プラタナスの並木道を抜けると、「ルネッサンス様式の傑作」ともいわれる優美な姿のシュノンソー城が目の前に現れます。
約400年もの間、6代にわたり城主が女性であったため、「6人の奥方の城」という異名までつけられました。
特に国王アンリ2世をめぐる2人の女性、アンリ2世の愛妾ディアンヌ・ド・ポワチエと王妃カトリーヌ・ド・メディシスの愛憎劇はなかなかのもの。
当ブログ「フランスボックス」では、そんなロワール川の古城の中でも指折りの人気を誇るシュノンソー城へ足を運び、みどころをまとめてみました!
お城の雰囲気はもちろん、歴史についてもわかりやすくご紹介していきます。
- フランスの文化・慣習に興味がある
- フランスのお城を見てみたい
- カトリーヌ・ド・メディシスゆかりの地を歩いてみたい
ロワール古城めぐりは
公共交通機関で周りづらい!
現地ツアーを活用しましょう
チケット列に並ぶ時間はもったいない
事前購入がおすすめ!
シュノンソー城を含む
1日ツアーがあったので
ぜひ活用してみてくださいね
※日本語オーディオガイドあり
このページの目次
シュノンソー城 観光情報
ロワールで最も有名な城のひとつシュノンソー城 (Château de Chenonceau)。
「フランスルネッサンスの珠玉の城」と呼ばれるにふさわしい名城で、代々女主人によって守られてきました。
なかでもとりわけ有名なのが、アンリ2世の愛妾Diane de Poitiersと王妃Catherine de Médicisです。
アンリ2世はカトリーヌ・ド・メディシスと不仲で、以前から家庭教師だった、美しいポワチエを寵愛していました。
カトリーヌ・ド・メディシスがかつてより欲しがっていたシュノンソー城を、ポワチエへ与えてしまったため、アンリ2世の死後、奪い返したことで有名です。
ちなみに、6人の奥方と呼ばれる面々がどんな人たちなのかまとめてみました。
1521年 | カトリーヌ | フランス王国財務官トマ・ボイエの妻 |
---|---|---|
1547年 | ディアーヌ・ド・ポワチエ | アンリ2世の妾 |
1559年 | カトリーヌ・ド・メディシス | アンリ2世の王妃 |
1589年 | ルイーズ・ド・ロレーヌ | アンリ3世の王妃 |
1733年 | ルイーズ・デ・デュパン | クロード・デュパンの妻で、ジョルデュ・サンドの叔母 サロンを頻繁に開催し、ヴォルテール、ベルナール、ジャン・ジャック・ルソーなど著名人を招待 |
1864年 | プルーズ夫人 | ディアンヌとカトリーヌの時代の城の様式に復元 |
歴史
現存するシュノンソー城の歴史は、16世紀までさかのぼります。
フランス王国財務官であったトマ・ボイエは、シュノンソーの地を手に入れ、それまでの城郭を壊し、6年かけてルネッサンス様式の新しい城館に建て替えました。
ほとんどが取り壊された中、唯一「マルクの塔」と呼ばれる天守閣だけは残され現存しています。
トマ・ボイエの死後、シュノンソー城はフランソワ1世に譲渡され、続いてアンリ2世の時代に、愛妾ディアンヌ・ド・ポワチエがショーモン城を与えられました。
しかしアンリ2世の死後、王妃カトリーヌ・ド・メディシスは、ディアンヌからショーモン城との交換という口実のもとシュノンソー城を取り上げてしまいます。
シュノンソー城は、カトリーヌ・ド・メディシスの時代に大きく拡張され、現在の優美な姿に完成しました。
カトリーヌの死後、城は義理の娘であるルイーズ・ド・ロレーヌに譲渡。
ルイーズは夫アンリ3世(ヴァロワ朝最後の王様)が暗殺された際もこの城に居城しており、亡くなるまでの11年間、喪服を着て広い城内の通路をさまよい続けたそうです。
その後、ヴァンドーム公爵などの所有を経て、1733年、大地主クロード・デュパンへ売却されます。
城館からシェール川をまたぐように架けられたギャラリー(大回廊)の先には別棟があり、18世紀の城主デュパン夫人によって、文芸サロンが度々開かれました。
思想家のモンテスキューやヴォルテールなど当時の一流文化人が集まり、大盛況でした。
フランスの哲学者ジャン・ジャック・ルソーもその1人で、デュパン夫人の息子の家庭教師としてしばらくこの地に滞在し、その経験が生かされ、教育論「エミール」が執筆されたという逸話もあります。
