フランス北西部に位置するル・アーヴルは、古くから港街として栄えてきました。港湾の規模は、マルセイユに次ぎ2番目の大きさ。
対岸には印象派の画家や詩人が愛した小さな港街オンフルールもあり、この2つの街をノルマンディー橋がつないでいます。
第二次世界大戦により、街のほとんどを破壊されてしまったル・アーヴルは、「鉄筋コンクリートの巨匠」と呼ばれた建築家Auguste Perretによって再建されました。
この一帯は、「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」としてとして、2005年ユネスコの世界遺産にも登録されています。
このページでは、そんなルアーブルの有名観光スポットはもちろん、おすすめのグルメ・お土産・ホテルなど、街の魅力をたっぷりご紹介していきます!
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このページの目次
ル・アーブルの観光情報
「印象派絵画の発祥の地」として知られるル・アーヴル。
ル・アーヴルにはフランス第二の印象派絵画コレクションを誇る美術館もあり、印象派という名前の由来となったクロード・モネの作品《印象・日の出》は、まさにこの街から生まれました。
印象派という言葉が生まれた場所
モネの印象 日の出
が誕生したル・アーブルで日の出を見てきました
感無量です pic.twitter.com/kc7fdh4hRO
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) April 10, 2022
世界遺産に登録されている再開発地域はもちろん、モネの描いた空と海の美しい景観にも出会えます。
おすすめ観光の周り方
ル・アーヴルの見どころは、なんといってもユネスコの世界遺産に登録された133ヘクタールに上る街並全体です!
パリから日帰りも可能ですが、せっかくならル・アーヴルのホテルで1泊してゆっくり観光するのがおすすめ。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
近隣の観光スポット
ル・アーヴルから車で約30〜45分で行ける観光地もあります。
現地ツアーで周る
ル・アーヴルの現地ツアーを調べてみました。日本語ツアーは定期開催されていないようなのでリクエストの必要があります。
GetYourGuideの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
ル・アーブルの観光名所と見どころ
第二次世界大戦中、ル・アーヴルは連合国によって空爆を受け、惨状を呈しました。
その廃墟と化した街の復興に一役買ったのが、「鉄筋コンクリートの巨匠」や「コンクリートの父」の異名をもつベルギー出身の建築家オーギュスト・ペレ。
当時、建材としてまだ新しかった鉄筋コンクリートに注目し、モダニズム建築の基礎を作り上げました。
ただ街歩きをするだけでも良いですが、わたしが行ってよかったおすすめの観光スポットをご紹介します。
地図の番号順に紹介していくので、興味のある場所だけチェックしてみてくださいね。
特に見逃せない施設には、おすすめ☆マークを3段階でつけておきました。旅の計画の参考に利用ください。☆☆☆が最も重要なスポットです。
アンドレ・マルロー美術館(Musée d’art moderne André Malraux)☆☆
アンドレ・マルロー美術館は、地方都市最大の印象派コレクションを所蔵します。
第二次世界大戦によって破壊されたル・アーヴル美術館が前身で、1961年に作家で政治家でもあったAndré Malrauxが設立しました。
印象派を中心に多くのコレクションが寄贈され、アンドレ・マルロー美術館はパリのオルセー美術館に次いで2番目のコレクションを有する美術館となりました。
ル・アーヴル出身のRaoul Dufyをはじめ、Eugène Boudin、クロード・モネ、Gustave Courbet、Camille Corot、Alfred Sisleyなどがこの街からインスピレーションを受けています。
人も少なくすごく雰囲気の良い美術館なのでおすすめです。
前日行ったエトルタの景色に美術館で再会するというのはフランスならでは。感動しました。
アンドレ・マルロー美術館 | |
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住所 | 2 boulevard Clemenceau, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | ル・アーヴル駅からアンドレ・マルロー美術館まで徒歩約30分 |
時間 | 11:00-18:00(火-金曜日) 11:00-19:00(土・日曜日) |
定休 | 月曜日、1月1日、5月1日、11月1日、11月11日、12月25日 |
料金 | 10ユーロ 26歳以下無料 |
HP | http://www.muma-lehavre.fr/fr |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
サン・ジョセフ教会(Église Saint-Joseph du Havre)☆☆☆
街のシンボルであるサン・ジョセフ教会は、オーギュスト・ペレ最後の作品です。
中世の教会とは趣を異にする鉄筋コンクリート造りの教会で、ペレはその完成を見ることなく死去しました。
戦争の犠牲者に捧げられたサン・ジョセフ教会は1956年に完成し、2005年に「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」のひとつとしてユネスコの世界遺産に登録されています。
高くそびえる塔の内部は、見事なステンドグラスがはめ込まれています。
外観からは想像のつかない美しさ。
普段教会は興味がないという人にもぜひ見てほしい現代の教会建築。
サン・ジョセフ教会 | |
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住所 | 130 Boulevard François 1er, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | ル・アーヴル駅からサン・ジョセフ教会まで徒歩約25分 |
時間 | 10:00-18:00 |
料金 | 無料 |
HP | http://www.lehavre.catholique.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ル・ヴォルカン(Le Volcan)☆
1982年に建てられたル・アーヴルの文化施設「ル・ヴォルカン(火山)」は、ブラジルの建築家Oscar Niemeyerによって設計されました。
フランスのル・アーブルにブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーの建築を発見!
