このページでは
世界70ヶ国以上に足を運んだわたしがフランス旅行に行く際の
- 旅行の計画・予約のコツ
- 持ち物・準備
- 出発当日〜帰国の注意点
- 現地を楽しむコツ
を時系列順にまとめました。
フランス旅行に行かれるみなさん全てに読んでいただきたい、旅行を安全、快適、お得に楽しむための盛りだくさんな内容になっています。
ぜひご自分に必要なところをピックアップしてご活用ください。
フランス旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
このページの目次
フランス旅行はベストシーズンに行こう
まずフランス旅行を計画する上で一番大事なことからお伝えします。
わたしが学生時代の過去の自分に伝えたいこと
それは
旅行はベストシーズンに行け
これに尽きます。
フランスに限ったことではありませんが、オフシーズンは天候が悪く、料金が安くなりやすい傾向があります。
わたし自身、安さ重視で選ぶことが多かった学生だったころは、特に予算が高くなりがちなヨーロッパは冬に行くことが多かったのですが、大人になってから春~秋にかけてのベストシーズンに旅するようになり、冬のヨーロッパという選択は失敗だったかもしれないと気づきました。
初めて来たのかと思うほど、季節で全く違う印象に変わりました。
例えば、パリのオランジュリー美術館
またフランスの夏は日照時間が長く、日没後、真っ暗になるのは22時半すぎ。
1日まるごと観光できるので、たくさんの時間を観光に費やせるというメリットもあります。
たとえ料金が1.5倍になったとしても、毎日晴れていて日照時間が長いフランスと、毎日薄暗く雨もしとしと降るフランスでは価値が全く違います。
もしこの旅が一生に一度になるかもしれないと思うのであれば、なおのことシーズンは慎重に選んでほしいというのがわたしたちの思いです。
オフシーズンに旅行するのはどうしても予算の都合が合わない場合や、慣れてきてリピートするとき、音楽や美術の鑑賞がメインの場合におすすめ。
特にオーケストラやオペラは7月にシーズンが終わり、9月から新しいシーズンが始まるので、音楽目当ての場合は夏休み以外の季節を選ぶことになります。
クリスマスシーズンのヨーロッパも大変素晴らしいですが、音楽や美術鑑賞がメインでなければなかなか晴れ間が見えないことも考慮しておきましょう。
とはいえ、6月から8月にかけてヨーロッパの人たちはバカンスをとるため、人気観光地は混みあい、空港でも待たされることが増えていきます。
場合によっては美術館や観光施設のチケットが売り切れてしまったり、バカンスでお店が閉まっていたりすることもあるため「混むのが嫌い」という人にとってはベストシーズンとはいえないかもしれません。
フランス旅行 早めに確認すべき準備
早めに準備をしておきたい海外旅行の必需品。
- パスポート
- ETIAS(2023年後半〜)
- たびレジ
知らないでは済まされない情報です。必ず早めにチェックしておきましょう。
パスポートは早めに準備する
申請には最低でも1週間かかるので早めに準備しておきましょう。
昔のパスポート期限が切れていたなんてことにならないよう、2週間前には一度中身を確認しておくと安心です。
パスポートで一番面倒なのはパスポート取得のための日程調整です。
東京都の場合、土曜日・国民の祝日・年末年始は休み。曜日によっては17時に閉まってしまうのでとにかく早めに作りましょう。
可愛いパスポートケースで気分を上げるのもおすすめ。
今後ETIASは必須に(2025年〜)
日本は世界一多くの国へ自由に行けるパスポートだ!なんて言われていますが、どの国でも全くビザなしでいうわけではありません。
2025年からは日本からEU加盟国に旅行する場合、ETIAS(事前渡航認証システム)の事前申請が必要となります。
これまで日本人が日本からフランス旅行をする場合、特にビザや申請は必要ありませんでしたが、これからはアメリカと同様にETIASの登録が必要なので注意してください。
ETIASの登録がなければ出国ができず、日本の空港で引き返すなんてことになるかもしれないので、ニュースなどで最新情報を十分確認しておきましょう。
※現在、ETIASに関する公式サイトはありません。確認でき次第ここに追記します。
外務省の公式サイトで渡航先の安全情報を確認
2019年以降、戦争やテロ、パンデミックで情報が錯綜することが以前より増えました。
