画家・アーティスト

ギュスターヴ・モローのゆかりの地4選!フランス・パリを巡る旅

神話や聖書の世界を独創的に描いたギュスターヴ・モローは、象徴主義における先駆的な画家で、絵画の世界だけではなく、文学にも大きな影響を与えたことで知られています。

神秘的で物語性を含んだモローの作品には、独自の世界観を見ることができます。

今回は、繊細な描写と個性的な色彩表現で幻想的な作品を数多く残したギュスターヴ・モローのゆかりの地をご紹介していきます。

パリのホテル代が高すぎる!

久しぶりのパリ旅行
ツインで清潔感のある部屋を探したら

たったそれだけの条件なのに
日本で1泊2万円ぐらいのホテルが
パリではなんと1泊3〜5万!?

お手上げ状態だったホテル探し…
私が宿泊代を節約した方法
詳しくまとめました

予約前に知らなきゃ損

わたしが宿泊費を
大幅コストカットした方法

このブログは、パリを愛してやまない旅ブロガーのマリと、過去パリに2年間芸術留学していたおにちゃんが書いています。>> 運営者情報をみる

ギュスターヴ・モロー(Gustave Moreau)とは?

ギュスターヴモロー(Gustave Moreau)
出没年1826年4月6日-1898年4月18日 胃癌により72歳で死去
様式・流派象徴主義
出身パリ
代表作《オイディプスとスフィンクス》メトロポリタン美術館
《イアソン》オルセー美術館
《オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘》オルセー美術館
《ジュピターとセメレ》ギュスターヴ・モロー美術館
影響を受けた人物シャセリオー、ドラクロワ
影響を与えた人物ルドン

幼少期から学生時代

1826年4月6日、ギュスターヴ・モローはパリの裕福な家庭に生まれました。幼い頃から体が弱かったため、デッサンや読書に夢中になりました。

1844年、François-Édouard Picotフランソワ・エドゥアール・ピコに弟子入り、1846年、エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学。

1848年と1849年にローマ大賞を2度落選し、エコール・デ・ボザールを退学。

1850年、Théodore Chassériauテオドール・シャセリオーEugène Delacroixウジェーヌ・ドラクロワらと交流し、強い影響を受けます。

芸術キャリア

1852年、《ピエタ》をサロンに出品し、好評を博します。

1856年、シャセリオーが37歳の若さで死去すると、モローは強い衝撃を受けました。

翌年から1859年にかけてイタリアを旅行し、Leonardo da Vinciレオナルド・ダ・ビンチMichelangelo Buonarrotiミケランジェロ・ブオナローティRaffaello Santiラファエロ・サンティなどルネサンス期の巨匠たちの模写をし、自身の画風を一新させます。

またイタリアに滞在中、Edgar Degasエドガー・ドガとも知り合います。

モロー《オイディプスとスフィンクス Œdipe et le Sphinx》メトロポリタン美術館モロー《オイディプスとスフィンクス Œdipe et le Sphinx》メトロポリタン美術館

1864年、ギュスターヴ・モローの代表的傑作《オイディプスとスフィンクス》をサロンに出品し、大きな話題となります。

その後もサロンや個展、万国博覧会などに作品を出品し、画家としての名声を確立。

晩年

晩年は優れた教育者としての一面ものぞかせました。

1888年、美術アカデミー会員に選ばれます。

1892年、エコール・デ・ボザールの教授に就任。

教え子には、フォーヴィスムの巨匠Henri Matisseアンリ・マティスGeorges Rouaultジョルジュ・ルオーAlbert Marquetアルベール・マルケなどがいました。

1898年4月18日、ギュスターヴ・モローはパリの自宅で亡くなりました。享年72歳でした。

ギュスターヴ・モローゆかりの地巡りのベストシーズン

フランスのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。

どの季節も素晴らしいのですが、せっかく地方まで足を延ばすなら気候の良い春から秋にかけてがおすすめです。

4月~10月までは営業時間が延びる施設が多く、多くのスポットを観光することができますよ!

フランスベストシーズンは夏(6月~8月)避けるべき時期・年間天気・イベント徹底解説
フランスベストシーズンは夏(6月~8月)避けるべき時期・年間天気・イベント徹底解説せっかく旅行に行くならベストシーズンがいいですよね! 旅行会社に質問すると「フランスのベストシーズンは夏(6~8月)」と回答される...

美術館だけがお目当てであれば、あえて、オフシーズンでリーズナブルな冬の期間も良いと思います。

ギュスターヴ・モローゆかりの地4

①国立ギュスターヴ・モロー美術館(Musée national Gustave-Moreau)

国立ギュスターヴ・モロー美術館国立ギュスターヴ・モロー美術館

国立ギュスターヴ・モロー美術館は、モローが1852年から1898年に亡くなるまでを過ごした館です。

モローはもともと裕福な家庭環境にあったため、自身の作品を売ることはほとんどなく、一般の人たちがモローの作品を目にする機会はほとんどありませんでした。

けれども死後に自身の作品が散逸することを恐れたモローは、1895年に私邸を美術館へと改築します。

モローの死後、建物と14,000点以上にも及ぶ膨大なコレクションは国に寄贈されました。

モローの遺言通り、1903年にギュスターヴ・モロー美術館として開館。

世界初の個人美術館で、モローの愛弟子であるジョルジュ・ルオーが初代館長を務めました。

国立ギュスターヴ・モロー美術館国立ギュスターヴ・モロー美術館

展示室の壁一面にぎっしりと並んだ絵画は圧巻です!

