ノートルダム大聖堂は、「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産にも登録されているパリの超人気観光スポット。
エッフェル塔や凱旋門にならぶ、パリのランドマーク的な存在でもあります。
2019年4月、まさかの火災によって大部分が焼失してしまい5年半に及ぶ修復を行っていますが、2024年の12月8日から一般公開が再開することに決まりました!
しばらくは人数制限の関係もあり、予約をとって無料入場することを考えているとのことです。
予約サイトは開発中で、予約はわりと直前に行うことになりそう。再開した後も修復は続くということなので、いち早い復旧を願いつつ、ノートルダム大聖堂の歴史やアクセス・見どころなどをご紹介したいと思います。
- ノートルダム大聖堂ってどんなところか知りたい
- パリらしさを味わいに行きたい
- 周辺の治安が気になる
パリ観光におすすめ!!
パリミュージアムパスって知ってる?
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美術館や観光スポットなど
50ヶ所以上へ入場し放題のパス
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この記事で紹介している施設はミュージアムパス対象スポットなので、パスの利用を検討してみる価値は十分アリ◎
このページの目次
ノートルダム大聖堂観光情報
歴史
ノートルダム大聖堂はセーヌ河の中州にある「シテ島」という小さな島にある大聖堂。パリ市内でも最も古い歴史を持っているパリ1区と4区にまたがって建っています。
大きくて荘厳な大聖堂は、着工から200年もの歳月をかけて完成しました。
1345年に完成し、「ゴシック建設の傑作」ともいわれていたノートルダム大聖堂ですが、フランス革命時には、かなり破壊されてしまいます・・。
そして、しばらくの間放置されていたノートルダム大聖堂。
しかし、文豪ヴィクトル・ユーゴーがノートルダム大聖堂を舞台にした小説「ノートルダム・ド・パリ」を発表したことで、一躍その存在が認められるように。
19世紀半ばには大聖堂の修復が行われ、再び一般に公開されるようになりました。
戴冠式の様子は、ジャック=ルイ・ダヴィッド作「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」へ描かれており、ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿で観ることができます。
ノートルダム大聖堂はパリの中心地
photo by Charlie Phillips
ノートルダム大聖堂の正面の石畳には「ゼロ・ポイント」と呼ばれるプレートが埋め込まれているのはご存知ですか?
実は、ノートルダム大聖堂はパリの中心地。
フランスの地図に記される「パリから〇km」の距離はこの「ゼロ・ポイント」と呼ばれる石畳が出発点とされているんですよ♪
まさに「パリの中心」にあるノートルダム大聖堂!
ノートルダム大聖堂はパリミュージアムパス対象スポット
あらかじめパスを持っていれば混雑しているチケット売り場に並ぶ必要がありません。
さらに、期間中にパス対象スポットを複数周れるなら入場料金が割安に!
2日券を購入した場合
4〜5ヶ所程度周ればお得!
パス対象の観光スポットには美術館を中心に、宮殿や教会も多数含まれているので、観光スポットをたくさん周りたい方にぴったりです。
ただし、短期間で複数の観光スポットを周るスケジュールでない場合は、チケットのみを事前購入するのがおすすめです。
現地でチケット列に並ぶ時間は本当にもったいないので、ぜひ事前購入を検討してみてくださいね。
パリミュージアムパス
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割引クーポンコード
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※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
おすすめ観光の周り方
ノートルダム大聖堂のあるシテ島は、パリで最も歴史のある1区と4区に属しています。
はじめてパリを訪れてから現在まで、渡仏する度に必ず足を運ぶ、パリらしい特別なエリアで、大変おすすめです。
周辺にはサント・シャペルやコンシェルジュリーなどがあります。
少し足を延ばせば、ピカソ美術館やカルナヴァレ美術館などもあり、美術館巡りもできますし、マレ地区でショッピングも楽しいです。
ノートルダム大聖堂から徒歩10分圏内の代表的なスポットは以下の通り。
- サント・シャペル(徒歩6分)
- コンシェルジュリー(徒歩6分)
- ポンピドゥーセンター(徒歩6分)
- サンジャックの塔(徒歩8分)
- BHVマレ(徒歩9分)
- カルナヴァレ美術館(徒歩18分)
- ピカソ美術館(徒歩19分)
ぜひ併せて観光を楽しんでくださいね!