ネットの治安情報も役立ちますが、最新情報が知りたいなら外務省の公式サイトを利用しましょう。
中でもたびレジという海外旅行者や在留邦人向けの海外安全情報配信サービスがおすすめです。
たびレジに登録していると、出発前から旅先の安全情報を入手することができます。
突発的なデモや、テロなど何か危険な情報がある時に大変役に立つので、必ず登録されることをおすすめします。
フランス旅行 飛行機・ホテル・ツアーの予約
慣れていないとわからないことが多いわりに、金額も大きく不安がつきまとうことだと思うので、初心者向けに丁寧に予約のコツをまとめました。
旅行にかかる値段は、航空会社や出発する曜日などによって金額が変動するので一概には言えませんが、大切なのは、まめに情報をチェックすること。
できるだけ安くフランス旅行をしたいなら、複数の旅行代理店の情報を比べたり、安い航空券が出ていないか、まめに情報収集をしてみましょう。
また、パリの場合、ホテルの予約は現地での安全問題に直結する大切なことなので、よく読んでから予約することをおすすめします。
パックツアー予約で気を付けておきたいこと
初めての海外旅行ならパックツアーが安心です。
旅行会社のパックツアーは、旅行会社が航空券・ホテル・食事・観光などの海外旅行で必要なものをあらかじめ揃えた状態で販売している商品です。
自分で行うことはパスポートやビザの準備や荷造りくらいなので、あれこれ考える必要がなく海外旅行初心者にとって不安が少なく、スムーズに手続きが進むのがメリットです。
ただ、航空会社やホテル、観光スポットが決まっている中から選ばなければならないことや、団体行動をしなけれなならない場合もあるので自由度は低め。
集団行動が苦手でないなら「ガイド付きのツアー」を、少しくらい自由に冒険したいなら「航空券+ホテル+送迎のみ」のプランがおすすめ。
- キャンセル料がいつからかかるのか
- 最低催行人数がどのくらいか
- 地方に住む人は国内線乗り継ぎをどうするか(自己判断せず旅行会社に直接問い合わせましょう)
- 食事の回数やフリータイムの有無
パックツアーで絶対に気をつけなければならないことは集合時間を厳守すること。
遅刻は本当に許されないので、遅刻の不安がある方は個人旅行のほうがいいかも。
フランス行きのパックツアーは年末年始を除く冬季(11月~3月頃)に安くなります。
「でも、寒い冬はNG…やっぱりできるだけ良い季節に!!」というのであれば、GWあとから6月上旬、9~10月で検討してみましょう。比較的、安いツアーが見つかる時期です。
これはフランスに限ったことではありませんが、下記の期間はツアー料金が高騰します。
- 年末年始
- GW(ゴールデンウィーク)
- 夏休み、お盆休み
- 秋の連休
8月のお盆が圧倒的に混みあう日本とは少し異なり、フランスは6月から8月までがバカンスシーズン。
飛行機予約で気を付けておきたいこと
なるべく安く航空券を取るなら、スカイスキャナーなどの比較サイトで検索して探すのが一般的ですが、わたしは最近Trip.comを利用することが多いです。
なぜなら
- 料金が安い
- ポイントが貯めやすい
- プラチナ会員以上でなんと空港ラウンジ無料
といった理由から選ぶことが増えました。
サイト自体も使いやすいので、ぜひ一度使ってみてください!
エアトリの航空券アプリは検索しやすさ抜群。
わたしも電車や料理の待ち時間などの隙間時間にポチポチして、安いチケットはないか、良さそうな行先はないか探しています。
会員登録せずに検索できるのでぜひ試しに使ってみてください。
航空券/飛行機チケットの予約なら エアトリ
AirTrip Corp.無料posted withアプリーチ
繰り返しになりますが、まめに検索して航空券の相場感覚を養っておくことが、一番の節約に!
ホテル予約で気を付けておきたいこと
フランスでの具体的なホテルの選び方で大切なことはおもに2つ。
立地とグレードです。
ホテルの立地は、治安があまりよくないパリなどの大都市で身の安全を守るための重要なポイント。
パリには盗難被害や傷害事件の件数が高い地域もあり、何も知らずにホテルを決めてしまうのは本当に危険な行為です。
パリのホテルは基本的に値段が高いので、料金が安いホテルを選んでしまいたくなる気持ちはよくわかりますが、治安の悪い地域に宿泊するのは絶対にやめましょう!!
