ギメ東洋美術館をは中国やインド、日本などの膨大な東洋美術品を誇るパリにある美術館です。
「フランスに来て、わざわざ東洋の美術を見に行くのも・・・」とためらう方も多いかもしれませんが、侮るなかれ!
東洋美術の愛好家たちから高く評価されているヨーロッパ最大の東洋美術館なのです。
当ブログ「フランスボックス」では、そんな由緒あるギメ東洋美術館についてご紹介していきます。
- 東洋美術が好き
- フランス在住で子供たちへ日本文化を教えたい
- ミュージアムパスを持っている
パリ観光におすすめ!!
パリミュージアムパスって知ってる?
パリ市内とパリ近郊の
美術館や観光スポットなど
50ヶ所以上へ入場し放題のパス
これがあればチケット売り場に並ぶ
無駄な待ち時間を無くせます!!
この記事で紹介している施設はミュージアムパス対象スポットなので、パスの利用を検討してみる価値は十分アリ◎
このページの目次
ギメ東洋美術館観光情報
パリの高級住宅地として知られる16区。
トロカデロ広場からプレジダン・ウィルソン大通りへと続く先には、イエナ広場があり、その広場に面した建物がギメ東洋美術館です。
イエナ広場中央には、アメリカから贈られたというアメリカ初代大統領のジョージ・ワシントン像が立っています。
ギメ東洋美術館は、リヨンの実業家Émile Guimetによって設立されました。
1879年に収集した東洋のコレクションをリヨンで発表し、1889年パリに移し、現在のギメ東洋美術館が誕生。
1928年に国立美術館として編入し、フランスがアジアに派遣した考古学発掘隊の収集品、およびルーブル美術館のアジア美術部門のコレクションを加えます。
そして、なんと驚きの約4万5,000点もの東洋美術品を収蔵する世界でも有数の東洋美術館となりました。
アジア各地の仏教美術をはじめ宗教に関する美術品がかなり充実しています。
常設展は、1階から4階まであり、地下には特別展があるので見逃さないでくださいね!
ギメ東洋美術館はパリミュージアムパス対象スポット
あらかじめパスを持っていれば混雑しているチケット売り場に並ぶ必要がありません。
さらに、期間中にパス対象スポットを複数周れるなら入場料金が割安に!
2日券を購入した場合
4〜5ヶ所程度周ればお得!
パス対象の観光スポットには美術館を中心に、宮殿や教会も多数含まれているので、観光スポットをたくさん周りたい方にぴったりです。
ただし、短期間で複数の観光スポットを周るスケジュールでない場合は、チケットのみを事前購入するのがおすすめです。
現地でチケット列に並ぶ時間は本当にもったいないので、ぜひ事前購入を検討してみてくださいね。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
おすすめ観光の周り方
ギメ東洋美術館のあるパリ16区は、シックなアパルトマンが建ち並ぶ高級住宅地です。
この辺りで見かけるマダムはとてもお洒落でエレガント。
周辺にはマダム御用達のサロン・ド・テ「カレット」があり、優雅なティータイムが楽しめます。
ギメ東洋美術館から徒歩10分圏内の代表的なスポットは以下の通りです。
- カレット(徒歩5分)
- パッシー墓地(徒歩5分)
- トロカデロ広場(徒歩7分)
- エッフェル塔(徒歩10分)
- シャン・ド・マルス公園(徒歩13分)
- パリ市立近代美術館(徒歩16分)
ぜひ併せて観光を楽しんでくださいね!
16区には他にも見どころがあり、「パリ16区パッシー界隈で絶対行きたい人気観光スポット」で詳しい歩き方の解説をしています。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
ギメ東洋美術館見どころ
1階インドと東南アジアの仏教美術品
1階は、インドと東南アジアの仏教美術品が展示されています。
中でもカンボジアで生まれたクメール文化のコレクションは必見!
最終的に、美術館や元の場所に戻ることを願っています。
2階古代中国、中央アジア、アフガニスタン、バングラデシュ、ヒマラヤ、インドの仏教美術工芸品
2階は、古代中国、中央アジア、アフガニスタン、バングラデシュ、ヒマラヤ、インドの仏教美術などの美術工芸品が展示されています。
先史時代から始まる中国の美術品は、ギメ東洋美術館の代表的なコレクションの1つです。
3階中国、韓国、日本などの美術工芸品
3階は、中国、韓国、日本などの美術工芸品が展示されています。
1876年、エミール・ギメは日本を訪れ、仏像をはじめ数多くの美術工芸品をフランスに持ち帰っています。
縄文土器や埴輪、絵巻、陶磁器、掛け軸、浮世絵、武具、印籠、櫛など、20世紀初頭までのコレクションをフランスで見ることができるなんて不思議な気分!
4階中国の美術工芸品
4階は、中国の美術工芸品が展示されています。
中国清時代の屏風や螺鈿漆細工が施された机など、中国の高度な文明が伺える美術工芸品が鑑賞できます。
図書館
ギメ東洋美術館には円形の図書室があり、歴史的記念物に指定されています。
1905年にフランスで初めて日本の真宗を招き、仏教のセレモニーがここで行われました。
ギメ東洋美術館のお土産・ミュージアムショップ
小さいショップではありますが、パリジャンが好きそうなグッズが色々置かれていてとっても楽しいです。
ぜひ記念にお気に入りのお土産をチェックしてみてください!