周辺には他にも見どころがあり、「パリ1区ルーブル美術館界隈で絶対行きたい人気観光スポット」と「パリ4区マレ地区で絶対行きたい人気観光スポット」で詳しい歩き方の解説をしています。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
ノートルダム大聖堂見どころ
入口にある3つの門の彫刻に注目!
2つの塔がそびえ立つ美しい外観ももちろんですが、ノートルダム大聖堂の入口にはとても美しい彫刻が施されていますのでぜひ注目して観てみてください。
最後の審判の門<中央>
入口の三つの門のうち、中央にあるのが「最後の審判の門」。
その彫刻の中でも一番中心に座っている人物が「イエス・キリスト」です。
右の天使は受難の十字架を、左の天使は三つの釘を布で持っています。
聖母マリアの門<左側>
最後の審判の門の右にあるのが「聖マリアの門」です。聖母マリアの物語が漫画のように彫られているのが特徴です。
よく見てみると、首がなく頭を手で抱えている人物が…。
photo by x li
断首された後、自分の首を持って布教活動を行ったという伝説がある、聖人サン・ドニの像です。
聖アンナの門<右側>
聖アンナとは聖母マリアの母親で、宗派によりますが聖人とされています。
この門には、聖書にでてくる預言者や執筆にかかわった人物が多く彫られています。
聖マルセルという司教が柱に大きく彫られていますシテ島ポンヌフ橋のそばで生まれた聖マルセルは、市民を悩ませていた竜を追い出したといわれ、その様子が彫刻として彫られています。
そもそも、ノートルダムとはフランス語で「わたしたちの貴婦人」という意味で聖母マリアを指します。そのため、門の彫刻も聖母マリアに関するものが多いのが特徴です。
美しいステンドグラス
ステンドグラスで有名なノートルダム大聖堂ですが、全部で3つのステンドグラスがあり、バラ窓とも呼ばれています。
大聖堂のステンドグラスは12世紀後半から作られたもの。
戦争などで破壊されたことはないのですが、外部に持ち出されたりとなくなってしまったものもあり、古いもので現存するのは152作品といわれています。
その後追加されたものもあり、現在では176もの窓が様々な物語を表現しています。
photo by Francisco Gonzalez
幾何学模様のような模様からキリストの一生などの物語が描かれたものもあります。
ちょっと見にくいですが目を凝らしてよく見てみるといろんなデザインがあるので注目して観てみてください!
聖歌隊席のレリーフ
聖歌隊席の周りにあるレリーフにもやはり聖書の場面が描かれており、解説を聞きながら見ているとリアルな絵本を楽しんでいるような気分。
クレッシュ
大聖堂の中には「クレッシュ」というミニチュアのジオラマのようなものが展示されています。
「クレッシュ」とはフランス家庭のクリスマスに飾られる伝統的なキリストの誕生した場面を再現したミニチュアの人形のようなもので、これがかなり本格的で見応えのある作品でした。
厳かな雰囲気の大聖堂
ノートルダム大聖堂の天井高は約33メートルとかなり高く、大聖堂のなかは広く、厳かな雰囲気が流れています。
教会らしい硬い木のベンチがたくさん並び、熱心に祈りをささげている人もたくさんいますので、静かに見学しましょう。
大聖堂の中にはキャンドルを買って、火をつけてお祈りができる場所が何か所かあります。
photo by Gary Denham
わたしもキャンドルに火を灯して飾ってきました。
あまりお祈りすることに慣れていなかったので、「無事に家に帰れますように…」という何のひねりもないお願い(お祈り?)をして帰ってきました(笑)
いくつも火が付いたキャンドルが置いてあるだけで、とってもキレイなので見つけてみてください。
塔の上にあるパリの守り神「ガーゴイル」
写真の魔物のような悪魔のような銅像が「ガーゴイル」!
パリのお土産屋さんにもたくさんグッズが売っているので、目にしたことがある方が多いと思います♪塔の屋上にいるので、彼らに合うには10ユーロのお金と387段の階段を上る体力が必要です(笑)
ノートルダム大聖堂の鐘塔にいる「ガーゴイル」は、ただの飾りとしての彫刻ではなく、雨水が大聖堂の外壁を伝って流れてしまわないように、雨どいの端に設置されている像でもあるのです!