料金は高くなりますが、身の安全が一番大事。
土地勘のない旅行者にとっては大変危険なので、中心部エリアにホテルを予約しましょう。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ
ですが、もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、パリに限った話ではありませんがヨーロッパのホテルは想像以上に古いです。
それなりの料金のホテルに泊まっても、エレベーターがなかったり、水漏れのトラブルが発生することも珍しくありません。
シャンプー、ボディーソープ以外のアメニティは基本的にありません。
心配性な方は事前にホテルに問い合わせたり、予約前にBooking.comなどの予約サイトで口コミをしっかり読むことを強くおすすめします。
ヨーロッパの場合、わたしは大抵Booking.comでホテルを探します。
他のホテルサイトと比較し、色々検証してみた結果、取り扱いホテルの数と値段が最安になることが多かったのでおすすめ。
もちろん日本語で簡単に予約できるので、難しいことはありません。100泊以上予約してきましたが、一度もトラブルになっていないのでご心配なく。
いいホテルを見つけるコツは、少なくとも100件以上のレビューがあり、7点以上のホテルを探すことです。
おとな2人、日本では2万円くらいで泊まれそうなホテルがパリでは5万円以上する状況。
そんなとき、わたしが活用したホテル代のコストカット方法がかなり良い経験になったのでやり方を記事にまとめました。
レンタカー予約で気を付けておきたいこと
車での旅は本当に素晴らしい思い出ですが、必ずフルカバーの保険に入っておきましょう。
以前、事前に安いプランで借りていたにも関わらず、当日保険がフルカバーになっていないと言われ追加料金がかかったことがあります。
そのときは返却時に「少しだけこすった跡がある」という指摘が入ったものの、追加料金を払っていたために高額請求を免れることになりました。保険には必ず入っておきましょう。
また、車の故障など万が一のことが起きた際、近くに人がいない場所だと、スマホがないと助けを呼ぶことができません。
道に迷って地図が必要になったり、危険情報をチェックするためにも、現地でのネット環境を整えておくことを忘れずに。現地で使えるSIMカードを購入するかWi-Fiをレンタルしましょう。
また、行く先にもよりますが、繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性や、直前の予約だと値段が高くなる恐れがあります。日程が決まった段階の早めの予約がおすすめ。
フランス旅行 海外旅行保険とネット環境は必須
安全にフランス旅行をするならネット環境と海外旅行保険の準備は必須。
どちらも任意で加入・契約するものではありますが、海外旅行保険に関しては外務省の公式サイトでも加入が勧められています。
海外旅行中、たとえ万全の注意を払っていても、事件や事故に巻き込まれる可能性はないとは限りません。また、健康に自信があっても、海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。列車やバスなどの交通事故にも、いつどこで巻き込まれるかもわかりません。
こうした予期できないトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入しておくことをおすすめします。実際、海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガ、盗難被害などにより多額の損害を被った日本人旅行者は数多くいます。
外務省 海外安全ホームページより引用
万が一何かあったとき、すぐに通信できる手段がないのは不安ですし、スリや盗難、ケガや病気に遭ってしまったときのために、加入・契約しておきましょう。
どちらもお得に加入・契約する方法があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
海外旅行保険
フランス旅行に行くなら海外旅行保険は絶対に必要です。
どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯している異なるブランドのクレジットカード(VISA, JCBなど)を複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成しましょう。
数多くのカードがある中で、わたしたちのイチオシは年会費無料のエポスカード
エポスカードというとファッションビルのマルイのイメージですが、実はこのカード海外旅行と相性ピッタリ。
年会費が一切かからないにも関わらず、携行品補償が含まれている海外旅行保険付帯。
すでにメインクレカを持っている場合でも、補償額が合算されるので複数枚持ちにも大変おすすめです。
店舗受取で即日発行も可能なので、ギリギリでもまだ間に合うかも!
