フランスのアルコールといえばやっぱりワイン!
しかし実際フランスに行ったところで、
と迷ってしまうと思います。
そこで、当ブログ「フランスボックス」では、フランス在住20年のミモザさんにフランスワインについて色々と教えていただきました。
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このページの目次
フランスワインの種類
ワインというとまず赤ワインや白ワインを思い浮かべますが、それ以外にもロゼワイン、スパークリングワインなどがあります。
呼び方が変わっても、どれもブドウを搾って発酵させたワインのこと。
フランスのシャンパーニュ地方で取れたブドウを使い、シャンパーニュ方式の伝統的製法で作られたものだけがシャンパンと呼ばれるのです。
それ以外のものはVin Mousseuxといいます。ムスーはフランス語で泡という意味。それではフランスワインの産地と特徴を解説します!
フランスワインの産地と特徴
フランスではほぼ全域でワインが生産されており、代表的な産地は以下の6つ。
- ボルドー Bordeaux
- ブルゴーニュ Bourgogne
- シャンパーニュ Champagne
- アルザス Alsace
- ヴァル・ド・ロワール Val de Loire
- コート・デュ・ローヌ Côtes du Rhône
この中で三大銘醸地といわれているのはボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ。
ブドウ栽培に適した気候と地形と土壌に恵まれた地域で、高級ワインの産地です。
↓早くワインの選び方が知りたい!という方へ
ボルドー Bordeaux
フランスのワインといえば、ボルドーをすぐにイメージするほど世界的に有名な産地。
良質なワインを多く生み出していることから、「世界のワインの宝庫」といわれています。
フランスのワインは、法律によりワインの品質が分類されており、AOCワインの3分の1以上がボルドーで生産されています。
また、ボルドーワインは長期熟成することで、より複雑で芳醇な味わいを増すことが知られています。
タンニンが豊富で、熟成によって柔らかくなり、ワインに深みを与えます。色は深く、ボトルの形はいかり肩をしているのが特徴。
メドック地区 Médoc
メドック地区はボルドーを代表する赤ワインの産地で、1本が数十万もする高価なワインもあります。
中でも
- Château Margaux
- Château Lafite Rothschild
- Château Latour
は、メドックの3大貴族と呼ばれています。
もちろんこれらのワインはなかなか飲めるものではありません。
お土産に買うのであれば、やっぱり安くて美味しいワインです!
数あるワインの中からお気に入りのワインを選ぶのは至難の業ですが、「Cru Bourgeois」と表記されたラベルの付いたワインを購入する際の目安にしてみてください。
クリュ・ブルジョワ認証の対象の産地名
- Médoc
- Haut-Médoc
- Moulis
- Listrac
- Pauillac
- Saint-Julien
- Saint-estèphe
- Margaux
グラーヴ地区 Graves
赤と白の良質のワインが作られているグラーヴ地区は辛口ワインで有名。
グラーヴ地区で最も有名なのが「Chateau Haut Brion」。
1855年に行われたメドックの格付けで、グラーヴ地区から唯一選ばれたワインです。
シャトー・オー・ブリオンはさすがに高額ですが、グラーヴ地区のワインは価格の手頃なものが多く、お土産におすすめです。
ソーテルヌ地区 Sauternes
ソーテルヌ地区は貴腐ブドウから作られた甘味な芳香をもつ甘口の白ワインで知られています。
なかでも「Château d’Yquem」は、世界三大貴腐ワインのひとつといわれています。
サンテミリオン地区 Saint-Emilion・ポムロール地区 Pomerol
サンテミリオン地区とポムロール地区のワインは、メルロー種のブドウで作られた豊かなコクと力強さのある赤ワインが特徴です。
気軽に飲むものから極上のものまで、価格もさまざま。
ブルゴーニュ Bourgogne
ボルドーと並んで有名なのがブルゴーニュのワイン。
ボルドーが《ワインの女王》なのに対し、ブルゴーニュは《ワインの王》と呼ばれています。
日本でも有名なボジョレーやシャブリは、ブルゴーニュ地方のワイン。
