世界三大美術館のひとつであり、世界一の美術館といっても過言ではないのがルーブル美術館。
ルーブル美術館は日本では考えられないほど広く、現在は38万点もの美術品が収蔵されています。
見たい作品がどこに展示されているかを確認しておかないと、完全に迷子になってしまうかも!?
そこでこのページでは、ルーブルに来たなら必ず見ておくべき有名な作品やおすすめルート、楽しみ方をご紹介します。
- 代表作品・有名作品が知りたい
- 効率よくまわる方法を知りたい
- 楽しみ方を知りたい
ルーヴル美術館は過去に4度来館しました。とはいえまだ知らないことや見ていないものも多く、知識不足もありますが、ご容赦ください。
ルーブル美術館で
チケット列に並ぶ時間は本当に無駄!
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※ルーブル美術館も対象施設
このページの目次
ルーブル美術館の見どころ
ルーブル美術館はもともと王宮だった
ルーブル美術館がもともと王宮だったのはご存知でしょうか。
カペー朝のフィリップ2世が要塞として築き、フランソワ1世時代に大規模な改修が行われました。
王室の美術コレクションを展示していたルーブルが美術館として正式に開館したのは1793年。
ナポレオンが各国から素晴らしい絵画を略奪し(その後返却したもの多数)、ルイ18世、シャルル10世の統治時代にもコレクションは増え、現在ではなんと38万点もの美術品が収蔵されています。
外観や内装も魅力のひとつ
ルーブルの見どころは世界的に有名な絵画だけではありません。その素晴らしい外観や内装もぜひじっくり楽しんでみてください。
1988年にお披露目され、いまやルーブルのシンボルとなったピラミッドもパリの人気フォトスポットのひとつ。
朝から夜まで姿を変え、旅行者の目を楽しませてくれますよ。
ルーブルとオルセーの違い
違いはズバリシンプルに時代別!
パリの美術館は下記の3つが国立美術館となっています。全て周れば世界の芸術に少し近づいた気分に。
- ルーブル美術館→古代から1800年代前半
- オルセー美術館→1848年から後期印象派
- 近代美術館(ポンピドゥー・センターの5/6階)→1900年代以降
近代美術館は2階建てで6階の方が時代が古いので、ルーブル美術館→オルセー美術館→近代美術館6階→5階の順番で見ると時代の変遷がよくわかりますよ。
おすすめの書籍・ガイドブック
ルーブル美術館に関しては、楽しみ方を教えてくれる書籍がたくさん出版されています。
活字が苦手な人に読みやすいのが「マンガでわかるシリーズ」
イラストがとってもキュートで堅苦しくないので楽しく勉強できます。
マンガでわかるシリーズを監修している画商の有地京子さんは「ルーブルはやまわり」「オルセーはやまわり」も出版しています。
ルーブル美術館で必ず見ておくべき有名作品7選
ルーブル美術館の全ての部屋をじっくり周りたいなら、1週間あっても全く時間が足りないでしょう。
まずは、数ある傑作の中でも誰でも一度は聞いたことがあるような超有名作品と作品の展示場所をご紹介していきます。
時間を見つけて、後半でわたしのお気に入り作品を随時加筆していきたいと思います。
作者不明《アフロディーテ(ミロのヴィーナス)》
展示場所:シュリー翼1階 展示室346 パルテノンの間
《アフロディーテ(ミロのヴィーナス)Vénus de Milo》
1820年にエーゲ海のミロス島でふたつに分断された状態で発見されました。紀元前100年ころの作品と言われています。
腕がなく不完全な姿が、美しさを際立たせています。
作者は紀元前130年頃の彫刻家、アンティオキアのアレクサンドロスと言われていますが、ルーブルの公式ページでは言及されていません。
世界史の教科書で見たか、美術の授業で習ったか、わたしとミロのヴィーナスの出会いはいつだったのか思い出せません(笑)があまりにも有名ですよね。
ルーブルに行ったら必ず立ち寄りたい彫刻の一つです。
作者不明《サモトラケのニケ》
展示場所:ドノン翼1階 展示室703 サモトラケのニケの踊り場
《サモトラケのニケ Victoire de Samothrace》
ギリシャ・サモトラキ島で発見された像で、紀元前190年ころの作品と言われています。
ニケとはギリシャ語で「勝利の女神」という意味。海戦の勝利を記念して作られた彫刻という説も。
発掘時にはバラバラだったものを繋いで修復したのですが、その数なんと118片( ゚Д゚)うまく修復してあるので全然気づきませんでした(笑)職人の技術って本当にすごいですよね。
これ、間近でみると本当に大きくて高さは3メートル以上もあるんです。
写真で見る何倍も迫力があって何度見ても驚きと感動で胸が震えます。このまわりの空間も素晴らしいですよね。
日本ではなかなかできない展示ではないでしょうか。ぜひ生でニケを見てほしい!