ブラジルで観に行って以来4年ぶりかな??
目の前で印象日の出の朝日を鑑賞できます😊 pic.twitter.com/qKk037FGJ3
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) April 10, 2022
国立劇場ホールと図書館が入っているカルチャースペース。
隣には大戦の記念碑があります。
ル・ヴォルカン | |
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住所 | 8 place Oscar Niemeyer, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | ル・アーヴル駅からル・ヴォルカンまで徒歩約20分 |
時間 | 13:30-18:30(火-金曜日) 14:00-17:30(土曜日) |
定休 | 日・月曜日 |
料金 | ※イベントにより料金は異なります。 |
HP | https://www.levolcan.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
印象日の出が描かれた場所☆
ル・アーヴルは「印象派絵画の発祥地」でもあります。
1872年にモネが描いた《印象、日の出 Impression, soleil levant)》(マルモッタン・モネ美術館所蔵)は、ル・アーヴルの夜明けの港を描いたもので、美術史の流れを変えました。
街の様子は当時とはすっかり変わってしまいましたが、モネの描いた場所は、ちょうどル・アーヴル港の正面にあたります。
ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame du Havre)
サン・ジョセフ教会からほど近い場所にあるのがノートルダム大聖堂。
第二次世界大戦中、ノートルダム大聖堂もまた爆撃による被害を受けましたが、1974年に修復されました。
鐘楼は16世紀初頭のもので、メインノファザードザードはバロック様式。
ゴシック様式とバロック様式の建築様式を取り入れた大聖堂で、1919年に歴史的建造物に指定されています。
わたしが訪問したときにちょうどパイプオルガンが鳴り響き幻想的な雰囲気でした。オルガンは1637年 リシュリュー枢機卿が街の総督だったときに寄贈されたもの。
ノートルダム大聖堂 | |
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住所 | Rue de Paris, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | ル・アーヴル駅からノートルダム大聖堂まで徒歩約20分 |
料金 | 無料 |
自然史博物館(Muséum d’histoire naturelle du Havre)
第二次世界大戦により、コレクションの一部が深刻な被害を受けましたが、古生物学、考古学、民族学、鉱物学などの展示を見ることができます。
自然史博物館 | |
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住所 | Place du Vieux Marché, 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | ル・アーヴル駅から自然史博物館まで徒歩約20分 |
時間 | 10:00-12:00 14:00-18:00 |
定休 | 月曜日、木曜日の午前中、1/1、5/1、5/8、7/14、11/11、12/25 |
料金 | 5ユーロ 26歳未満無料 |
HP | http://www.museum-lehavre.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ル・アーブルで泊まりたいおすすめホテル
ルアーブルはフランスの中でも比較的ホテルの料金がリーズナブル。
どこのホテルもコストパフォーマンスに優れていますが、やはり海沿いの街ではシーサイドのホテルがイチオシです。
↓観光地との位置関係はこんな感じ
ヒルトンガーデンイン ル・アーブル
わたしがル・アーヴルでおすすめしたいホテルはヒルトンガーデンイン!
海沿いで景色が抜群で立地も良かったですし、フランスではめずらしいバスタブ付きのお部屋に泊まることができました。
ここもかなりリーズナブルでしたが、夏のハイシーズンは料金がどんどん跳ね上がります。予約は遅くとも3ヵ月前にはすませておきたいですね!
ル・アーブルで宿泊したのはビーチ目の前の好立地ヒルトン・ガーデン・イン
素敵なお部屋にアップグレードしてくれました😍 pic.twitter.com/tWMvqM1WQL
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) April 10, 2022
ル・アーブルで絶対買いたいおすすめ土産
せっかくここまで来たら、ル・アーヴルならではのお土産を買って帰りましょう!
カルヴァドス
ノルマンディー地方の名産といえば、りんごのお酒です。「シードル」や「カルヴァドス」などが有名です。
ブランデーの一種であるカルヴァドスは、同じ産地であっても熟成期間によって味が変わってきます。熟成期間が長いほど、まろやかで深いコクのある味わいになります。
たくさん種類があると、どれを選べば良いか分からなくなりますが、カルヴァドスを初めて試す方には6~15年くらいの熟成期間を経たものがおすすめ!
