フランス北西部に位置するルーアンは、ローマ時代からの歴史をもち、かつてノルマンディー公国の首都として栄えた古都。
ジャンヌダルク終焉の地となった場所としても知られています。
またノルマンディー地方は印象派の画家たちに愛された場所で、ルーアンもその1つ。
「ルーアン派」と呼ばれる一派もここから生まれました。
クロード・モネが描いた連作「ルーアン大聖堂」も本物は大迫力。一度見たあとでは美術館の絵がまた違った雰囲気に感じますね。
パリから日帰りも可能ですし、少し足を延ばしてル・アーブルやオンフルールへ向かい印象派を楽しむ旅もおすすめです。
当ブログ「フランスボックス」では、100の鐘の街と言われたルーアンの有名な観光スポット、おすすめのグルメ・お土産・ホテルなど、ルーアンの街の魅力をたっぷりご紹介していきます。
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このページの目次
- ルーアンの観光情報
- ルーアンの観光名所と見どころ
- ジャンヌ・ダルクの塔(Tour Jeanne d’arc)
- 陶器博物館(Musée de la Céramique)
- ルーアン美術館(Musée des Beaux-Arts de Rouen)
- サン・トゥアン修道院(Abbatiale Saint-Ouen)
- サン・マクルー教会(Église Saint-Maclou)
- サン・マクルー中庭(Aitre Saint Maclou)
- ルーアン大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Rouen)
- 大時計台(Gros-Horloge)
- 聖ジャンヌ・ダルク教会(Église Sainte-Jeanne-d’Arc de Rouen)
- ヴュー・マルシェ広場(Place du Vieux-Marché)
- フロベール記念館(Musée Flaubert et d’histoire de la médecine)
- ルーアンで泊まりたいおすすめホテル
- ルーアンで絶対買いたいおすすめ土産
- ルーアンで絶対食べたいおすすめグルメ
- ルーアンにゆかりのある偉人・アーティスト
- ルーアンへの行き方・アクセス・最寄り駅
- ルーアンの治安
- ルーアンをもっと楽しむ
- ルーアンまとめ
ルーアンの観光情報
ルーアンといえば、2,000軒以上もあるといわれる木骨組みの家が有名。
大時計台周辺の旧市街地には、木骨組みの建物が多く並んでいます。
なかでも階が上がるごとに建物が前方に突き出す建築様式は、かつて中世のルーアンで最も普及。現在でも100軒ほど残っています。
サン・マクルー教会近くのダミエット通り(Rue Damiette)やマルタンヴィル通り(Rue Martainville)、大聖堂近くのサン・ロマン通り(Rue Saint Roman)に多く見られ、街歩きがとても楽しい!
ルーアンのシンボルである大時計は、グロ・オルロージュ通り(Rue du Gros-Horloge)にあります。
この通りは、1971年にフランスで最初の歩行者専用道路になりました。
おすすめ観光の周り方
ルーアンの見どころは、なんといっても街のランドマークの大時計!
1389 年にJourdain del Lecheによって設計され、1529 年に現在の場所に移されました。
パリから日帰りも可能ですが、街並みがとても素晴らしいので、ルーアンのホテルで1泊してゆっくり観光するのがおすすめ。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
→ ルーアンの観光名所一覧
→ ルーアンのおすすめホテル一覧
→ ルーアンにゆかりのある偉人一覧
近隣の観光スポット
ルーアンから車で約1時間で行ける観光地も沢山あります!
