楽しいフランス旅行で、一番悩ましいのがホテル選び。
パリと比べると随分とマシですが、リヨンのホテル選びもまた、他の都市と比べて難しいと感じました。
大きな街ではないと言いつつも、地方都市としてはそれなりの広さがあり、駅から中心部までは歩いて移動する距離ではありません。
重い荷物を持って移動するのは結構疲れるので、ある程度立地や街の雰囲気を掴んでおきたいですよね。
わたし自身、フランスには10回以上滞在していますが、ハズレホテルに当たったことも何度かあり、がっかりした思い出も。
そこで、この記事ではわたしたちがリヨンで宿泊におすすめするエリアと選び方、具体的なおすすめホテルを価格帯別に紹介します。
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
このページの目次
日本人向け!リヨンでのホテルの選び方
フランスでの具体的なホテル選びで最も大切なこと、それは立地とグレードです。
立地
ホテルの立地は、治安のよくないフランスで身の安全を守るための重要なポイント。
料金が安いからといって、治安の悪い地域に泊まることはおすすめできません。
土地勘がない場合は、事前に治安が悪いとされる地域を頭に入れておきましょう。
リヨンでわたしたちがおすすめしているのは以下の3地域です。
わたしは大半の地方都市で駅周辺のホテルへ宿泊しますが、リヨンは大きな街なので、駅から旧市街まで少し距離があり、徒歩で移動するには時間がかかります。
滞在時間が短く、すぐに移動してしまう場合はパール・デュ駅またはペラーシュ駅周辺が便利。
ターミナル駅の近くは時間帯によって治安が悪いこともあるので、なるべく駅すぐのホテルをとるようにしてください。
連泊できるのであれば街の中心地に泊まって観光するのベストです。
グレード
リヨンに限らず、ヨーロッパのホテルは想像以上に古いです。
それなりの料金のホテルに泊まっても、エレベーターがなかったり、水漏れのトラブルが発生することも珍しくありません。
そのため、人によってはホテルのグレードを選ぶことも大切なポイントと言えるでしょう。
また、3つ星以上のホテルを選んでも、日本人が満足できるレベルの設備があることは約束できません。フランスはそんな不便も合わせて楽しむ国です。
ホテルを予約する前に絶対読んでほしいことは「旅のプロが教えるフランス・パリのホテル・アパルトマンの選び方と注意点」にまとめたのでぜひご覧ください。
口コミ
立地とグレードでホテルの候補が絞れたら、ホテルの口コミをチェックして実際の利用者の声を確認しましょう。
わたしたちがフランスのホテルを予約するときは、Booking.comを利用することが多いです。
一番の理由は口コミが多いこと。点数が低くても自分には許容できる理由だったりすることも多々あるので特に連泊する時はレビューのチェックは欠かせません。
良いホテルを探すコツは、少なくとも100件以上はレビューがあり、7点以上取っているホテルを探すこと。
また、Booking.comは希望のホテルが売切れだった場合に、近くで似たようなホテルをおすすめしてくれるところも気に入っています。
滞在日数が短いならリヨン・パールデュー駅・ペラーシュ駅がおすすめ
滞在日数が1泊と短いならターミナル駅近くのホテルをおすすめします。
というのも、ベルクール広場近くのホテルから歩いて20分ほどの距離をトラムで移動するのもなかなか疲れてしまったから。
それにこりて、帰りはUberを使ったところ子連れだったので到着後に却下。急遽ホテルにタクシーを呼んでもらったら渋滞にはまり、なんと30ユーロ近くもかかるという始末。
夕方や朝の時間帯は渋滞も激しいので、出発時間がそのあたりなら駅近くに泊まっておくのがおすすめという結論になりました!
