凱旋門は、エッフェル塔とならぶパリのランドマーク的存在。
「世界最大の門を!」というナポレオンの命によって建設された、世界で一番有名な門といっても過言ではありません。
屋上の展望台からはパリの美しい街並みを一望することができ、パリへ来たなら必ず訪れるべきおすすめスポットです。
このページでは、凱旋門への行き方や入場料金、見どころなどをできるだけ詳しくご紹介します!
- 凱旋門に興味がある
- おすすめのツアーを見てみたい
- ミュージアムパスを持っている
このページの目次
エトワール凱旋門観光情報
凱旋門の正式名称は、エトワール凱旋門(Arc de Triomphe de lEtoile )。
凱旋門は、アウステルリッツの戦いを記念して造られたいわゆる戦争の戦勝記念碑です。
ナポレオンの命によって建設され、1836年に完成しました。
当のナポレオン本人は、生きているうちには凱旋門をくぐることができませんでしたが、死後19年後に棺に入ったまま凱旋門を通ったのだとか。
毎年5月8日の戦勝記念日には、記念式典が行われています!
凱旋門の下には、第一次世界大戦で戦死したとされる無名の兵士たちのお墓があります。
また、第二次世界大戦でドイツ・ナチス軍がパリを占領したときには、ヒトラーが戦車にのって凱旋したことでも有名です。
エトワール凱旋門はパリミュージアムパス対象スポット
あらかじめパスを持っていれば混雑しているチケット売り場に並ぶ必要がありません。
さらに、期間中にパス対象スポットを複数周れるなら入場料金が割安に!
2日券を購入した場合
4〜5ヶ所程度周ればお得!
パス対象の観光スポットには美術館を中心に、宮殿や教会も多数含まれているので、観光スポットをたくさん周りたい方にぴったりです。
ただし、短期間で複数の観光スポットを周るスケジュールでない場合は、チケットのみを事前購入するのがおすすめです。
現地でチケット列に並ぶ時間は本当にもったいないので、ぜひ事前購入を検討してみてくださいね。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
おすすめ観光の周り方
エトワール凱旋門のあるパリ8区は、フランス大統領官邸(エリゼ宮)のある「エリゼ区」と呼ばれる政治と行政の中心エリアです。
周辺には、シャンゼリゼ大通りやグラン・パレ、プチ・パレ、コンコルド広場など観光名所が多く、高級ブティックの集まるモンテーニュ通りでは、ショッピングも楽しめます。
エトワール凱旋門から徒歩10分圏内の代表的なスポットは以下の通り。
- シャンゼリゼ大通り(徒歩1分)
- モンテーニュ通り(徒歩18分)
- イヴ・サンローラン美術館(徒歩16分)
ぜひ併せて観光を楽しんでくださいね!
周辺には他にも見どころがあり、「シャンゼリゼ通り界隈で絶対行きたい人気観光スポット」で詳しい歩き方の解説をしています。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
エトワール凱旋門見どころ
展望台からの大パノラマ
見どころは、建築物としての美しさと展望台からの眺望にあると思います♡
凱旋門で入場観光しない方も多いですが、せっかく訪れたなら凱旋門はの上からの大パノラマを楽しんでみてくださいね!
細やかで美しい彫刻
凱旋門には、迫力のある彫刻がいくつも彫られています。
彫刻のモチーフとなっているのは、ナポレオンやフランス軍が活躍した場面の数々。
凱旋門自体も大きいですが、門に近づいて見る彫刻は写真と比べ物にならなくらいの圧倒的な迫力!
ぜひ、間近でフランスが誇る英雄の勇姿を眺めてきてください♪
ライトアップ
凱旋門は、夜になるとライトアップされます。
お昼でも十分美しいですが、ライトアップされた夜の凱旋門は、また違った雰囲気でとっても幻想的…♡
ライトの光が当たることで彫刻にも深い陰ができ、より荘厳な雰囲気に。
凱旋門の上から見る景色は最高!
凱旋門の中には、ながーい螺旋階段があります。その数、なんと284段!