印象派画家に愛されたノルマンディーを鉄道やレンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
現地ツアーで周る
日本語で予約できる現地ツアーは見つけられませんでした。
英語でもよければ、GetYourGuideはツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
日本語で予約できる現地ツアーならベルトラがおすすめ。出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
ルーアンの観光名所と見どころ
ルーアンの美しい街並みは歩いているだけでも楽しめますが、絶対に見逃せない観光名所があります。
モネの描いたノートルダム大聖堂と斬新な近代建築が素晴らしいジャンヌ・ダルク教会、そして大時計台の3つです。
印象派好きのわたしとしては、ぜひともルーアン美術館の時間もとって欲しい!ということで、グルっと見どころをご案内します。
アールヌーヴォー様式の駅を出ると、最初に見えてくるのがジャンヌ・ダルクの塔。ここからルーアン観光がスタートです。
ジャンヌ・ダルクの塔(Tour Jeanne d’arc)
1204年フランス王Philippe Auguste(フィリップ2世)が、ルーアンにブーヴルイユ城を建設。ここはジャンヌ・ダルクゆかりの場所です。
彗星のごとく現れた少女は神の啓示を受け、フランス王国に逆転勝利をもたらし、シャルル7世のフランス王戴冠に貢献。
しかしコンピエーニュの戦いでブルゴーニュ公国軍に捕らえられ、捕虜となったジャンヌは、イングランド軍に引き渡されます。
そしてルーアンに連行され、異端裁判にかけられました。
かつて城には7つの塔があり、ジャンヌはその1つに幽閉され、拷問を受けたといわれています。
敵への攻撃のため建てられた砦なので、窓はなく隙間に弓矢を撃つための穴があいてあるだけ。真っ暗で恐ろしかったでしょう…。
塔は、ジャンヌダルクの塔と名付けられ、歴史的建造物に指定されていますが、ジャンヌが幽閉された塔は別の塔で、残念ながら現存していません。
ジャンヌダルクの塔 | |
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住所 | Rue du Donjon, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅からジャンヌダルクの塔まで徒歩約3分 |
時間 | 14:30-16:00 |
定休 | 月~金曜日 |
料金 | 無料 ガイド付き:1人につき6ユーロ |
HP | http://www.donjonderouen.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
陶器博物館(Musée de la Céramique)
陶器好きに見逃せないのが陶器博物館。ルーアン陶器のフランス最大のコレクションをります。
5,000点以上のコレクションのうちルーアン陶器がコレクションの3分の2以上を占めていますが、ヨーロッパの陶磁器なども見ることができます。
最も注目すべき作品は、世界に7つしかないと言われるデルフト陶器のバイオリン。そしてアポロ・セレス・バッカスの胸像や天球と地球の陶器も必見です!
陶器博物館 | |
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住所 | 1 Rue Faucon, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅から陶器博物館まで徒歩約5分 |
時間 | 14:00-18:00 |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、11月1日、11月11日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | https://museedelaceramique.fr/en |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ルーアン美術館(Musée des Beaux-Arts de Rouen)
1801年に開館したルーアン美術館は、フランス国内でも指折りの印象派コレクションを所蔵する美術館。
ルーアン大聖堂を30枚描いたモネの連作の1枚《曇りの日、朝9時》が所蔵されています。
ルーアン出身のテオドール・ジェリコーの部屋には、馬好きだったことが伺える《奴隷によって捕まえられた馬》など13枚の油絵のうち6枚が馬の絵です。
残念なことに、ジェリコーは落馬が原因で早世しています。
ほかにもジャンヌ・ダルクの部屋や印象派のパトロンとして知られるFrançois Depeauxのコレクションも見逃せません。
ルーアン美術館 | |
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住所 | Esplanade Marcel Duchamp, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からルーアン右岸駅(Rouen Rive Droite)で下車。所要時間は約1時間〜1時間30分。 |
時間 | 10:00-18:00(水-月) |
定休 | 毎週火曜日、1月1日、5月1日、7月14日、8月15日、11月1日、11月11日、12月25日 |
料金 | 常設展無料 |
HP | https://mbarouen.fr/fr |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
サン・トゥアン修道院(Abbatiale Saint-Ouen)
750年頃に設立されたサントゥアン修道院は、ノルマンディーで最も力を持ったベネディクト会修道院の1つ。
迫力満点のファザードは圧巻。修道院内部は80ものステンドグラスが教会を彩ります。
著名なフランスのオルガン製作者アリスティド・カヴァイレコルが最後に手掛けたオルガンも必見。
修道院隣にあるオテル・ド・ヴィル公園にはピクニックにぴったりな場所。
サン・トゥアン修道院 | |
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住所 | Place du Général de Gaulle, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅からサン・トゥアン修道院まで徒歩約12分 |
時間 | 10:00-12:00 / 14:00-18:00(4月1日-10月31日) 10:00-12:00 / 14:00-17:00(11月1日-3月31日) |
定休 | 月・金曜日、1月1日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | https://rouen.fr/abbatiale-saint-ouen |
サン・マクルー教会(Église Saint-Maclou)
美しい装飾の尖塔をもつサン・マクルー教会は、その外観の素晴らしさから「石の宝石」と呼ばれています。
ゴシック・フランボワイヤン建築の傑作といわれ、西側正面の扉の彫刻は圧巻です。
サン・マクルー教会 | |
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住所 | 7 Pl. Barthélémy, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅からサン・トゥアン修道院まで徒歩約16分 |