ネット環境(SIMカード購入・海外Wi-Fiレンタル)
海外でのネット環境は安全面からみてかなり重要。
現地でネットを使いこなせると、こんなメリットがあります。
- Googleマップを使えるので迷子になる心配がない
- 公共交通機関の乗換え案内が使える
- 営業時間や定休日を調べられる
- LINEで家族や友人と常に連絡できる
- トラブルの対処方法を調べられる
想像してみてください。
旅先で道に迷ったり、トラブルに巻き込まれたり、なくし物をしてしまったのに近くにフリーWiFiが飛んでいなくて通信手段を断たれてしまった時の自分を。
パリにはフリーWi-Fiスポットがたくさんあると聞いたことがある人もいるかもしれませんが、フリーWi-Fiに頼って旅行することはおすすめできません。
なぜなら、万が一何かあったとき、すぐに通信できる手段がないのは不安ですし、必要な情報を調べられない環境はおすすめできないからです。
安さと便利さで選ぶなら
Amazonや現地で購入できるOrangeやfreeのSIMカード
スマホの乗り換えや2台持ちに抵抗がなければahamoがおすすめ。
2024年現在、海外での通信は
ahamoか楽天モバイル
が最強って知ってましたか?
ドコモが提供するahamoは
基本料金2,970円
追加料金&手続きなし
月30GBも使い放題
海外91ヵ国で通信可
デメリットはたったひとつ
海外15日目以降に通信が低速になること
2週間以内の海外旅行なら問題なし
※日本国内では常に高速で通信できます
基本料金968円〜
追加料金&手続きなし
海外72ヵ国で通信可
通信量は月2GBと少なめですが
ahamoのような日数制限はなし
同行者とのLINE通信のやりとり
地図や翻訳だけなら問題ありません
ただし、SIMカードの交換方法に不慣れな方や、SIMフリーのスマホを持っていない場合は、カンタンに利用できる海外Wi-Fiレンタルの利用がおすすめです。
料金はやや高めですが、なんといっても電波の良さと、複数人でシェアできるのが最大のメリット!
たいてい4~5台で繋げられることが多いので、複数人で1台借りて料金を割り勘すればお得に使えます。
かんたんに設定・手続きができる
レンタルWi-Fiは海外旅行初心者に人気!
旅慣れていない人は
日本語のサポート体制が充実している
海外旅行でインターネット グローバルWiFiがおすすめ
24時間365日・日本語対応
電話はもちろんLINEやSkypeの
チャットで問い合わせできます◎
キャンペーンページからお申し込みいただくと1,000円割引で申し込めます。
※4000円以上の申込みで割引対象
友人がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました。
道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。
フランス旅行の持ち物
これまで世界70ヶ国を旅したわたしが、フランス旅行に行くときに絶対持っていきたい持ち物をまとめました。
※旅行を重ねて発見があるたびに中身をアップデートしているので、ご紹介するものが変わることもあります
絶対に忘れてはならない
外せない持ち物
あったら便利な旅行グッズ
2022年以降、空港の混乱が続き、特にヨーロッパの経由便で荷物の紛失が続出しています。
バカンスシーズンのフランクフルトやヒースロー経由は特に危険で、50%以上の確率でロストバゲッジするとも言われたのです。
旅仲間の間でも「これはヤバい」ということで、スマートタグの利用が一気に広まりました。SNSでも話題です。
有名どころだとApple製のAirTag。
スーツケースなど預け荷物の中にいれておくことで、紛失時に見つかる可能性が高くなるのでお守り代わりにもおすすめです。
旅行先での服装・衣類
フランスは日本と同じく四季がある国なので、ベストな格好は行く季節や時期によってかなり変わってきます。
海外旅行の洋服必要枚数は最大5日間分。
旅行の日程もよりますが、わたしは3日以内なら日数分。それ以上であれば着まわしてできるようなものを中心に3日~5日分の洋服を持っていくことが多いです。
観光スポットをたくさん巡る予定がある方や、石畳など歩きにくい道が多い国では、動きやすい恰好+履きなれた靴がマストです。
下着は100均の紙ショーツを使ったり、ホテルで手洗いしてすませることも。
