パリジャンの憩いの森であるヴァンセンヌの森は、四季折々にさまざまな表情を見せてくれる美しい森です。
そんな自然豊かな森で、パリジャンはピクニックをするのが大好き!
お天気の良い日には、チーズやワイン、バゲットを片手に、森林浴でマイナスイオンをたっぷり浴びながら、おしゃべりを楽しみます。
このページでは、そんなパリジャンの癒しのスポット「ヴァンセンヌの森」をご紹介していきますね。
- ヴァンセンヌの森ってどんなところか知りたい
- 動物園や水族館に興味がある
- パリの自然に興味がある
パリ観光におすすめ!!
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この記事で紹介している施設はミュージアムパス対象スポットなので、パスの利用を検討してみる価値は十分アリ◎

このページの目次
ヴァンセンヌの森の見どころ・観光情報
パリの西側にある高級住宅街16区に隣接したブーローニュの森に比べると、やや庶民的な雰囲気の漂う森ですが、かつては王の狩猟場でした。
フランス革命後、ナポレオン3世によってパリジャンのための森林公園となります。
995ヘクタールの広大な森には、今でも豊かな自然が残り、犬の散歩をしている人やジョギングをしている人などをたくさん見かけます。
ヴァンセンヌの森の北側には、12世紀に建てられたヴァンセンヌ城が佇みます。ヴァンセンヌの森を一望したいのなら、お城の展望台がおすすめですよ!
他にも、パリ動物園やヴァンセンヌ競馬場、移民博物館、トロピカル水族館、パリ花公園、美しい4つの湖など、ヴァンセンヌの森は見どころが盛り沢山です!
パリ動物園 Parc zoologique de Paris
photo by Corentin Foucaut
ヴァンセンヌの森に隣接する1934年開園のパリ動物園。
老朽化により大規模な改修工事を経て、2014年にリニューアル・オープンしました。
マダガスカル、ギアナ、ヨーロッパ、スーダン、パタゴニアの5大陸に分けられた14ヘクタールの敷地内で、2000匹以上の動物たちに出会えます。
移民歴史館 Musée national de l’histoire de l’immigration
photo by Gaël Chardon
ヴァンセンヌの森のすぐ近くには、歴史的建造物にも指定されたエキゾチックな建物が目印の「ポルト・ドレ宮(Palais de la Porte Dorée)」があります。
1931年の植民地万国博覧会の際に建てられ、2007年に同宮殿内に「移民歴史館」がオープンしました。
1960年には「アフリカ・オセアニア美術館」として生まれ変わりますが、7区のエッフェル塔の麓にある「ケ・ブランリ美術館」のオープンにともない、アフリカ・オセアニア美術館にあったコレクションは、ケ・ブランリ美術館に移され閉館します。
しかし2007年には、「移民歴史館」として再スタートを切り、19世紀以降の移民の歴史を紹介しています。
トロピカル水族館(Aquarium Tropical de la Porte Dorée)
photo by Pedro
ポルト・ドレ宮の地下には、1万5千匹もの海の生物に出会える「トロピカル水族館(Aquarium Tropical de la Porte Dorée)」があります。
1931年の植民地万国博覧会の際に、植民地の魚を展示するために作られました。
アジア、南米、アフリカ各地の魚を見ることができます。
パリ花公園 Parc floral de Paris


