フランス南東部に位置するアヴィニョンは、城壁に囲まれた中世の街並が残る美しい街です。
なかでも1995年に世界遺産に登録された歴史地区は、旅行者に大人気の観光地!
わたしも初めてのフランス旅行で行ってきましたー♡♡
歴史好きでないとあまり興味がないかもしれないけど、正直ここは絶対行くべき!!
このページでは、歴史情緒あふれるアヴィニョンの街をご紹介していきます♪
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このページの目次
- アヴィニョンの観光情報
- アヴィニョンの観光名所と見どころ
- アヴィニョン教皇庁|法王庁(Palais des Papes)
- ノートルダム・デ・ドン大聖堂(Notre Dame des Doms d’Avignon)
- サン・ベネゼ橋(Pont Saint Benezet)
- プチ・パレ美術館(Musée du Petit Palais)
- ロシェ・デ・ドン公園(Jardin du rocher des Doms)
- アヴィニョン市庁舎|時計台広場(Place de l’Horloge)
- サン・ピエール教会(Basilique Saint-Pierre d’Avignon)
- アングラドン美術館(Musée Angladon)
- ランベール・コレクション(Collection Lambert Avignon)
- カルヴェ美術館(Musée Calvet)
- ルイ ヴーラン美術館(Musée Louis Vouland)
- タンチュリエ通り(Rue des Teinturiers)
- アヴィニョンの城壁(Remparts d’Avignon )
- アヴィニョンで絶対買いたいおすすめ土産
- アヴィニョンで絶対食べたいおすすめグルメ
- アヴィニョンで泊まりたいおすすめホテル
- アヴィニョンへの行き方・アクセス・最寄り駅
- アヴィニョンの治安
- アヴィニョンをもっと楽しむ
- アヴィニョンまとめ
アヴィニョンの観光情報
一年を通して穏やかな気候のプロヴァンス地方。そのプロヴァンス地方の北側に旅の拠点でもあるアヴィニョンの街があります。
かつてこの街には7人のローマ法王が移り住み、巡礼路の要所でした。
城壁で囲まれた「アヴィニョンの歴史地区」は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されています。
おすすめ観光の周り方
アヴィニョンの見どころは、なんといっても街のシンボルといえる教皇庁でしょう。
1309年から1377年まで7代にわたる教皇がこの宮殿に住みました。
アヴィニョンの歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されており、訪れる価値のある街です。
近隣の観光スポット
アヴィニョンから車で約1時間で行ける観光地もあります!
プロヴァンス地方を鉄道やレンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
わたしはアヴィニョンを起点にバスや鉄道を使って、アルルやサンレミ、ポン・デュ・ガールをまわりました。
- サン・レミ・ド・プロヴァンス
- ポン・デュ・ガール
- ニーム
- アルル
- カマグル
現地ツアーで周る
アヴィニョンの現地ツアーを調べてみました。
ベルトラの現地ツアーは日本語ガイド付きツアーが多くて価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
- アヴィニョン発
リュベロン地方の田舎村めぐりツアー
(日本語または英語ガイド / ゴルド / ルシヨン / フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ) - アヴィニョン発
南仏プロヴァンスプライベートツアー
(日本語ガイド / 好きな場所へ行ける) - アヴィニョン発
古代ローマ遺跡と
ゴッホゆかりの地めぐりツアー
(日本語または英語ガイド / ポン・デュ・ガール / アルル / レ・ボー・ド・プロヴァンス / サン・レミ・ド・プロヴァンス)
英語ガイドのツアーでも問題なければ、種類豊富なGetYourGuideのツアーがおすすめです。
- アヴィニョン発
コート・デュ・ローヌのブドウ畑へ
ワイン試飲付きツアー
(英語または仏語ガイド / 3つのグラン・クリュのワイン産地へ / ワインテイスティング2回) - アヴィニョン発
ラベンダー畑散策ツアー
(英語または仏語ドライバー / 広大なラベンダー畑を散策&ドライブ)
アヴィニョンの観光名所と見どころ
歴史的な街並が色濃く残るアヴィニョン。1309年から1377年まで教皇庁が置かれ、カトリックの中心地として栄えました。
ユネスコの世界遺産に登録されている歴史地区をはじめ、美術館や教会など見どころが満載です!