リヨンの玄関口であるリヨン・パールデューはパリからTGV、リヨン空港のアクセスに便利な「ローヌエクスプレス」の発着駅。
他の都市への移動を考えると大変便利です。
反面、観光の中心となる旧市街や市庁舎エリアまではやや遠く、パールデュー駅から観光案内所までは約3km、徒歩40分もかかります。ペラーシュも同じく歩くと約30分。
地下鉄やトラムを使えばそれほど気になる距離ではありませんが、ディナーや暗くなってからの移動を考えると少し不便に感じるかも。
滞在が短く、体力もあるタイプにおすすめのエリアです。
ラディソン ブルー ホテル リヨン(Radisson Blu Hotel Lyon)
駅近のホテルとして圧倒的な口コミ数をほこるのがラディソンブルホテル。
ショッピングモール直結で、フランスではめずらしい高層ホテル。駅までは迷わずいけば3分程度で到着できます(モールからの連絡通路があります)。
イビスバジェットリヨン(Hôtel ibis Budget Lyon Centre)
フランスと言えばやはりアコーホテルズグループのおひざもと。
普段はヒルトンやマリオット、IHGグループのホテルを利用することの多いわたしですが、フランスでは積極的にアコーホテルズを利用しています。
というのも、立地がよく料金が割安なことが多いから。
イビスは最低限のアメニティしかありませんが、やっぱり料金が大きな魅力に。
駅の裏側ということもあり、料金はかなりお手頃です。ローヌ・エクスプレスの乗り場からも目と鼻の先なので空港利用者にもとてもおすすめ。
メルキュール リヨン サントル シャトゥー ペラーシュ(Hôtel Mercure Lyon Centre Château Perrache)
わたしの場合はパールデュー駅ではなく、ペラーシュ駅に発着したので、パールデュー駅は逆に不便。
ペラーシュ駅付近のおすすめホテルも1つ紹介しておきます。
メルキュールは駅目の前にあるのでとにかく移動がラク。
次にリヨンに来たらここにしようかなと狙っているホテルのひとつです。
特に子連れの場合、大荷物を持ってメトロやバスに乗るのは結構大変。中心地にも近いし、地方へのバスアクセスも良好なところも気に入っています。
観光地ど真ん中に泊まるならリヨン・ベルクール広場周辺がおすすめ
わたしが最もおすすめしたいのは、ローヌ川とソーヌ川に挟まれた半島部分にあるベルクール広場からテロー広場にかけてのエリア。
2泊以上するなら、やっぱり街の中心に泊まってホテルを拠点にあちこち散策したいですよね!
メトロA線が通っていて駅からのアクセスもよく、レストランやカフェ、ショップが集まり治安も悪くありません。
ハイブランドをはじめ、お買い物にも楽しいエリアで、買い物の後ホテルに戻るのも安心です。
酔っぱらって帰るときも、レストランからホテルが近いと快適!ホテルの数も多く、それほど高くない料金で泊まれるのも魅力です。
インターコンチネンタル リヨン ホテル(InterContinental Lyon – Hotel Dieu, an IHG Hotel)
リヨンで一番のホテルといえば、インターコンチネンタルでしょう。わたしもここに泊まってみたかったのですが、なんと滞在期間はすべて満室!
料金もこの辺りではお高めですが、満室なんて、人気がうかがいしれますね。
それもそのはず、12世紀に建てられた歴史的建造物でかつでは宗教施設であり、医療機関として機能していたのです。
それが改修を重ね、ホテルとしてオープンしたのは2019年。800年の歴史、インターコンチネンタル、そしてパリと比べると料金も現実的に泊まれなくはない。
ホテル直結で、このような素敵空間でお買い物&食事が楽しめるので、予算がゆるせばぜひ早めに予約してほしいです!
バイヤール ベルクール(Bayard Bellecour)
ベルクール広場に面し、抜群の立地をほこるバイヤールベルクール。
とにかくインテリアが素敵で、外国のホテルといった雰囲気で口コミ評価も高いホテル。
一番お手頃な客室は16平米と狭いので、少し料金を追加して、ゆったりとしたお部屋を選ぶのがおすすめです。
地元の食材や自家製料理を使用したビュッフェ式朝食も美味しいと評判。
どの部屋もかわいすぎて迷ってしまう!!!
メルキュール リヨン センター ボザール(Hôtel Mercure Lyon Centre Beaux Arts)
こちらもアコーズホテル系列のメルキュール。市内にはメルキュールがたくさんあるので、自分がどのホテルを予約したかしっかり地図と名前を見比べておいてくださいね!