おすすめ観光の周り方
パリ西南部を流れるフランス最長の川「ロワール川」流域には、華麗な宮廷文化が育まれた美しい古城が点在しており、ロワール川流域一帯は、2000年に「シュリー-シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
wikipediaを見てみると、ロワールは主要なお城だけで24箇所もの記載があり、いかに古城が集まっている地域なのか想像できると思います。
特に有名な古城とおすすめの古城10箇所をGoogleMapでマッピングしてみるとこんな感じ。
No | 城名 | 特徴 |
---|---|---|
① | シャンボール城 | おすすめ!ロワール最大 フランソワ1世 ダヴィンチ ルイ14世 |
② | ブロワ城 | ルイ12世~歴代フランス王 ジャンヌダルク ギーズ公暗殺 |
③ | シュヴェルニー城 | タンタンのモデルの城 ユロー家 |
④ | ショーモン城 | カトリーヌドメディシス ノストラダムス |
⑤ | アンボワーズ城 | おすすめ!シャルル8世 フランソワ1世 ダヴィンチ |
⑥ | クロ・リュセ城 | ダヴィンチの館 フランソワ1世 |
⑦ | シュノンソー城 | おすすめ!6人の女の城 カトリーヌドメディシス ディアヌ |
⑧ | ヴィランドリー城 | 広大な幾何学庭園 |
⑨ | アゼ=ル=リドー城 | 初期ルネサンスの傑作 バルザック |
⑩ | ユッセ城 | 眠れる森の美女のモデル ル・ノートル手掛けるフランス式庭園 |
シュノンソー城に行くなら、トゥールを拠点に1〜3泊してロワール川流域の美しい古城をめぐるのがおすすめです。
ロワール古城めぐりの拠点におすすめのホテル
ロワールでホテルを探すなら、選択肢は古城ホテルと普通のホテルのどちらか。
一生に一度のロワールで古城ホテルを体験したい場合は古城ホテルを選びましょう。
古城ホテルのひとつ「Relais de Chambord」はシャンボール城から徒歩約4分といった夢のような立地で、一部のお部屋からはシャンボール城の景色を望むことも可。
あくまでも古城を観光するのが目的という場合は普通のホテルがおすすめ。
- 交通の要所でパリや地方都市からのアクセスが良い
- トゥール発の古城ツアーが多い
- 街が大きく、買い物や食事の選択肢が多い
- 移動の手間がなく、ゆっくり休める
という理由から、トゥールを拠点に古城めぐりをするのが定番です。
トゥールでイチオシのホテルはOceania L’Univers Tours。
1846年開業の歴史あるトゥールで最も有名な4つ星ホテルです。
このあたりでは珍しいスイミングプール付きで、スタッフも親切なので快適に過ごすことができます。
ロワールの古城めぐりのおすすめ現地ツアー
先述したとおり、シュノンソー城のあるロワール川流域には美しい古城が数多く点在しています。
シュノンソー城に訪れるなら、いくつか古城をピックアップして古城めぐりをするのがおすすめ。
中には電車やバスなど公共交通機関での移動が難しく、レンタカーやタクシーを使った移動が必要な箇所もあるので、ロワールの古城めぐりをするならぜひ現地ツアーを利用しましょう。
できればロワール地方へ1泊~3泊するのがおすすめですが、パリからの日帰りツアーも催行しています。
- パリ発
ロワール古城めぐり日帰りツアー
(シュノンソー城 / シャンボール城 / シュヴェルニー城) - トゥール発
ロワール古城めぐり1日ツアー
(アゼ・ル・リドー城 / ヴィランドリー城 / ユッセ城 / ランジェ城) - トゥール発
ワインセラーにも行ける
ロワール古城めぐり1日ツアー
(日本語オーディオガイド / シュノンソー城 / シャンボール城 / ワインセラー) - パリ発
ワインテイスティング付き
ロワールの古城めぐり1日ツアー
(英語ガイド / シャンボール城 / シュノンソー城でワイン)
1人で車を借りて周るのはハードルが高かったので、効率よく見学できてよかったです
ベルトラは日本語対応ツアーが多い上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
