フランスは世界的に有名な観光大国で、パリは毎年ランキング上位の常連です。
絶対に足を運びたい見どころが多すぎるので、最低でも3日間、できれば1週間以上はほしいところ。
とはいえ、長期休暇がなかなか難しかったり、せっかくヨーロッパへ来たら周辺の国へまとめて行きたいという人も多いでしょう。
今回の記事ではフランスへ10回以上渡航したわたしが、実際にフランス2泊3日で旅行した時の様子をまとめてみました。
あまり滞在日数が確保できないという方向けへの超王道コースになっているので、ぜひ旅の参考にしてみてください!
パリのホテル代が高すぎる!
久しぶりのパリ旅行
ツインで清潔感のある部屋を探したら

たったそれだけの条件なのに
日本で1泊2万円ぐらいのホテルが
パリではなんと1泊3〜5万!?
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私が宿泊代を節約した方法を
詳しくまとめました
フランス滞在記1日目・パリ市内観光
フライトによって到着時間が異なりますが、まる3日確保できた場合の案内をしていこうと思います。
ルーブル美術館(Musée du Louvre)
まずはルーブル美術館へ向かいます。

テレビや雑誌でよく見るピラミッド!大きいです!
開館とほぼ同時に中へ。入場料金は15ユーロでした。
中、とっても広いです!!外観の作りも素晴らしいですし、中につるされているシャンデリアや階段、建物の造りにまずため息。素晴らしいです。

ルーブル美術館というとモナ・リザが有名ですが、その他にもたくさん見どころがあります。
- ミロのヴィーナス
- サモトラケのニケ
- カナの婚礼
- 民衆を率いる自由の女神
- レースを編む女
など、作品名にピンとこなくても見覚えのある有名作品がたくさん!
美術品にあまり興味がなくても、建物や内観を見て回るだけでも感動できる特別な美術館です。
混雑を避けるため、ルーブル美術館のチケットは事前購入がおすすめです。
※ルーブル美術館のチケットはパリ・ミュージアムパス対象です。
ルーブル美術館 | |
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住所 | Rue de Rivoli, 75001 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1号線,7号線Palais-Royal-Musée du Louvre駅 |
時間 | 9:00-18:00(月・木・土・日) 9:00-21:45(水・金) ※閉館時間の45分前まで入場可能 |
定休 | 毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 15ユーロ(待ち時間短縮可能なオンラインチケットは17ユーロ) 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.louvre.fr/ |
チケット | ルーブル美術館のチケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。


有名観光地なだけに、旅行者を狙ったスリも多発しています。旅行中にスリにあったら大変!気を抜かずにいきましょう。
凱旋門(Arc de triomphe de l’Étoile)

2時間半ほど堪能したあとは、シャンゼリゼ通りを凱旋門まで歩きます。エッフェル塔の正式名称はエトワール凱旋門です。
2キロくらいなので、普段歩きなれている人であれば、そんなにきつくありません。
途中で見つけた「PAUL」でサンドイッチを頬張ったり、飲み物を買ったり楽しみながら歩きました。

凱旋門に続くシャンゼリゼ通りはファッション、カフェ、レストラン、ショッピングモールなどありとあらゆるお店が軒を連ねています。
映画やドラマで何度も目にした光景!!パリに来たなぁって感じがします。
主要な観光地を回るオープンバス(天井が開いている観光バス)も走っているので、時間を短縮したい人にはバスやメトロもおすすめです。

屋上の展望台からはパリの美しい街並みを一望することができます。
凱旋門から延びるシャンゼリゼ大通りを目下に、エッフェル塔やモンマルトルのサクレクール寺院などの景色を楽しんでみてください。
屋上の展望台に登るためにはチケットが必要です。
※凱旋門の屋上チケットはパリ・ミュージアムパス対象です。
凱旋門 | |
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住所 | Place Charles de Gaulle, 75008 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1,2,6号線Charles de Gaulle – Étoile駅 |
料金 | 展望台 13ユーロ 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/ |
チケット | 凱旋門の屋上チケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

エッフェル塔(La tour Eiffel)

凱旋門の前で記念撮影をしたら、エッフェル塔へ向かいます。
何度見ても飽きることがなくパリらしさを感じさせてくれるモニュメントです。エッフェル塔は、1889年にパリ万博博覧会のために建設されました。
鳥肌が立つくらい素晴らしく、感動的でした。
本当に素晴らしいので、日を改めて朝、昼、晩と違う時間帯に足を運んだほど。
夕食までに時間があるので、ショッピングやカフェを楽しみます。
カレット(Carette)