アヴィニョン教皇庁|法王庁(Palais des Papes)
14世紀から15世紀にかけてカトリックの派閥争いが激しくなると、1309年にローマ法王は教皇庁をローマからアヴィニョンへと移します。
1377年まで7人の法王がこの宮殿で暮らし、贅沢な日々を送っていました。
フランス革命により、宮殿内のほとんどの装飾品が失われてしまい、残念ながら豪華絢爛だった当時の暮らしぶりを見ることができません。
教皇庁は、旧宮殿(パレ・ヴィユー)と新宮殿(パレ・ヌフ)の2つの区画に分けられます。
旧宮殿は、ベネディクトゥス12世の命により建てられました。
防壁を備えた重厚な造りで、高さ約50mの塔がいくつも設けられています。
のちにクレメンス6世の命により増築された新宮殿は、旧宮殿とは対照的に華麗な装飾が施され、「鹿の間」にはフレスコ画が唯一残されています。
アヴィニョン教皇庁(法王庁) | |
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住所 | Place du Palais, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からアヴィニョン教皇庁まで徒歩約15分 |
時間 | 10:00-17:00(1月1日~2月3日) 10:00-18:00(2月4日~2月28日) 9:00-19:00(3月1日~11月5日) 10:00-17:00(11月6日~12月22日) 10:00-18:00(12月23日~12月31日) |
定休 | – |
料金 | 大人12ユーロ 子供(8〜17歳まで)10ユーロ 7歳以下無料 ※教皇庁+サン・ベネゼ橋の両方のチケットを購入する場合の優待料金: 大人14.50ユーロ 子供11.50ユーロ 家族割引(法王庁+サン・ベネゼ橋):大人2人+子供1人=37ユーロ 大人2人+子供2人=45ユーロ(3人目からは無料) |
HP | http://www.palais-des-papes.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ノートルダム・デ・ドン大聖堂(Notre Dame des Doms d’Avignon)
教皇庁に隣接したノートルダム・デ・ドン大聖堂(アヴィニョン大聖堂)は、4世紀のカトリックのバジリカ様式をもとに12世紀半ばに建てられたロマネスク様式の大聖堂。
何度となく改修が繰り返され現在に至ります。
1859年にノートルダム・デ・ドン大聖堂のシンボルともいうべき「黄金の聖母子像」が、西側の鐘楼の上に据え付けられました。
大聖堂の内部には、15世紀のフレスコ画や礼拝室にはゴシック様式のヨハネス22世が葬られた墓があります。
アヴィニョン大聖堂 | |
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住所 | Place du Palais, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からノートルダム・デ・ドン大聖堂まで徒歩約15分 |
時間 | 月-土曜日6:30-12:00 14:30-17:30(夏は18:00まで) 日曜日 9:00-12:00 14:30-17:30(夏は18:00まで) |
料金 | 無料 |
HP | https://www.metropole.diocese-avignon.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
サン・ベネゼ橋(Pont Saint Benezet)
12世紀にローヌ川をまたぐ石造りの橋が架けられました。それがサン・ベネゼ橋です。これによりアヴィニョンは交通上の要衝となります。
現在は4つのアーチが残っていますが、かつては長さ約900m、 22連のアーチに支えられた立派な橋でした。洪水により、橋の大部分が流されてしまい、現在は再建されずにそのままになっています。
世界的に有名な歌「アヴィニョンの橋の上で」は、このサン・ベネゼ橋が舞台になっています。
日本語にも訳されてよく歌われるので、聞いたら絶対分かると思う!「はっしの~上で~お~どろよ、おどろよ♪」のあの歌ですよ(笑)
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橋の途中には教会があって、今は礼拝堂のみが残っています。
橋の上を歩くには入場料金が必要で、営業時間も決まっています。風が強い日は吹き飛ばされそうです(笑)
サン・ベネゼ橋 | |
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住所 | Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からサン・ベネゼ橋まで徒歩約20分 |