ストレートで飲むのではなく、カクテルにしたり、お料理に使いたい方は、若いカルヴァドスがおすすめ。お値段も安くなります。
ル・アーブルで絶対食べたいおすすめグルメ
シーフード(Fruits de mer)
ル・アーヴルは海辺の街なので、ぜひ味わっておきたいのが海の幸。牡蠣やホタテ、ムール貝など新鮮なシーフードが楽しめます。
わたしたちは1596年創業の有名店、Taverne Pailletteで夕食をとりました。
1596年創業?!老舗も老舗のレフト欄でシーフードプラッターを😊
これでひとり分なんだぜ…
もうヨーロッパの食事量困っちゃうよ(笑)
ル・アーブル pic.twitter.com/A8Edy66N8m
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) April 10, 2022
キール・ノルマン(Kir Normand)
食前酒には「キール・ノルマン」がおすすめです!
「キール」とは、白ワインにカシスリキュール「クレーム・ド・カシス」を加えたもので、色鮮やかなワインベースのカクテルです。飲みやすく、アルコール度も高くないため、アペリティフとして親しまれています。
「キール・ロワイヤル」と混同されがちですが、キール・ロワイヤルは白ワインではなく、シャンパンがベース。
ノルマンディー地方では、白ワインの代わりにシードルが使われ、「キール・ノルマン」の名前で親しまれています。
ちなみにお隣のブルターニュ地方では、作り方は同じですが「キール・ブルトン」と呼ばれています。
ブーダン・ブラン(Boudin blanc)
フランス北部の郷土料理にブーダン・ブランがあります。
「白いソーセージ」と呼ばれ、豚や鶏など白身の肉にパン、牛乳、脂肪、香辛料を合わせて作られたソーセージです。
ブーダン・ブランは、この地方特産のりんごと相性が抜群です!
シードル(Cidre)
フランス北西部に位置するノルマンディー地方は、ブドウの栽培には適さず、りんご栽培が盛んに行われている地域です。500品種以上のりんごがあるというから驚きです。
りんごを原料としたお酒が作られ、シードルやカルヴァドスが有名です。
ル・アーブルにゆかりのある偉人・アーティスト
ル・アーヴル生まれの著名人といえば、「色彩の魔術師」と呼ばれたRaoul Dufyが有名です。
印象派を代表するクロード・モネはパリで生まれましたが、5歳の頃から少年時代の大半をル・アーヴルで過ごしています。
印象派の名前の由来となる《印象・日の出》は、モネがル・アーヴルの港の風景を描いたものです。
他にもカミーユ・コローやウジェーヌ・ブーダン、アルフレッド・シスレー、Georges Braqueなどもこの街にやってきました。
ルアーブルへの行き方・アクセス・最寄り駅
ノルマンディーの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
パリから電車や車でのアクセスが良いのでツアーでなければどちらかがおすすめ。
パリから電車で行く場合
パリのサン・ラザール駅(Saint-Lazare)からルーアン駅(Rouen)まで快速・普通列車のTERで約2時間8分。
ルーアンから乗り換えて、ル・アーブル駅(Le Havre)までTERで約1時間。というルートの方が多いかも。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
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フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリから車で行く場合
- 走行距離約200km
- 約2時間30分
だいたいGoogleマップの表示通りの時間で到着しました!
高速も便利ですが、フランスは下道もとっても素敵なのでのんびり景色を楽しみながらレンタカーで移動するのもとってもおすすめ!
春の菜の花畑は最高でした~♪
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
ル・アーブルの治安
ルアーブルに関していうと、治安が悪いと感じることはほとんどないと思います。
しかし、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
混雑しているエリアや主要駅周辺、観光地周辺はスリが紛れ込んでいる可能性も。
荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できるので、心配しすぎず、しかし決して荷物への注意は怠らず旅を楽しんでくださいね!
スリ対策の基本
万が一に備えて準備するべきことを覚えておきましょう!
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
そのほかクレジットカードについては「フランス・パリ旅行に必携!現地で使えるおすすめクレジットカード」の記事で詳しく解説しています。
ル・アーブルをもっと楽しむ
気候・ベストシーズン(春〜夏)
フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
どの季節も素晴らしいのですが、ノルマンディー地方は年間を通して降水量の多いエリア。天候が変わりやすいので折りたたみ傘は必需品!
気候を考えると春と夏がおすすめです。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリ以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また地球の歩き方以外であれば、旅行のあいだに「パリとノルマンディー 印象派を巡る旅ガイド」「フランスふらふら一人旅 モネの足跡をたどる列車旅」をお供にしていました。
フランスふらふらは漫画になっているし、KindleUnlimitedで無料。
ル・アーブルまとめ
現代的なモダニズム建築が並ぶ復興都市ル・アーヴルは、今でこそ見慣れた風景ですが、当時は斬新で先進的なものでした。
それ故に、20世紀における大規模都市計画として復興を果たしたル・アーヴルは世界遺産に指定されたのです。
ル・アーヴル | |
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住所 | 76600 Le Havre 地図 |
行き方 | パリのSaint-Lazare駅からTERでRouen駅まで約1時間30分。さらにルーアン駅からTERでLe Havre駅まで約1時間。 |
HP | https://www.lehavre-etretat-tourisme.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!