ブルゴーニュには代表的な5つの地区があります。
- Chablis
- Côte de Nuits
- Côte de Beaune
- Mâconnais
- Beaujolais
中でもCôte de NuitsとCôte de Beauneは「黄金の丘」と呼ばれ、銘醸ワインの名をもつ村が集まっています。
ブルゴーニュワインは基本的に一つのブドウ品種で造られるます。
渋みが少なく、透き通るような鮮やかさで、ボトルの形はなで肩をしているのが特徴。
シャブリ地区 Chablis
シャブリ地区は、辛口の白ワインで世界的に有名です。
シャブリ地区では4つの格付けが行われていて
- Grand Cru(特級)
- Premier Cru(1級)
- Chablis
- Petit Chablis
と分けられています。
コート・ド・ニュイ地区 Côte de Nuits
コート・ド・ニュイ地区は約9割以上が赤ワインです。
幻のワインといわれる「Romanée-conti」やナポレオンがこよなく愛した「Chambertin」など、素晴らしいワインが揃います。
コート・ド・ボーヌ地区 Côte de Beaune
コート・ド・ボーヌ地区の約8割が赤ワインですが、白ワインも有名。
なかでも世界最高の白ワインといわれる「Montrachet」や「Corton Charlemagne」などのグラン・クリュがあります。
マコネー地区 Mâconnais
マコネー地区には、最高級の辛口白ワインで有名な「Pouilly Fuissé」があります。
「Pouilly Fuissé」に似たタイプのワインとして、「Saint-véran」があります。隣り合わせのためワインのタイプが似ていますが、価格がリーズナブル。
ボジョレー地区 Beaujolais
日本でもすっかりおなじみの「Beaujolais nouveau」。
タンニンの少ないフルーティなワインが特徴。お値段もリーズナブルなものが多く、生産してから2〜3ヶ月以内が飲み頃です。
ちなみに「Beaujolais nouveau」と「Beaujolais 」の赤ワインは製法が異なります。
ボジョレーには4つのAOCがあります。
- Cru Beaujolais
- Beaujolais Villages
- Beaujolais superieurs
- Beaujolais
Cru Beaujolaisは、ボジョレーの中で最も格上のワインです。
シャンパーニュ Champagne
シャンパーニュは、スパークリングワインの代名詞シャンパンの生産地。
それ以外のものはVin Mousseuxと呼びます。
使われるブドウは、Pinot noir、Pinot Meunier、Chardonnayの3種類のみ。
シャンパンは極甘口から極辛口まであり、
↑甘口
- doux
- demi-sec
- Extra-sec
- brut
- Extra-brut
↓辛口
上から順に甘口→辛口になります。
シャンパンの二大生産地EpernayのMoët & Chandon社の「Dom Pérignon」は、世界的に有名なシャンパン。
アルザス Alsace
ドイツ国境に隣接したアルザスは、フルーティで軽い口当たりが特徴のワインです。
ドイツの影響が強くブドウの品種もドイツとよく似ていますが、ドイツのワインは甘口なのに対し、アルザスのワインは辛口です。
代表的なブドウの品種は、Gewürztraminer、Riesling、Pinot Gris、Muscat。
フランスのワインは地域名がワイン名になっていますが、アルザス地方のワインは、ブドウの品種がワイン名になっているものがほとんどです。
ヴァル・ド・ロワール Val de Loire
美しい古城が点在するロワール流域は、ワインの産地としても有名で、赤、白、ロゼ、スパークリングワインと多種多様なワインを生産しています。
フルーティで若いうちに飲むワインがほとんどで、
代表的なものは
- 辛口白ワイン「Muscadet」「Sancerre」
- 中甘口のロゼワイン「Rosé d’Anjou」
- 赤ワイン「Chinon」
などがあります。
ロワール地方全体で作られているスパークリングワイン(Vin Mousseux)には、「Cremant de Loire」があります。
優しい泡立ちで、甘口から辛口までバリエーションがあり、価格もシャンパンに比べリーズナブルです!