現地での服装マナーや季節ごとの服装について、詳しくは服装の記事で紹介しています。
また、荷物のパッキングには圧縮袋いらずで衣類を50%圧縮できる便利な商品もあるのでぜひ活用しましょう。
一般的な圧縮袋って、空気を抜いて圧縮する作業が面倒だったり、袋が壊れやすかったり、ひと手間かかるイメージですが、パックバッグなら圧縮の手間なし。ファスナーも丈夫なので安心感も使いやすさも全く違います。
わたしはヨーロッパ1ヵ月旅行(幼児ひとり、大人ひとり)でLサイズ、Sサイズをそれぞれ2つずつ(計4つ)用意して自分の服と子供の服を管理しました。
大きな方に洋服をいれ、小さな方はブラトップや下着、靴下などを収納。
複数購入する場合は、パッと見てわかるように大きさや色を変えると便利です。
LサイズとSサイズをまとめて購入する場合はセット購入がお得ですよ。
旅行用スーツケースの選び方
一般的に1週間〜10泊程度の旅行にちょうどいい大きさと言われているのが98リットル。
わたしは1週間以上の旅行の場合はこの98リットルのスーツケースを使って、旅行の間に1度コインランドリーかランドリーサービスを使う感じで利用しています。
行きは余裕を持たせて半分くらいあけておきます。現地で欲しいものを入れるスペースを確保しておくのがおすすめです。
スーツケースはかなり場所をとるので、年に1度行くか行かないかという方、モノを増やしたくない方には断然レンタルがおすすめです。
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎
またアートや文学好きの人のために「ガイドブック以外のフランス旅行をさらに楽しむためのおすすめ書籍」も作成しました。ぜひご覧ください!
フランス旅行 出発当日
空港には出発時刻の1時間前~2時間前到着が基本。
国際線のチェックイン締め切りは60分前(ANA・JAL)のエアラインが多いです。
並ぶことも考慮して少なくとも1時間半前、できれば2時間前には空港に到着しておきたいですね。
これはあくまで日本の場合。
海外の空港では待ってくれないので、慣れた空港でなければプラス1時間みておくことが多いです。
出発(Departure)
手荷物検査の際、ペットボトルや化粧水などの水分は没収されてしまうので注意。
※100ml以下の場合はジップロックに入れて持ち込み可。
飲み物は覚えていても、日焼け止め、乳液などギリギリ100mlをこえて没収される人が後を絶ちません。没収されると悲しすぎるので本当に気を付けて!
手荷物検査を抜けたら、一部のターミナルを除く、日本の国際空港の入国・出国審査はすべて自動の顔認証です。
スタンプを押してほしい人は係りの方に申し出ましょう。
空港での過ごし方
空港に早めに到着したら、持て余すのが空港での時間。
ヨーロッパまでは乗り継ぎも多いので、プライオリティパスや航空会社の上級会員になってラウンジを楽しみましょう。
通常、空港ラウンジは
- 各航空会社のビジネス・ファーストクラスのチケットの所持者
- 各カード会社のゴールドカード保有者
- 3,000円程度のお金を支払って使える
有料の待合室のようなもの。
混雑した搭乗前のシートを避け、ゆったりとした椅子に座ってアルコールや食事を楽しめるので、出発前からリラックス。
シャワーが併設されているラウンジも多く、長距離フライトの前にリフレッシュできるのも嬉しい。
「ラウンジと言うのは富裕層のための設備で一般人には縁がない」と思われがちですが、決してそんなことはありません。
プライオリティパスでラウンジを使う
プライオリティパスは日本だけでなく、世界の空港ラウンジが使える魔法のカード。
プライオリティパスを持っていれば、無料で世界148カ国にある1,300カ所以上の空港ラウンジが利用可能に。
プライオリティパスの申し込み方法は主に2つ。
申込方法 | 年会費 |
---|---|
公式から申し込む | 10回利用あたり299USドル |
クレジットカードを発行 → 付帯サービスとして利用 |
11,000円〜 |
※2023年現在1USドル=135円
プライオリティパスに申し込める最もお得なカードといえば、年会費11,000円の楽天プレミアムカード
通常約3万円かかるプライオリティパスが約1万円で保有できるというのは、どう考えてもめちゃくちゃお得!!