ギメ東洋美術館の口コミ・評判
日本の国宝が来ているのと入館料無料なのとで行ってみましたが、常設展示もとても良かった。東洋の仏陀の一括にできないその国の人々の姿を模した像や絵画、ガンダーラの何か懐かしさを感じる美術品、わたしにとってはクリュニー中世美術館より行って良かった!です。(Googleレビュー)
クメール美術を見たくてこちらの美術館を訪問しました。
エッフェル塔から徒歩圏内なので一緒に回ってしまうとよいかもしれません。
朝いちばんに行ったせいか、とても空いており見学しやすかったです。やはりクメール美術の保存の良さには感激しました。カンボジア国内でもこれほどのものはそうそう見ることができません・・・。
地下にレストランがあるのですが、アジア料理店でさすが東洋美術館!(tripadvisor)
ギメ東洋美術館の行き方・アクセス・最寄り駅
メトロで行く
最寄り駅は9号線Iéna駅。駅の目の前にあり徒歩すぐです。6号線Boissière駅から徒歩5分。
トロカデロからも近いので、エッフェル塔見ながら散歩して、美術館へ行くのもおすすめです。
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド
ギメ東洋美術館のチケット情報・営業時間・所要時間
入場料金
- 大人13ユーロ(常設展+特別展)、特別展期間外8.5ユーロ
- 子供(18歳以下)無料
※毎月第一日曜日:常設展・特別展ともに無料
※オーディオガイド(常設展のみ):無料
短期間でパリを観光するならパリ・ミュージアム・パス
ギメ東洋美術館はパリ・ミュージアム・パスを利用できる施設です。
パリミュージアムパスは優先入場に対応。
入口でパスを提示するだけで施設に入場できるので、チケット買う必要がなくなって大幅な時短になります。
期間中にパス対象の観光スポットを複数周れるなら入場料金もお得に!
例えば、2日券を購入した場合、2日間で4~5ヶ所くらい周ればお得になります。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
営業時間・定休日
- 営業日
10:00-18:00 - 定休日
毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
所要時間
少なくとも1時間以上はほしいところ。2時間くらいかけてゆっくり周れるといいと思います。
ギメ東洋美術館周辺の治安
ギメ東洋美術館のある16区は基本的には治安の良い地区として知られています。
治安が悪いといわれているブローニュの森も日中は比較的安全ですが、人気のない場所や朝早い時間帯、または夜遅い時間帯は危険です。
ルイヴィトン財団美術館へ向かう途中の車が次々と車上荒らしに遭っているのを見て怖くなりました・・・。
スリ対策の基本
このエリアに限った話ではありませんが、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
パリをもっと楽しむ
ガイドブックは地球の歩き方がおすすめ
パリを楽しむならガイドブックは必須。
スマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎
ガイドブックより深く事前知識を身につけて
パリの美術館を周るなら、ガイドブックだけでなく動画や書籍を利用して事前知識を身に着けておきましょう。
なぜなら「来てみたはいいけど、よくわからなかった」「イマイチ楽しめなかった」と感じてしまうのは本当にもったいないから。
普通は画家や作品を褒めることに終始している書籍や動画が多いのですが、五郎さんは「あいつは変人で友達がいないから~」とか「絵が下手だから~」とわたしたちがちょっと感じているような、素直な表現を多用しています。
ゴシップも取り入れてくれるのでエンタメ要素が強く美術ファン以外も飽きずに楽しめる五郎さんならではの解説。
とはいえ、動画は1本30分近くあるものが多く、どれから見たらいいか迷ってしまいます。
そんな時におすすめなのが、山田五郎のYouTube動画を時代別にまとめた書籍。
有名な作品がコンパクトにまとめられ、美術館の前で広げて読むのにもぴったりです。
各ページに動画のQRコードがついているので、気になる作品だけ動画をじっくり見れば予習はバッチリ!
ガイド付き現地ツアーをぜひ体験して
書籍で予習する時間が取れない方は、ぜひガイド付き現地ツアーを体験してみてください。
特にルーブルやオルセーくらい大きな美術館の場合は、ガイド付きの現地ツアー参加がおすすめ。
料金だけを比べるとチケット単体の価格より高くなってしまいますが、絵画のプロが見どころを詳しく解説してくれる体験は唯一無二。
特にプライベートツアーの場合、少人数でどんどん質問もできますし、作品への情熱を直接ガイドさんから聞けるというのは、驚くほどおもしろくて感動レベルでした。
日本語ガイドのツアーを申し込むならベルトラがおすすめです。
英語ガイドでも問題なければGetYourGuideで探してみてくださいね。
ゆかりの地をめぐろう
フランスには歴史上の人物や著名な芸術家のゆかりの地が多く存在しています。
フランスゆかりの著名人。名前くらいは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
例えば
かつて彼らが過ごした場所、思い出の街並みが、現在も残っていることは珍しくありません。
実際にその場所に足を運ぶとなんともいえない感慨深い思いがこみ上げてきます。
また、美術館で見た有名な絵画と同じ風景が実在していることも珍しくありません。
当サイトでは約50名の偉人に関して、それぞれのゆかりの地をまとめた記事をご用意しています。旅の参考にしていただけたら幸いです。
ギメ東洋美術館まとめ
ギメ東洋美術館は、日本ではあまり知られていないかもしれません。
しかし、アジア各国から集められた多岐にわたる素晴らしいコレクションを鑑賞することができるとても貴重な美術館です。
パリに長期滞在したり、東洋美術が好きな方にはかなりおすすめです。エッフェル塔からも近いので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
パリミュージアムパス
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『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
ギメ東洋美術館 | |
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住所 | 6, place d’Iéna, 75116 Paris 地図 |
最寄 | メトロ9号線Iéna駅 メトロ6号線Boissière駅 |
時間 | 10:00-18:00 |
定休 | 毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 13ユーロ 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.guimet.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
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ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!