メルキュール リヨン センター ボザールはリヨンの中心に位置し、観光に抜群の立地。
ここも場所の割にはお手頃に泊まれてコストパフォーマンス外いホテルです。
わたしが宿泊した時は日本語ができるスタッフがおり、なんと日本語で手書きのお手紙までいただきました♡
日本語で相談できるのはとっても安心で、大変心地のよい滞在となりました。
リヨン・旧市街エリアのホテル選びは要注意
観光の中心となる旧市街エリア。とても素敵なのですが、石畳の道が続くため、荷物を持った移動がやや不便に感じるかもしれません。
駅からタクシーで移動する場合、渋滞にはまるとかなりの金額になってしまうのも少しデメリット。
そして、プチホテルが多いため、夜の喧騒がうるさいと感じる可能性も考慮してホテルを選んでくださいね。
わたしが旧市街に泊まるなら、少し高級なホテルをおすすめします。
さきほどお伝えした通り、旧市街に大きなホテルはほとんどなく、フロントがなかったり、スタッフが常駐していないような宿も少なくありません。客室の雰囲気はよいのですが、それだとやっぱり不便。
ヴィラ フロランティン(Villa Florentine)
5つ星のヴィラ フロランティンは安心して泊まれる良宿です。かつて修道院だった建物を利用し、景色も抜群!天気が良ければ屋外テラスで食事も楽しめます。
パリの5つ星と比べるとお手頃ですし、とっても素敵なホテルです♡
リヨン・ヒルトン&マリオットは少し不便
普段はヒルトン、マリオットグループを愛用しているため、もちろんリヨンでも探してみました。
どちらも立地が微妙で、あきらめて街の中心の他のホテルを利用することに。どうしてもヒルトン、マリオットグループがいいという方へ参考になると嬉しいです。
リヨン マリオット ホテル シテ アンターナショナル(Lyon Marriott Hôtel Cité Internationale)
マリオットのホテルがあるのはテット・ドール公園の北側。
街の中心ベルクール広場までトラムを使えば20分の距離なので、それほど遠いわけではないのですが、乗り換えが必要なのでやはり便利とは言えません。
料金は場所が微妙なため、マリオットにしてはお手頃。気になりはしましたが、わたしは立地重視でホテルを決めるので、今回の利用は見送りました。
滞在が眺めで、ゆったりとした観光をされる場合は検討の価値ありかもしれません。
ダブルツリー バイ ヒルトン リヨン ユーロエキスポ(DoubleTree by Hilton Lyon Eurexpo)
ヒルトンはマリオットよりさらに遠く、ベルクール広場までは車で約20分。トラムだとペラーシュ駅まで35分、ブランシュ駅まで20分とかなり不便。
料金はかなりお手頃なので、ドライブ中に少しリヨンに寄ってみたいくらいの感じならいいかもしれませんが、通常の旅行者には不向き。
完全にエキスポや会議用のホテルです。
Googleマップのホテル名はゴールデン チューリップ リヨン ユーレキスポになっていたので、ヒルトンへリブランドされているのでしょうか。
リヨンの街をもっと楽しむ
世界遺産の街として知られるリヨンは、見どころが盛りだくさん!
- ユネスコ世界遺産の旧市街
- 美食の都のグルメ
- 絶景のノートルダム大聖堂
などなど!!
街中には美味しいレストランやビストロが数多くあり、リヨンは観光とグルメが同時に楽しめるところが最大の魅力です。
リヨンの主要観光スポット
トラブール(Traboule)
世界遺産の旧市街を堪能する上で外せないのは、「トラブール」と呼ばれる細い抜け道。
人気のトラブールは旧市街に集中しています。
リヨンにはトラブールが500以上あるともいわれており、一部は旅行者にも開放されています。
扉を抜けると外部と遮断された特別な空間が現れ、散策するのがとっても楽しい!!
ノートルダム大聖堂(Basilique Notre-Dame de Fourvière)
リヨンのシンボル、ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂。
1872年から1896年にかけて建てられたこの聖堂は、リヨンの旧市街と新市街を一望できる絶景スポットです。
ステンドグラスにフレスコ画、床から天井まで素晴らしすぎて言葉が出ません。
フランスには素晴らしい教会がたくさんありますが、ここが必見なのは納得。普段興味のない方にもぜひ足を運んでもらいたいスポットです。
ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール・バジリカ聖堂 | |
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住所 | 8 Place de Fourvière, 69005 Lyon 地図 |
行き方 | Vieux Lyon駅から約3分 |
時間 | 7:00-19:00 |
定休 | なし |
料金 | 無料 |
HP | https://www.fourviere.org/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
リヨンといえばブションでのランチ&ディナー
多くの旅行者がブション*でのランチ&ディナータイムを目当てにやってきます。
*ブションとはリヨンで伝統料理を提供する食堂
日本でも有名なポール・ボキューズ本店があるのもリヨン。
星付きレストランからカジュアルなものまで様々なレストランがあるので、ぜひお腹を空かせて訪れましょう!