コート・ド・ローヌ Côtes du Rhône
ローヌ川流域に広がるコート・ド・ローヌ地方では、ヴァル・ド・ロワールのワインと同じように赤、白、ロゼ、スパークリングと多種多様なワインを産出し、味も甘口から辛口までバラエティーも豊か。
濃厚な味わいと芳香をもった力強いタイプのワインが特徴で、北部で作られる「Hermitage」は代表的な赤ワインです。
お土産用フランスワインの選び方
ワインは人の好みが大きく分かれるお酒。
まずワインを選ぶときに大切なことは、相手の好みを確認しておくことです!
ワインといっても、赤、白、ロゼ、スパークリングと4種類のワインがあり、味も極甘口から極辛口までさまざまです。
星の数ほどあるワインの中から好みに合ったワインを選ぶのは、なかなか至難の業。
フランスワインの格付けで選ぶ
ワインがあまり詳しくない方でもお土産選びに安心して頼れるのが、フランスワインの格付けです。
AOCワインやテーブルワインなど、どこかで一度は耳にしたことがありませんか?
フランスのワインは、ワインの品質によりテーブルワインと指定地域優良ワインの大きく2つに分けられます。
そこからさらに2種類ずつ計4つのクラスに格付けされています。
上から高い順に
- AOC(原産地名称統制ワイン)
- VDQS(上質指定ワイン)
- Vin de Pays
- Vin de Table
フランスワインの約50%はVin de Table(テーブルワイン)で、格付けが高くなればなるほど、生産量は少なくなり、価格も高くなります。
ちなみに、日本へ輸入されているフランスワインのほとんどはAOCワイン。
「AOCワインでなければ、美味しくないのか」といったらそれは間違い。Vin de Tableに格付けされたワインでも、安くて美味しいワインがたくさんあります。
ブドウの品種で選ぶ
赤ワインの品種
・カベルネ・ソーヴィニヨン
・カベルネ・フラン
・ピノ・ノワール
・メルロー
・ガメイ
・シラー
白ワインの品種
・シャルドネ
・セミヨン
・ソーヴィニヨン・ブラン
・ゲヴェルツトラミネール
・ミュスカデ
・リースリング
[赤]カベルネ・ソーヴィニヨン Cabernet Sauvignon
ボルドー地方の代表的な品種で、タンニンが強く、皮の色も濃いため渋いワインができます。
メドック地区のワインのほとんどがこの品種で、個性が強く、ゆっくり熟成させると複雑で風味のある味わいになります。
[赤]カベルネ・フラン Cabernet Franc
ボルドー地方のサンテミリオン地区やロワール地方で多く栽培されている品種で、繊細でシャープなワインを生み出します。
[赤]ピノ・ノワール Pinot noir
ブルゴーニュ地方の高級ワインの代表的な品種。他の品種とブレンドせず、単独で使用します。
カベルネ・ソーヴィニヨンよりタンニンが少なく、若いうちはフルーティな香りで、熟成すると豊潤な味わいになります。
[赤]メルロー Merlot
ボルドー地方のサンテミリオン地区やボムロール地区の主要品種で、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べタンニンが少なめで、柔らかでコクのあるワインが特徴です。
他の品種とのブレンドにもよく使われ、まろやかで複雑な風味を生み出します。
[赤]ガメイ Gamay
ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で栽培されている品種で、ボジョレー・ヌヴォーで知られています。
フレッシュな香りとフルーティな味わいで、主に若いうちに飲むタイプのワインです。
[赤]シラー Syrah
ローヌ地方北部で栽培されている品種です。黒こしょうのようなスパイシーな香りが特徴で、力強くエレガントな味わいです。
[白]シャルドネ Chardonnay
