プロヴァンス地方の人気観光地「ゴルド」。
この一帯は「鷲の巣村」と呼ばれる村がたくさん点在し、ゴルドは「フランスの最も美しい村」の1つに数えられています。
今回は映画「プロヴァンスの贈りもの」の舞台にもなったゴルドの魅力をたっぷりご紹介していきます!
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このページの目次
ゴルドの観光情報
ゴルドといえば、なんといってもあの美しい景観が有名です。
石造りの家々が立ち並び、入り組んだ石畳の道が続きます。
あてもなくウロウロ散策するのがとても楽しい!!
見晴らしの良い場所からはこんな景色が!!
わたしは専用車のツアーで行ったので、そこまでのんびりできませんでしたが、今度は1泊できたらなぁと思うくらい気持ちよかった~。
おすすめ観光の周り方
ゴルドの観光スポットは、村の中心に集中しているので基本的に徒歩でまわればOK。
わたしは地球の歩き方など、ガイドブックを参考に地図を見ながら街歩きの計画を立てました。半日~1日あればじゅうぶん散策できます。
近隣の観光スポット
ゴルドから車で約1時間で行ける観光地も沢山あります!
リュベロン一帯は、レンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
ぜひ近隣にも足をのばしてみてください。
- セナンク修道院
- ルシヨン
- アヴィニョン
ゴルドの観光名所と見どころ
ゴルドは村を散策するだけでも十分楽しめます。
ゴルド城
村のシンボルであるゴルド城は、ちょうど村の中心にあります。
観光案内所が入っており、有料で城内の見学もできます。
11世紀に建てられた城ですが、1525年に再建されたため中世建築とルネサンス建築が入り混じっています。
ゴルド城 | |
---|---|
住所 | Pl. Genty Pantaly, 84220 Gordes 地図 |
時間 | 【冬時間】10:00-12:30 13:30-17:00(水-日曜日) 【夏時間】10:00-13:00 14:00-18:00(6/13-11/13) |
料金 | 大人6ユーロ 子供(12歳以上)4ユーロ |
HP | http://chateaudegordes.com/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
マルシェ
毎週火曜日の午前中(8時から13時まで)、村の中心にあるゴルド城前でマルシェが開催されます。
地元の特産品や雑貨、生鮮食品などが並び、見ているだけでも楽しめます。
マルシェのない日も、村の食料品店で美味しいお土産がお出迎え♡
ゴルドで絶対買いたいおすすめ土産
せっかくゴルドまで来たら、プロヴァンスならではのお土産を買って帰りたいですよね!
わたしがゴルドで見つけたおすすめのお土産をご紹介します。
ここで紹介した以外にも沢山素敵なお土産があるので、「プロヴァンス旅行の人気定番お土産7選と特産品|旅のプロおすすめ心ときめく商品」をぜひご覧ください。
ラベンダー(lavande)
プロヴァンス地方の代表的なお土産で真っ先に思い浮かぶのが、ラベンダー。
サシェをはじめ、エッセンシャルオイル、マルセイユ石けんなど、さまざまなラベンダー製品が手に入ります。パッケージもさすがフランス。
素適なプロヴァンス土産
見ているだけで涼やかで、リラックスできる香り🥰 pic.twitter.com/lpP2augqn7
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) August 21, 2022
洗練されて素敵なものが多く目移りしてしまいます。娘も香りが好きだというのでサシェと石けん、ラベンダーのはちみつを購入しました。
持ち帰りはできませんがアイスクリームも爽やかでとっても美味しいのでみつけたらぜひ食べてみてください。
オリーブオイル(Huile d’olive)
ラベンダーと並んで人気のお土産なのがオリーブオイル。
プロヴァンス地方はオリーブオイルの産地として有名で、質の高いオリーブオイルが手に入ります!
カリソン(Calisson)
カリソンは、プロヴァンス地方の伝統的なお菓子。本当にあちこちで見かけました。
アーモンドとフルーツの砂糖漬けを練り合わせてひし形に焼いたもので、表面にグラス・ロワイヤル(アイシング)がかけてあります。
フランスでは「幸せのお菓子」と呼ばれており、定番のお土産となっていますが、日本人は苦手な人も多いかも。
その他、このあたりで有名なカマルグの塩や、トリュフやハチミツの入ったマスタード
プロヴァンス柄の洋服、雑貨やアート作品まで素敵なものがたっくさんありました♡
ゴルドへの行き方・アクセス・最寄り駅
プロヴァンスの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、どこかで経由してマルセイユ・ プロヴァンス空港へ入るか、パリや周辺都市からTGV inOui(新幹線)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
パリから電車で行く場合
パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からアヴィニョン・TGV駅(Gare d’Avignon TGV)までTGV inOuiで約2時間40分。
アヴィニョン駅からゴルドまでタクシーで約1時間。
公共交通機関は本数が少ないのであまりおすすめできませんが、アヴィニョン駅からカヴァイヨン(Cavaillon)駅まで普通列車のTERで35分。17番のバスに乗り換えPlace du Châteauまで約30分で到着します。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
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※日本語でうまくチケットが表示されない場合は、アルファベットで再検索してみてください(カナだと表示されない場合があります)
フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリからバスで行く場合
パリのベルシー(Bercy)からアヴィニョン駅(Le Pontet, Avignon Gare de Bus)まで約9~10時間の長旅です。
直通の本数は少なく、多くはリヨン経由になるものも多いので購入時は注意してください。
バスのチケットは各バス会社のウェブサイトから購入できますが、ここでもわたしは鉄道と同じくOmioでの事前購入を推します。
なぜなら、違う会社のバスと金額や時間を比較しやすいから。
- BlaBlaCarBus(旧OUIBUS)
- Flixbus
パリから車で行く場合
- 走行距離約720km
- 約7時間
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
ゴルドの治安
スリ対策の基本
ゴルドの治安は比較的良好ですが、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
特に主要駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
そのほかクレジットカードについては「フランス・パリ旅行に必携!現地で使えるおすすめクレジットカード」の記事で詳しく解説しています。
ゴルドをもっと楽しむ
プロヴァンスは地中海性気候で、年間を通して300日間も晴れるといわれています。
冬は毎日曇ってばかりのパリとは大違いで、陽射しが強く明るいため驚かれるかもしれません。
年中楽しめますが、初夏のはじまりとなる4月中旬頃から9月までが夏を感じられる季節です。
真夏には40度を超えることもあり、ベストとは言えないかもしれませんが、フランスのバカンスのハイシーズンでもあるため街に活気があり、音楽イベントも活発になります。
春のはじめや秋から冬にかけてはミストラルという季節風が吹き、一気に寒くなることも。また秋は雨が降りやすい季節でもあります。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
地方にしか行かないという方は分冊版がおすすめです。通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
また地球の歩き方以外であれば、以前、旅行のあいだに「南フランスの休日 プロヴァンスへ」をずっと持ち歩いていました。
普通のガイドブックよりエッセイの要素が入っているので読みやすく、どの街に行こうかなと考えているときの参考にもってこい。読んでいてワクワクします。
ゴルドまとめ
ゴルドはとても素敵な村ですが、アクセスしにくいのが難点です。
レンタカーを借りれば、ラベンダーで有名なセナンク修道院や赤い村として知られるルシヨンなど観光範囲も広がり、南仏巡りがより一層楽しめます。
ゴルド | |
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住所 | 84220 Gordes 地図 |
行き方 | パリのリヨン駅(Gare de Lyon)からTGVでAvignon駅まで約2時間40分。アヴィニョン駅からゴルドまでタクシー約1時間。 |
HP | https://www.gordes-village.com/ |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
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かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!