展望台は頂上なので、この螺旋階段を上がっていかなければなりません…。
登っている間は永遠におなじ風景なので、本当に目が回りそうになりますね…。
途中で、休憩できるスポットもあるので、やすみやすみ頂上を目指しましょう!
階段の幅も狭く、歩きやすい階段ではないのでヒールやサンダルなどは×。
車椅子の方には専用のエレベーターがありますので、ご安心ください。
そんな長い螺旋階段を登りきると、屋上に到着♪
凱旋門の頂上にあるテラスまで上るとパリの街を一望できますよ!
凱旋門から延びる「シャンゼリゼ大通り」を目下に、エッフェル塔やモンマルトルのサクレクール寺院などが見えます。
天気の良い日は本当にきれい!
ぜひ、お時間のある方は展望台がある頂上まで登ってみてくださいね。
凱旋門 口コミ・評判
凱旋門からみた 夕日と内側は本当に綺麗でした。
スリもいますので、必ず鞄には
100円ショップで販売しているワイヤーの鍵をつけましょう。
ここは、必ず訪れてることおすすめします。(Googleレビュー)
Googleレビューにもたくさんの口コミが集まっていました。
他の地域でもあるように、パリの観光地はスリ集団がたくさんいるので気をつけましょうね!
エトワール凱旋門への行き方・アクセス・最寄り駅
メトロで行く
最寄り駅は、メトロ1,2,6号線のCharles de Gaulle – Étoile駅。凱旋門に近いだけあって、1年を通して旅行者でにぎわっています。
関連記事パリの地下鉄(メトロ)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド
RERで行く
RERのA線Charles de Gaulle – Étoile駅も通っています。
関連記事RER(高速鉄道)の乗り方・料金支払い方法徹底ガイド
地下道を通ってチケット売り場へ!
まずは、1番出口(Sortie 1 Av. des Champs-Elysées)から地上に上がりましょう。
すると、すぐ正面に地下道へ降りる階段があります。
凱旋門のチケット売り場へ直通する道なので、ここから入場していけば迷わずにたどり着けますよ♪
地上のシャルル・ド・ゴール広場は交通量が多く、横断できないのでご注意下さい!
photo by veroyama
凱旋門の入場料金・営業時間・所要時間
入場料金
凱旋門は外側から観光するだけの方も多いですが、入場するとちょっとした展示やパリの街並みを一望できる展望台に登ることができます。
とても有名な観光スポットなのに、ルーブル美術館のように行列ができるほど混雑する日が少ないので、おすすめです♪
- 大人(26歳以上):16ユーロ
- 18~25歳:9ユーロ→無料に!!
- 18歳未満:無料
※25歳未満、EU在住者は入場無料(パスポートの提示が必要)
※毎月第1日曜日は無料開放
2022年6月時点で18~25歳、EU居住者は無料に!すごい!!
凱旋門の屋上チケットはGetYourGuideで事前にネット購入可。
短期間でパリを観光するならパリ・ミュージアム・パス
凱旋門はパリ・ミュージアム・パスを利用できる施設です。
パリミュージアムパスは優先入場に対応。
入口でパスを提示するだけで施設に入場できるので、チケット買う必要がなくなって大幅な時短になります。
期間中にパス対象の観光スポットを複数周れるなら入場料金もお得に!
例えば、2日券を購入した場合、2日間で4~5ヶ所くらい周ればお得になります。
パリミュージアムパス
購入はklookから
当サイト限定3〜6%オフクーポンで
お得に購入できます
割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 割引上限1,000円
3回まで利用可能
※出発前に郵送で欲しい場合は、ミュージアムパス日本代理店サイトの利用がおすすめ
※春から夏にかけてのハイシーズンは1ヶ月前の予約を推奨しています。
ハイシーズンはミュージアムパスを持っていても予約が必要な施設もあるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
(過去に予約が必要だった施設 → ヴェルサイユ宮殿、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー *ルーブル美術館は常に予約が必要です)
営業時間
- 営業時間
10:00-23:00(4月1日~9月30日)
10:00-22:30(10月1日~3月31日) - 定休日
1月1日、5月1日、5月8日AM、7月14日AM、11月11日AM、12月25日
※祝日など、予告なしに閉館する場合もあるので必ずHPで確認してください。
美術館とは違い、オーディオガイドはありません。
所要時間
凱旋門の所要時間は1時間ほど見ておくと良いと思います。
ただし、ミュージアムパスなどのチケットを事前に用意して、チケット購入列に並ばない場合の目安となります。
エトワール凱旋門周辺の治安
エトワール凱旋門のある8区は地元の人よりも圧倒的に旅行者の多いエリアです。
カフェやレストランなどは旅行者向けの高めの設定ですが、治安は比較的良好。
ブランドや高級品を購入した後はメトロは使わずタクシーでホテルに戻るか、ショッピングバッグに入れ替えて移動することを強くおすすすめします!!