時間 | 10:00-12:00 / 14:00-18:00(4月1日-10月31日) 10:00-12:00 / 14:00-17:30(11月1日-3月31日) |
定休 | 火~金曜日、1月1日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | https://rouen.fr/eglise-saint-maclou |
サン・マクルー中庭(Aitre Saint Maclou)
サン・マクルー教会の裏手にあるサン・マクルー中庭は、14世紀に大流行したペストで亡くなった人々の遺骨を収容した場所。
このとき市民の4分の3が亡くなりました。
遺骨を収容するために建てられた建物には、「死の舞踏」と呼ばれる彫刻がかたどられ、大墓地の面影が今も残っています。
サン・マクルー中庭 | |
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住所 | 186 Rue Martainville, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅からサン・マクルー中庭まで徒歩約17分 |
時間 | 9:00-19:00 |
定休 | 1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | https://www.aitresaintmaclou.fr/ |
ルーアン大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Rouen)
画家のクロード・モネがこの大聖堂に魅せられ、向かい側の建物にアトリエを構え、ファサードを描いたことは有名です。
1892年から1894年にかけて、モネは同じ場所から夜明けや日没後など様々な時間帯に大聖堂の姿を30枚以上描きました。
ルーアン大聖堂は11世紀から建設が始まり、16世紀に完成したゴシック建築の傑作。
高さ151メートルの大聖堂の尖塔は、世界で最も高い大聖堂の中で4位にランクにしているのですが、あまり知られていません。
毎年6月から9月の期間限定で、大聖堂を彩る光のショー「プロジェクションマッピング」が行われています。
この期間中、ルーアンを訪れる方はぜひ一泊して、昼間とはまた違った大聖堂を楽しましょう!
ノートルダム大聖堂(ルーアン) | |
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住所 | Place de la Cathédrale, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | パリのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)からTERで1時間のルーアン駅(Gare de Rouen)で下車。そこから徒歩13分。 |
HP | http://www.cathedrale-rouen.net/site/index.php |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
大時計台(Gros-Horloge)
街のシンボルであるルーアンの大時計台は、1389年にJourdain del Lecheよって設計されました。
1529年に現在の場所に移され、ルネサンス様式の大時計は今でも時を刻み続けています。
文字盤の上にある球体は月の満ち欠けを、文字盤の下の絵は曜日を示しています。
アーチの真下に立つと、天使や羊のレリーフが見えます。
ルーアンは羊毛産業が盛んだったことから、ルーアンの紋章にも羊を見ることができますよ!
そのままアーチをくぐって通り過ぎる人がほとんどですが、実は大時計台の内部見学も可能。
見学ルートは約40分間で、日本語によるオーディオガイドもあります。また屋上には展望台があり、ルーアンの旧市街を見渡すことができます。
大時計台 | |
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住所 | Rue du Gros Horloge, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅から大時計台まで徒歩約11分 |
時間 | 10:00-13:00 14:00-19:00(4月-9月) 14:00-18:00(10月-3月) |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人7.2ユーロ 子ども(6-18歳)3.65ユーロ 6歳未満無料 |
HP | https://rouen.fr/gros-horloge |
聖ジャンヌ・ダルク教会(Église Sainte-Jeanne-d’Arc de Rouen)
1979年に建築家のLouis Arretcheの設計により建設。
ジャンヌ・ダルクが処刑されたヴュー・マルシェ広場にあります。海と船をイメージした近代建築なので、古い教会ばかり見てきた旅行者は驚くかもしれません。
内部のステンドグラスは、16世紀ルネサンス時代に作られたもの。
第二次世界大戦中、サン・ヴァンサン・ド・ルーアン教会のステンドグラスは、戦時を逃れ安全な場所に保管されていましたが、教会が破壊されたため聖ジャンヌ・ダルク教会へはめ込まれました。
聖ジャンヌ・ダルク教会 | |
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住所 | Place du Vieux Marché, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅から聖ジャンヌ・ダルク教会まで徒歩約11分 |
時間 | 10:00-12:00 14:00-18:00 |
料金 | 無料 |
HP | https://www.cathorouen.org/ |
ヴュー・マルシェ広場(Place du Vieux-Marché)
聖ジャンヌ・ダルク教会前に広がるヴュー・マルシェ広場は、かつてジャンヌ・ダルクが処刑された場所といわれています。
広場を囲むように木組みの建物が立ち並びますが、第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けた場所でもあります。
フロベール記念館(Musée Flaubert et d’histoire de la médecine)
ルーアンは、小説「ボヴァリー夫人」で知られるフランスの写実主義の小説家Gustave Flaubertの生地。
博物館は、かつてフロベールの父親が外科医として働いていた市立病院の一角にあります。
フロベール記念館 | |
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住所 | 51 Rue de Lecat, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | ルーアン駅からフロベール記念館まで徒歩約14分。 |
時間 | 14:00-17:30 |
定休 | 月曜日、1月1日、5月1日 |
料金 | 常設展無料 企画展:大人4ユーロ 18歳以下無料 |
HP | https://rouen.fr/medecine |
ルーアンで泊まりたいおすすめホテル
わたしがルーアンでおすすめしたいホテルは3箇所。
↓有名観光地との位置関係はこんな感じ
イチオシはホテル・ドゥ・ブールトルルド
わたしの一押しはマリオットボンヴォイグループのホテル ドゥ ブールトルルド!
