パリの物価と聞くと大体の方が「日本より高そう」とイメージするのではないでしょうか?
実際のパリの物価は、日本(東京)の約1.5倍!
2024年2月現在でいうと、円安もあって場所によっては体感で2倍くらいになっていると思います。
このページでは、フランス旅行の計画を立てる際に知っておきたい旅行費用と現地の物価をまとめてみました。
また、元クレジットカード会社勤務で世界70ヶ国以上に足を運んだわたしが知っている、旅費を安く抑える節約方法についても掲載しています。ぜひ最後までご覧ください!
- パリ旅行の旅費計画を立てたい
- 現地ホテル・レストラン・スーパー・お土産の相場価格を知りたい
- 旅費を安く抑える方法を知りたい
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フランス・パリ旅行にかかる渡航費用の予算
フランス旅行は海外旅行の中では高額な部類に入ります。
最短で3泊4日~10日間程度の旅行者が多く、費用は平均30万円~50万円程度。
旅費の内訳は大きくわけて以下の通り。
- 航空券
- ホテル
- 食費
- 美術館や観光地のチケット
- 現地オプショナルツアー
- お土産
パリに滞在する場合、他の国と比べてホテル代が飛びぬけて高くなります。
金額を落としたいのであれば、どのクラスのホテルに泊まるかが大変重要。
また、フランスに限った話ではありませんが、ヨーロッパのベストシーズン(=ハイシーズン)の夏を中心とする春から秋にかけての季節は航空券やホテルの料金が跳ね上がります。
比較的安く手配できる時期はざっくりこんなところ。
- パックツアーが安くなるのは年末年始を除く冬季(11月~3月頃)
- 個人旅行の航空券が安くなるのは夏のハイシーズンと大型連休以外
ローシーズンは天候が悪く、料金が安くなりやすい傾向があります。
しかし、たとえ料金が1.5倍になったとしても、毎日晴れていて日照時間が長いハイシーズンのフランスと、毎日薄暗く雨もしとしと降るローシーズンのフランスでは価値が全く違います。
もしこの旅が一生に一度になるかもしれないと思うのであれば、渡航費用の安さだけで旅程を決めるのはあまりおすすめできません。
パックツアーの相場と予算
パックツアーというのは、航空券とホテルがセットになったツアーのこと。
- すべての旅程に添乗員がつくガイド付きツアー
- 添乗員なしのフリープラン
どちらを選ぶかで金額は大きく異なります。
例えば
フランス旅行
ハイシーズン1週間程度の場合
比較的リーズナブルな経由便+ツインルームのパックツアーなら
- 添乗員付きの相場は
おとな1人約35〜50万円 - フリープランの相場は
おとな1人約25〜40万円
※直行便にするとそれぞれ+5万~10万円
※ひとり旅の場合それぞれ+15万円程度
少しでも安いツアーを利用したい場合は、ローシーズンの冬場がおすすめ。
フランス行きのパックツアーは年末年始を除く冬季(11月~3月頃)に料金が下がる傾向。
「でも、寒い冬はNG…やっぱりできるだけ良い季節に!!」というのであれば、GWあとから6月上旬、9~10月で検討してみましょう。
比較的、安いツアーが見つかる時期です。
これはフランスに限ったことではありませんが、下記の期間はツアー料金が高騰します。
- 年末年始
- GW(ゴールデンウィーク)
- 夏休み、お盆休み
- 秋の連休
8月のお盆が圧倒的に混みあう日本とは少し異なり、フランスは6月から8月までがバカンスシーズン。
個人旅行の相場と予算
最近はホテルが高いので、個人旅行でもパックツアーの料金とさほど変わりありません。
乗り継ぎ時間の長い経由便を利用したり、Airbnbなどの民泊を利用することで数万円のコストダウンは可能ですが、ツアーでセットになっているホテルの方が割安であることもあるため何とも言えません。
パリ行きの航空券は冬季が安い傾向ではあるものの、7~9月と年末年始を除けば、比較的あまり価格に差がなさそうです。
アジアや中東経由なら往復15万円前後のことも多く、安くて10万円台からあります。
安い航空券を探すコツは、まめに検索して航空券の相場感覚を養っておくこと!