作者不明《ハンムラビ法典》
展示場所:リシュリュー翼1階 展示室227
バビロン第一王朝を建国した、ハンムラビ(紀元前1792~1750年)による法典が書かれた彫刻です。
《ハンムラビ法典 Code de Hammurabi, roi de Babylone》
「目には目を、歯には歯を」で有名な法典ですが、硬い玄武岩に彫られたその法典は裁きに関するものが多く、300条近くもあるんだとか。
つい古代の復讐法と考えがちですが、現在の法律と同じように男女の平等であったり、あらかじめ罪について明記されて社会の混乱を防ぐ目的とした先進的なものだったようです。
ハンムラビ法典は現存している中で世界で2番目に古い法典と言われています。
ちなみに世界一古いウル・ナンム法典はイスタンブル考古学博物館に収蔵。
レオナルド・ダ・ヴィンチ《デル・ジョコンドの肖像(モナ・リザ)》
展示場所:ドノン翼2階 展示室711 国家の間
レオナルド・ダ・ヴィンチ《デル・ジョコンドの肖像 Portrait de Lisa Gherardini, épouse de Francesco del Giocondo》
ルーブル美術館といえば、やはり世界的な名画「モナ・リザ」が思い浮かびます。
稀代の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作で、ルーブル内でも圧倒的な人気を誇っているのが「モナ・リザ」
モデルの素性や制作にかけた時間など様々な経緯が明らかになっていない、謎多き絵画としても有名で、そのミステリアスさが多くの人の心を掴んでいる要因かもしれません。
当時の肖像画はパッと見て誰かわかるように、人物や衣服の特徴を描き込むのが一般的。
モナリザは喪服で、目立った特徴もないため本当はデル・ジョコンドの肖像画ではなく普遍的なものを描いたという見方も有力です。
他の名画や彫刻に比べて「モナ・リザ」って本当に小さくてめちゃくちゃ混んでいて・・・。列が管理されていました。
小さい頃から知っている絵って、背景や画家のこと知らなくてもやっぱり感動しますよね!
モナ・リザの周辺はルーブル美術館の中でも一番混雑しているのでスリに注意してください。
ヴェロネーゼ《カナの婚礼》
展示場所:ドノン翼2階 展示室711 国家の間
ヴェロネーゼ《カナの婚礼 Les Noces de Cana》
ナポレオン1世によってイタリアから持ち込まれた(略奪して返還していないだけらしい…)ルーブルで最も大きな絵画、わたしのマンションとほぼ同じ約70㎡もあります。
聖書に出てくるカナの婚礼が舞台で、キリストが水をワインに変えたという奇跡の様子を描いたもの。
絵画の真ん中に神々しく座っているのがイエス・キリストで隣にはマリア。
合計130人も描かれており、キリストの前でヴィオラ演奏するのはなんと作者のヴェロネーゼです。
赤い服のチェロ奏者はヴェネツィアの巨匠ティッツァーノ。
聖人を描きながらも、その他の貴賓は当時の王侯貴族であったり聖と俗が混在している傑作といわれています。
ダヴィッド《ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠》
展示場所:ドノン翼、2階 赤い展示室
ダヴィッド《ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠 Sacre de l’empereur Napoléon Ier et couronnement de l’impératrice Joséphine dans la cathédrale Notre-Dame de Paris, le 2 décembre 1804》
ルーブルで2番目に大きいのが、ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠。
1804年12月2日ノートルダム大聖堂で行われた、皇帝に就任するナポレオンの戴冠式の様子が描かれています。
すでに冠を被ったナポレオンが、妻のジョゼフィーヌに冠を授ける場面。近くで見ると衣装の細かい装飾など本当に緻密でまるで写真のよう。
色んな人物が細かく細密に描かれていますが、じつは当日実際にいなかった人まで描かれているんです。
真ん中に描かれたナポレオンの母親は実は戴冠式を欠席しています。皇帝になることに反対していた、ジョセフィーヌと仲が悪かったとも言われており、ナポレオンが自ら画家に表現を脚色するよう依頼しました。
ダヴィッドはブリュッセル亡命中に作品の複製を製作し、現在はヴェルサイユ宮殿に展示されています。
フェルメール《レースを編む女》
展示場所:リシュリュー翼、3階
フェルメール《レースを編む女 La Dentellière》
ヨハネス・フェルメールのレースを編む女は、縦24.5㎝×横20㎝というとても小さな絵画です。
あの天才ルノワールに世界で最も美しい絵画と言わしめた名画で、フェルメールの晩年38歳の時の作品です。
