限られた日数でパリを効率的に楽しむなら、「Paris Museum Pass」がとっても便利!
パリ・ミュージアムパスとは、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポート。
当ブログ「フランスボックス」では、ミュージアムパスの購入を悩んでいるあなたのために、ミュージアムパスの対象スポット・料金・購入方法をご紹介します。
- 対象スポット一覧
- 料金・購入方法
- ミュージアムパスは本当にお得?
- 実際に使ってみた感想
結論からいうと、ミュージアムパスは2週間以上ゆっくりと時間をかけてパリに滞在する方にはそれほどおすすめできません。
しかし、2日間~6日間の限られた時間でパリを観光するなら利用価値大!
なぜなら、チケット売り場に並ぶ待ち時間を省いて効率的に観光できるからです。この利点は本当に大きい!!
季節やタイミングにもよりますが、ルーブル美術館やオルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿など、パリの人気観光スポットの入場はどこも並ぶのが当たり前。
ぜひミュージアムパスを上手に利用して、パリ観光をより良いものにしてください。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
このページの目次
パリミュージアムパスは美術館めぐりに最適な共通パスポート
パリ・ミュージアムパスとは、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの美術館や歴史的建造物に入場できる共通パスポートのこと。
一番のメリットは、待ち時間の短縮です。
パリの人気スポットは混雑する場所が多いですが、ミュージアムパスがあれば各施設で入場券を買う必要がなくなり、チケット売り場に並ぶ必要はありません。
チケット窓口でやりとりすることもないので、英語やフランス語のコミュニケーションに自信がない方も安心。
また、ミュージアムパス購入者限定の入口が設けられている対象スポットもあるため、スムーズな入場が可能です♪
使用期間内であればいくつでも対象スポットに入場でき、とっても便利!
実際に使って気付いたメリット
実際に使ってみて感じたメリットは時短以外もありました。
それは、あまり興味のなかった施設に行ってみたら意外とおもしろかったこと。
コンシェルジュリー、パンテオン、ケ・ブランリー美術館は「どうせ無料だから行こうか」と気軽なつもりで行ったらとっても楽しかったんです。
気に入るかどうかわからないスポットに試しに入場できるのは大きなメリットに感じました。
デメリットは郊外のツアーを利用した場合に感じた
感じたことはメリットばかりではありません。気をつけて利用しないと損してしまうなと感じたこともあったので、シェアしますね。
ミュージアムパスは2日券・4日券・6日券の3種類が販売されていて、一度使用し始めると通しで使わなければならないので、有効期間の途中で郊外のツアーに参加すると損することに。
ミュージアムパスを購入するなら、現地発着ツアーの日程を決めてから購入するほうがより効果的に使用できます。
また、オフシーズンはモンサンミッシェルやベルサイユ宮殿のツアーが毎日催行されていないこともあるので注意。スケジュールを立ててからの購入がおすすめです。
パリミュージアムパスの対象スポット一覧
ミュージアムパスはパリ近郊の有名な観光スポットであればほとんど使うことができます。
パリ・ミュージアムパスの日本代理店サイトから主な施設を抜粋してまとめてみました。(2023年4月の情報)
対象の美術館
- ルーブル美術館[火]
- オルセー美術館[月]
- ポンピドゥーセンター/国立近代美術館[火]
- オランジュリー美術館[火]
- ピカソ美術館[月]
- ロダン美術館[月]
- クリュニー中世美術館[火]
- ギュスタブ・モロー美術館[火]
- ドラクロワ美術館[火]
- ニシム・ド・カモンド美術館[月火]
- ケ・ブランリー美術館[月]
- ギメ東洋美術館[火]
- アラブ世界研究所[月]
- ユダヤ教芸術歴史博物館[月]
対象の歴史的建造物
- 凱旋門
- ノートルダム大聖堂の塔
- ノートルダム大聖堂のクリプト[月]
- オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ
