フランス革命の発端となった「バスティーユ広場」。
フランス史上、とても重要な場所であり、現在は広場としてパリ市民に愛されています。
1989年には新オペラ座も誕生し、活気のあるエリアとなったバスティーユ広場への行き方や見どころなどをご紹介します!
- バスティーユ広場ってどんなところか知りたい
- フランスのマルシェに興味がある
- 周辺の治安が知りたい
当サイト限定クーポン
フランスのツアーやチケットは
現在どこも価格が高騰中
クーポンで少しでもお得に購入しよう!
現地ツアーはもちろん
入場チケット・バス送迎にも使えるよ
このページの目次
バスティーユ広場・観光情報
歴史
バスティーユ広場は、バスティーユ牢獄跡につくられた広場です。
1789年7月14日、生活に困窮したパリ市民が王政を倒すため、バスティーユ牢獄を襲撃!
調べてみると襲撃時にはなんと7人しか収容されていなかったというので驚きました。
photo by dierk schaefer
この事件がきっかけで、フランス革命がはじまります。革命後、バスティーユ牢獄は解体され、現在の広場に。
中央には、1830年の7月革命で犠牲になった市民にささげられた「7月革命記念柱」が建てられています。
そんなフランスの歴史に深く関わるバスティーユ広場。現在はオペラ座やカフェ、繁華街が広がり、多くの人でにぎわう人気スポット!
マレやバスティーユ周辺に来たらぜひ、立ち寄ってみてください♪
おすすめ観光の周り方
バスティーユ広場は、4区、11区、12区の3つの区にまたがる広場です。
若者が多く集まる一方で、デモがあるときはスタート地点になることもしばしば。
周辺にはオペラ・バスティーユやヴォージュ広場、ヴィクトル・ユゴー記念館などがあります。
少し足を延ばせば、カルナヴァレ美術館やピカソ美術館などがあり、美術館巡りも楽しめます。
バスティーユ広場から徒歩10分圏内の代表的なスポットは以下の通り。
- オペラ・バスティーユ(徒歩3分)
- ヴォージュ広場(徒歩7分)
- ヴィクトル・ユーゴー記念館(徒歩7分)
- カルナヴァレ美術館(徒歩10分)
- ピカソ美術館(徒歩14分)
ぜひ併せて観光を楽しんでくださいね!
周辺には他にも見どころがあり、「バスティーユ広場界隈で絶対行きたい人気観光スポット」や「パリ4区マレ地区で絶対行きたい人気観光スポット」で詳しい歩き方の解説をしています。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎
シティパスを活用する
わたしは美術館好きなので、ヨーロッパのある程度の都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。
限られた日数でパリを効率的に楽しむなら、「Paris Museum Pass」がとっても便利!
ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。日本で事前に購入も可能。
現地ツアーに参加する
パリは治安の悪い場所もありますが、気を付けていれば個人旅行で問題なく観光できます。
わたしも大抵の場合は個人で滞在しますが、ガイド付きで周った時の経験は忘れられません。
自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
日本語で予約できるベルトラがおすすめ。
英語や仏語でもよければGetYourGuideで安くツアーに参加できます。ぜひ一度チェックしてみてください。
バスティーユ広場見どころ
バスティーユ広場の地下納骨堂
バスティーユ広場は、「広場」と言っても記念柱を中心にしたロータリーがメインの広場です。
コンコルド広場のように噴水や公園がある、といった場所ではありませんが「7月革命記念柱」はなかなか見ごたえがありますよ!
柱の頂上には金色の天使のような像がついています。
実は、この7月革命記念柱の下は、1830年の7月革命で犠牲になった市民の地下納骨堂になっています。
残念ながら一般には公開されていないので、見学することはできません。
バスティーユ広場の牢獄跡
バスティーユ牢獄は革命後に解体されてしまい、ほとんどその跡となるものが残されていません。
ですが、バスティーユ広場のロータリーをよく見てみると、牢獄が建てられていた部分の敷石だけ色が違う!
この部分に牢獄があった、という印だそうです。
このように小さなものでも、歴史を感じさせるものをちゃんと残しているのがパリらしくていいですね!
バスティーユ駅1号線の壁画
ほかにも、バスティーユ駅の(1号線)の構内にはバスティーユが襲撃されている様子をを描いた壁画があります。
メトロひとつ見ても芸術の都パリを感じることができますよ!