エアトリの航空券アプリは検索しやすさ抜群なので、わたしも電車や料理の待ち時間などの隙間時間にポチポチして、安いチケットはないか、良さそうな行先はないかよく探しています。
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また、このページの後半部分では「フランス・パリ旅行の費用を安く抑える節約のコツ」についてさらに詳しくご紹介していますのでご参考にしていただけたら幸いです。
フランス・パリの物価は日本の1.5倍
フランスは物価の高い国といわれています。
なぜなら、フランスは消費税(TVA:付加価値税)が20%と高く設定されているから。
中でもパリは大都市ということもあり、地方と比べても全てにおいて割高です。
1ユーロ=161円
※2024年2月現在
パリのホテル・宿泊費の相場と価格
フランスのホテルはフランスの政府観光局によって設定された基準により、7段階に分けられています。
- 星無し
- 1つ星
- 2つ星
- 3つ星
- 4つ星
- 5つ星
- パラス
当然ながら料金もさまざま。
同じパリ市内でも、中心部に近いほど値段が高くなります。
もともとアジアと違ってドミトリーでも値段は高く、残念ながら設備も良くありません。
また、2023年にはとんでもない値上がり傾向にありましたが、いったん落ち着きました。オリンピック期間は数倍になるため、パリの宿泊は避けた方がいいでしょう。
- ドミトリー・ユースホステル ¥3,000〜
- パリ3つ星ホテル ¥15,098
- パリ4つ星ホテル ¥24,392
- パリ5つ星ホテル ¥64,180
- ドミトリー・ユースホステル ¥7,000〜
- パリ3つ星ホテル ¥59,366
- パリ4つ星ホテル ¥99,023
- パリ5つ星ホテル ¥311,707
- ドミトリー・ユースホステル ¥6,000〜
- パリ3つ星ホテル ¥25,466
- パリ4つ星ホテル ¥41,174
- パリ5つ星ホテル ¥111,925
※4月から9月のハイシーズン時期やクリスマス時期、パリコレ期間中などは、ホテルによって値段が変動する場合があります。
ちょっと信じられないくらいのインフレでしたが、戻ってきてホッとしました。
ちなみにホテルの価格表示は、日本と違って1部屋の値段なので、複数人で泊まればその分安くなります。
ただし、価格の安いホテルは、治安のあまり良くない場所にあることが多いです。
パリには盗難被害や傷害事件の件数が高い地域もあり、何も知らずにホテルを決めてしまうのは本当に危険な行為。
パリのホテルは基本的に値段が高いので、料金が安いホテルを選んでしまいたくなる気持ちはよくわかりますが、治安の悪い地域に宿泊するのは絶対にやめましょう!!
料金は高くなりますが、ホテルに関しては節約よりも身の安全が一番大事。
土地勘のない旅行者にとっては大変危険なので、中心部エリアにホテルを予約しましょう。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
パリの食事・レストランの相場と価格
旅先での楽しみの1つでもある食事。
残念ながら、美食の街「パリ」の外食費は高くつきます。
カジュアルなものから高級レストランまであり、当然値段もさまざまですが、気軽に美味しいものが食べられるレストランは、日本に比べて少ないような気がします。
例えばランチの場合、日本では1000円以下で食べられるお店はたくさんありますが、パリでは10ユーロ以下で食べられるところは限られてきます。
カフェやビストロ、カジュアルなレストランには
- 前菜+メイン
- メイン+デザート
といったお得なセットもありますが、大抵15〜20ユーロぐらい。
パン屋さんでサンドイッチを買えば10ユーロ以下ですみますが、それでも割高な印象は拭えません。
レストランの値段はエリアによっても若干変わってきます。
観光地周辺や高級住宅街などは割高なので、少しでも外食費を抑えたい場合には少し観光地から離れた場所を選ぶのもいいかもしれません。
パリの公共交通機関の価格とタクシー料金
2024年、交通費もやや値上がり傾向です。
メトロ・トラム・バス
パリ交通公団RATPが運営するメトロやトラム(路面電車)、バスは、パリ市内の路線ゾーンであれば、どこへ行っても一律料金です。
利用する日数や頻度に合わせてチケットを賢く購入しましょう。
料金 | |
---|---|
チケット1枚 Ticket t+ |
2.15ユーロ |
1日乗車券 Mobilis |
8.45ユーロ |
1日乗車券 Forfait Navigo Jour |
78.45ユーロ |
1週間乗車券 Forfait Navigo Semaine |
30ユーロ |
1ヶ月乗車券 Forfait Navigo Mois |
84.10ユーロ |
タクシー
パリのタクシーは、日本に比べると比較的リーズナブル。
ほとんどが個人タクシーであるため車種や色はさまざま。
客引きをしている無許可タクシーにはくれぐれも乗らないようご注意ください!