ブルゴーニュ地方の高級白ワインの代表的な品種で、酸味と甘みのバランスがよく、香りの強い辛口の白ワインが作られます。
シャンパーニュ地方の主要品種でもあり、シャンパンもこの品種から作られています。
[白]セミヨン Sémillon
ボルドー地方の代表的な白ワイン用の品種で、グラーヴ地区では辛口白ワインに、ソーテル地区では甘口(貴腐)ワインが作られています。
[白]ソーヴィニヨン・ブラン Sauvignon blanc
ボルドー地方とロワール地方で主に栽培されている品種で、ボルドーではセミヨンとブレンドされ、個性的な辛口白ワインが作られています。
ロワール地方では単独で使われ、カシスの芽のようなハーブの香りが特徴。
[白]ゲヴェルツトラミネール Gewürztraminer
ゲヴェルツとはドイツ語で香辛料の意味で、スパイシーな味わいが特徴の品種。
アルザス地方の辛口白ワインに使われ、華やかな香りと独特の個性ある高貴な味わいです。
[白]ミュスカデ Muscadet
ロワール地方の辛口ワインに使われる品種で、シュール・リー製法で作られる爽やかでフルーティな味わいが特徴です。
[白]リースリング Riesling
アルザス地方を代表する優良品種で、甘口から辛口までバラエティーに富んだワインが作られます。酸味のきいた上品な香りが特徴。
味わい(ボディ)で選ぶ
白ワインの味わいは甘口や辛口といった言葉を使いますが、赤ワインの味わいについては、「ボディ」という表現が使われます。
ボディの種類は3つ
- フルボディ-深みのある濃厚な味わい
- ミディアムボディ-中間的
- ライトボディ-軽やかでフルーティー
ワインのアルコール度数やポリフェノールの違いなど、さまざまな要素によってボディの表現が変わってきます。
コクがあり濃厚な味わいが好みならフルボディ
フルボディは深みのある色合いで、タンニンによる渋みが強く、口当たりが余韻にかけて重厚感のあるのが特徴。
長期熟成型の高級ワインは、すべてフルボディと思われがちですが、実際はそうではありません。
例えば、ピノ・ノワールで作られたブルゴーニュ地方の高級赤ワインなどは、ミディアムボディのものがほとんどです。
バランスの良い中間的な味わいが好みならミディアムボディ
ミディアムボディは名前の通り、フルボディとライトボディの中間的な味わいで、飲みやすく、誰にでも美味しく飲めるワインです。
軽やかでフルーティな味わいが好みならライトボディ
ライトボディはタンニンが穏やかで、フルーティでフレッシュな味わいが特徴。
すっきりとした飲みやすいワインなので、ワイン初心者にもピッタリ!
ライトボディは安いワインと思われがちですが、高級ワインにもライトボディは見られます。
産地で選ぶ
フランスでは、ほぼ全域でワインが作られています。
代表的な産地は以下の6つ。
- ボルドー Bordeaux
- ブルゴーニュ Bourgogne
- シャンパーニュ Champagne
- アルザス Alsace
- ヴァル・ド・ロワール Val de Loire
- コート・デュ・ローヌ Côtes du Rhône
産地ごとの特徴については冒頭の「フランスワインの産地と特徴」で解説した通りです。
必ずしも高いワインがいいわけではない
ワインは安いものから目が飛び出るほどの高級なものまでありますが、必ずしも高いワインが美味しいとは限りません!
ワインにはそれぞれ個性があり、そのワインの個性を好む人には高い値段を払う価値がありますが、そうでない人には、せっかく高い値段で購入しても美味しいとは感じないのです。
在住者が選ぶ、フランス土産におすすめ人気ワイン
ぶどうの種類や産地について詳しくご紹介してきました。
受賞ワイン
130年の歴史をもつパリ農産物ワインコンクール(Concours General Agricole Paris)は、毎年パリで開催される農産物を対象とした最大のコンクールです。
わたしはここで受賞したワインをよくお土産にします!