時間 | 10:00-18:00 |
料金 | 大人5ユーロ 子供(8〜17歳まで)4ユーロ 8歳以下無料 ※教皇庁+サン・ベネゼ橋の両方のチケットを購入する場合の優待料金: 大人14.50ユーロ 子供11.50ユーロ 家族割引(法王庁+サン・ベネゼ橋):大人2人+子供1人=37ユーロ 大人2人+子供2人=45ユーロ(3人目からは無料) |
HP | http://www.avignon-pont.com/fr |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
プチ・パレ美術館(Musée du Petit Palais)
プチ・パレ美術館は、14世紀から15世紀にかけてアヴィニョン大司教が住んでいた館でした。
現在は美術館になっており、ルネッサンス期のイタリア絵画やフランスのロマネスクやゴシック彫刻などのコレクションが展示されています。
中でもボッティチェリの「聖母子」やクリヴェッリの「四聖人」は必見。
夏場の夜には雄大なプロジェクトマッピングの会場にもなります。
プチ・パレ美術館 | |
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住所 | Palais des archevêques, Pl. du Palais, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からプチ・パレ美術館まで徒歩約15分 |
時間 | 10:00-13:00 14:00-18:00 |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | https://www.petit-palais.org/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ロシェ・デ・ドン公園(Jardin du rocher des Doms)
ロシェ・デ・ドン公園は、教皇庁の裏手にある岩壁上に造られた公園です。
ここからの眺めは最高で、ローヌ川やサン・ベネゼ橋、ローヌ川対岸にあるサン・タンドレ要塞などアヴィニョンの街が一望できます。
緑豊かな園内には、庭園や貯水池があり、地元の人たちの憩いの場所になっています。観光名所巡りに便利なプチ・トランも走っており、園内散策におすすめですよ♪
ロシェ・デ・ドン公園 | |
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住所 | Place du Palais, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | 時計台広場(Place de l’Horloge)からロシェ・デ・ドン公演まで徒歩約10分 |
時間 | 7:30-17:30(1・12月) 7:30-18:00(2・11月) 7:30-18:30(10月) 7:30-19:00(3月) 7:30-20:00(4・5・9月) 7:30-21:00(6・7・8月) |
料金 | 無料 |
アヴィニョン市庁舎|時計台広場(Place de l’Horloge)
アヴィニョン市庁舎前に広がる時計台広場は、地元の人々や観光客で賑わう憩いの場所。
広場の名前の由来にもなった時計台は、1471年にアヴィニョンの市庁舎に作られました。
からくり時計になっており、時を知らせる鐘とともに動き出します。
市庁舎の隣にあるのは、19世紀に建てられたオペラハウス「オペラ・グラン・アヴィニョン」。
イタリア式劇場で、毎年夏に開かれるアビニョン演劇祭でもこのオペラハウスが使われます。
1947年にジャン・ヴィラールによって創設されたアヴィニョン演劇祭は、毎年世界各地から観光客が集まり、オペラはもちろん、演劇、バレエ、ミュージカル、コンテンポラリー・ダンスなど、さまざまなジャンルのパフォーマンス・アートが繰り広げられます。
メイン会場であるアヴィニョン教皇庁前広場をはじめ、アヴィニョンの街中の100ヶ所以上の場所で、国内外から600にも及ぶ劇団が参加して、幅広いパフォーマンスをアーティストたちが披露してくれます。
時計台広場 | |
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住所 | Place de l’Horloge, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅から時計台広場まで徒歩12分。 |
サン・ピエール教会(Basilique Saint-Pierre d’Avignon)
