をしています。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎

シティパスを活用する
わたしは美術館好きなので、ヨーロッパのある程度の都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。
サクレクールは対象外ですが、限られた日数でパリを効率的に楽しむなら、「Paris Museum Pass」がとっても便利!
毎回チケットを買って旅行を楽しんでいます。
ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。日本で事前に購入も可能。

現地ツアーに参加する
モンマルトルは個人旅行で問題なく観光できます。
わたしも大抵の場合は個人で滞在しますが、ガイド付きで周った時の経験は忘れられません。
自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
日本語で予約できるベルトラがおすすめ。
英語や仏語でもよければGetYourGuideで安くツアーに参加できます。ぜひ一度チェックしてみてください。
テルトル広場の口コミ・評判
午前中に訪れたので、画家さんがぼちぼち準備を始めているところでした。時間がなかったので、直感でこの人!と思った画家さんに値段の交渉をしてから絵を描いてもらいました。どんな絵ができ上がるかと不安でしたが、とてもそっくりで、素晴らしい絵を描いてもらえました。時間がある方は、実際にその人が絵を描いている様子を見てから、値段を交渉し、描いてもらった方が良いです。とてもいい思い出になると思うので、おすすめです。(引用:トリップアドバイザー)
絵描きさんと旅行者でいっぱいだった!という口コミが多かったです。さすが、芸術の街といったところでしょうか。
テルトル広場への行き方・アクセス・最寄り駅
メトロで行く
最寄り駅は、メトロ12号線Abbesses駅。
アベス駅からテルトル広場は徒歩6~7分です。サクレ・クール寺院がある方面に歩いていきましょう。
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド

テルトル広場の所要時間
所要時間
テルトル広場のざっと歩くだけなら5分~10分もあればじゅうぶんです。
似顔絵を描いてもらうなら、30分~1時間はみておいた方が良いかも。
絵を描いてもらうのって想像以上に時間がかかる!
時短してもらったは良いけど、似顔絵の出来がイマイチだった・・なんて声もあるので時間に余裕をもってお願いしましょう。
テルトル広場周辺の治安
テルトル広場を含むモンマルトル周辺の治安は残念ながらあまりよくありません。
昼間は旅行者で賑わう場所なので、荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できます。
夜はあたりが歓楽街ということもあって、昼間よりも危険が増します。用もなくフラフラと立ち寄らないように。
ミサンガ売りに要注意
サクレ・クール寺院周辺は、「ミサンガ売り」が多いことでも有名です。
どこからともなく沸いてきて、話しかけてきます。
言葉を返すと、腕にミサンガをまかれお金を要求してくるので注意!
とにかく、無視に限る!!!(笑)
ミサンガ売りが面倒な方はケーブルカーに乗っちゃってもいいかも…。
スリ対策の基本
モンマルトルに限った話ではありませんが、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。

また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)


テルトル広場まとめ
下町情緒あふれるモンマルトル界隈は、見どころがたくさんあります。
中でもテルトル広場は、ノスタルジックな雰囲気と芸術が味わえるおすすめの観光スポット。
ぶらぶら歩いているだけでも十分に楽しめますよ!
モンマルトル周辺には他にも見どころがあり、「旅のプロが選んだモンマルトルで絶対行きたい人気観光スポットおすすめ14選」ではモンマルトルの詳しい歩き方の解説をしています。
テルトル広場 | |
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住所 | Place du Tertre, 75018 Paris 地図 |
最寄り | メトロ12号線Abbesses駅 |
HP | https://en.parisinfo.com/transport/91816/Place-du-Tertre |
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サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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