金・銀・銅のロゴ入りのシールがボトルに貼ってあるので、一目で分かります。
受賞ワインというと高価なイメージを持つかもしれませんが、10ユーロ以下で買えるものもたくさんあります。
受賞ワインなので外れることもなく、安心してお土産にできますよ♪
人気のオーガニックワイン
フランスのオーガニック認証機関「AB(Agriculture Biologique)」によって認められたワインで、健康志向の高まるフランスで人気が出ています!
認証されたワインには、AB認証マークのラベルが貼られており、リーズナブルなお値段で購入できるのも魅力のひとつです。
決められないときはワインショップで相談
ワインショップにはワインに詳しい店員さんが必ずいます。
ワインの知識がなくても、「好み」「目的」「予算」を伝えれば、それに応じたワインを選んでくれます。
パリでワインのお土産を購入するのにおすすめの場所
美味しいフランスワインは、パリのスーパーでも購入することができますが、自分でワインを選ぶのに自信のない方は、ワインショップで購入すると良いでしょう。
ここでは、パリのおすすめのワインショップをご紹介します!
ニコラ NICOLAS
フランス全土で展開する大手ワインショップのNICOLAS。
パリ市内にたくさんの店舗があります。
リーズナブルなワインからヴィンテージワインまで、幅広い商品を取り揃えています。
NICOLASの店員さんは気さくな人が多く、親切に教えてくれます。
マドレーヌ店、サントノーレ店、オペラ店では、欧州ヤマト運輸と提携しており、ワインを日本へ国際宅急便で発送してくれるサービスもあって便利。
ニコラ | |
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住所 | フランス国内に500店舗以上 |
HP | https://www.nicolas.com/fr/ |
ラヴィニア Lavinia
パリ中心部にあるワイン専門店のLavinia。
フランス各地から選りすぐりのワインを集め、4,000種類以上のワインが並びます。
ワインを試飲することができるほか、日本語が堪能なスタッフも常駐しているので安心してお買い物が楽しめます。
そのときは残念ながら日本語対応してくれるスタッフはいませんでしたが、語学が堪能でないわたしでも丁寧に接客してもらえました。ワイン選びが楽しかったです
Lavinia | |
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住所 | 3-5 Boulevard de la Madeleine, 75001 Paris 地図 |
最寄り | 8,12,14号線Madeleine駅 |
営業時間 | 月〜土 10:00-20:30 |
HP | https://www.lavinia.com/fr-fr/ |
ラ・グランド・エピスリ・ド・パリ La Grande Épicerie de Paris(ボンマルシェ)
ボンマルシェ食品館「La Grande Épicerie de Paris」の地下1階には、フランスが誇る銘醸地のワインが集められたワインセラーがあります。
ワイン以外のお土産も一通りそろうのでデパートの買い物もおすすめです。
ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ | |
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住所 | 38 Rue de Sèvres, 75007 Paris 地図 |
最寄り | 10・12号線Sèvres-Babylone駅 |
営業時間 | 月〜土 10:00-19:00 |
HP | https://www.lagrandeepicerie.com/en/ |
関連記事ボン・マルシェ完全攻略!行き方・見どころ・お土産徹底ガイド
デュクロ・ラ・カーブ DUCLOT LA CAVE(ギャラリーラファイエット)
ギャラリー・ラファイエットのグルメ館1階「DUCLOT LA CAVE」には、450㎡のワインセラーがあります。
所蔵するワインは2,500種類以上。おしゃれなディスプレイは圧巻!