アヴィニョンの街の中心に位置するサン・ピエール教会は、1385年に建てられた壮麗なゴシック様式の教会です。
見どころは、1458年に織られたタペストリーとシモン・ド・シャロンによって描かれた宗教画《羊飼いの礼拝》と《サン・ピエールに鍵を渡すキリスト》。
サン・ピエール教会 | |
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住所 | Place Saint-Pierre, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からサン・ピエール教会まで徒歩12分。 |
時間 | 月-土曜日 8:00-12:40 15:00-17:00 日曜日 8:00-11:30 |
料金 | 無料 |
アングラドン美術館(Musée Angladon)
アングラドン美術館は、オート・クチュールの開拓者でアマチュア芸術家でもあったジャック・ドゥーセのコレクション相続したアングラドン・デュブルジョー夫妻が開いた美術館です。
規模こそ大きくないものの、ドガ、マネ、シスレー、ピカソ、藤田、モディリアーニ、ゴッホ、セザンヌ、ピカソなどの作品を中心に16世紀から20世紀までの充実したコレクションが揃います。
また、美術館にはアングラドン家の私的な空間も再現されており、家具や装飾品、陶磁器なども展示。
アングラドン家の生活環境や美的なセンスに触れることができます。
アングラドン美術館 | |
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住所 | 5 Rue Laboureur, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からアングラドン美術館まで徒歩7分。 |
時間 | 13:00-18:00 |
定休 | 月曜日、1月、12月25日 |
料金 | 大人8ユーロ 15-25歳 3ユーロ 子供(4-14歳)1.5ユーロ |
HP | http://www.angladon.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ランベール・コレクション(Collection Lambert Avignon)
ランベール・コレクションは、パリのコンテンポラリー・アート界をリードし続けたイヴォン・ランベールの私設美術館です。
2000点以上にのぼるコレクションが所蔵されており、近代アートがお好きな方におすすめです。
日本人の作品や、革新的な映像作品、子供には見せられない?18禁レベルの特別展もやっており、かなり攻めた美術館でした。
写真で見られる世界はほんの一部。時間が許せば足を運んでみたい場所です。
ランベール・コレクション | |
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住所 | 5 Rue Violette, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からランベール・コレクションまで徒歩5分。 |
時間 | 13:00-18:00(水〜金曜日) 11:00-18:00(土・日曜日) 7・8月は11:00-19:00 |
定休 | 月・火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | http://www.collectionlambert.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
カルヴェ美術館(Musée Calvet)
ナポレオン1世の命により作られたカルヴェ美術館は、18世紀に建てられたヴィルヌーヴ・マルティニャン邸の中にあります。
医学博士だったエスプリ・カルヴェ(1728-1810)が、自分のコレクションをアヴィニョン市に遺贈したものをアヴィニョン市が1833年に購入。
アヴィニョン建築物の至宝の1つとして、1963年に歴史的建造物に指定されています。
古代エジプトの美術品や15世紀から20世紀の絵画、彫刻など幅広いコレクションの展示は大変見ごたえがありました。
カルヴェ美術館 | |
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住所 | 65, rue Joseph Vernet 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からカルヴェ美術館まで徒歩10分。 |
時間 | 10:00-13:00 14:00-18:00 |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 無料 |