トロカデロ広場のすぐそばにあるのが、1927年創業のパリの老舗サロン・ド・テ「カレット」。

日本人がイメージする「カフェ」はフランスで「サロン・ド・テ」と呼ばれています。カレットはトロカデロ店以外にマレ地区ヴォージュ広場店もあり、どちらも観光の合間に休憩するのに最高のロケーション。
美味しいスイーツとコーヒーを楽しみながら、歩いているパリジェンヌをウォッチするのも幸せな時間。おしゃれ絵になる素敵なフランス人が沢山!
カレット 本店 | |
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住所 | 4 Place du Trocadéro et du 11 Novembre 75016 Paris 地図 |
最寄り | メトロ6,9号線Trocadéro駅 |
定休日 | なし |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
カフェ・ドゥ・フロール(Café de Flore)

夕食はサンジェルマンデプレに移動し、1887年創業のフランスの老舗カフェ「カフェ・ド・フロール」で。
1950年代に文化人たちが哲学論に花を咲かせた場所。
ジャン・ポール・サルトルはフロールの2階を自分の書斎のように利用し、シモーヌ・ド・ボーヴォワールやアルベール・カミュなどが集まりました。
またマルセル・カルネやアラン・ドロン、ジャン・ポール・ベルモント、ブリジット・バルドー、エディット・ピアフのようなスターまで幅広い層の人々に愛され、現在も世界中から観光客の訪れるパリで最も有名なカフェの1つです。
ラデュレ シャンゼリゼ通り店 | |
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住所 | 75 Avenue des Champs Elysées, 75008 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1号線 George V駅から徒歩3分 |
定休日 | なし |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
宿泊はフランス・セオリー
はじめてのパリなら、2区のオペラ界隈への宿泊がおすすめですが、5区や6区のサンジェルマンデプレ界隈も良いと思います。

今回はパリの5区にあるブティックホテル、フランスセオリー(French Theory)へ宿泊しました。

とにかくホテルのスタッフが全員めちゃくちゃ良い感じで、最高でした~。


フランス滞在記2日目・パリ市内観光
モンマルトル

パリ2日目はモンマルトルを散策します。治安に不安はあるものの、やっぱりモンマルトルは大好きな場所。
フランス映画の「アメリ」の舞台にもなった場所としても有名ですし、かつて芸術家たちが集ったゆかりスポットでもあるので、できれば明るい時間に訪問しましょう!
サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)

すっかりモンマルトルの顔となった「サクレ・クール寺院」は頂上に堂々とそびえています。

サクレクールまでは坂道なので、少し息が上がりますが、上からの眺めは最高!
カフェ・ド・ムーラン(Cafe des Deux Moulin)

そのあとは「カフェ・ド・ムーラン」でクリームブリュレを注文(これもアメリから!)。

「ジュテームの壁」を見に行き(311の異なる言葉で愛してると書かれています)、

パリの最後の楽しみだった「ヴェルサイユ宮殿」へ向かいます。
ヴェルサイユ宮殿(Palais de Versailles)

パリから約20km離れたところにあるヴェルサイユ宮殿。
太陽王と呼ばれたルイ14世が広大なヴェルサイユの森に完成させた、とても豪華な宮殿に広大な庭園。フランス革命の悲劇の舞台でもあります。
ヴェルサイユ宮殿の大きさはなんと約1,000ヘクタール。1,000ヘクタールを東京ドームに換算すると、なんと約220個分。大きすぎてもはや想像できません(笑)

長い廊下、シャンデリア、置物など当時住んでいたルイ14世達王族の雰囲気をかみしめます。
特に楽しみにしていた鏡の間、マリーアントワネットの寝室の後は、広大なフランス庭園!
ヴェルサイユ宮殿の庭は上から見ると隠れミッキーになっている、というのは有名ですよね。