ボルドーワインとシャンパンを中心にフランス各地のワインが揃います。
デュクロ・ラ・カーブ | |
---|---|
住所 | 35, boulevard Haussmann 75009 Paris 地図 |
最寄り | 7・9号線Chaussée d’Antin La Fayette駅 |
営業時間 | 月〜土 9:30-20:30 日 11:00-20:00 |
HP | https://www.duclot.com/ |
関連記事ギャラリー・ラファイエット完全攻略!欧州最大規模の老舗デパートでお買い物
フランスワインを購入したら免税手続きを忘れずに
タックスフリー加盟店で、同じ日に購入した金額が100.01ユーロを超えた場合、免税が適用されます。(※EU圏外の居住者対象)
食品、一部書物は免税対象外ですが、ワインは免税の対象になります。
日本にワインを持ち込む場合の免税範囲は以下の通り。
フランスワインのフルボトル容量は750mlで、成人1人当たり3本までが免税範囲
4本目以降は課税対象。
免税については「フランス・パリの免税手続きは簡単!必要書類・手順・空港での流れを徹底解説」で詳しく紹介しています。
[vinad]
フランスワインを飛行機で持ち帰る際の注意事項
海外から日本へ何度かワインを持ち帰ったことがありますが、今のところ途中で割れてしまったことは一度もありません。
ワインを割らずに持ち帰るための工夫
スーツケースに入れて持ち帰る場合、ポリエチレン気泡緩衝材(プチプチの梱包材)に包んで持ち帰ると安心です。
スーツケースに入れる際、外側からの衝撃を直接受けにくいところに入れ、隙間にはタオルや洋服などできっちり埋めてワインが動かないように固定すると割れ防止になりますよ!
プチプチがない場合は、なるべく洋服などの真ん中に入れておくようにしましょう。
パリの街をもっと楽しむ
パリは東京の山手線と同じくらいの広さ。
メトロやバスを使えば1日でかなりの場所をまわれますし、徒歩で散策できるスポットもたくさんあります。
パリでお気に入りの過ごし方は美術館をはしごしながら、素敵なカフェで休憩をとったりスーパーでお土産を物色すること♡
このブログでは、パリで絶対行くべき人気観光スポットやフランス旅行の人気定番お土産などパリをもっと楽しむためのコツが書かれた記事を沢山紹介しています。
ぜひこの記事を参考に旅行の計画を立て楽しんでくださいね!
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現地ツアーに参加する
パリは治安面に不安はあるものの、個人旅行で問題なく観光できます。
わたしも大抵の場合は個人で滞在しますが、ガイド付きで周った時の経験は忘れられません。
自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
思い出を写真に残せるフォトツアーも大変おすすめです。
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シティパスを活用する
コロナ禍以降、どこも値段が上がりすぎて、チケット料金のことを考えると「やめておこうか…」と思うことも増えてきました。
でも、せっかくここまで来たのに、数千円の違いであきらめる方がもったいないのでは?と思いなおし、最近はもっぱらこのようなシティパスを利用するようになりました。
一度買ってしまえばチケット料金のことはそれほど気にならなくなります。
もちろん料金の元を取ることも可能で、通常料金よりもお得に周れる・節約できるところも魅力。
ですが、わたしの場合は「絶対元をとってやろう」というよりは、行きたい場所へチケット料金を気にせず行けるという「ストレスがなくなるところ」が一番気に入っています。
パリミュージアムパス
2日〜1週間程度の短期滞在でパリを効率的に楽しむなら「Paris Museum Pass」がとっても便利!