HP | http://www.musee-calvet.org/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ルイ ヴーラン美術館(Musée Louis Vouland)
ルイ・ヴーラン美術館は、美術収集家であったルイ・ヴーランの邸宅を美術館として開館したもので、装飾芸術作品をはじめ、19世紀末から20世紀初頭のプロヴァンス地方の芸術家による作品が展示されています。
17世紀から18世紀にかけての家具、陶器、磁器、タペストリー、時計、中国美術品などの装飾芸術作品、
16世紀から18世紀にかけて作られた熟練家具職人による素晴らしい家具、フランドルやゴブラン織りのタペストリーなどが見どころです。
素敵なお庭で自家製シロップを注文してゆっくりできます。隠れ家的な美術館でおすすめです。
ルイ ヴーラン美術館 | |
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住所 | 17 Rue Victor Hugo, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からルイ ヴーラン美術館まで徒歩13分。 |
時間 | 14:00-18:00 13:00-18:00(6月20日〜9月17日) 14:00-17:00(12月24日、12月31日) |
定休 | 月曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 大人6ユーロ 学生(26歳以下)4ユーロ 12歳以下無料 |
HP | http://www.vouland.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
タンチュリエ通り(Rue des Teinturiers)
タンチュリエ通りは、街の中心部から少し外れたところにあります。
運河沿いに続くこの小道は、「タンチュリエ」という言葉通り、その昔この辺りは染物屋の問屋街だったそうです。
今では小さなお洒落なお店やレストラン、カフェなどが並びます。
さまざまな映画のロケ地としても有名で、運河には水車があり、この水車の近くには、「ファーブル昆虫記」で有名なファーブルが住んでいました。
タンチュリエ通り | |
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住所 | Rue des Teinturiers, 84000 Avignon 地図 |
行き方 | アヴィニョン中央駅からタンチュリエ通りまで徒歩12分。 |
アヴィニョンの城壁(Remparts d’Avignon )
アビニョンは城壁に囲まれた街です。全長4.3kmの城壁は14世紀に建造されたもので、現在もほぼ当時のままに残っています。
中世都市の城塞建築を知るうえでとても貴重な史跡で、19世紀にパリのノートル・ダム大聖堂などの修復を手がけた建築家ヴィオレ・ル・デュックアビニョンによって城壁の一部が再建されました。
アヴィニョンで絶対買いたいおすすめ土産
ラベンダー
プロヴァンス地方の代表的なお土産で真っ先に思い浮かぶのが、ラベンダー。
サシェをはじめ、エッセンシャルオイル、マルセイユ石けんなど、さまざまなラベンダー製品が手に入ります。パッケージもさすがフランス。
洗練されて素敵なものが多く、目移りしてしまいます。娘も香りが好きだというので、サシェと石けん、ラベンダーのはちみつを購入しました。
持ち帰りはできませんが、アイスクリームも爽やかでとっても美味しいので見つけたらぜひ食べてみてください。
オリーブオイル
ラベンダーと並んで人気のお土産なのがオリーブオイル。
プロヴァンス地方はオリーブオイルの産地として有名で、質の高いオリーブオイルが手に入ります!
オリーブオイルといっても種類がとても豊富で、どれを買えば良いのか悩んでしまうほど。
プロヴァンス地方のマルシェでは、オリーブオイルの試飲をさせてくれます。お気に入りのオリーブオイルを探してみましょう。
コート・デュ・ローヌのワイン
コート・デュ・ローヌは、南フランスを代表するワインの生産地です。
凝縮した果実味とほのかなスパイスの風味が特徴で、ボルドーに次ぐ生産量を誇ります。
価格もお手頃なので、お土産にもおすすめです。
その他のお土産については「プロヴァンス旅行の人気定番お土産30選と特産品|旅のプロおすすめ心ときめく商品をご紹介」でたっぷりとご案内します。
アヴィニョンで絶対食べたいおすすめグルメ
パパリーヌ(Papaline d’Avignon)
アヴィニョンの名物といったらパパリーヌ。チョコレートにリキュールを加え、ピンク色に色付けされたホワイトチョコレートでコーティングされた銘菓です。
アヴィニョンのパティスリーで見つけることができますよ!
