アンドル川のほとりに、フランス・ルネッサンス様式の傑作と称される「アゼ・ル・リドー城」があります。
堀は城を映す水鏡となっており、優雅に佇むこの城を一目見れば、誰もがその理由を理解することでしょう。
今回は、ユネスコの世界遺産にも登録されているアゼ・ル・リドー城の見どころをご紹介していきます。
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公式サイト

このページの目次
アゼ・ル・リドー城(Château d’Azay-le Rideau)基本情報

マロニエの並木道を抜けると、美しいアゼ・ル・リドー城が目の前に現れます。
「ロワールの真珠」と称されるアゼ・ル・リドー城は、規模は小さいながらも初期のフランス・ルネッサンス様式の傑作といわれるロワール川古城を代表する城の1つ。
アゼ・ル・リドー城は、12世紀の領主であったリドー(リデル)・ダゼの名に由来します。
一時は廃墟と化した城でしたが、フランス王国財務官でトゥールの市長でもあったジル・ベルトロがこの城を手に入れます。
そして妻のフィリッパ・レバイによって城は再建されました。
しかし1527年、ジル・ベルトロに公金横領の疑惑がかけられ、アゼ・ル・リドー城は、国王フランソワ1世によって没収されてしまいます。
その後、城主は何度も変わり、1905年にアゼ・ル・リドー城は、国の所有となります。
現在は一般公開されており、家具・タペストリー・肖像画など、洗練されたルネッサンス期のコレクションを見ることができます。
アゼ・ル・リドー城行き方・アクセス
フランス国鉄SNCF のTGV(高速列車)で行く
パリ・オステルリッツ(Gare d’Austerlitz)駅からトゥール(Gare de Tours)駅までTGVで約1時間。
トゥール駅からアゼ・ル・リドー駅までTER(快速列車)で約30分。
アゼ・ル・リドー駅からアゼ・ル・リドー城まで徒歩で約25分。
TGVのチケット購入方法

TGVのチケットは当日、券売機や窓口でも買うことができますが、日本語の予約サイトもあるので予約しておくのがおすすめ。
TGVのチケットは、90日前から予約できますので予定が立ったらすぐに予約しておきましょう。

ツアーで行く
「フランス語も英語もわからないし、電車やバスは不安…」という方にはツアーに参加するのをおすすめします。
一泊するものから日帰り、食事やガイドさん、ほかの観光もついているものもありますし、バスの送迎のみというのもあるのでスケジュールに合わせて選んでみてください♪
住所:19, rue Balzac, 37190 Azay-le-Rideau
アゼ・ル・リドー城の営業時間・所要時間・入場料金
営業時間
営業時間は季節によって細かく設定されているので事前に公式ページで確認しておくことをおすすめします。
- 1月~3月 10:00-17:15
- 4月~6月 9:30-18:00
- 7月1日~7月9日 9:30-19:00
- 7月10日~8月31日 9:30-19:00
- 9月 9:30-18:00
- 10月~12月 10:00-17:15
定休日
1月1日、12月25日
入場料金
大人11.5ユーロ 18歳未満無料 オーディオガイド:3ユーロ
アゼ・ル・リドー城の見どころ

水面に浮かぶアゼ・ル・リドー城
アゼ・ル・リドー城は、「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録されています。
見どころは、なんといっても水面に浮ぶように見える美しい外観でしょう。
フランスの文豪バルザックは、アゼ・ル・リドー城を「アンドル川のきらめくダイヤモンド」と称賛したほどです。
夜になると、城全体がライトアップされ、幻想的な世界を楽しむことができます。
ルネッサンス期のコレクション
アゼ・ル・リドー城の内部は、ルネッサンス期の家具やタピスリーを集めた美術館になっています。
フランソワ1世の紋章であるサラマンダー(火とかげ)の彫刻が施された大広間の巨大な暖炉やジル・ベルトロの妻フィリッパ・レバイの部屋など、忠実に復元された内装を楽しむことができます。
アゼ・ル・リドー城口コミ・評判
アンドル川に囲まれた美しいお城。規模は大きくなく、とてもきれいでかわいい。
壁の白、窓枠の赤、屋根のチャコールグレーが印象的で、それをまわりの花や緑が引き立てる。内部も居城としての展示があり、ここまできれいだとは予想外でした。
まわりは芝の公園のようになっていて、そこから川に浮かんだ姿を見るのもとても素敵。
優雅なクルーズシップのような趣のあるお城です:引用:トリップアドバイザー
アゼ・ル・リドー城まとめ
川の中州に佇むアゼ・ル・リドー城は、ロワール川の古城の中でも独自の美しさを放つ城です。
城の規模が小さいため、観光にそれほど時間がかかりません。
ぜひゆったりと落ち着いた雰囲気の中でルネッサンスの貴族の館を楽しんでみて下さい!
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