認可のあるタクシーには「Taxis Parisiens」と書かれたタクシーランプが付いています。
- 最低支払料金 7.3ユーロ
- 大きな荷物 2ユーロ
- シャルル・ド・ゴール空港 ⇔ パリ右岸 55ユーロ
- シャルル・ド・ゴール空港 ⇔ パリ左岸 62ユーロ
シャルル・ド・ゴール空港⇔パリ間の料金は一律なのでぼったくられる心配はありません。
パリの有名観光スポットの入場料金とチケット価格
2024年、2020年と比べるとチケット料金は大分値上がり傾向です。
エッフェル塔
エッフェル塔はどこまで登るかによって料金が異なりますが、11.30~28.30ユーロかかります。
詳しくは「エッフェル塔の行き方・入場料金・見どころガイド」で解説しています。
ディズニーランド・パリ
ヨーロッパ唯一のディズニーランド「ディズニーランド・パリ」。
入場料金はシーズンや日程・混雑状況・購入方法によって価格が変動しますが、1DAY・2パーク用チケットで大体87~130ユーロ。
2023年には、3年前の2倍の金額になっていました。
詳しくは「ディズニーランド・パリの行き方・料金・見どころ完全ガイド」で解説しています。
ルーブル美術館など美術館の入場料金
パリの美術館の入場料金は決して安いとは言えませんが、賢く利用する方法があります。
それは毎月第一日曜日に入館が無料になる美術館を利用すること!
ただし、無料デーの人気美術館はとにかく混むのであまりおすすめできません。また、パリ市内にあるすべての美術館が対象ではないので、事前に確認をしておきましょう。
※シーズンによって実施しない場合もあります。
- ルーブル美術館(17ユーロ)
- オルセー美術館(14ユーロ)
- ポンピドゥーセンター/国立近代美術館(14ユーロ)
- オランジュリー美術館(12.5ユーロ)
- ピカソ美術館(14ユーロ)
- ロダン美術館(14ユーロ)
- ケ・ブランリー美術館(12ユーロ)
どこの施設も入場料金はそこそこいいお値段です。
パリ観光スポットの入場料金を節約する方法
2日〜1週間ぐらいの短期間でパリを観光するなら、パリミュージアムパスを使って入場料金の節約が可能です。
訪れる対象スポットが少ないと損してしまいますが、短期間でいろいろ周りたいと考えている人にはぴったり。
2日券を購入した場合
4〜5ヶ所程度周ればお得!