市庁舎からすぐの場所にあるLa Tropézienneもおすすめです。
アヴィニョンで泊まりたいおすすめホテル
わたしがおすすめしたいホテルは3箇所。
↓有名観光地との位置関係はこんな感じ
アヴィニョンのホテルは、パリと比べると随分リーズナブルで静かに過ごせるので目移りしてしまいます。
せっかくなので歴史地区、街の中心に宿泊するのがおすすめ。
今回は観光地に近いホテルを優先してピックアップしましたが、駅側のホテルもなかなかよく、Le Magnan、ノボテルも高評価。ぜひ検討してみてください。
アヴィニョンへの行き方・アクセス・最寄り駅
プロヴァンスの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、どこかで経由してマルセイユ・ プロヴァンス空港へ入るか、パリや周辺都市からTGV inOui(新幹線)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
パリから電車で行く場合
パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からアヴィニョン・TGV駅(Gare d’Avignon TGV)までTGV inOuiで約2時間40分。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
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☑2025年7月1日まで
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※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリからバスで行く場合
パリのベルシー(Bercy)からアヴィニョン駅(Le Pontet, Avignon Gare de Bus)まで約9~10時間の長旅です。
直通の本数は少なく、多くはリヨン経由になるものも多いので購入時は注意してください。
バスのチケットは各バス会社のウェブサイトから購入できますが、ここでもわたしは鉄道と同じくOmioでの事前購入を推します。
なぜなら、違う会社のバスと金額や時間を比較しやすいから。
- BlaBlaCarBus(旧OUIBUS)
- Flixbus
パリから車で行く場合
- 走行距離約700km
- 約7時間
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
アヴィニョンの治安
スリ対策の基本
アヴィニョンの治安は比較的良好です。
昼間は旅行者で賑わう場所なので、荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できますし、大通りであれば夏の夜のお出かけも問題ありません。
22時過ぎても子供たちが外にたくさん出てパフォーマンスを楽しんでいました。
とはいえ、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
アヴィニョンをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
アヴィニョンのベストシーズンは、気温が10度以上になる4月~10月末。
プロヴァンス地方のラベンダーを楽しめる6月下旬から8月も大変人気があります。
夏は日差しが強く、カラっとした暑さなので紫外線対策や水分補給は忘れずに!
イベント
アヴィニョンが最も活気づくのが7月中旬に行われる演劇祭。
世界的に有名で1年前からホテルが埋まってしまうほど。24時間お祭り騒ぎなので、落ち着いて観光したい人はこの時期を外した方が良いと思います。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
アヴィニョンまとめ
ローヌ川のほとりにあるアヴィニョンの街は、芸術の街として、また歴史上重要な役割を担ってきた場所。
時の流れを感じながら、さまざまな史跡や美術館などの文化遺産に触れながら、歴史情緒あふれる街を肌で感じてください。
アヴィニョンを発着地にした現地ツアーも多いので、ツアーを利用しながら楽しんでみてくださいね。
- アヴィニョン発
リュベロン地方の田舎村めぐりツアー
(日本語または英語ガイド / ゴルド / ルシヨン / フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ) - アヴィニョン発
南仏プロヴァンスプライベートツアー
(日本語ガイド / 好きな場所へ行ける) - アヴィニョン発
古代ローマ遺跡と
ゴッホゆかりの地めぐりツアー
(日本語または英語ガイド / ポン・デュ・ガール / アルル / レ・ボー・ド・プロヴァンス / サン・レミ・ド・プロヴァンス)
英語ガイドのツアーでも問題なければ、種類豊富なGetYourGuideのツアーがおすすめです。
- アヴィニョン発
コート・デュ・ローヌのブドウ畑へ
ワイン試飲付きツアー
(英語または仏語ガイド / 3つのグラン・クリュのワイン産地へ / ワインテイスティング2回) - アヴィニョン発
ラベンダー畑散策ツアー
(英語または仏語ドライバー / 広大なラベンダー畑を散策&ドライブ)
アヴィニョン | |
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住所 | 84000 Avignon 地図 |
行き方 | パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からTGVでアヴィニョン・TGV駅(Gare d’Avignon TGV)まで約2時間40分 |
HP | https://www.avignon-et-provence.com/en/tourism-provence/avignon |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!