ポンピドゥーセンターの内にある国立近代美術館のコレクション数はなんと6万5000点!
一体パリにはどれほどのアートが存在しているのだろうと考えると恐ろしくなってきます。これこそフランスの価値そのものですね。
主に1900年代から現在に至るまでの、近・現代美術作品が展示されている国立近代美術館。
ピカソやマティスなど、美術の教科書でおなじみの作品も展示されているので、美術に詳しくない方でもきっと楽しめるはず!
このページでは、国立近代美術館の代表作品やまわり方、楽しみ方をご紹介します。
- 代表作品・有名作品が知りたい
- 効率よくまわる方法を知りたい
- 楽しみ方を知りたい
国立近代美術館で
チケット列に並ぶ時間は本当に無駄!
事前購入がおすすめです
チケットはGetYourGuideで
事前にネット購入可
また、パリ市内・郊外の
美術館や観光地50ヶ所以上対象の
ミュージアムパスも対象です
2日で4〜5ヶ所まわるならお得!
その他、チケット情報は
別記事で詳しく取り上げています
このページの目次
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)の見どころ
ポンピドゥーセンターは美術館、映画館、レストラン、本屋さんなど色々な施設が入った複合施設。
ポンピドゥーセンターの5-6階にある美術館が国立近代美術館です。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ポンピドゥー国立近代美術館はルーブル、オルセーと並ぶパリの国立美術館のひとつ。
もともと、このセンターは美術や音楽・映画などの現代芸術が大好きだった大統領のポンピドゥーが提唱し、設立されました。
しかし、今ではすっかり現代美術に勤しむパリの若者たちの人気のスポットになっています。
ルーブル美術館・オルセー美術館との違い
ルーブルやオルセーとはシンプルに時代が違います。
- ルーブル美術館→古代から1800年代前半
- オルセー美術館→1848年から後期印象派
- 近代美術館(ポンピドゥー・センターの5/6階)→1900年代以降
さらに6階の方が時代が古いので、ルーブル美術館→オルセー美術館→近代美術館6階→5階の順番で見ると時代の変遷がよくわかります。
国立近代美術館の見どころは、なんといっても20世紀を代表する近代美術の巨匠たちの作品を鑑賞することができるところ!
ルーブル美術館やオルセー美術館などの古典的な作風とは違った良さを感じることができます。
・・・と、言っても美術に詳しくないわたしが見ると「これは、なに??」とはてなマークがとまらない作品も!
正直、ややトラウマになるかな・・・と思うほど怖い作品もありましたが、見ごたえのある素晴らしい作品もたくさん鑑賞してきました。
教科書に載っているような有名な芸術家の作品も展示されているので、少しだけご紹介させて頂きます。素人のいち感想としてお読みください♪
20世紀の有名な芸術家の作品
ピカソやシャガールという巨匠たちの名前は、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
国立近代美術館にもいくつか作品が展示されていますので、足を運んだ際にはぜひ見てみてくださいね♪
ピカソ《ミューズ》
ピカソには、愛人がたくさんいたそうですが、この絵の描かれた数か月後に愛人の妊娠が明らかとなり、ピカソは妻と別居したそうです。
結局、この作品に描かれた2人が誰なのか知る人はいません
描かれている女性が愛人と妻だ!と考える人もいるそうですが、果たして真実は・・・ピカソしかわかりませんね(笑)
独特なタッチに優しい色使いが印象的です。
マティス《大きな赤い室内》
アンリ・マティスは「室内」をテーマにした絵をよく描いています。
《大きな赤い室内》は晩年のマティスが描いた最後の「室内」の絵だといわれています。
なんだか奥行きがよくわからない…平面のように見えるけど、平面じゃないようにも見えるし…。
赤色が鮮烈で不思議な絵だな~と終始思っています…。(それ以上の感想がでてきません笑)
シャガール《エッフェル塔の新郎新婦》
個人的にはシャガールの恋人たちが描かれている絵が好きです!
有名な絵画《誕生日》でもシャガールと妻のベラが浮遊しながらキスしているのがなんともかわいいです♡
ポンピドゥーセンターは、リサのお家!
「リサとガスパール」というフランスの絵本のキャラクターはご存知ですか?
実はリサ(白いほう)のお家は実はポンピドゥーセンターのパイプの中なんですよ!
パイプの中に勝手に住んでいるのはもちろん秘密♡(笑)可愛らしいリサとガスパールですが、絵本の内容は非常にシュールなのでクスっと笑えます。
国立近代美術館のおすすめの周り方(鑑賞ルート)
わたしが思う、近代美術館おすすめの周り方は年代順。
国立近代美術館はポンピドゥーセンターの5-6階にあります。
5階が1960年以降の作品で、6階が1905年から1960年の作品なので、年代を追って鑑賞したい方は、6階→5階の順番で見ると良いと思います。
マティスやピカソ、シャガールなどの有名作品はすべて6階に展示されています。
見学にあまり時間が取れないけれど、有名作品は見ておきたい!というかたは6階から見るのがおすすめです。
その上の階は、企画展の会場として使われるので常時展示されているものはありません。
エスカレーターを登って入口へ
美術館は派手なエスカレーターがある方が正面玄関です。
反対側にも列ができることがありますが、それは図書館の入場待ちの列になるのでお間違えないように!
建物の正面入り口から入り、セキュリティチェックを受けると中に入れます。
向かって左手の方にあるチケット売り場か券売機でチケットを購入しましょう。
チケットを購入したら建物の外側にあるエスカレーターに乗って美術館の入口まで行きます!