パリに訪れる際、毎回チケットを買って旅行を楽しんでいます。
ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。日本で事前に購入も可能。
※[]内は定休日
美術館 | ルーブル美術館[火] |
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オルセー美術館[月] | |
ポンピドゥーセンター/国立近代美術館[火] | |
オランジュリー美術館[火] | |
ピカソ美術館[月] | |
ロダン美術館[月] | |
クリュニー中世美術館[火] | |
ギュスタブ・モロー美術館[火] | |
ドラクロワ美術館[火] | |
ニシム・ド・カモンド美術館[月火] | |
ケ・ブランリー美術館[月] | |
ギメ東洋美術館[火] | |
アラブ世界研究所[月] | |
ユダヤ教芸術歴史博物館[月] | |
歴史的 建造物 |
凱旋門 |
ノートルダム大聖堂の塔 | |
ノートルダム大聖堂のクリプト[月] | |
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ | |
パンテオン | |
コンシェルジュリー | |
サント・シャペル教会 | |
贖罪教会[不定期] | |
下水道[木金] | |
パリ郊外 | ヴェルサイユ宮殿とトリアノン[月] |
フォンテーヌブロー城[火] | |
マルメゾン城[火] | |
ランブイエ城[火] | |
コンピエーニュ城[火] | |
コンデ博物館/シャンティ城[火、毎年1月] | |
ヴァンセンヌ城 | |
サンジェルマン・アン・レイ考古学博物館[火] | |
シャン城[火] | |
イヴリン県立モーリス・ドニ美術館[月] | |
メゾン・ラファイエット城[火] | |
ピエールフォン城 | |
シャアリ修道院 | |
ルネッサンス博物館/エクアン城[火] | |
セーブル陶磁器博物館[火] | |
サン・ドニ寺院 | |
ポール・ロワイヤル博物館[火] | |
ムードン・ロダン記念館[月-木] | |
サヴォア邸[月] | |
航空宇宙博物館[月] |
パリミュージアムパス
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※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
GoCity周遊パス
GoCityパリ周遊パスは、パリのチケットやアクティビティを自由に組み合わせてお得に観光を楽しめるシティパス。
大きくわけて2種類あり
- エクスプローラーパス
└ 3〜7ヶ所の施設を選択可能 / 施設数によって金額が異なる / 対象スポットは体験系や食事系のアクティビティ中心 - オールインクルーシブパス
└ 2〜6日を選択可能 / 日数によって金額が異なる / 期間中は入場し放題 / 4日券か6日券を買えば、対象スポットはパリの有名観光スポット・美術館をはじめ、体験系や食事系のアクティビティまで全部で100ヶ所以上
オールインクルーシブパスは3日までだと美術館や博物館が含まれませんが、4日以上を選択するとパリミュージアムパスが付いてくるのでほとんどの美術館が対象に!
すでにミュージアムパスを購入予定で、6日以上パリに滞在して観光する予定の方はかなりお得。行き放題になるのも嬉しいポイント。
対象スポットの中には事前予約が必要なスポットがあったり、エクスプローラーパスの場合、施設の組み合わせによっては損してしまう可能性もありますが、あちこち出かけたり、経験するのが好きな人、ある程度体力がある人には最適なパス。
ぜひ、GoCityパリ周遊パスを使って新しい経験を試してみてはいかがでしょうか。
交通機関を乗りこなす方法と注意事項
パリの交通機関には、日本と同じように「1日乗り放題券」などを利用して、安くバスやメトロに乗る方法があります。
チケットの種類はいくつかあり、複雑です。
当ブログ「フランスボックス」では、どの切符を選べばいいかわからないあなたのために、パリのお得な切符の選び方をまとめています。
また、TGVやTERなど鉄道の予約は事前予約をしておきましょう。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
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☑3回まで利用可
※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎
またアートや文学好きの人のために「ガイドブック以外のフランス旅行をさらに楽しむためのおすすめ書籍」も作成しました。ぜひご覧ください!
フランスの偉人・芸術家ゆかりの地をめぐる
自分がフランスに行くとき、こんな記事があったらいいな…を形にしました。
大好きなゴッホ、ルノアール、モネを出発点に、パリを中心としたゆかりの地スポットをまとめています。
在住者おすすめフランスワイン土産まとめ
フランスワインは、産地によってはっきりと個性が分かれる特徴があります。ワインを知るには、実際にいろいろなワインを飲んでみるのが一番!
ワインに深い知識がなくても楽しめるのがワインの世界。
この機会に、ぜひ好みに合ったワインを探してみてくださいね。
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ぜひ現地のワイナリーで
試飲を楽しんでみてください
最後に、ワインについて興味がわいたので、もう少し勉強してみたいなという方におすすめの書籍を選んでみました。
この記事をきっかけに、ワイン好き仲間が増えると嬉しいです♡
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!