庭園を歩くとき、ここがミッキーの目か鼻かと少し意識しながら歩きました。
庭園内はとっても広く、距離もありますが、途中いくつもの噴水や門、彫刻などがあり飽きません。
飲み物も売っているので、芝生の近くで少し一休みし、自分の時間を楽しみました。
ヴェルサイユ宮殿 | |
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住所 | Place d’Armes, 78000 Versailles地図 |
最寄り | RER C線 Versailles Château Rive Gauche駅 |
時間 | [宮殿] 9:00-18:30(4月-10月) 9:00-17:30(11月-3月) [プチトリアノンとグラントリアノン] 12:00-18:30(4月-10月) 12:00-17:30(11月-3月) |
定休 | 毎週月曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 20ユーロ (ショー付き27ユーロ) 18歳未満無料 ミュージアムパスOK |
HP | http://www.chateauversailles.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。

フランス滞在記3日目・モンサンミッシェルとパリ市内観光
モン・サン・ミッシェル
この日もパリ観光をしたいところですが、フランスに来る機会もなかなかないので、憧れのモンサンミッシェルへ足を運びます!
モンサンミッシェルはパリ市内から鉄道やバスなど合計すると約370km。
個人旅行もいいですが、時間短縮のためツアーを利用しました。

早起きして朝6時半にホテルを出発!

モンサンミッシェルへは片道4.5時間の道のり。

素敵なブブロン村にも立ち寄って、ついに感動のモンサンミッシェル!!
モンサンミッシェルは日本人の中でもファンが多く、世界的に有名な観光地。
「モンサンミッシェルとその湾」として1979年にユネスコに登録された世界文化遺産でもあります。

ゴシック様式やノルマン様式の建築を見る事ができ、建物のデザインも楽しめます。

修道院をぐる~っとまわり、その後はお土産を探しに散策。

写真のような可愛いデザインの絵が売られていたり、あちこちにカフェやレストランがあったり、いい雰囲気でした。

お昼はよくガイドブックに載っている「La Mere Poulard 」でふわふわオムレットをいただきます。

本当にふわふわでしたが、わたしはちょっと苦手だったので、あまりおすすめではないかも?!
好みが分かれることでも有名です。
モンサンミッシェルを訪れたならぜひ一度は食べてみてください♪そしてぜひ感想を教えてください!!
モンサンミッシェルの行き方やおすすめ現地ツアーの内容は「モンサンミッシェルの行き方・おすすめツアー徹底ガイド」で詳しく解説しています。
モン・サン・ミッシェル | |
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住所 | 50170 Le Mont St-Michel 地図 |
最寄 | TGVのRennes駅よりバス(もっと詳しく) |
時間 | 5月2日~8月31日 9:00-19:00 9月1日~4月30日 9:30-18:00 |
定休 | 1月1日、5月1日、12月25日、一部の祝日 |
料金 (修道院) |
11ユーロ 18歳以下無料 |
HP | http://www.abbaye-mont-saint-michel.fr |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
これだけ濃厚な時間を過ごしたというのに、モンサンミッシェルツアーはまだ終わりません。
パリにいったん戻り、1時間のフリータイムのあと1日の終わりを締めくくるナイトツアーが始まります!
パリ市内ナイトツアー
駆け足にはなりますが、日本語ガイドの話を聞きながら以下のスポットをバスで周ります。
シャンゼリゼ大通り、凱旋門(下車/フォトタイム)/オペラ座・トリニテ協会/シャイヨー宮/ノートルダム大聖堂・コンシェルジュリー/エッフェル塔(下車/フォトタイム)/コンコルド広場/アレクサンドル3世橋(下車/フォトタイム)/陸軍士官学校アンヴァリッド/ルーブル美術館/オルセー美術館/マドレーヌ寺院

まずは凱旋門、その後トロカデロ広場でエッフェル塔のシャンパンフラッシュ(23時)をみて、アレクサンドル3世橋で終了。
夜のパリは本当にきれい!そしてひとり旅だと治安にも不安があるのでツアーがとてもありがたかったです。
ホテルまで送迎してもらって長い1日が終了!
フランスパリ弾丸旅行記まとめ
フランス3日間とわりと弾丸旅行でしたが、主要な観光地はわりと行けたんじゃないかと思います。
思い出が沢山できました。
もっと時間があればショッピングやグルメ、コアな場所もまわれたと思いますがぎゅぎゅっと詰まった満足旅行になりましたよ^^☆
長期の休みがとれないから。。。という方、3日間でもたくさんまわれるので検討してみてくださいね♪
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルです。
サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
予算オーバーなら「ベストウエスタン プレミア デュック ドゥ ブルゴーニュ」はコスパが良くおすすめです