「光の画家」と呼ばれたクロード・モネ(Claude Monet, 1840-1926)は、印象派を代表するフランスの画家です。
変わりゆく光を表現し、自然の風景を精力的に描きました。人生の後半半分はジヴェルニーに移り住み、そこで数々の名作を生み出しました。
とりわけ連作に取り組んだモネは約250の《睡蓮》、33作の《ルーアン大聖堂》、25作の《積みわら》、23作の《ポプラ並木》などを残しています。
当ブログ「フランスボックス」では、日本で最も人気のある画家のひとりであり、わたしも大好きなクロード・モネゆかりの地をご紹介していきます。
セーヌ川沿いの暮らしを好み、沢山の自然に囲まれて過ごしたモネゆかりの地はどこもかしこも素晴らしい場所ばかりです。
パリからアクセスのよい場所が多いので、ぜひこの記事を参考に出かけてみてください!
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このページの目次
クロード・モネ(Claude Monet)とは?
クロードモネ(Claude Monet) | |
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出没年 | 1840年11月14日-1926年12月5日 86歳で肺がんにより死去 |
様式・流派 | 印象派 |
出身 | パリ |
代表作 | 《印象・日の出》マルモッタン・モネ美術館 《睡蓮》オランジュリー美術館 《ルーアンの大聖堂》オルセー美術館 |
影響を受けた人物 | ウジェーヌブーダン、日本美術 |
影響を与えた人物 | 印象派の画家、ポスト印象派の画家 |
幼少期
クロード・モネは、1840年にパリで生まれました。その後、ノルマンディー地方のル・アーヴルへ引っ越し、そこで少年時代を過ごします。
幼少の頃から絵が上手く、風景画家のEugène Louis Boudinによって、才能を見出されます。
家族は反対していましたが、自力で学費を貯めパリに出ます。
芸術キャリア
1859年にパリで本格的に絵の勉強を始め、画塾Académie Suisseで「印象派の父」と呼ばれたCamille Pissarroらと出会いました。
1865年サロン・ド・パリに初出展した《オンフルールのセーヌ河口》と《干潮のエーヴ岬》が2点とも入選。
しかし絵は売れず、恋人カミーユとの間に子供もでき父親からの仕送りが打ち切られ苦しい時代が続きます。
1868年には自信を喪失し川へ身投げしてしまうという事件もありました。
1869年頃からÉdouard Manetを中心としたバティニョール派と呼ばれる若手画家たちとカフェ・ゲルボワに集まり、親交を深めました。
バティニョール派のメンバーは、のちに「印象派」と呼ばれるようになります。
錚々たるメンバーですね。
- オットー・ショルデラー(画家)
- エドゥアール・マネ(画家)
- オーギュスト・ルノワール(画家)
- ザガリー・アストリック(写真家)
- エミール・ゾラ(小説家)
- エドモン・メートル(音楽家)
- フレデリック・バジール(画家)
- クロード・モネ(画家)
1870年普仏戦争の兵役を避けるため、ロンドンへ渡り、同じく避難していたカミーユ・ピサロ、Charles-François Daubignyと親交を深めました。
1871年パリに戻った後はマネの支援により近郊のアルジャントゥイユへアトリエを構え6年間過ごします。
クロード・モネをはじめ、Edgar DegasやPierre Auguste Renoir、カミーユ・ピサロなど30名の画家たちが参加し、165作品の展示会となりました。今となってはすごい顔ぶれ。
モネは《印象、日の出(Impression, soleil levant)》を出展。
この作品は、印象派の名前の由来にもなったクロード・モネの代表作となりました。
1878年アルジャントゥイユから約50km離れた同じくセーヌ川沿いのヴェトゥイユに移住。
この頃パリのデパート王と呼ばれたモネのパトロン、エルネスト・オシュデが破産し、一家でモネの住居へ押しかけ同居していましたが、子供と妻アリスを残し夜逃げ。
1879年妻のカミーユが結核のため32歳で亡くなり追い打ちをかけます。この時期に制作された《死の床のカミーユ》はオルセー美術館に展示されています。
モネは失意のどん底でしたが、アリスとの関係が深まり13年後に再婚し、生涯ともに過ごしました。
19世紀後半になると、フランスでジャポニズム旋風が巻き起こります。
フランスの芸術家たちによって見出された日本美術は、西洋美術に大きな影響を与えました。
モネも浮世絵に魅せられ、大きな影響を受けた画家の1人です。
晩年
1883年モネはジヴェルニーに家を買い、家族を連れて引っ越します。
日本文化に感化されたモネは、日本庭園を意識した庭を自身が設計し、長い年月をかけて作り上げました。
モネは、「丹精込めて手入れした美しい庭こそ、自身の最高傑作だ。」と語っています。
こうしてクロード・モネは、1926年に86歳の生涯を閉じるまで、この美しい自然に囲まれたジヴェルニーの家で暮らしました。
国内各地に制作旅行に度々出ていたモネですが、人生の半分の拠点となったのがジヴェルニーだったというわけです。
モネはジヴェルニーの自宅近くの教会に家族と共に眠っています。
モネゆかりの地巡りのベストシーズン
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
どの季節も素晴らしいのですが、モネ好きならぜひジヴェルニー(モネの家)に足を運んでいただきたいと思います。
モネの家は冬の期間(2021年は11月2日~3月31日)は営業していないので、4月~10月の春から秋にかけての滞在がおすすめ。
