
サン・マルタン運河は、フランス映画「アメリ」にも登場した名所で、パリのノスタルジックな風景が楽しめる場所。
10区と11区の中間に位置し、緑あふれる運河沿いにはパリの古い街並が広がります。
近年、サン・マルタン運河界隈はパリのホットなスポットとして、若手アーティストたちに人気があり、お洒落なギャラリーやブティック、カフェなどが集まる注目のエリアになっています。
このページではサン・マルタン運河で見ておきたいおすすめのスポットをご紹介していきます。
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このページのもくじ
1. 全スポット一覧
2. 観光スポット地図
3. 10区の治安と注意点
4. 有名スポット
5. グルメスポット
6. ショッピングスポット
サン・マルタン運河界隈の全観光スポット一覧
※観光スポット名をタップすると詳しい記事へジャンプします
観光スポット
グルメ
- シェ・プリュンヌ(カフェ)
ショッピング
- ポンポン・バザール(雑貨)
サン・マルタン運河(10区)の治安
10区は移民の多い地区ですが、日中のサン・マルタン運河周辺は比較的安全です。
注意したいのは、北駅と東駅の周辺。ヨーロッパのターミナル駅は旅行者を狙った強盗やスリが多く、治安がよくないのが一般的。
地図を使いたいとは思いますが、人目のつく場所で長々とスマートフォンを使うのは避けましょう。
またメトロのチケットを安く譲ると言って近づいてくる人にも注意してください。
パリの治安については「パリ旅行の治安情報|在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法」でさらに詳しく紹介しています。
サン・マルタン界隈で絶対行きたい人気有名観光スポット
サン・マルタン運河(Canal Saint-Martin)

サン・マルタン運河は、パリ市内のセーヌ川とウルク運河、サン・ドニ運河をつなぐ全長約4.5㎞の運河です。
そのうちの4割(1853m)は、地下運河になっています。
セーヌ川とサン・マルタン運河の水位差は、なんと26mもあり、水門を使って水量を調節する閘門が9ヶ所設けられています。
サン・マルタン運河の歴史は、19世紀までさかのぼります。
ナポレオンの命により、セーヌ川とウルク運河を結ぶ河川交通のために掘られた運河で、開通した当初は、パリ市民の飲料水を確保するために使用されていました。
レピュブリック方面から運河を北に向かって歩いて行くと、かつて倉庫として使われていた建物が現れます。
現在は、ギャラリーやアトリエなどに改造され、若手アーティストたちが集まる場所になっています。
サン・マルタン運河のほとりは、パリ市民の憩いの場所で、いつもたくさんの人たちで賑わっています。
サン・マルタン運河周辺は、古い街並が広がり、訪れた人をノスタルジックな気分にさせてくれる素敵な場所です。

サン・マルタン運河クルーズ
お時間に余裕のある方にぜひオススメなのが、サン・マルタン運河クルーズです!
水門をくぐりながら、ゆっくりと楽しむ約2時間半のクルーズ。セーヌ川クルーズとはひと味違う、パリの風景を満喫することができますよ。
サン・マルタン運河界隈のグルメスポット
シェ・プリュンヌ(Chez Prune)
サン・マルタン運河沿いにあるカジュアルな雰囲気のカフェ「シェ・プリュンヌ」。
リーズナブルな価格と美味しさで、いつも地元の人たちで賑わっています。
気取らない雰囲気のカフェなので観光客でも入りやすく、お天気の良い日にはテラス席も人気です!
サン・マルタン運河界隈のショッピングスポット
ポンポン・バザール(Pompon Bazar)
ポンポン・バザールは、オーナーが東アジアやマグレブ諸国、西アフリカなどのさまざまな国から直接買い付けたこだわりの商品が並ぶインテリア雑貨のセレクトショップ。
エキゾチックな香り漂うインテリア雑貨が好きな方にはたまらないお店です!
パリの街をもっと楽しむ

パリは東京の山手線と同じくらいの広さ。
メトロやバスを使えば1日でかなりの場所をまわれますし、徒歩で散策できるスポットも沢山あります。

パリでお気に入りの過ごし方は美術館をはしごしながら、素敵なカフェで休憩をとったりスーパーでお土産を物色すること♡
このブログでは、パリで絶対行くべき人気観光スポットやフランス旅行の人気定番お土産などパリをもっと楽しむためのコツが書かれた記事を沢山紹介しています。
ぜひこの記事を参考に旅行の計画を立て楽しんでくださいね!
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎

またアートや文学好きの人のために「ガイドブック以外のフランス旅行をさらに楽しむためのおすすめ書籍」も作成しました。ぜひご覧ください!
シティパスを活用する
わたしは美術館好きなので、ヨーロッパのある程度の都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。
限られた日数でパリを効率的に楽しむなら、「Paris Museum Pass」がとっても便利!
毎回チケットを買って旅行を楽しんでいます。
ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。日本で事前に購入も可能。
購入方法や使い方について詳しく解説した「パリミュージアムパスは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」は大変人気の記事です。

フランスの偉人・芸術家ゆかりの地をめぐる
自分がフランスに行くとき、こんな記事があったらいいな…を形にしました。
大好きなゴッホ、ルノアール、モネを出発点に、パリを中心としたゆかりの地スポットをまとめています。

現地ツアーに参加する
パリは治安面に不安はあるものの、個人旅行で問題なく観光できます。
わたしも大抵の場合は個人で滞在しますが、ガイド付きで周った時の経験は忘れられません。
自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
思い出を写真に残せるフォトツアーも大変おすすめです。

パリのおすすめツアーやチケットサイトをまとめた「パリ旅行で事前に予約すべきおすすめチケット現地ツアー」もお見逃しなく!