ほかにもゾウや鳥のような姿をした「キマイラ」と呼ばれる像がたくさんあり、「魔除け」の役割も果たしているんだとか。
ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の舞台
photo by jphilipg
ノートルダム大聖堂というと、ディズニー映画の「ノートルダムの鐘」を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。この物語の舞台がパリのノートルダム大聖堂。
原作は、ヴィクトル・ユーゴの小説「ノートルダム・ド・パリ」です。
妖艶なジプシーのエスメラルダに恋をしてしまったおじさん(フロロー)がうたう恋の歌が気持ち悪すぎて、子どもながらにドン引きした思い出があります(笑)
主人公のカジモドのお友達である石像の3人組(ガーゴイル)は、ノートルダムの塔に登ると会えますよ♪
歩き疲れたらカフェでひとやすみ
塔に登ったりあちこち歩きまわっていると、かなり疲れます・・。
近くにはちょっと一息つけるカフェも多いので、立ち寄ってみるのもおすすめです。
La Creperie du Cloitre(ラ・クレープリー・ドゥ・クロワトル)
ノートルダム大聖堂に近いガレットが楽しめるカフェ。
ガレットはサラダもついてくるので、ボリュームがあります。ガレットだけでなくハムやチーズがのったトーストやパスタなどのお食事メニューもありますので、ランチなどのちょっとしたお食事にもおすすめです。
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ドリンクもコーヒーなどのソフトドリンクはもちろん、ワインなどのアルコールなども揃っています。
住所 | rue du cloitre Notre Dame, 75004 Paris, France |
---|---|
営業時間 | 調査中 |
料金 | 一皿10~15ユーロほど |
定休日 | 調査中 |
HP | なし |
2022年のノートルダム大聖堂の様子
修復中のノートルダム大聖堂を見てきました。
火災直後の写真が展示されており、本当に胸が苦しくなるような思いでした。
2020年4月末時点で寄付金額は9億150万ユーロ(約1070億円)を超え、今もなお多くの寄付が集まっています。
コロナのせいで修復工事も止まってしまっていますが、修復作業は進んでいるようで安心しました。
ノートルダム大聖堂口コミ・評判
雨予報の夕方、いつも並んでいて昇ることを断念していた塔のツアーがそれほど待たずに昇れました。狭くて足元が見えにくい螺旋階段をかなり昇ります。
息が切れて辛くなった頃に明るくなって上に到着!
そう既にそこにはキマイラが居ました!!
塔の周りを一周、回廊です。
鐘を見ることができて、眺めもいいです。
夕方の終わり間近とかの方が空いているのかもしれません。
ノートルダム大聖堂への行き方・アクセス・最寄り駅
ノートルダム大聖堂はシテ島という小さな島にありますが、メトロやRERを使えば簡単にアクセスできます。
メトロ・RERのどちらの駅からも近いので、さほど歩きませんよ!
メトロで行く
最寄り駅は、メトロ4号線Cité駅。
出口からでるとフラワーショップがありますので、お店の間の小道をぬけてシテ通りにでましょう。シテ駅からノートルダム大聖堂までは徒歩5~6分です。
RERで行く
最寄り駅は、RER A・B線 Saint Michel Notre-Dame駅 。
Saint Michel Notre-Dame駅 は、シテ島にある駅ではないので橋をわたる必要がありますが、徒歩約3分で着くのでシテ駅より近いです。
RERの出口を出るとセーヌ河の前に出ます。この時点で、セーヌ河ごしにノートルダム大聖堂の姿が見えると思いますので迷う心配はありません♪
書籍などを販売をしている路面店沿いを歩いて行くと、すぐ橋(Pont au Double/ドゥブル橋)がありますので渡ってしまえば到着します。
シテ島は、ほかにもサントシャペル教会やコンシェルジュリーなどの観光スポットもあるので、ノートルダム大聖堂と一緒に見学してみてくださいね♪
ノートルダム大聖堂 入場料金・営業時間・所要時間
入場料金
ノートルダム大聖堂への入場は無料ですが、大聖堂の塔や地下の遺跡を見学するなら入場料金がかかります。
- 大聖堂の塔(屋上):10ユーロ
- クリプト(地下遺跡):5ユーロ
- 日本語オーディオガイド:5ユーロ
有料ですが日本語のオーディオガイドがあるので、ノートルダム大聖堂についてよく知りたいという方にはおすすめ。
ノートルダム大聖堂 塔への入場は予約必須!