美術館だけがお目当てであれば、あえてオフシーズンでリーズナブルな冬の期間も良いと思います。
モネゆかりの地8選
ヴェトゥイユ(Vétheuil)
パリから北西に50km、セーヌ川沿いにある小さな村ヴェトゥイユは、38歳の時、経済的に困窮したモネがパリから移住した場所です。
妻のカミーユが亡くなったのもヴェトイユで、ここに埋葬されていると聞いて足を運んでみました。
静かで、風景が美しく、雰囲気のある場所です。
モネが住んでいた場所は、シャンブル・ドットとなっていましたがコロナ禍で長らく休業中。外観のみ見学しましたが、いつか再開することがあれば、泊まってみたい!
モネがヴェトゥイユを描いた作品はパリでは下記の美術館で鑑賞可。
モネ《ヴェトゥイユ近くの解氷》(ルーブル美術館)
モネ《ヴェトゥイユ風景》(オルセー美術館)
モネ《ヴェトゥイユのセーヌ河》(オルセー美術館)
モネ《ヴェトゥイユ、雪の効果》(オルセー美術館)
モネ《霜、ヴェトゥイユ近郊》(オルセー美術館)
モネ《ヴェトゥイユの教会》(オルセー美術館)
モネ《霧の中のヴェトゥイユ》(マルモッタン・モネ美術館)
ぜひパリで本物を堪能してきてくださいね。
ル・アーヴル(Le Havre)
フランス北西部に位置するノルマンディー地方「ル・アーヴル」は、フランス第2の港湾をもつ港街。
街を流れる川は、パリから続くセーヌ川。このセーヌ川畔にクロード・モネゆかりの地がたくさん点在しています。
第二次世界大戦によって壊滅的な被害を受けたル・アーヴルは、1945年から1964年にかけて、「コンクリートの父」と呼ばれた建築家Auguste Perretの指揮のもと大規模な都市再建が行われ、近代的な都市へと生まれ変わりました。
街の中心には、戦争の犠牲者に捧げられたサン・ジョセフ教会(Église Saint-Joseph)がそびえ立ちます。
2005年にル・アーヴルは都市遺産として価値が認められ、「オーギュスト・ペレによる再建都市」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。
ル・アーヴルは「印象派絵画の発祥地」でもあります。
1872年にモネが描いた《印象、日の出 Impression, soleil levant)》(マルモッタン・モネ美術館所蔵)は、ル・アーヴルの夜明けの港を描いたもので、美術史の流れを変えました。
街の様子は当時とはすっかり変わってしまいましたが、モネの描いた場所は、ちょうどル・アーヴル港の正面にあたります。
そしてすぐ近くには、1961年に創設したアンドレマルロー美術館(Musée MuMa)があり、フランス有数の印象派コレクションを所蔵。
モネはもちろん、特にウジェーヌブーダンやル・アーヴル出身のRaoul Dufyのコレクションが充実しています。
アンドレ・マルロー美術館 | |
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住所 | 2 boulevard Clemenceau, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | ル・アーヴル駅からアンドレ・マルロー美術館まで徒歩約30分 |
時間 | 11:00-18:00(火-金曜日) 11:00-19:00(土・日曜日) |
定休 | 月曜日、1月1日、5月1日、11月1日、11月11日、12月25日 |
料金 | 10ユーロ 26歳以下無料 |
HP | http://www.muma-lehavre.fr/fr |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
マルロー美術館 | |
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住所 | 2 Boulevard Clemenceau, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からTERで2時間半のル・アーブル駅(Gare du Havre)で下車。そこから徒歩で30分。 |
時間 | - |
定休 | 毎週月曜日、1月1日、4月5日、5月1日、5月24日、7月14日、11月1日、11月11日、12月25日 |
料金 | 10ユーロ |
HP | http://www.muma-lehavre.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ジヴェルニー(Giverny)
ノルマンディー地方の小さな村ジヴェルニーは、クロード・モネが43歳から晩年までを過ごした村。
1883年、モネはジヴェルニーの豊かな自然と水辺の風景に魅せられて、パリからジヴェルニーに拠点を移します。
自らが設計した広大な庭には、四季折々の花が咲き誇ります。
日本美術に影響を受けて作られたという「水の庭」には、芍薬、藤、枝垂れ柳、桜、竹などの植物が植えられ、池には「太鼓橋」がかけられています。
池の水面には、モネの絵に幾度となく描かれた睡蓮が浮びます。
創作以外のほとんどの時間を庭仕事にあてていたモネ。
なかでもモネの代表作となった《睡蓮》は、同じ題材を何度も繰り返し描き続けたことで知られています。
またモネは日本美術、とりわけ「浮世絵」にとても興味をもち、モネの家には葛飾北斎をはじめ、歌川広重、尾形光琳、喜多川歌麿などの膨大な浮世絵のコレクションが展示されています。
日本美術に大きな影響を受けたモネは、睡蓮のある「水の庭」からたくさんのインスピレーションを得ていたのです。
モネの家から少し歩いたところに、2009年に開館した「ジヴェルニー印象派美術館(Musée des impressionnismes Giverny)」があります。