パス対象の観光スポットには、美術館を中心に宮殿や教会も多数含まれているので、観光スポットをたくさん周りたい方にぴったりです。
また、あらかじめパスを持っていれば混雑しているチケット売り場に並ぶ必要がなくなるので時短にもおすすめ。
ただし、短期間で複数の観光スポットを周るスケジュールでない場合は、チケットのみを事前購入するのがおすすめです。
現地でチケット列に並ぶ時間は本当にもったいないので、ぜひ事前購入を検討してみてくださいね。
パリミュージアムパス
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割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
パリのスーパーの物価と価格
スーパーは安くてその国特有の珍しいものが手に入るので、旅行者にとっては魅力的な場所です。
パリは物価が高いというイメージですが、スーパーで売られている食材はそこまで高くありません。
日本の輸入食品のお店で購入することを考えれば安いです。
水・ジュースなどの飲料
ミネラルウォーターは、スーパーで1.5Lのペットボトルが0.6ユーロ。
ヴォルビックやエヴィアンなど日本でもおなじみのメーカーの水がどこでも売っています。
日本と違ってデパートや観光地で買うと高く、1本300円以上することもあります。
コーラ(500ml)は1.5ユーロ、オレンジジュースは1.2ユーロ。
フランスは水道水も飲めますが、わたしはいつもミネラルウォーターを購入します。
あと、自販機は壊れていることがあり、お金が返ってこなくて嘆いている人もいます(笑)
ワインなどのアルコール類
フランスと言えば、ワイン!と楽しみにしている方も多いのではないでしょうか♪
スーパーのお酒売り場にはたくさんのワインが置いてありました。3ユーロ弱~さまざまな価格のワインがあります。
普段飲み用なら10ユーロほどでほぼ外れなく抜群においしいので、ワインは日本より安い感覚です。
こちらはスパークリングワインの棚。
日本でもおなじみのシャンパン、モエ・エ・シャンドンは38.80ユーロ!
Amazonで調べた金額と500円程度しか変わらず、持ち帰る手間を考えると全然お得ではありませんでした(笑)
わざわざパリまで行ってモエを買う必要はありませんが、ワインはスーパーでも安くておいしいものがたくさんあります!
お菓子類
バラマキ土産にぴったりなのが、スーパーのお菓子。
個包装でない商品も多いので、バラマキに使う場合は商品をよくチェックしてください。
ボンヌママンのマドレーヌや日本の輸入食品店でも見かけるチョコレートがずらり。
クラッカー、ビスケット、マドレーヌなどのお菓子がどれも1袋3~4ユーロ前後。
チョコレートは3~4ユーロ。
日本で見かけないパッケージのリンツもたくさん売っています。
野菜・果物
観光で訪れるとなかなか購入する機会はありませんが、自炊する方向けに。
フランスのスーパーはマルシェと同じく量り売り。
1個いくらではなく、重さによって値段が決まります。
欲しい分だけ袋に入れて、軽量⇒値段のシールを貼るというところまで自分で行うお店が多いです。
- ナス:1kg 2.7ユーロ~
- 玉ねぎ:1kg 3.5ユーロ~
- トマト:1kg 3.9ユーロ~
- ズッキーニ:1kg 2.99ユーロ~
乳製品(チーズ・バター)
フランスのスーパーマーケットの中で一番気に入っているのがチーズ売り場!
日本とは比べ物にならないくらいたくさんのチーズが安い値段で売られているのでとっても楽しいです。
カマンベールチーズが1ユーロ後半~で購入できちゃいます。他のチーズも2~5ユーロと手ごろ。
セミハード・ハードタイプのチーズなら日本への持ち帰りも大丈夫♪
チーズもおいしいですが、バターも人気!
エシレやボルディエなどの有名なバターはデパートの食品売り場で購入できます。
写真は、ル・ガールのバターです。
どれも3~5ユーロくらいなので、日本より安い!(日本では800円~1,000円くらい)
ジャム
パンが主食のフランスにはおいしいジャムがたくさん!
日本ではボンヌママンが有名ですが、それ以外のジャムもたくさん売られています。日本よりたくさんフレーバーの種類があるので目移りしてしまいます。
大きな瓶で1瓶5~9ユーロ程度。
クリスティーヌ・フェルベールはお高いですが、信じられないほど美味しかったので一度お試ししてみてください♡
パリのお土産の物価と価格
パリのお土産の物価についても、一言で言うのは難しく、安いものから高価なものまでいろいろあります。
ただ旅行者向けに売られている、いかにも「パリ土産品」というものは、割高に値段が設定されています。観光地周辺のお店も値段が高め。
ここではお手軽に買える商品をいくつかご紹介しておきます!
パリを代表するスーパー「モノプリ」
観光地周辺の店舗なら、パリらしいお土産が揃っています。
中でもモノプリのエコバッグは、旅行者に大人気!