ロケーションと雰囲気が抜群で、外観もまるでお城のよう!!ホテル内のインテリアもとても素敵です。
立地もよく清潔と評判のRadisson Blu Hotelもおすすめなのでぜひ街の中心で宿探しをしてみてください♡
手頃な価格帯のホテル
価格も手ごろでおすすめなのが、Best Western Plus Hotel!
スタッフの対応もよく、静かで過ごしやすいホテルです。
ルーアンで絶対買いたいおすすめ土産
せっかくルーアンまで足をのばしたのなら、ルーアンならではのお土産を買って帰りたいですよね!
パリではなかなか手に入らないものもあるので、ぜひチェックしてみて♡
シュクル・ド・ポム(Sucre de Pomme)
ルーアンの名物菓子にシュクル・ド・ポム。confiserieと呼ばれる砂糖を主な材料として作られた棒状の飴で、特産のりんごが使われています。
ルーアンの観光名所である大時計台や大聖堂などが描かれた包み紙に巻かれているので、お土産にもピッタリ!
ジャンヌ・ダルクの涙(Larmes de Jeanne d’Arc)
アーモンドにプラリネとチョコレートをコーティングしたルーアンの銘菓。
特別な味という訳ではありませんが、パッケージが可愛いのでお土産に喜ばれそう。
オズ・ルーアン | |
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住所 | 163 Rue du Gros Horloge, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | 大時計から徒歩約2分 |
時間 | 14:00-19:15(月曜日) 9:30-19:15(火-金曜日) 8:30-19:30(土曜日) 9:00-13:00(日曜日) |
定休 | – |
料金 | ジャンヌ・ダルクの涙 2.4ユーロ(3粒)〜30.6ユーロ(350g) |
HP | http://www.auzouchocolatier.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
カルヴァドス(Calvados)
りんごの名産地として知られるルーアンには、りんごを使った特産品がたくさん手に入ります。シュクル・ド・ポムやりんごジャム、りんこのクッキーなどお土産探しに頭を悩ますこともありません。
お酒好きの方にぜひおすすめしたいのが、りんごの蒸留酒カルヴァドス!ブランデーと同じ製法で造られ、最低2年間樽で熟成されます。
芳醇な香りの蒸留酒で、アルコール度数が40度と高いのが特徴です。年月を重ねるにつれて、より香り豊かなまろやかな味わいに。
日本でも手に入りますが、結構なお値段がしますよね!カルヴァドスの産地で購入すれば、お値段も安く、種類も豊富!お土産にも喜ばれるはずです。
ルーアン焼き
ルーアンといえば、職人の手によって1つ1つ手作りされているルーアン焼きが有名です。
カフェボウルやティーカップ、ティーポット、さまざまな形や大きさのプレートなど、繊細で色鮮やかな陶器に見とれてしまいます♡
お土産に購入した際には、割れ物なので気をつけて持ち帰ってくださいね!