- パンテオン
- コンシェルジュリー
- サント・シャペル教会
- 贖罪教会[不定期]
- 下水道[木金]
対象のパリ郊外スポット
- ヴェルサイユ宮殿とトリアノン[月]
- フォンテーヌブロー城[火]
- マルメゾン城[火]
- ランブイエ城[火]
- コンピエーニュ城[火]
- コンデ博物館/シャンティ城[火、毎年1月]
- ヴァンセンヌ城
- サンジェルマン・アン・レイ考古学博物館[火]
- シャン城[火]
- イヴリン県立モーリス・ドニ美術館[月]
- メゾン・ラファイエット城[火]
- ピエールフォン城
- シャアリ修道院
- ルネッサンス博物館/エクアン城[火]
- セーブル陶磁器博物館[火]
- サン・ドニ寺院
- ポール・ロワイヤル博物館[火]
- ムードン・ロダン記念館[月-木]
- サヴォア邸[月]
- 航空宇宙博物館[月]
対象スポットの注意点
- 各施設の常設展のみ入場可能
- 期間限定の特別展などは入場できません
- ルーブル美術館は別途事前入場予約が必要です(事前予約ページ)
※ミュージアムパスの対象スポットに関する最新情報はパリミュージアムパスの日本代理店サイトでご確認ください
パリミュージアムパスのチケット料金
ミュージアムパスのチケット料金は何日券を買うかによって価格が違います。
現在販売されているのは2日券・4日券・6日券の3種類。
価格は、パリ観光局の公式サイトで確認すると以下の通りでした。(2024年3月現在)
- 2日券:62ユーロ
- 4日券:77ユーロ
- 6日券:92ユーロ
また、パリのほとんどの美術館や博物館は18歳未満無料なので、ミュージアムパスには子ども用・学生用はありません。
パリミュージアムパスは本当にお得?
ミュージアムパスは複数の施設を訪れないと割高になってしまいます。
では、一体どのくらい使えばお得なのでしょうか。
2日間券を使った場合
まず、2日券を購入した場合で検証してみましょう。
2日間券=55ユーロ(2023年時点の金額)
パリの人気スポットは大体10ユーロ~20ユーロ。
2日間で4~5ヶ所くらい周ればお得ということになりますね。
少し急ぎ足になるかもしれませんが、2日で5ヶ所まわることは可能です。
-
1日目パリ1区とシテ島周辺へ✔ ルーブル美術館(17ユーロ)
✔ 凱旋門(13ユーロ)
✔ サント・シャペル教会(11.5ユーロ) -
2日目ちょっと足を延ばします✔ヴェルサイユ宮殿(20ユーロ)に半日強
(パリに戻る)
✔オルセー美術館(14ユーロ)
計5ヶ所で75.5ユーロ分。
2日券は55ユーロなので、20ユーロ以上も節約できました。
1ユーロ=130円で計算すると約2,600円相当安くまわれたことになります。(2023年1月時点では円安で140円なので、その場合の差額は約2,800円)
特にルーブル美術館やオルセー美術館など、曜日によって遅くまでやっている場所もあるので、営業時間を調べてうまく計画を立てると良いと思います。
とはいえ、ミュージアムパスの良いところはやはり時間短縮!
上記で挙げたような過密スケジュールはイヤ!という場合でも、チケット売り場に並びたくない方や、英語やフランス語のコミュニケーションに自信がない方はミュージアムパスのメリットを十分得られると思います。
実際に6日間券でまわれた観光スポット一覧
何度も行ってる場所だからこそ効率的に周れたことも大きいですが、頑張れば6日間でこれだけお得に観光できますよ♪
- ルーブル美術館(17ユーロ)
- オルセー美術館(14ユーロ)
- ポンピドゥーセンター/国立近代美術館(14ユーロ)
- オランジュリー美術館(12.5ユーロ)
- ピカソ美術館(14ユーロ)
- ロダン美術館(14ユーロ)
- ケ・ブランリー美術館(12ユーロ)
- ヴェルサイユ宮殿(20ユーロ)
- 凱旋門(13ユーロ)
- パンテオン(11.5ユーロ)
- コンシェルジュリー(11.5ユーロ)
- サント・シャペル教会(11.5ユーロ)
※2023年時点の金額です
計12ヶ所で165ユーロ分。
6日券は85ユーロなので80ユーロも節約できました。
1ユーロ=130円で計算すると、約10,400円相当安くまわれたことになります。(2023年1月時点では円安で140円なので、その場合の差額は約11,200円!すごい!!)