ノートルダム大聖堂は、人気スポットだけに年中混雑しています。特に夏のハイシーズンには長蛇の列ができることも!
現在、有料の大聖堂の塔への入場は予約が必須となっています。
塔の予約方法には2つの方法があります。
- ノートルダム大聖堂での予約
- 専用アプリから予約
①ノートルダム大聖堂での予約方法
ノートルダム大聖堂の北側、塔の入口付近に時間予約券を発券する発券機があります。
発券機で「人数」と「予約時間」を選択し、予約券を発行します。発行した予約券は指定の時間になったら塔の入口で見せればOK!
予約券の発行は7:30からできますが、わざわざ現地に足を運ばなければならないというのがデメリット。せっかく現地で朝から並んで予約したのに、塔に登れる時間が夕方しか空いてなかった・・となると時間がもったいないですよね!
②専用アプリからの予約
まず、予約を取るためのアプリ「JeFile(ジュフィル)」をダウンロードしましょう。
アプリの操作方法
- 「tours de Notre-Dame de Paris」をタップ
- 「ウェイティングリストに加わる」をタップ
- 「何人ですか?」⇒塔に登る人数を入力
- いつのご来場をご希望ですか?⇒「できるだけ早く」は空いている最短の時間、「本日、選択した場所で」は時間を指定する場合にタップします
- 時間を指定したら終了!
ちなみにこのアプリは、ノートルダム大聖堂の近くにいないと使えません!
パリ市内にいるとき、かつ観光当日の午前7時30分以降にアプリを立ち上げて使いましょう。
ちなみに、日本で操作すると以下のような画面がでます!モンサンミッシェルなどパリから離れた観光地にいてもこの状態になるようなので、、パリ市内でしか使えないと思っておいた方が良いと思います。
営業時間・定休日
photo by Ernest McGray, Jr.
大聖堂と塔の営業時間は、異なるので注意してください!
旅行者もミサを見学することができますが、信者の邪魔にならなよう、静かに見学しましょう。
大聖堂の営業時間
期間 | 営業時間 | 定休日 |
通年 | 8:00-18:45(土日は19:15まで) | 無休 |
塔の営業時間
期間 | 営業時間 | 定休日 |
1月~3月 | 10:00-17:30 | 1月1日 |
4月~9月 | 10:00-8:30※7~8月の金・土は23時まで | 5月1日 |
10月~12月 | 10:00-17:30 | 12月25日 |
ミサの時間
聖歌隊ミサ(月~土) | 8:00、9:00(7~9月上旬は開催なし) |
通常ミサ(月~土) | 12:00、17:45、18:15 |
日曜ミサ | 8:30-12:45、17:45-18:30 |
所要時間
ノートルダム大聖堂は見どころが満載なので2時間くらいかけて見て回るのが良いと思います。
ノートルダム大聖堂見学マナー
ノートルダム大聖堂は現役の教会でもあります。
教会の外にはNG事項が書いてある看板が出ているところも多いので、必ず確認してから中に入るようにしてください。
服装に気をつける
基本的に教会では露出の高い服装はNG!ミニスカート、短パン、タンクトップなどは避けたほうがいいと思います。
男性は帽子やフードを含めて頭に身に着けているものは外すのがマナー。
信仰の方の邪魔にならないよう静かに見学
観光スポットでもありますが、お祈りを捧げる信者の方々も訪れる神聖な場所でもあります。
大きな声でおしゃべりしたり、ズカズカと割り込んで写真を撮ったりは絶対やめましょう。
フラッシュ撮影は禁止
現在は、建物の内部も撮影OKになりました。
フラッシュ撮影は禁止されているのでカメラの設定を事前に確認しておきましょう。
ノートルダム大聖堂周辺の治安
ノートルダム大聖堂の周辺、1区と4区はルーブル美術館をはじめ、人気観光スポットの集まる地区です。そのため旅行者を狙ったスリの多いエリア。
人が賑わい「怖い」という感じはしませんが、その分スリが人混みに紛れやすく置き引き・盗難には備えるべき!