前身はテラ・アメリカン・アート財団 (Terra Foundation for American Art)による「ジヴェルニー・アメリカン・アート美術館 (Musée d’Art Américain Giverny)」で、拠点をジヴェルニーからパリへ移したことにより、ジヴェルニー印象派美術館として生まれ変わりました。
クロード・モネの作品を中心とした印象派の作品を見ることができます。
モネの家からクロード・モネ通り(Rue Claude Monet)を道なりに歩いていくと、聖ラドゴンド教会(Église Sainte-Radegonde de Giverny)が見えてきます。
そこにあるのはクロード・モネのお墓(Tomb de Claude Monet)。2番目の妻Alice Hoschedéも一緒に眠っています。
詳しい情報に関しては「ジヴェルニー・モネの家へ行ってきた!行き方・入場料・見どころ徹底ガイド」にまとめています。
モネの家 | |
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住所 | 84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny 地図 |
行き方 | パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からTERで1時間のヴェルノン駅(Gare de Vernon)で下車。そこからジヴェルニー行きのバスで20分。 |
時間 | 9:30-18:00(4月1日-11月1日) |
定休 | 11月2日~3月31日 |
料金 | 11ユーロ 7歳未満無料 |
HP | https://fondation-monet.com/giverny/la-maison-de-monet/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ルーアン(Rouen)
ノルマンディー地方の古都「ルーアン」は、大司教座の置かれた街です。
旧市街には、壮麗なゴシック様式のノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Rouen)があります。
ノートルダム大聖堂の建築は1150年頃に始まりましたが、何世紀にもわたって何度も改築が行われたため、現在のような外見になったのは19世紀以降のこと。
1892年から1894年にかけて、このルーアン大聖堂に魅せられたクロード・モネは、夜明けから日没後までのさまざまな時間帯に光によって表情を変える聖堂の姿を描き続け、30枚以上に及ぶ連作を描きました。
《ルーアン大聖堂 Cathédrales de Rouen》は、モネの手がけた連作の代表作品1つです。
無料で見学可能なルーアン美術館では《ルーアン大聖堂》のほか、わたしも大好きな《サン=ドニ街、1878年6月30日の祝日》など印象派の作品が多数展示されています。
詳しい情報に関しては「ルーアン人気観光地と見どころを地図付きでご案内」にまとめています。
ノートルダム大聖堂(ルーアン) | |
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住所 | Place de la Cathédrale, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からTERで1時間のルーアン駅(Gare de Rouen)で下車。そこから徒歩13分。 |
HP | http://www.cathedrale-rouen.net/site/index.php |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
エトルタ(Étretat)
ドーバー海峡に面した人気景勝地エトルタは、ノルマンディー地方屈指の景観が広がります。
海に向かって切り立つ断崖は、多くの人々を魅了し、画家や文豪などにも愛されてきました。
1883年から1886年まで、モネはエトルタに定期的に滞在し、景勝地として知られる巨大な断崖を繰り返し描きました。
Eugène DelacroixやGustave Courbet、Camille Corot、そしてモネの絵に感化されたHenri MatisseやPaul Signacもエトルタの断崖を描いています。
特に象の鼻が有名で、その場に立つと「あ、あの絵の風景だ!」と誰もが顔をほころばせることでしょう。
ビーチから眺めるのも良いですが、元気があればぜひ崖の上まで登ってみてください。素晴らしいノルマンディーの海を一望できます。
詳しい情報に関しては「エトルタ人気観光地と見どころを地図付きでご案内」にまとめています。
エトルタ | |
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住所 | 76790 Étretat 地図 |
行き方 | パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からTERで2時間半のル・アーブル駅(Gare du Havre)で下車。そこからバスで1時間。 |
マルモッタン・モネ美術館(Musée Marmottan Monet)
16区の閑静な住宅街にあるマルモッタン・モネ美術館は、印象派ファンにとって見逃せない美術館の1つ。
絶対に訪れていただきたい、一押しの美術館です。
印象派の名前の由来にもなったクロード・モネの代表作《印象、日の出》をはじめ、《ルーアンの大聖堂》、《雪の中の列車、機関車 Le train dans la neige. La locomotive》など、モネの作品がずらりと並びます。