実際は第一日曜日に国立系の施設が無料になることもあってパンテオンは無料でしたが、それを差し引いてもめちゃくちゃお得でした!
パリミュージアムパスの購入方法
ミュージアムパスの購入方法はおもに3つ。
2日券 48時間 |
4日券 96時間 |
6日券 144時間 |
|
---|---|---|---|
現地当日購入 | ○ | ○ | ○ |
事前オンライン | ○ | ○ | ○ |
日本代理店 | ○ | ○ | ◯ |
さまざまな選択肢がありますが、基本的に英語やヨーロッパの言語に慣れている方は公式の電子チケット購入が便利でおすすめ。
ただし、言語の問題やオンラインチケットの取り扱いに不安がある方は、事前に日本の代理店サイトや日本語対応している代理店サイトでオンライン購入するのがおすすめです。
現地での購入はタイムロスになるのであまりおすすめできません。
日本からパリに行く人
「日本から出発してパリに行く」
「英語やヨーロッパの言語に不安がある」
という方は、事前に日本代理店サイトで購入するのが安心。
現地で購入するよりやや割高の価格ですが、出発前に自宅へミュージアムパスを配送してもらえます。
出発日の7営業日前までの申し込みが必要なのと、送料がかかってしまう点がデメリットですが、現地に着いてからミュージアムパスを買ったり探したりする手間を短縮できます。
パリに不慣れだったり、コミュニケーションに不安があるなら、多少割高でも購入の価値あり。
さらに、ルーブル美術館の館内マップ(日本語版)をもらえます。
-
STEP1ネット・電話・FAXで注文する出発日の7営業日前までに申し込みが必要
-
STEP2支払いをする支払いはクレカ払い可
✔2日券 12,530円
✔4日券 15,570円
✔6日券 18,630円※2024年3月現在
-
STEP3自宅に郵送される
- 出発日の7営業日前までに申し込みが必要
- 送料がかかる場合がある
申し込みは7営業日となっていますが、即日発送できる可能性が高いのでギリギリになりそうな場合は電話で問い合わせてみてください。
わたしも一度利用しましたが、翌日発送され、すぐ受け取れました。
パリ現地で購入したい人
パリ現地では、パリ市内の観光局やルーブル美術館、ノートルダム大聖堂などの主要観光施設、空港のインフォメーションカウンターなどで取り扱いがあります。
お土産屋さんやたばこ屋さんに置いていることもありますが、観光局や空港のインフォメーションセンターなどで購入するのが確実。
現地でのコミュニケーションに不安があるなら、オンライン購入がおすすめ。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
パリ・ミュージアム・パスの使い方
ミュージアムパスの使い方は簡単。
使用開始年月日と名前を書いて、各施設の入口で見せるだけ!
↓記名が必要だった場合は下記の内容を参考にしてください。
各項目は3か所ありますのですべて消えないサインペンなどで書き込みをしてください。
- 一番上の段
使用開始日を書きます。日・月・年(下2桁)
2018年6月1日だとしたら「01・06・18」と書きます。 - 真ん中の段
姓をローマ字で書きます。山田さんなら「Yamada」 - 一番下の段
名をローマ字で書きます。花子さんなら「Hanako」
間違えてしまうと、修正ができないので気を付けてください。
パリ・ミュージアム・パスは、表紙、チケット、折り畳み式案内書でワンセットなので、切り離さずに使いましょう。
パリミュージアムパスは時間を短縮したい方におすすめ!
パリの人気スポットは混雑する場所が多いですが、ミュージアムパスがあればチケット売り場に並ぶ必要はありません。
チケット窓口でやりとりすることもないので、英語やフランス語でのコミュニケーションに自信がない方も安心。
使い方次第では時間だけでなく料金の節約にもなるので、ぜひミュージアムパスを上手に利用して、パリ観光をより良いものにしてください。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!