
どこか庶民的な雰囲気漂う11区は、バスティーユ広場をはじめ、オペラ・バスティーユ、レピュブリック広場、サン・マルタン運河など魅力に溢れたスポットがたくさんあります。
また若者たちに人気のエリアで、夜になるとクラブやバーにはたくさんの人が集まり、活気に溢れています。
ナイトクラブも充実しているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね!
このページでバスティーユ広場界隈で見ておきたいおすすめのスポットをご紹介していきます。
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このページのもくじ
1. 全スポット一覧
2. 観光スポット地図
3. 11区の治安と注意点
4. 有名スポット
5. 穴場スポット
バスティーユ広場界隈の全観光スポット一覧
※観光スポット名をタップすると詳しい記事へジャンプします
観光スポット
芸術スポット
- オペラ・バスティーユ
ショッピング
- マルシェ・バスティーユ(市場)
バスティーユ広場界隈(11区)の治安
テロが起こったシャロンヌ通りがあるため治安が悪いと思っている日本人も多いのですが、バスティーユ広場のある11区は比較的治安の良い地区です。
パリで最も子供が多い地区ともいわれ若者を中心に人気のあるエリア。
ただし、デモのときはたくさんの人が集まります。デモに巻き込まれないよう、興味があってもその場を離れることを強くおすすめします。
パリの治安については「パリ旅行の治安情報|在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法」でさらに詳しく紹介しています。
バスティーユ広場界隈で絶対行きたい人気有名観光スポット
バスティーユ広場(Place de la Bastille)

バスティーユ広場は、4区、11区、12区の3つの区にまたがる広場です。
もともとバスティーユ牢獄のあった場所で、1789年7月14日、生活に困窮したパリ市民が王政を覆すためにこのバスティーユ牢獄を襲撃しました。
この事件がきっかけで、フランス革命が始まります。
革命後、バスティーユ牢獄は解体され、現在の広場に。
広場の中央には、フランス革命で犠牲となった人たちを追悼して造られた7月革命記念柱が立ち、毎年、革命記念日前夜祭がこの広場で行われています。

オペラ・バスティーユ(L’Opéra de la Bastille)(12区)
オペラ・バスティーユは、1989年にフランス革命200年を記念し、バスティーユ広場の一角に建てられたパリ国立歌劇場です。
オペラ・ガルニエとは対照的なガラス張りのモダンな作りで、近代的な設備を備え、最高の音響を誇ります。
オペラ・バスティーユは2700席の座席数をもつ巨大オペラ劇場で、オペラ・ガルニエとは異なり近代的な造りで、オペラや古典バレエの上演が多いのが特徴。
人気のオペラ作品はバスティーユで上演されることが多いです。
“パリのオペラ座”と聞いてはじめに連想するのはおそらく9区にあるオペラ・ガルニエの建物ですが、パリで有名なオペラを観に行こうと思ったときに訪れるのはバスティーユでしょう。
なので、旅行のプランを練るときはオペラ座の見学とオペラの鑑賞を分けて考えるのがおすすめです。
マルシェ・バスティーユ(Marché Bastille)

パリの暮らしに欠かせないマルシェ(市場)。
パリのあちらこちらで見かけることができますが、マルシェ・バスティーユは、パリにあるマルシェの中でも最も大きなマルシェの1つに数えられます。
リシャール・ルノワール通り沿いに立つマルシェ・バスティーユは、庶民的な雰囲気で野菜や果物、肉、魚、チーズ、惣菜などの食料品から日用品までなんでも揃います!
また観光客が多く訪れるため、お土産に喜ばれそうなハチミツ、手作りジャム、塩キャラメル、石鹸、ゲランドの塩、香辛料、ハーブなども手に入ります。
お総菜屋さんもたくさん入っているので、お腹が空いたら食べ歩きもいいですね♡
マルシェでは、基本的に量り売りになっているので、購入の際には、欲しい分量(または個数)をしっかりとお店の人に伝えましょう。
見て歩くだけでも十分に楽しめるマルシェ。パリの日常の風景を垣間見ることができますよ!

レピュブリック広場(Place de la République)
フランス語のRépubliqueとは「共和国」を意味し、昔からレピュブリック広場には、反政府派の人々が集まり、イベントやデモなどを行う際の起点の場所となっています。
レピュブリック広場の中央には、共和国の記念碑が立ち、自由を象徴する女神「マリアンヌ」の像を見ることができます。
サン・マルタン運河
人気映画『アメリ』に登場したサン・マルタン運河はパリ10区でご紹介しています。

できれば行きたいバスティーユ広場界隈の穴場スポット
オベルカンフ(Oberkampf)
レピュブリック広場からメトロ「オベルカンフ駅」周辺にオベルカンフというエリアがあります。
もともとは工房が集まる職人の街だった下町のオベルカンフ。
次第にアーティストや若者たちが集まり、今ではカフェやバー、多国籍料理のレストランがひしめき合う活気に溢れたエリアです。
Café Charbonは、オベルカンフ通りにある人気カフェで、オベルカンフにカフェ旋風を巻き起こしました。
またカフェ・シャルボンに併設した「Nouveau Casino」は、パリの夜遊びスポットとして若者たちに人気のクラブです。
パリの街をもっと楽しむ

パリは東京の山手線と同じくらいの広さ。
メトロやバスを使えば1日でかなりの場所をまわれますし、徒歩で散策できるスポットも沢山あります。

パリでお気に入りの過ごし方は美術館をはしごしながら、素敵なカフェで休憩をとったりスーパーでお土産を物色すること♡
このブログでは、パリで絶対行くべき人気観光スポットやフランス旅行の人気定番お土産などパリをもっと楽しむためのコツが書かれた記事を沢山紹介しています。
ぜひこの記事を参考に旅行の計画を立て楽しんでくださいね!
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎

またアートや文学好きの人のために「ガイドブック以外のフランス旅行をさらに楽しむためのおすすめ書籍」も作成しました。ぜひご覧ください!
シティパスを活用する
わたしは美術館好きなので、ヨーロッパのある程度の都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。
限られた日数でパリを効率的に楽しむなら、「Paris Museum Pass」がとっても便利!
毎回チケットを買って旅行を楽しんでいます。
ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。日本で事前に購入も可能。
購入方法や使い方について詳しく解説した「パリミュージアムパスは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」は大変人気の記事です。

フランスの偉人・芸術家ゆかりの地をめぐる
自分がフランスに行くとき、こんな記事があったらいいな…を形にしました。
大好きなゴッホ、ルノアール、モネを出発点に、パリを中心としたゆかりの地スポットをまとめています。

現地ツアーに参加する
パリは治安面に不安はあるものの、個人旅行で問題なく観光できます。
わたしも大抵の場合は個人で滞在しますが、ガイド付きで周った時の経験は忘れられません。
自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
思い出を写真に残せるフォトツアーも大変おすすめです。

パリのおすすめツアーやチケットサイトをまとめた「パリ旅行で事前に予約すべきおすすめチケット現地ツアー」もお見逃しなく!