ラウンジの利用は1回3,000円前後なので、年間で最低3回以上利用するならプライオリティパスのラウンジ利用だけで年会費の元を取れてしまいます。
プライオリティパスを利用できるクレジットカードはこの他にも存在しますが、年会費2万円以上のカードばかりなので、安さを追求するなら間違いなく楽天プレミアムカード一択です。
※カードが届いたら、楽天e-naviにてプライオリティパスの申し込みが必要になります。プライオリティパスの有効期限は2年間。同行者は帯同できません。
航空会社の上級会員でラウンジを使う
航空会社の上級会員とは、たくさんお金と時間を使って飛行機に乗った人が取得できる資格のこと。
上級会員資格を取るためにフライトすることは「マイル修行」「飛行機修行」と呼ばれるほど大変なことではありますが、一度資格を取ってしまえば毎年10,000円ちょっとの年会費を払い続けるだけで、永久に資格を保持することができるのでわたしにとっては信じられないほどお得!
上級会員に興味がある方は修行にチャレンジしてみるのも良いかと思いますが、経済的にも体力的にもタフでないと達成できません。
修行のやり方についてはmariのブログで解説しているので、興味のある方はそちらをご覧ください。
機内での過ごし方
リラックスして体力を消耗しないように過ごしましょう。
わたしは、
を用意してなるべく眠るようにしています。
中でもおすすめなのがノイキャンイヤホン。
ノイズキャンセリングイヤホンをつけて飛行機に乗ると、「ゴォォーーー」という爆音から「サーーー」という静かな音に激変するので、機内でも寝やすくなりました。
特に長時間の飛行機では、ノイキャンイヤホンをつけるだけで疲れ具合が全然違います。
日本からフランスまでは直行便で約12〜13時間。
高い買い物ですが、日常でも使えるので通勤時間が長い人にもぜひ使って欲しいです。
ロールオンアロマはどこのブランドのものでも構いませんが、わたしはニールズヤードのものが好きで、全種類購入するほどファン。
特にリラクセーションの香りは大好きで、お花の優しい香りがするのでぜひ一度試してみてください。
また、Amazonプライムで映画やアニメ、書籍をダウンロードしておくこともお忘れなく。
また、機内で複数の端末を充電したいときはマルチUSBケーブルが便利です。
わたしはスマホ2台持ちで、モバイルバッテリーやAirPodsも充電したいのでかなり役立ちました。
飛行機の機内はUSBがひとつしかないので、いつもどれを優先すべきか悩んでいたのですが、これからは安心して眠れます(笑)
そして忘れてはいけないのが税関書類準備。
日本国内に入国する際、ひと家族につき税関書類が1枚必要です。日本語なので簡単ですが、間違いのないよう飛行機の中でゆっくり記入しておきましょう。
到着(Arrival)
- イミグレーションで入国審査
- 預け荷物の受け取り
- 税関
- 到着ロビー
フランスの入国は混んでいることは多々あるものの、呼び止められたりたくさん質問をされて困惑したことはほとんどありません。
通貨の両替について
海外旅行へ行く前に気になるのが現地の通貨。
キャッシュレスな世の中になってきましたが、まったく現地の通貨を持たずに旅をするのは難しいので、必ずどこかで両替しなければなりません。
結論からいうと、クレジットカードで支払える場所は両替せずにクレカ支払いがお得!