マルモッタン・モネ美術館は、企画展の期間中でなければ、並ばずに美術館へ入ることができます。
ゆったりとした気分で、モネの世界を思う存分楽しんでください。
詳しい情報に関しては「マルモッタンモネ美術館の行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド」にまとめています。
マルモッタン・モネ美術館 | |
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住所 | 2 Rue Louis Boilly, 75016 Paris 地図 |
最寄り | メトロ9号線La Muette駅 |
時間 | 10:00-18:00(火-水、金-日) 10:00-21:00(木) ※最終入場時間 閉館30分前まで |
定休 | 毎週月曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 14ユーロ 18歳以下9ユーロ |
HP | http://marmottan.fr |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
オルセー美術館(Musée d’Orsay)
かつての駅舎だった建物を美術館にしたオルセー美術館は、ルーブル美術館、国立近代美術館と並んで、「パリ3大美術館」のひとつに数えられています。
1986年、印象派美術館(ジュ・ド・ポーム)に所蔵されていた作品は、オルセー美術館へ移管され、印象派やポスト印象派の作品が数多く所蔵されています。
クロード・モネは、しばしば同じ場面を繰り返し描く画家でした。
時間や天候、季節によって移り変わる光や被写体の表情を描き、連作しています。
オルセー美術館に所蔵されている《サン・ラザール駅 La Gare Saint-Lazare》もまた、1837年に開通したばかりの鉄道をテーマに描いた連作。
サンラザール駅は今でも現役。メトロ3,12,13,14号線が交差している大きな駅なので、パリ滞在中にぜひ足を運んで見比べてみてください。
ほかにも《ルーアン大聖堂》やロンドンとテムズ川の風景を描いた《ロンドンの国会議事堂 霧をつく陽光 Le Parlement, trouée de soleil dans le brouillard》などの連作の一部をオルセー美術館で見ることができます。
- 《死の床のカミーユ Camille Monet sur son lit de mort》
- 《アルジャントゥイユのひなげし Les Coquelicots à Argenteuil)》
- 《モントルグイユ通り、1878年6月30日の祭日 La Rue Montorgueil à Paris fête du 30 juin 1878)》
- 《日傘の女 Femme à l’ombrelle》
などは、オルセー美術館で見逃せないモネの作品です!
オルセー美術館 | |
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住所 | 1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris 地図 |
最寄り | メトロ12号線Solférino駅 |
時間 | 9:30-18:00(火水金土) 9:30-21:45(木) ※閉館時間の45分前まで入場可能 |
定休 | 毎週月曜日、5月1日、12月25日 |
料金 | 16ユーロ 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.musee-orsay.fr/ |
チケット | オルセー美術館チケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)
チュイルリー公園の西側にあるオランジュリー美術館は、モネの大連作《睡蓮 Les Nymphéas》が展示されている、印象派とポスト印象派の美術館。
パリの美術館の中でも圧倒的な人気を誇り、モネの睡蓮を一目見ようと世界中からたくさんの観光客が訪れます。
6年間にも及ぶ改装工事を経て、2つの楕円形からなる大広間「睡蓮の間」は、天井から自然光が降り注ぐ空間に作られています。
白内障に苦しみながらも描き続けた8枚の《睡蓮》は、第一次世界大戦後にモネがフランス国家に寄贈したもの。
モネが生涯をかけて描いた最高傑作といえるでしょう。
オランジュリー美術館 | |
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住所 | Jardin Tuileries, 75001 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1, 8, 12号線Concorde駅 |
時間 | 9:00-18:00 |
定休 | 毎週火曜日、5月1日、7月14日の午前、12月25日 |
料金 | 12.5ユーロ 18歳未満無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.musee-orangerie.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
モネゆかりの地まとめ
美術館で企画展がある度に長蛇の列ができるクロード・モネ。
もちろん世界中で人気がありますが、フランスでの鑑賞ならそこまでストレスなくゆったりとモネを楽しむことができます。
モネの世界観に思いを馳せながら、今回ご紹介したモネゆかりの地をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!