定番料理のクネル(白身魚の身をすりつぶした魚料理)や内臓系の料理がおすすめです。
スイーツならカスタードクリームにメレンゲを浮かせたîles flottantesやTarte aux pralinesがリヨン名物。
また、リヨンと言えば美味しいチョコレートも有名。
ベルナシオンをはじめ、有名ショコラティエがたくさんあります。
厳選したカカオ豆からチョコレートを作る老舗ショコラトリーのベルナシオン。
世界中にファンを持ちますが、実店舗はリヨンとパリだけ。
本店はリヨンにあります。
田中みな実が絶賛し、アナザースカイでも取り上げられたことで日本人からの人気もさらに高まっています。
円形のチョコレートに金箔がまぶされた「パレドール」が有名。
ポール・ボキューズ市場(Les Halles de Lyon Paul Bocuse)
美食の都と呼ばれるにふさわしいのがポール・ボキューズ市場(Les Halles de Lyon – Paul Bocuse)。
新鮮でバラエティ豊かな食材が陳列された上品な雰囲気の市場で、バーやレストランも併設されています。
美味しいグルメをお目当てに、地元の人たちだけでなく、旅行者にも人気のスポット!ぜひ足を運んでみてくださいね♪
もし言語や会話が不安で市場に行くか悩んでいる方は、日本語アシスタント付きの現地ツアーを利用されるのがおすすめです。
ポール・ボキューズ市場 | |
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住所 | 102 Cours Lafayette, 69003 Lyon 地図 |
行き方 | ベルクール広場から徒歩約23分 |
時間 | 7:00-19:00(日曜日13:00まで) |
定休 | なし |
HP | https://www.halles-de-lyon-paulbocuse.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
その他の見どころや、楽しみ方は「リヨン人気観光地と見どころを地図付きでご案内」でたっぷり紹介しているのでお見逃しなく!
リヨンでシティパスを活用する
リヨンには「リヨンシティカード」と呼ばれる
- 公共交通機関乗り放題(メトロ・バス・トラム等)
- 美術館などの観光スポットに入れる
- ソーヌ川クルーズ体験
- 現地ガイド付きツアー含む
お得なシティパスがあります。
滞在期間に合わせて、24〜96時間(1日〜4日間)のカードが用意されており、公共交通機関が無料に!
リヨンシティカードは市内でも購入できますが、リヨンの現地ツアーやチケットを多く取り扱っているGetYourGuideでも販売されていました。
わたしが実際に購入して使った様子や、元がとれたかどうかは「リヨン・シティカードは買うべきか?料金・購入方法・入場可能場所について」をご覧ください!