ボンヌママンのお菓子・ジャム
またボンヌママンシリーズのお菓子やジャムも人気で、日本未発売のものがおすすめです!
小さめの瓶だと2〜3ユーロ台とリーズナブルな価格なのも嬉しいですね。
高級バターのエシレ・ボルディエ
他にも日本で購入するとかなりの金額になってしまう高級バターの「エシレ」や「ボルディエ」は、パリでは約3〜5ユーロで購入することができます。
メダイユ
奇跡のメダイユ教会で販売されている「メダイユ」もパリの人気お土産の1つです。大きさや形・色・材料によって値段が異なりますが、1個あたり0.5〜4ユーロ程度です。
詳しくは「「奇跡のメダル教会」はパリのパワースポットだった!行き方・見どころガイド」で解説しています。
キーホルダー
パリのシンボルであるエッフェル塔のキーホルダーも大人気!
観光地周辺のお土産屋さんでは、1ユーロ前後で売っています。くれぐれもお土産グッズを持った物売りからは買わないように!
美術館限定グッズ
またパリらしいお土産として人気の高いのが美術館限定グッズ。
料金は、商品によりさまざまですが、他では手に入らない商品ですので、気に入ったものがあれば迷わず購入しておきましょう♪
他にも有名ショコラティエのチョコレートやマカロン、ビスケット、紅茶、ワインなど、パリ土産をすべてあげたらキリがありませんが、価格もピンキリですので、お財布と相談しながら、賢くお買い物を楽しんでくださいね。
フランス・パリ旅行の費用を安く抑える節約のコツ
ここからは
旅費を安く抑える節約方法についてご紹介します。
旅行にかかる費用は、航空会社や出発する曜日などによって金額が変動するので一概には言えませんが、大切なのはまめに情報をチェックして相場の感覚を養うこと。
できるだけ安くフランス旅行をしたいなら、複数の旅行代理店の情報を比べたり、安い航空券やホテルがないか、まめに情報収集をしてみましょう。
格安航空券を探す方法
格安航空券を取るのに有名な比較サイトのひとつにエクスペディアがあります。
航空券を予約した後ホテルも検索でき、対象ホテルが最大15%OFFになるのでわたしも何度か利用しました。
しばらくアジア経由も高騰していましたが、中国やベトナム経由が段々と安くなってきました。
以前はヨーロッパ便といえばアジアの経由便が圧倒的に安かったのですが、コロナ以降かなり高騰しており、格安便は減ってしまいました。
また、エアトリの航空券アプリは検索しやすさ抜群。
わたしも電車や料理の待ち時間などの隙間時間にポチポチして、安いチケットはないか、良さそうな行先はないか探しています。
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ホテルを安く予約する方法
毎日のようにホテルの料金が変動し、ホテルによってその落差もまちまちなので「ホテルが安い時期」というのは一言では言い表せません。
ホテルの価格もまめにチェックすることが大切。
ヨーロッパのホテルの場合、わたしは大抵Booking.comで探します。
他のホテルサイトと比較し、色々検証してみた結果、取り扱いホテルの数と値段が最安になることが多かったのでおすすめです。
もちろん日本語で簡単に予約できるので、難しいことはありません。100泊以上予約してきましたが、一度もトラブルになっていないのでご心配なく!