35ヘクタール以上の広大な土地にたくさんの花々が咲くパリ花公園(Parc floral de Paris)
お散歩にもピクニックにもぴったり!
ヴァンセンヌの森は、日中は比較的安全ですが、人気のない場所や朝早い時間帯、または夜遅い時間帯には、危険ですので近づかないようにしましょう!
ヴァンセンヌの森口コミ・評判
とにかく広い。全部まわるのは無理なので、ピクニックなどしてのんびり過ごすのに向いてます。
池のボートに乗って池全体を約1時間で制覇できます。カモの大群に遭遇したりなかなか面白い。
フランス最大級の動物園が併設されています。トラムのT3が延長されたので、天気の良い日はパリ市内南からトラムで行けば外の景色を見ながらのんびりたどり着けます。
ジョギングやサイクリングしている人も多数いますので、それらに交じってジョギング。サイクリングした入り過ごすのもいいですね。(引用:トリップアドバイザー)
Googleレビューでスリ集団にあったという口コミも見られました。十分注意してくださいね!
ヴァンセンヌの森アクセス・行き方
メトロで行く
最寄り駅は、メトロ1号線Château de Vincennes駅または8号線Porte Dorée駅。
1号線Château de Vincennes駅は、パリ花公園の入口付近まで徒歩約10分。
8号線Porte Dorée駅は、動物園やドーメニル湖方面の入口付近まで徒歩約3分。
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド
RERで行く
最寄り駅は、A線Vincennes駅です。
ヴァンセンヌの森の「ダム・ブランシュ通り」入口まで徒歩約8分。
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ヴァンセンヌの森の入場料・営業時間・所要時間
入場料
- パリ動物園
大人(13歳〜)20ユーロ(約2,400円)
子供(13歳未満)17ユーロ(約2,040円)
子供(3〜12歳まで)15ユーロ(約1,800円)
- 移民歴史館
エクスポジション期間中 6ユーロ(約720円)
エクスポジション期間外 4.5ユーロ(約540円)
※26歳以下・毎月第一日曜日は無料
- トロピカル水族館
大人 7ユーロ(約840円)※エクスポジション期間中
子供 5.5ユーロ(約660円)※エクスポジション期間中
大人 5ユーロ(約600円)※エクスポジション期間外
子供 3.5ユーロ(約420円)※エクスポジション期間外
※1ユーロ120円で計算
(2020年現在)
移民歴史館+トロピカル水族館の両方を見学の場合
- エクスポジション期間外 大人8ユーロ(約960円)
- どちらか片方がエクスポジション期間中 大人9ユーロ(約1,080円)
- 両方がエクスポジション期間中 大人10ユーロ(約1,200円)
家族割引(大人2人+18歳以下の子供2人)
- エクスポジション期間外 17ユーロ(約2,040円)
- どちらか片方がエクスポジション期間中 20ユーロ(約2,400円)
- 両方がエクスポジション期間中 22ユーロ(約2,640円)
営業時間・定休日
営業時間
- パリ動物園
10:00-17:00(2020年3月以降の営業時間は要確認)
- 移民歴史館
10:00-17:30(火〜金)
10:00-19:00(土・日)
(いずれも入館は、閉館時間の45分前まで)
- トロピカル水族館
10:00-17:30(火〜金)
10:00-19:00(土・日)
(いずれも入館は、閉館時間の45分前まで)
定休日
- パリ動物園
木
- 移民歴史館
月、1月1日、5月1日、12月25日 - トロピカル水族館
月、1月1日、5月1日、12月25日
所要時間
ヴァンセンヌの森はとにかく広いので敷地内のどの施設を訪れるかによって所要時間の目安は変わってきます。
各施設を訪問するのであればそれぞれ1時間強を目安に見積もっておくと良いと思います!
ヴァンセンヌの森周辺の治安
ヴァンセンヌの森および観光スポット周辺は、観光地というよりは住宅街のイメージ。
パリ市内の中では比較的安全ですが、人気のない場所や朝早い時間帯、または夜遅い時間帯は十分注意が必要です。
また女性同士でヴァンセンヌの森へ行く場合には、周りに注意して行動してください。
パリ全体の治安に関しては「パリ旅行の治安情報|在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法」で詳しく解説しています。
パリに行く全ての旅行者に読んでいただきたいおすすめ記事です。



ヴァンセンヌの森まとめ
パリにいることを忘れてしまうような緑豊かなヴァンセンヌの森。見どころもたくさんあり、1日中楽しめる場所です。
都会の喧騒に疲れたら、ぜひこの森を訪れて癒されてくださいね。
ヴァンセンヌの森 | |
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住所 | Route de la Pyramide, 75012 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1号線Château de Vincennes駅 メトロ8号線Porte Dorée駅 |
HP | https://en.parisinfo.com/paris-museum-monument/71314/Bois-de-Vincennes |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
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