英語ガイドが問題なければ、GetYourGuideのツアーはお得な上にバリエーション豊富でおすすめ。ぜひ一度チェックしてみてください。
おすすめの古城をまとめた「ロワールで絶対行きたいおすすめ古城9選」もぜひご覧ください。
シュノンソー城 見どころ
ギャラリー|大回廊(La Galerie)
ディアンヌ・ド・ポワチエによって、シェール川をまたぐように架けられた橋の上に、カトリーヌ・ド・メディシスは、全長60メートルのギャラリー(大回廊)を作り、ここで華麗な舞踏会が催されました。
ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋(La Chambre de Diane de Poitiers)
アンリ2世の愛妾ディアンヌ・ド・ポワチエが使用した部屋。
格天井や暖炉にはアンリ2世とその妻カトリーヌ・ド・メディシスの頭文字であるHとCが刻まれていますが、よく見るとポワティエのDを描いているようにも…。
カトリーヌ・ド・メディシスの居室(La Chambre de Catherine de Médicis)
ルイーズ・ド・ロレーヌの間
のちにシュノンソー城は、カトリーヌ・ド・メディシスから息子アンリ3世の王妃ルイーズ・ド・ロレーヌに譲られます。
しかし1589年にアンリ3世が暗殺されると、ルイーズ・ド・ロレーヌは居室を黒と白に塗らせ、この城に引きこもります。その際、白い喪服を常に身に着けていたため、「白衣の王妃」と呼ばれるようになりました。
礼拝堂(Chapelle)
ステンドグラスは元のものは1944年の爆撃で破壊され、1954年にマックス・アングランにより製作されました、
フランソワ1世の応接室(Salon François Ier)
厨房
マルクの塔
城の入り口右手に建っているマルクの塔は、シュノンソー城がルネッサンス様式の新しい城館に建て替えられる際、唯一残された塔です。
庭園
シュノンソー城には、美しい2つのフランス式庭園があります。マルクの塔側にあるのが、「カトリーヌ・ド・メディシス庭園」。
もう一方が「ディアーヌ・ド・ポワティエ庭園」です。ディアーヌ・ド・ポワティエ庭園の中央には、噴水があり、記念撮影に絶好のスポットになっています。
シュノンソー城 口コミ・評判
城に続くプラタナスの並木道が素晴らしいです。資産家の個人の方が管理されてるので、お庭も城内も手入れが行き届いてます。中世のベッドやタペストリーが多数あり、オーディオガイドも借りれます。園内はカモやヌートリアも生息してます。(引用:googleレビュー)
シュノンソー城 行き方・アクセス・最寄り駅
パリから鉄道で行く場合
パリ・モンパルナス駅(Gare Montparnasse)からサン・ピエール・デ・コール駅(Gare de Saint-Pierre-des-Corps)までTGV inOuiで約1時間。またはT
サン・ピエール・デ・コール駅(Gare de Saint-Pierre-des-Corps)からシュノンソー駅(Gare de Tours-Chenonceaux)まで快速・普通列車のTERで約25分。
シュノンソー駅(Gare de Tours-Chenonceaux)から徒歩で約2分。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
【klook
当サイト限定クーポンで最大6%割引】
クーポンコード『KLOOKOHAYO』
☑2025年7月1日まで
☑上限1,000円まで
☑3回まで利用可
※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
パリから車で行く場合
- 走行距離約240km
- 約2時間45分
だいたいGoogleマップの表示通りの時間で到着しました!
高速も便利ですが、フランスは下道もとっても素敵なのでのんびり景色を楽しみながらレンタカーで移動するのもとってもおすすめ!
春の菜の花畑は最高でした~♪
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
ツアーで行くのがおすすめ
ロワールの古城めぐりをするなら、現地ツアーを利用して周るのがおすすめ!