ただし、価格の安いホテルは、治安のあまり良くない場所にあることも。
いくら安くても、パリで治安の悪い地域に滞在するのはおすすめできません。
なぜなら、治安の悪い地区では軽犯罪以上の傷害事件に発展するような出来事に遭遇してしまう可能性があるから。
ホテルに関しては節約よりも身の安全が大事。
土地勘のない旅行者にとっては大変危険なので、中心部エリアにホテルを予約しましょう。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
おとな2人、日本では2万円くらいで泊まれそうなホテルがパリでは5万円以上する状況。
そんなとき、わたしが活用したホテル代のコストカット方法がかなり良い経験になったのでやり方を記事にまとめました。
参考にしていただけたら嬉しいです → パリのホテル代が高すぎる!旅行を楽しむために私が宿泊代をコストカットした方法
海外旅行保険にお得に加入する方法
安全にフランス旅行をするなら海外旅行保険の準備は必須。
どこの会社のどんなプランでも、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきたいところですが、手間もお金もかかります。
そこで、わたしは毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
※海外旅行保険はクレジットカードを複数枚持っていると補償額が合算されます。年会費にもよりますが複数枚持ちがお得。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成しましょう。
数多くのカードがある中で、わたしたちのイチオシは年会費無料のエポスカード
エポスカードというとファッションビルのマルイのイメージですが、実はこのカード海外旅行と相性ピッタリ。
年会費が一切かからないにも関わらず、携行品補償が含まれている海外旅行保険付帯。
すでにメインクレカを持っている場合でも、年会費無料で補償額が合算されるのでおすすめです。
店舗受取で即日発行も可能なので、ギリギリでもまだ間に合うかも!
お得に両替する方法
フランスの場合、日本円⇔ユーロの両替が必要です。
両替は空港や街中などいろんな場所で行えますが、両替する場所やレートによってかかるコストが異なることはご存知でしょうか。
結論からいうと、クレジットカードで支払える場所は両替せずにクレカ支払いがお得です。
また、フランス・パリではスリや盗難が頻発しているため、現金だけを持ち歩くのは本当に危険な行為。現金は盗られたらまず返ってきません!
さらに買い物した後に盗難に遭った場合、カードの保険で補償してもらえるケースもあるためクレジットカード使わないというのは絶対に損。
現金は多くても100ユーロ以内。基本クレカ払いで支払いを済ませるのがおすすめです。
現地でどうしても現金が必要な場合は、クレジットカードの海外キャッシングを利用して現地ATMで現金を引き出すのがお得。
はじめての場合は「海外でキャッシングなんて不安…」と感じるかもしれませんが、現地の通貨をクレジットカードで購入するサービスと思ってもらえれば理解しやすいのではないでしょうか。
利用方法は極めて簡単ですし、利息も両替所の手数料と比べると断然レートが良いので、わたし自身もキャッシングを利用することがほとんどで、友人にもすすめています。
クレジットカードは複数枚持っていくべき
お店やATMによっては使えないブランドのクレジットカードもあるので、必ず複数ブランドのクレジットカードを数枚持ち歩くようにするのがおすすめ。
- VISA(必携)
- MasterCard(必携)
- JCB(主要観光地であれば使える)
- アメックス(手厚いサポート)
どのクレジットカードを作るか迷ってしまう人は
①まずはエポスカードでVISA(無料)を発行
もし既に持っていれば
②楽天カード(無料)でMASTERかJCBを作っておいて
余裕があったら③年会費が高いカードを1枚メインカードとするのがおすすめです。
年会費が高いカードには海外旅行保険の補償額が手厚いなど高いだけの理由があります。
例えば、特にアメックスは補償内容が桁違いなので、飛行機遅延、盗難、病気に遭った場合一発で年会費の元が取れたりします。
海外旅行保険に加入することを考えれば年会費の元が取れてしまうというケースも珍しくありません。
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パリの物価は日本に比べて全体的に高めで、旅行にかかる費用も海外旅行の中では高額な部類に入ります。
パリに滞在する場合、他の国と比べてホテル代が飛びぬけて高くなるため、全体の金額を落としたいのであれば、どのクラスのホテルに泊まるかが大変重要になりますが、単純に安いホテルを狙うのは危険です。
ホテル選びで特に気を付けてほしいのは立地と治安。
パリには盗難被害や傷害事件の件数が高い地域もあり、何も知らずにホテルを決めてしまうのは本当に危険な行為です。
パリのホテルは基本的に値段が高いので、料金が安いホテルを選んでしまいたくなる気持ちはよくわかりますが、治安の悪い地域に宿泊するのは絶対にやめましょう!!
料金は高くなりますが、身の安全が一番大事。
土地勘のない旅行者にとっては大変危険なので、中心部エリアにホテルを予約しましょう。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
パリ旅行の際は、金銭的に余裕をもって旅費の計画を立てましょう。
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パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!