スリ対策の基本
パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
パリをもっと楽しむ
ガイドブックは地球の歩き方がおすすめ
パリを楽しむならガイドブックは必須。
スマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
地球の歩き方が苦手な人におすすめしたいのは、写真が多めで読みやすい雑誌タイプのガイドブック。(るるぶやトリコガイドなど)
30日間無料で体験できるKindleUnlimitedで読めるものも多いので、サラッと立ち読みして好みのガイドブックを見つけるのも◎
ガイドブックより深く事前知識を身につけて
パリの美術館を周るなら、ガイドブックだけでなく動画や書籍を利用して事前知識を身に着けておきましょう。
なぜなら「来てみたはいいけど、よくわからなかった」「イマイチ楽しめなかった」と感じてしまうのは本当にもったいないから。
普通は画家や作品を褒めることに終始している書籍や動画が多いのですが、五郎さんは「あいつは変人で友達がいないから~」とか「絵が下手だから~」とわたしたちがちょっと感じているような、素直な表現を多用しています。
ゴシップも取り入れてくれるのでエンタメ要素が強く美術ファン以外も飽きずに楽しめる五郎さんならではの解説。
とはいえ、動画は1本30分近くあるものが多く、どれから見たらいいか迷ってしまいます。
そんな時におすすめなのが、山田五郎のYouTube動画を時代別にまとめた書籍。
有名な作品がコンパクトにまとめられ、美術館の前で広げて読むのにもぴったりです。
各ページに動画のQRコードがついているので、気になる作品だけ動画をじっくり見れば予習はバッチリ!
ガイド付き現地ツアーをぜひ体験して
書籍で予習する時間が取れない方は、ぜひガイド付き現地ツアーを体験してみてください。
特にルーブルやオルセーくらい大きな美術館の場合は、ガイド付きの現地ツアー参加がおすすめ。
料金だけを比べるとチケット単体の価格より高くなってしまいますが、絵画のプロが見どころを詳しく解説してくれる体験は唯一無二。
特にプライベートツアーの場合、少人数でどんどん質問もできますし、作品への情熱を直接ガイドさんから聞けるというのは、驚くほどおもしろくて感動レベルでした。
日本語ガイドのツアーを申し込むならベルトラがおすすめです。
英語ガイドでも問題なければGetYourGuideで探してみてくださいね。
ゆかりの地をめぐろう
フランスには歴史上の人物や著名な芸術家のゆかりの地が多く存在しています。
フランスゆかりの著名人。名前くらいは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
例えば
かつて彼らが過ごした場所、思い出の街並みが、現在も残っていることは珍しくありません。
実際にその場所に足を運ぶとなんともいえない感慨深い思いがこみ上げてきます。
また、美術館で見た有名な絵画と同じ風景が実在していることも珍しくありません。
当サイトでは約50名の偉人に関して、それぞれのゆかりの地をまとめた記事をご用意しています。旅の参考にしていただけたら幸いです。
エトワール凱旋門まとめ
パリの象徴として有名なエトワール凱旋門。
せっかく訪れるなら、凱旋門に登ってパリの街並みを楽しんでみてください♡
階段を登るのは大変ですが、達成感もありますし、登った後に見える景色はとっても感動できますよ!
凱旋門 | |
---|---|
住所 | Place Charles de Gaulle, 75008 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1,2,6号線Charles de Gaulle – Étoile駅 |
料金 | 展望台 16ユーロ 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/ |
チケット | 凱旋門の屋上チケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!