このエスカレーター自体がアートのようです。
エスカレーターの入口と美術館の入口で2度チケットを見せるので手に持っていましょう♪
効率よく楽しむならツアーがおすすめ
国立近代美術館に長い時間はかけられないけど、せっかく訪れるからには最大限楽しみたい!という方はツアーに参加するのがおすすめです。
わたしははっきり言ってツアー旅行はあまり好きではありません。自分のペースで色々見たいのでなるべく少数で行動したい・・・。
しかし、美術館は別!!
美しい美術品やお気に入りの絵画はもちろん眺めるだけでも楽しめますが、詳しい説明を受けることで見え方や感じ方が変わりますし、なにより満足感が全く違います!!
昔はケチって音声ガイドを利用していましたが、一度ガイドを利用して世界が変わりました。
美術館ってこんなにも楽しかったんだ!と目から鱗です。
残念ながら日本語ガイドのツアーは探せませんでしたが、英語でも問題なければGetYourGuideにガイド付きツアーがありました。
国立近代美術館のミュージアムショップ(お土産)
芸術関連の書籍や定番の絵はがき、ポスターなどのお土産が購入できます。
他の美術館と違って、モダンでアーティスティックな雰囲気の商品が多く、美術の知識がなくてもおもしろいと感じるものが多いかも。
美術館の作品にまつわるグッズなどが販売されているので、お時間のある方は立ち寄ってみてください♪
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)のレストラン・展望室
美術館を堪能した後は、ポンピドゥーセンター内で食事をしたり眺望を楽しむこともできます。
レストラン「Le Georges」
最上階である7階にあるレストラン「Le Georges」は眺望がとても良く、パリの街並みを一望できると評判です。
エッフェル塔やノートルダム大聖堂など…「パリにきた!!」という気持ちを大いに感じることができる素敵なレストラン。
眺望だけでなく、内装も素敵で、近代的で洗練された雰囲気。
値段の目安は、サンドイッチが19ユーロ~、チキンのシーザーサラダが24ユーロ。
観光施設ということもあり若干高めの値段設定ですが、手が出ない程の高級店ではありません。
眺望を楽しむために、ワンドリンクで利用するというのも良いかもしれませんね。
ポンピドゥーセンターの展望スペース
エッフェル塔や凱旋門の上などと比べると高さは低めですが、パリの街並みを見下ろすことができます。
ガラス張りになっているので、写真を撮りにくいのですが一部屋外にでることも♪お天気が良い日だと遠くまでよく見え絶景です。
美術館を利用しない方は、5ユーロで展望スペースのみを見学することができますよ。
国立近代美術館の口コミ・評判
外観から奇抜な美術館と思いきや、見応えたっぷりの近代美術館。ピカソ、シャガール、ミロなどの作品も揃える。最上階からのパリ市内の眺望も見事。第一日曜日は無料ながら、HPから通常と同じチケット購入の手続きが必要。(引用:googleレビュー)
国立近代美術館の入場料金・営業時間・所要時間
入場料金
- 一般料金(常設展) 15ユーロ
- 割引料金*(常設展) 12ユーロ
- 18歳未満無料(EU居住の場合は25歳未満無料)
*割引料金は、特別展示会開催がない期間のみ
オンライン購入のチケットは待ち時間を短縮できます。
現地で当日券の列に並ぶ時間は本当に無駄なので、事前にオンラインで購入するかガイドツアーを予約するのがおすすめ。
オンライン購入はGetYourGuideで可能。
また、国立近代美術館はパリ市内・郊外の美術館や観光地50ヶ所以上に入れるミュージアムパスも対象です。2日間で4〜5ヶ所の対象観光地を周るならお得なので、お見逃しなく。
その他チケット情報は別記事で詳しく取り上げています。
営業時間
- 11:00-21:00(火水金土)
- 11:00-23:00(木の企画展のみ)
12月24日と12月31日は19時閉館。
定休日
- 毎週月曜日、5月1日
所要時間と混雑状況
国立近代美術館は、ルーブル美術館に比べるとコンパクトな美術館です。
ただし所要時間は最低でも2時間は必要。しっかり堪能するなら3時間以上は使いたいところ。
半日あれば、芸術作品をゆっくり鑑賞できます。
連休や夏のハイシーズンは、入口に長蛇の列ができることも。
月曜日が定休日なので、翌日にあたる火曜日が混雑する傾向にあります。※周りの美術館が火曜日に休館していることが関係している模様。
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)周辺の治安
ポンピドゥーセンター周辺のマレ地区は旅行者に人気のエリア。観光地だからこそ観光客を狙ったスリが多いので注意。
突然近寄ってきて、スマートフォンをひったくられるケースもありますので十分に注意しましょう。
スリ対策の基本
また、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ポンピドゥーセンター(国立近代美術館)まとめ
三大美術館のひとつと言われる国立近代美術館。
他の美術館とは一味ちがう現代アートを楽しめます!
眺めも良いので、ぜひ足を運んだときには、景色もたくさん楽しんでくださいね。
国立近代美術館で
チケット列に並ぶ時間は本当に無駄!
事前購入がおすすめです
チケットはGetYourGuideで
事前にネット購入可
また、パリ市内・郊外の
美術館や観光地50ヶ所以上対象の
ミュージアムパスも対象です
2日で4〜5ヶ所まわるならお得!
その他、チケット情報は
別記事で詳しく取り上げています
ポンピドゥー芸術文化センター | |
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住所 | Place Georges-Pompidou, 75004 Paris 地図 |
最寄り | メトロ11号線Rambuteau駅、 メトロ1,11号線Hôtel de Ville駅 メトロ1,4,7,11,14番線Châtelet駅 |
時間 | 11:00-21:00 ※12月24日、12月31日は19:00まで |
定休 | 毎週火曜日、5月1日 |
料金 | 15ユーロ 18歳未満無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.centrepompidou.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
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ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!