また美しい螺旋階段も見どころで、書斎や寝室などプライベートな空間も当時のまま残されており、ファンならずとも一度は訪れてみたい美術館です。

国立ギュスターヴ・モロー美術館
住所14, rue de La Rochefoucauld, 75009 Paris 地図
最寄りメトロ9号線Chausée d’Antin-La Fayetteショセ・ダンタン・ラ・ファイエット
時間10:00-18:00
定休火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金9ユーロ(常設展7ユーロ)
18歳未満無料
HPhttps://musee-moreau.fr

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

②オルセー美術館(Musée d’Orsay)

オルセー美術館オルセー美術館

オルセー美術館というと、真っ先に思いつくのが印象派の画家たちの作品ですが、象徴主義を代表するギュスターヴ・モローの作品も並びます。

モロー《出現 L'Apparition》オルセー美術館モロー《出現 L’Apparition》オルセー美術館

《出現》をはじめ、《イアソン》《オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘》《ヘシオドスとミューズ》《ガラテイア(ガラテア)》《シクストゥス5世の少年時代》、《シクストゥス5世の少年時代》《ゴルゴタの丘》など、モローの名画を心ゆくまで堪能することができます。

オルセー美術館
住所1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris 地図
最寄りメトロ12号線Solférinoソルフェリーノ
時間9:30-18:00(火水金土)
9:30-21:45(木)
※閉館時間の45分前まで入場可能
定休毎週月曜日、5月1日、12月25日
料金14ユーロ
18歳以下無料
ミュージアムパスOK
HPhttps://www.musee-orsay.fr/

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

③ディジョン美術館(Musée des beaux-arts de Dijon)

ディジョンは、かつてブルゴーニュ公国として栄えた街です。

街のシンボルともいえるブルゴーニュ公国宮殿は、左右対称の美しい歴史的建造物で、宮殿の右翼(東側)にはディジョン美術館があります。

古代エジプト美術から21世紀のコンテンポラリー・アートまで幅広いコレクションを所蔵し、フィリップ2世とジャン1世の墓やブルゴーニュ地方出身の彫刻家François Pomponフランソワ・ポンポンのアトリエから寄贈されたコレクションも展示されています。

モロー《雅歌Le cantique des cantiques 》ディジョン美術館モロー《雅歌Le cantique des cantiques 》ディジョン美術館

19世紀の作品展示室では、ギュスターヴ・モローの《雅歌》を見ることができます。

ディジョン美術館
住所1 Rue Rameau, 21000 Dijon 地図
行き方パリのリヨン駅(Gare de Lyonガール・ドゥ・リヨン)からTGVでDijon-Villeディジョン・ヴィル駅まで約1時間40分。ディジョン・ヴィル駅から徒歩約10分。
時間9:30-12:30 / 14:00-18:00(4月1日-10月31日)
9:30-12:30 / 14:00-18:00(1月2日-3月31日)
定休火曜日(4月1日-10月31日)
月・火・木・金曜日(11月2日-3月31日)

1月1日、5月1日、5月8日、7月14日、11月1日、11月11日、12月25日

料金常設展無料
HPhttps://beaux-arts.dijon.fr/

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

④モンマルトル墓地(Cimetière de Montmartre)

モンマルトル墓地モンマルトル墓地

パリ三大墓地の1つといわれている「モンマルトル墓地」は、起伏に富んだ緑豊かな墓地です。

お墓といってもおどろおどろしさがなく公園のような雰囲気で、墓地内を散策する人や世界的な著名人のお墓を探す人などの姿を見かけます。

mari
mari
フランスのお墓は日本と違って芸術的なものがたくさん。

モンマルトル墓地には、画家ギュスターヴ・モローをはじめ、エドガー・ドガ、作家Stendhalスタンダール、作曲家Hector Berliozエクトル・ベルリオーズ、歌手Dalidaダリアなど著名人が眠っています。

  • ロシアの舞踊家
    ヴァーツラフ・ニジンスキー
  • ロマン派の作曲家
    ルイ・エクトル・ベルリオーズ
  • 自然主義文学を定義した作家
    エミール・ゾラ
  • フランス象徴主義を代表する画家
    ギュスターヴ・モロー
  • フランスの作家
    スタンダール
  • 「椿姫」で有名な作家
    アレクサンドル・デュマ・フィス
  • フランスの印象派画家
    エドガー・ドガ
  • フランスの国民的歌手
    ダリダ
  • ロココ期のフランス画家
    ジャン・オノレ・フラゴナール

詳しい情報に関しては「モンマルトル墓地の行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド」にまとめています。

モンマルトル墓地
住所20 Avenue Rachel, 75018 Paris 地図
最寄りメトロ2号線Blancheブランシュ
メトロ13号線Place de Clichyプラス・ドゥ・クリシー
時間8:30-12:30 / 14:00-17:00
定休
料金
HPhttps://www.paris.fr/equipements/cimetiere-de-montmartre-5061

※最新情報は公式サイトでご確認ください。

ギュスターヴ・モローゆかりの地まとめ

象徴主義の代表的な画家ギュスターヴ・モローは、画家としてだけではなく、20世紀の前衛芸術家を育てた教育者としても評価されています。

モローは弟子たちの個性を尊重し、その才能を伸ばすことに尽力しました。

晩年は世間との接触を避け、アトリエにこもり黙々と作品を描いていたといわれています。

神話や聖書など古典的な物語に主題をとり、卓越した想像力で独創的な世界を表現したモローの作品は、見るものを魅了してやみません。

パリに訪れるなら一度は泊まってほしい!

パリでぜひ泊まっていただきたいのがオテル リッツ パリ!!

ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。

サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。

かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。

ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。

絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!

予算オーバーなら「ベストウエスタン プレミア デュック ドゥ ブルゴーニュ」はコスパが良くおすすめです

オテルリッツの料金を
チェックしてみる