なぜなら、電車やバスで行きづらい場所にあるお城が多いから。
レンタカーを借りる選択肢もありますが、車を借りるのが不安な方は現地ツアーを利用して効率よく周りましょう。
ロワールの古城めぐりができるツアーは1泊するものから日帰り、食事やガイド、ほかの観光もついているものまで様々。
バスの送迎のみというのもあるのでスケジュールに合わせて選んでみてくださいね♪
できればロワール地方へ1泊~3泊するのがおすすめですが、パリからの日帰りツアーも催行しています。
- パリ発
ロワール古城めぐり日帰りツアー
(シュノンソー城 / シャンボール城 / シュヴェルニー城) - トゥール発
ロワール古城めぐり1日ツアー
(アゼ・ル・リドー城 / ヴィランドリー城 / ユッセ城 / ランジェ城) - トゥール発
ワインセラーにも行ける
ロワール古城めぐり1日ツアー
(日本語オーディオガイド / シュノンソー城 / シャンボール城 / ワインセラー) - パリ発
ワインテイスティング付き
ロワールの古城めぐり1日ツアー
(英語ガイド / シャンボール城 / シュノンソー城でワイン)
1人で車を借りて周るのはハードルが高かったので、効率よく見学できてよかったです
ベルトラは日本語対応ツアーが多い上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
英語ガイドが問題なければ、GetYourGuideのツアーはお得な上にバリエーション豊富でおすすめ。ぜひ一度チェックしてみてください。
おすすめの古城をまとめた「ロワールで絶対行きたいおすすめ古城9選」もぜひご覧ください。
シュノンソー城の入場料金・営業時間・所要時間
入場料金
- 大人 17ユーロ
※オーディオガイド付き22ユーロ - 子供(7〜18歳) 14ユーロ
※オーディオガイド付き19ユーロ - 7歳未満 無料
※オーディオガイド付き無料
営業時間
- 9:30-17:30(1月1日、2日、12月16日~12月31日)
- 9:30-16:30(1月3日〜4月7日、11月6日~11月10日、11月14日~12月15日)
- 9:00-17:30(4月11日~5月26日、10月2日~11月5日、11月11日~11月13日)
- 9:00-18:00(5月30日~7月7日、8月28日~10月1日)
- 9:00-19:00(7月8日~8月27日)
(2023年現在)
定休日
なし
所要時間
ロワール古城の中では大きめのお城です。
お庭の散策も含めると、2時間程度みておくのがおすすめです。
シュノンソー城周辺の治安
ロワール古城に関していうと、治安が悪いと感じることはほとんどないと思います。
しかし、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
混雑している城内や主要駅周辺、観光地周辺はスリが紛れ込んでいる可能性も。
荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できるので、心配しすぎず、しかし決して荷物への注意は怠らず旅を楽しんでくださいね。
スリ対策の基本
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ロワールの古城めぐりをもっと楽しむ
気候・ベストシーズン(春と秋)
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
年間を通して穏やかな気候のロワール。どの季節も素晴らしいのですが、過ごしやすい春と秋が特におすすめです。
お花が咲いている春に美しいお庭を散歩するのは最高の気分!
ガイドブックは持ってて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリ以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
地方にしか行かないという方は分冊版がおすすめです。通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
また地球の歩き方以外でロワール旅行におすすめなのが「世界の絶景 お城&宮殿」。
ヨーロッパを中心に世界中のお城が集められ眺めているだけでもうっとり。ロワールの古城もしっかり11ヵ所選抜されており、どの城へ行くか決めるのに役立ちます。
シュノンソー城まとめ
シェール川に架かるアーチ型の橋が印象的なシュノンソー城は、気品に溢れた美しいお城です。
手入れの行き届いた庭園と合わせてお楽しみください。
ロワール古城めぐりは
公共交通機関で周りづらい!
現地ツアーを活用しましょう
チケット列に並ぶ時間はもったいない
事前購入がおすすめ!
シュノンソー城を含む
1日ツアーがあったので
ぜひ活用してみてくださいね
※日本語オーディオガイドあり
シュノンソー城以外の
主なロワール古城については
別記事で詳しく取り上げてます
シュノンソー城 | |
---|---|
住所 | 37150 Chenonceaux 地図 |
最寄り | Gare de Tours-Chenonceaux(トゥール・シュノンソー)駅 |
HP | https://www.chateaudusse.fr/?lang=en |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!