手に持っていたスマートフォンを取られたり、カバンの中の貴重品を気づかないうちに盗まれたりします。
リュックは狙われやすいので貴重品を別に持つか、ファスナーの付いたショルダーバッグなどを持つようにしましょう。
ハイブランドを購入した後はメトロは使わずタクシーでホテルに戻るか、ショッピングバッグに入れ替えて移動することを強くおすすすめします!!
スリ対策の基本
このエリアに限った話ではありませんが、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
パリをもっと楽しむ
ガイドブックは地球の歩き方がおすすめ
パリを楽しむならガイドブックは必須。
スマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎
ガイドブックより深く事前知識を身につけて
パリの美術館を周るなら、ガイドブックだけでなく動画や書籍を利用して事前知識を身に着けておきましょう。
なぜなら「来てみたはいいけど、よくわからなかった」「イマイチ楽しめなかった」と感じてしまうのは本当にもったいないから。
普通は画家や作品を褒めることに終始している書籍や動画が多いのですが、五郎さんは「あいつは変人で友達がいないから~」とか「絵が下手だから~」とわたしたちがちょっと感じているような、素直な表現を多用しています。
ゴシップも取り入れてくれるのでエンタメ要素が強く美術ファン以外も飽きずに楽しめる五郎さんならではの解説。
とはいえ、動画は1本30分近くあるものが多く、どれから見たらいいか迷ってしまいます。
そんな時におすすめなのが、山田五郎のYouTube動画を時代別にまとめた書籍。
有名な作品がコンパクトにまとめられ、美術館の前で広げて読むのにもぴったりです。
各ページに動画のQRコードがついているので、気になる作品だけ動画をじっくり見れば予習はバッチリ!
ガイド付き現地ツアーをぜひ体験して
書籍で予習する時間が取れない方は、ぜひガイド付き現地ツアーを体験してみてください。
特にルーブルやオルセーくらい大きな美術館の場合は、ガイド付きの現地ツアー参加がおすすめ。
料金だけを比べるとチケット単体の価格より高くなってしまいますが、絵画のプロが見どころを詳しく解説してくれる体験は唯一無二。
特にプライベートツアーの場合、少人数でどんどん質問もできますし、作品への情熱を直接ガイドさんから聞けるというのは、驚くほどおもしろくて感動レベルでした。
日本語ガイドのツアーを申し込むならベルトラがおすすめです。
英語ガイドでも問題なければGetYourGuideで探してみてくださいね。
ゆかりの地をめぐろう
フランスには歴史上の人物や著名な芸術家のゆかりの地が多く存在しています。
フランスゆかりの著名人。名前くらいは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
例えば
かつて彼らが過ごした場所、思い出の街並みが、現在も残っていることは珍しくありません。
実際にその場所に足を運ぶとなんともいえない感慨深い思いがこみ上げてきます。
また、美術館で見た有名な絵画と同じ風景が実在していることも珍しくありません。
当サイトでは約50名の偉人に関して、それぞれのゆかりの地をまとめた記事をご用意しています。旅の参考にしていただけたら幸いです。
ノートルダム大聖堂まとめ
ノートルダム大聖堂はパリの歴史や信仰心を感じることができるおすすめのスポットです♪大聖堂だけなら無料で見学できるのも嬉しいポイントですね。
セーヌ川とシテ島をむすぶ橋からの景観もきれいなので、ぜひ訪れてみてください。
また、パリの教会テーマに「パリで絶対に外せない教会を徹底ガイド|元在住者が厳選して見どころを解説」というまとめ記事も書いてみました。
ノートルダム大聖堂 | |
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住所 | 6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris 地図 |
最寄り | メトロ4号線Cité駅 |
料金 | クリプト(地下遺跡)と塔は有料[現在修復中] ミュージアムパスOK |
HP | https://www.notredamedeparis.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!