リヨンシティカードを手に入れれば公共交通機関は乗り放題なのでそこまで切符等の心配をする必要はありませんが、リヨンでの公共交通機関の乗り方や切符の買い方は「リヨンの地下鉄・バス・トラムお得な切符の選び方と乗り方・料金・チケット購入方法」でまとめています。
リヨンで人気おすすめホテル
リヨンは大きな街ではないと言いつつも、地方都市としてはそれなりの広さがあり、駅から中心部までは歩いて移動する距離ではありません。
リヨンのホテル選びもまた、他の都市と比べて難しいと感じました。
- 滞在日数が1泊と短いならターミナル駅(パールデュー駅かペラーシュ駅)近くのホテルをおすすめ
- 2泊以上するなら街の中心(ルクール広場からテロー広場にかけてのエリア)に泊まってホテルを拠点に観光もいいかも
- 観光の中心となる旧市街エリアはとても素敵ですが、石畳の道が続くため、荷物を持った移動がやや不便
また、フランスでハイブランドや食品を購入される場合、買ったらすぐに荷物をすぐに持って帰れるところが中心地に泊まる大きな利点。
ハイブランドやデパートの紙袋はスリの格好のターゲット。大きな荷物を持ってメトロやトラムに乗るのはおすすめできません。
中心地に泊まれない場合も、買い物した後は袋を隠したり(荷物が大きくなければわたしはスーパーのエコバッグに入れ替えます。)、タクシーを利用してとにかく安全重視で行動してくださいね。
各エリアごとのおすすめホテルは「フランス・リヨンでの人気おすすめホテル9選!エリア別の治安と選び方」で詳しくご紹介しています。
また、スリなどの防犯対策はパリと変わらないので、あまり旅慣れていない方はぜひ「フランス在住者が教えるスリ・詐欺の手口と対策・撃退方法」の記事も熟読されることをおすすめします。
リヨンで現地ツアーに参加する
リヨンには日本語アシスタントと街歩きを楽しむ現地ツアーがあります。
- 美食の都リヨン街歩きツアー 旧市街散策+ポール・ボキューズ市場で試食・試飲 公共交通機関1日パス付<日本語アシスタント/午前/貸切/4時間>
- リヨン市内ウォーキングツアー 世界遺産リヨン歴史地区など定番スポットをご案内 <夕食付きプランあり/3または5時間/日本語アシスタント/リヨン発>
英語でも問題なければ上記のツアーよりかなり安く周れるほか、リヨン発のボジョレー地方ツアーもありました。
- 世界遺産と美食の街・リヨン ローカルグルメウォーキングツアー!伝統郷土料理からスイーツまで試食たっぷり&赤・白ワイン試飲付き<英語ガイド>
- リヨン発:テイスティング付きボジョレー地方ワイン ツアー<英語ガイド>
リヨンのガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また地球の歩き方以外であれば、わたしの大好きな旅のヒントBOOKから「美食の古都散歩 フランス・リヨンへ」が出版されています。
リヨンで気軽に楽しめるお店や、近郊の街が紹介されており、旅行に一役買いました。
三ツ星レストランをメインに楽しむ予定の方には物足りないかもしれません。
フランス・リヨンでのおすすめ人気ホテルまとめ
リヨンのおすすめホテルをエリアにわけて紹介しました。
実際に泊まってみて、荷物の量、旅慣れた人と移動するかどうか、何日間滞在するかでおすすめが変わってくるなとしみじみ感じます。
- 夜遅くまで出かけない場合や、滞在が短い場合は駅の近く(治安を考慮して歩く距離はなるべく少なく)
- 買い物や、お酒も楽しみたい、夜も散歩にも出かけたい、2泊以上滞在するという場合は街の中心がおすすめです。
また、日本から旅行に来る際、フランスでハイブランドや食品を購入される方も多いかなと思います。
買ったらすぐに荷物をすぐに持って帰れるところが中心地に泊まる大きな利点。
ハイブランドやデパートの紙袋はスリの格好のターゲット。大きな荷物を持ってメトロやトラムに乗るのはおすすめできません。
中心地に泊まれない場合も、買い物した後は袋を隠したり(荷物が大きくなければわたしはスーパーのエコバッグに入れ替えます。)、タクシーを利用してとにかく安全重視で行動してくださいね!
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
チュルイリー庭園に隣接し、客室からはエッフェル塔、コンコルド広場、シャンゼリゼ大通りなどパリを代表するモニュメントが見下ろせるウェスティン・パリ・ヴァンドームや
シャンゼリゼ通りのルイヴィトンの本店を曲がってすぐ、凱旋門やシャンゼリゼ通りから徒歩圏内のプリンスドガル ラグジュアリーコレクションホテルなど
正直こんなホテル泊まっていいの?と身分不相応を感じるようなお部屋でしたが、貯めたポイントでお得に宿泊することができました。
高級ホテルというと、ある程度経済的に余裕のある人向けの話に聞こえるかもしれませんが、本当は余裕のない人にこそポイントやマイルを駆使してお得に旅を楽しんで欲しいと願っています。
このおかげで驚くようなホテルへ泊まれることができ感動の連続でした。
フランスへ行くのは最初で最後かもしれません。帰国後後悔のないよう存分に楽しんできてください!
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!