ファイアンスリィ・オジィ(Fayencerie Augy) | |
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住所 | 26 Rue Saint-Romain, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | 大時計から徒歩約5分。 |
時間 | 10:00-18:00(月曜日) 9:00-19:00(火~土曜日) |
定休 | 日曜日 |
HP | https://fayencerie-augy.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ファイアンス・サン・ロマン(Faïences Saint Romain) | |
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住所 | 47 Pl. du Vieux Marché, 76000 Rouen 地図 |
行き方 | 大時計から徒歩約4分。 |
時間 | 14:00-18:00(水-土曜日) |
定休 | 月・火・日曜日 |
料金 | マグカップ20ユーロ〜、プレート29ユーロ〜 |
HP | http://www.faiencesdiroise.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ルーアンで絶対食べたいおすすめグルメ
シードル(cidre)
りんごの産地で有名なノルマンディー地方のお酒といったら、りんごを原料としたシードルとカルヴァドスが有名ですね。
シードルはりんごから造られる醸造酒で、ヨーロッパで古くから親しまれているお酒です。
アルコール度数は2〜5%。フルーティーですっきりとした口当たりです。ブリュット(辛口)、ドゥミセック(中辛口)、ドゥー(甘口)の3種類の味があります。
チーズ
ヌーシャテル(Neufchatel)
ノルマンディー地方は酪農が盛んな地域。ルーアンの名産「ヌーシャテル」は、カマンベールに似た白かびタイプのチーズ。
実はカマンベールよりも歴史は古く、フランス最古のチーズのひとつに数えられています。
樽栓形、正方形、煉瓦形とさまざまな形がありますが、最も有名なのは、「Coeur de Neufchatel」と呼ばれるハート型のヌーシャテル。
ハート型のヌーシャテルには逸話があり、14世紀に起こったフランスとイギリスによる百年戦争のときに、ヌーシャテル村の酪農場で働く女性が敵国のイギリス兵と恋に落ち、ハート形のチーズを作って贈ったのが始まりといわれています。
チーズにも旬の季節があり、ヌーシャテルは夏が一番美味しい季節です。塩気が強く、個性的な味わいです。
関連記事在住者厳選!フランス土産におすすめの人気チーズと選び方のコツ
ルーアンにゆかりのある偉人・アーティスト
ルーアンにゆかりのある偉人、アーティストと言えばジャンヌ・ダルクとクロード・モネの2人でしょう。
その他出身者や滞在歴のある著名人を並べてみました。
ジャンヌ・ダルクを巡る旅をするなら、下記のコース
オルレアン→ランス→ルーアン
モネを巡る旅なら、下記のコースがおすすめ!
サンラザール駅→(ヴェトゥイユ)→ジヴェルニー→ルーアン→オンフルール
ルーアンへの行き方・アクセス・最寄り駅
ノルマンディーの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
パリから電車や車でのアクセスが良いのでツアーでなければどちらかがおすすめ。
パリから電車で行く場合
パリのサン・ラザール駅(Saint-Lazare)からルーアン駅(Rouen)まで快速・普通列車のTERで約1時間20分。
ルーアン駅から旧市街まで徒歩で約10分。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
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クーポンコード『KLOOKOHAYO』
☑2025年7月1日まで
☑上限1,000円まで
☑3回まで利用可
※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリから車で行く場合
- 走行距離約130km
- 約2時間
だいたいGoogleマップの表示通りの時間で到着しました!
高速も便利ですが、フランスは下道もとっても素敵なのでのんびり景色を楽しみながらレンタカーで移動するのもとってもおすすめ!
春の菜の花畑は最高でした~♪
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
ルーアンの治安
ルーアンに関していうと、治安が悪いと感じることはそれほどないと思います。
しかし、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
混雑しているエリアや主要駅周辺、観光地周辺はスリが紛れ込んでいる可能性も。
荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できるので、心配しすぎず、しかし決して荷物への注意は怠らず旅を楽しんでくださいね!
スリ対策の基本
万が一に備えて準備するべきことを覚えておきましょう!
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
そのほかクレジットカードについては「フランス・パリ旅行に必携!現地で使えるおすすめクレジットカード」の記事で詳しく解説しています。
ルーアンをもっと楽しむ
気候・ベストシーズン(春〜夏)
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
どの季節も素晴らしいのですが、ノルマンディー地方は年間を通して降水量の多いエリア。天候が変わりやすいので折りたたみ傘は必需品!
気候を考えると春と夏がおすすめです。
ガイドブックは持ってて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
地方にしか行かないという方は分冊版がおすすめです。通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
また地球の歩き方以外であれば、旅行のあいだに「パリとノルマンディー 印象派を巡る旅ガイド」「フランスふらふら一人旅 モネの足跡をたどる列車旅」をお供にしていました。
フランスふらふらは漫画になっているし、KindleUnlimitedで無料。
ルーアンまとめ
ルーアンはフランス屈指の美しい街です。
モネの絵で知られる大聖堂や名物の大時計をはじめ、ジャンヌ・ダルクやフロベール、クロード・モネゆかりの地でもあり、旧市街に観光名所が集中しています。
パリから日帰りできるのも魅力の1つで、本当に滞在してよかった!!
とってもおすすめなのでぜひ訪れてみてください。
ルーアン | |
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住所 | 76000 Rouen 地図 |
行き方 | パリのSaint-Lazare駅からRouen駅までTERで約1時間20分。ルーアン駅から旧市街まで徒歩で約10分。 |
HP | https://rouen.fr/ |
ルーアンパスは
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パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!