バスティーユ駅使う方は必見です。
バスティーユ広場 口コミ・評判
フランス革命の発端となったバスティーユ襲撃の場所。今は何てこともないロータリーのような感じです。
が、ここやレピュブリック広場もそうですが行ってみるとパリの息遣いが感じられます。ちょうどというか運悪くというか、最大ストライキの最中でどちらの広場も警察官がたくさん待機していましたが、それはまたひとつのパリの姿でもあるかなと。(引用:TripAdvisor)
教科書的にも忘れないこの名前ですが、現在は塔を中心としたラウンドポイントになっています。一周ぐるっと回るときに眺めていましたが塔の先にあるオブジェはゴールドのなかなか素敵なものでした。バスティーユとしての遺構は現在無いようですがバスに乗るとほぼほぼ通るポイントになっていますのでシャッターチャンスを逃さずに。(引用:Googleレビュー)
Googleレビューでも、歴史を感じるという方が多かったです。今は何もなくてつまらなかったという意見もありました(笑)
バスティーユ広場への行き方・アクセス・最寄り駅
バスティーユ広場からは放射線状に道が延びていて、石畳の小路がたくさん。
16~18世紀の面影が残る場所が多いので、散策しながら中世の雰囲気を楽しんで♡
バスティーユ広場は、メトロBastille駅からすぐ!
他にもRERやバスなどでもアクセスできるので簡単にご紹介します♪
メトロで行く
最寄り駅は、メトロ1号線・5号線・8号線・Bastille駅。駅を出ると目の前です。
3つの線が乗り入れている駅なので、アクセスしやすいですね!
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド
RERで行く
最寄り駅は、A線・D線Gare de Lyon駅。バスティーユ広場までは約徒歩10分。
リヨン通をまっすぐ歩いていくと、オペラ・バスティーユの横を過ぎ、バスティーユ広場に着きます。
関連記事RER(高速鉄道)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド
バスで行く
円形のバスティーユ広場の周りにいくつかバス停があります。
20,29,65,69,87,91番 Bastille下車。
69,76,86,87番 Bastille – Rue Saint-Antoine下車。
バスティーユ広場近くのマルシェ・バスティーユの営業時間・定休日
バスティーユ広場の近くには、庶民的な雰囲気の「マルシェ・バスティーユ」があります。
マルシェでのお買い物ついでに広場を見学する方も多いようですよ♪
生鮮食品から日用品まで色んなものが売っているので、お土産を選ぶのにもおすすめ。
日本ではなかなかお目にかかれない珍しい食材もあるので、お料理が好きな方はすごく楽しいと思います!
その場で買って食べられるお惣菜もあるので、小腹が減った時にも◎
ノルマンディー産生ガキや色んな国のお惣菜(アフリカ料理、パエリア、シチリア風ライスコロッケなど)も楽しめます。
営業時間・定休日
- 営業時間
7:00-14:30(木)
7:00-15:00(日)
- 定休日
月~木・土
マルシェ・バスティーユ | |
---|---|
住所 | Boulevard Richard Lenoir, 75011 Paris 地図 |
最寄り駅 | メトロ1,5,8号線・Bastille駅から徒歩2分、リシャール・ルノワール通り沿い |
関連記事在住者厳選!パリで絶対行きたい人気マルシェおすすめ5選と楽しみ方
バスティーユ広場周辺の治安
テロが起こったシャロンヌ通りがあるため、治安が悪いと思っている日本人も多いのですが、バスティーユ広場のある11区は比較的治安の良い地区です。
パリで最も子供が多い地区ともいわれ若者を中心に人気のあるエリア。
ただし、デモのときはたくさんの人が集まります。デモに巻き込まれないよう、興味があってもその場を離れることを強くおすすめします。
スリ対策の基本
このエリアに限った話ではありませんが、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
バスティーユ広場まとめ
フランス革命の歴史を感じられるバスティーユ広場。
広場自体は特別何があるというわけではありませんが、マルシェを含め街歩きが楽しいエリアでもあるので、いろいろ散策してみてください♡
徒歩圏内にヴォージュ広場やマレ地区などパリの一押しスポットもあります。天気の良い日にお散歩するのがおすすめです!
バスティーユ広場 | |
---|---|
住所 | Place de la Bastille, 75011 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1,5,8号線・Bastille駅 A線・D線Gare de Lyon駅 |
HP | https://en.parisinfo.com/transport/90952/Place-de-la-Bastille |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!