現金が必要な場合は、クレジットカードの海外キャッシングを利用して現地ATMで現金を引き出すのが鉄則です。
また、海外ではスリや盗難が頻発しているため、現金だけを持ち歩くのは本当に危険な行為。
現金は盗られたらまず返ってきません。クレジットカードは盗難手続きをすれば使われることはありませんし、保険で戻ってくる可能性が高いです。
今まで現金派だった方もこの機会にクレジットカード利用へ切り替えましょう。
詳しい海外キャッシングのやり方や両替所との比較はお得に両替する方法の記事で解説しています。
空港からホテルまでの移動
初めてのパリ、複数人での利用、荷物が多い、駅からホテルまでの距離が少し離れているなら空港送迎かタクシーがおすすめです。
なぜなら、パリはスリをはじめとする危険が多いから。
到着直後に大きな荷物を持ちながらスリを警戒するのも疲れますし、初日からスリに遭うと旅が楽しくなくなってしまう可能性大。
また、パリのメトロの駅にはエレベーターやエスカレーターの設備がほとんどありません。こんな大都会で車椅子やベビーカーはどうしているのだろうと首をかしげたくなるほど不便です。
大きなスーツケースを持ちながらの移動はとても大変ですし、治安の観点からも好ましくありませんので、ぜひ送迎やタクシーの利用を検討してみてくださいね。
タクシーの場合、ドライバーとのコミュニケーションが必要ですので、言語に不安がある場合は空港送迎が安心です。
事前にネットで予約できるので、送迎なら「タクシー乗り場に行ったけれど1台もいなかった」というハプニングも起こりません。
バスや電車などその他の移動方法・所要時間や料金については「シャルルドゴール空港⇔パリ市内への行き方・アクセス」で詳しく解説しています。
フランス旅行を10倍楽しむコツ
パリには一生に一度は見ておきたい、世界的に有名なスポットがたくさんあります。
はじめてのパリ、必ず行ってきてほしいスポットに関してはパリ人気観光地の記事に見どころをギュッとまとめているのでぜひ参考にしてください。
ハイシーズンは入場チケットの予約必須
パリの観光施設は当日現地でチケット購入できる場所がほとんどですが、特にGWや夏休み・年末年始などの大型連休や観光のハイシーズンの場合、どこの施設も混雑が予想されます。
※ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿などの人気観光施設はシーズン関係なく混雑しています
当日チケットが売り切れなんてことになってしまうと、せっかくの旅費が無駄になってしまうので、事前にオンラインで予約しておきましょう。
チケット購入URL | |
---|---|
パリ | エッフェル塔 |
オペラ座ガルニエ | |
凱旋門 | |
サントシャペル教会 | |
ルーブル美術館 | |
オルセー美術館 | |
オランジュリー美術館 | |
国立近代美術館 | |
ピカソ美術館 | |
ロダン美術館 | |
ケ・ブランリー美術館 | |
ジャックマール・アンドレ美術館 | |
パンテオン | |
オテルドゥラマリーヌ | |
モンパルナスタワー | |
ヴァンセンヌ城 | |
イルドフランス | ヴェルサイユ宮殿 |
ディズニーランドパリ |
現地オプショナルツアー
パリはガイドなしで気ままに旅をするのも楽しいですが、美術館や歴史的な観光地はガイドがいると理解が100倍深まります。
わたし自身も個人で歩き回ることが多いのですが、ガイド付きで美術館や歴史的観光スポットを周った時の経験は忘れられません。
特にルーブル美術館やオルセー美術館はガイド付きツアーがおすすめです。
ガイドさんがいる分、金額は高くなりますが、自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました。
もしこの旅が一生に一度になるかもしれないと思うのであれば、ぜひガイド付きの現地ツアーを検討してみてください。
日本語ガイドのツアーを申し込むならベルトラがおすすめです。
英語ガイドでも問題なければGetYourGuideで探してみてくださいね。
思い出を写真に残せるフォトツアーも大変おすすめです。
シティパス・チケットサイトを活用する
わたしは美術館好きなので、ヨーロッパの都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。もちろんパリにもありました。
パリ・ミュージアムパスは、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿をはじめとした、パリの主要な美術館や歴史的建造物など50ヶ所以上の施設に入場できる共通パスポートです。
2日〜6日間の短期滞在でパリ観光を楽しむなら、パリ・ミュージアムパスの利用価値大!!
購入方法や使い方について詳しく解説した「パリミュージアムパスは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」は大変人気の記事。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
フランスの偉人・芸術家ゆかりの地をめぐる
フランスには歴史上の人物や著名な芸術家のゆかりの地が多く存在しています。
有名どころは詳しくなくても一度は聞いたことがあるはず。
例えば
かつて彼らが過ごした場所、思い出の街並みが、現在も残っていることは珍しくありません。
実際にその場所に足を運ぶとなんともいえない感慨深い思いがこみ上げてきます。
また、美術館で見た有名な絵画と同じ風景が実在していることも珍しくありません。
当サイトでは約50名の偉人に関して、それぞれのゆかりの地をまとめた記事をご用意しています。旅の参考にしていただけたら幸いです。
現地の文化やマナーを受け入れる
海外では、わたしたち日本人から理解できないこともたくさんありますが
「郷に入っては郷に従え」
現地の方に敬意を払ってその土地や人々の暮らしをを感じるように努めましょう。
はぜひ旅行直前に読み直してみてほしいおすすめ記事。
フランス旅行 帰国当日
出空港へは2時間前到着が基本。
しかし、日本と違ってフランスは遅れると本当に置いて行かれるので、わたしは2時間半から3時間前に余裕をもって移動します。
特に最近は混雑がひどく、4時間以上列に並んだという声もありました。ハイシーズンは特に余裕を持って、ホテルのスタッフに相談したり、SNSを活用して情報を集めてください。
空港の規模によりけりですが、パリでは早め早めの行動推奨。
海外の空港での過ごし方
行きと同じくラウンジで過ごすことも多いのですが、海外の空港はウロウロするのも楽しいので免税店で買い物をすることも多いです。
前回ニースの空港でルイヴィトンへ行く気満々でしたが、行ってみたらお店がなく手ぶらで帰国することに(笑)
パリと地方の空港は品ぞろえがかなり違うので気を付けてくださいね。
免税手続き
フランスでたくさんお買い物をした場合、帰りの空港で絶対に忘れてはいけないのが免税手続き。
フランスでは1店舗につき100.01ユーロ以上買い物をした場合、12%の付加価値税が免除され、払い戻しが受けられます。
- 1店舗100.1ユーロ超の利用
- EU圏外に住む16歳以上
- ヨーロッパでの滞在期間が6ヵ月未満
- 3ヵ月以内に購入した未使用商品をEU圏外へ持ち出すこと
- 1枚の免税書類で15品以内の買い物
- 同一商品購入の最大数は50点まで
- タバコ類、医薬品、武器、50年以上の文化財、車用品、切手は免税対象外
- 免税手続き用紙(お店で受け取る)
- 免税用封筒(お店で受け取る)
- 購入者本人のパスポート
- 購入者本人の帰国の航空券またはEチケット
- 購入した商品(未使用であること)
※免税対象となる購入商品を係員が確認する場合あります。大使館のHPには「購入品は購入時の状態であること(包装から出したもの、使用済みのものは無効)」と記載がありますので注意しましょう。タグは絶対外さないこと。
空港での免税手続きは「PABLO」という税関システムを使うか、窓口の有人対応かどちらかになります。
端末機械PABLOで免税手続きを行う場合、PABLOマークのある免税用紙かどうかを確認してください。
外国で手続きと聞くとなんだかめんどくさいと思うかもしれませんが、やってみると想像より難しくありませんのでぜひ挑戦してみてくださいね。
到着(Arrival)
- 免税手続き
- イミグレーションで入国審査
- 預け荷物の受け取り
- 税関
- 到着ロビー
日本に到着後、預け荷物の大きなスーツケースは自宅まで宅配を利用するのが便利です。
アメックスのクレジットカードを持っている場合、空港から自宅までスーツケース1〜2個の宅配無料。
また、VISAゴールドカードを持っている場合は「Visaゴールド空港宅配」の特典で、空港から自宅まで1個目500円(税込)で宅配を依頼可能です。
長時間のフライトで疲れたまま大きな荷物を持って帰るのは大変です。カードの特典を利用して帰りは積極的にラクしましょう。
フランス旅行中に病気・事故のトラブルに見舞われたら
海外旅行保険の適応は基本的に「自宅を出てから帰宅するまで」となっていることがほとんど。
いったん帰宅することで無効になってしまう条件もあります。
トラブルに見舞われたらなるべく早く保険会社へ相談しましょう。
過去、実際に体験したトラブルと対処法についてはmariのブログに書いているので、興味のある方はそちらをご覧ください。
フランス旅行まとめ
海外旅行に慣れるまでは、不安に思うことも多いかもしれません。
「どこへ行こう、何日くらい必要かな?」
そんなときはいつでも問い合わせからご質問ください。
わたしが一緒にお仕事をしている旅行会社の紹介も可能です(リーズナブルなツアーは手配できませんので、質を求める方におすすめします)し、わたしがご案内できる範囲であればぜひご協力させていただきます。
それでは旅行をめいいっぱい楽しんできてくださいね!!
フランス旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!