近くによって手元に注目してみてください。写真のように手元の糸にピントが合っていることが分かりますでしょうか。
フェルメールはバロック期のオランダ絵画にはほとんど見られなかった被写界深度を描写する技法を身につけていたと言われています。
被写界深度とは、写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のこと。
名画と言われながらも、専門家からは全盛期の光の輝きが失われていると評されています。
フェルメールの最も有名な作品はオランダ、デンハーグの「マウリッツハイス美術館」に展示されている「真珠の耳飾りの少女」。
わたしが今まで見た絵画の中でも本当に大好きな絵画で、絵葉書を玄関に飾っています。
基本的に絵の前で長時間立ち止まることはないのですが、この作品だけは30分くらいみとれてしまいました。
東京のフェルメール展は時間予約制にもかかわらず1時間近く並び、大混雑の中で鑑賞しました。
静寂の中フェルメールを鑑賞できるヨーロッパの美術館は素晴らしいとしか言えません。
ルーブル美術館のおすすめの周り方(鑑賞ルート)
どの入口から入場するか問題
ルーブル美術館には4つの入口があります。
- ピラミッド中央入口
- カルーゼル・デュ・ルーヴル入口
- パッサージュ・リシュリュー入口
- ポルト・デ・リヨン入口(閉鎖)
以前は曜日や入場口によって開閉時間が異なることもありましたが、現在はポルト・デ・リヨン入口が閉鎖されている以外は共通。
混雑状況としては、地上のピラミッド中央入口はもっとも混みます。
ショッピングモールと繋がっている、地下のカルーゼル・デュ・ルーヴル入口は待ち時間が最も短くおすすめ。
いずれにしてもハイシーズンのルーブルは大変混み合い、当日券の列に並ぶのは本当に時間の無駄です。
事前にオンラインでチケット購入するか、ミュージアムパスを持っていれば優先入場できるので、事前の準備が大事です。
※ミュージアムパスの優先入場は別途オンライン予約(無料)が必要。
オンライン購入はGetYourGuideで可能。
入館前のチェックポイント
美術館内はとても広いので、入口で必ずMAPをゲットしましょう!!
時間と予算に余裕があれば、個人ガイドをつけるかツアーに参加することを強くおすすめします。
7つの超有名作品をすべて見るおすすめルート
上記に挙げた有名作品をメインに見るのであれば、まずはドノンの2階から見学するのがおすすめです!
混雑具合やひとつの作品にかける鑑賞時間にもよりますが、1時間半ほどあれば周れると思います。
ドノン翼の入り口から入場し、階段が見えたらエレベーターを使って最上階まで行けばすぐにモナリザの部屋が見つかります。
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STEP1ドノン翼2階出発地点はドノン翼2階。《モナ・リザ》から《カナの婚礼》《ナポレオンの戴冠式》を同じエリアで鑑賞できます。
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STEP2踊り場ドノン翼から階段を降りると、《サモトラケのニケ》の踊り場に出ます。
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STEP3シュリー翼1階さらに階段を降りるシュリー翼側へ行くと《ミロのヴィーナス》があります。
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STEP4リシュリュー翼1階そこからはぐるっと回廊を回り、リシュリュー翼へ。《ハンムラビ法典》
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STEP5リシュリュー翼3階リシュリュー翼の1階から階段やエレベーターで3階へあがると《レースを編む女》がある展示室へ行くことができますよ。
最も効率よく楽しむならツアーがおすすめ
ルーブル美術館に長い時間はかけられないけど、せっかく訪れるからには最大限楽しみたい!という方はツアーに参加するのがおすすめです。
わたしははっきり言ってツアー旅行はあまり好きではありません。自分のペースで色々見たいのでなるべく少数で行動したい・・・。
しかし、美術館は別!!
美しい美術品やお気に入りの絵画はもちろん眺めるだけでも楽しめますが、詳しい説明を受けることで見え方や感じ方が変わりますし、なにより満足感が全く違います!!
わたしのような失敗をしないよう、一生に一度のルーブルならぜひガイドをつけて鑑賞してみてください。
ベルトラのルーブル美術館 プライベートツアーなら、フランス公認ライセンスを持った日本語ガイドがルーブル美術館を案内してくれます。
非常に多くの作品がある中で、効率良く絵画や彫刻の見方や歴史を教えていただきました。知識が豊富なガイドさんのお話がとても興味深く、歴史を知ることで作品をより楽しむことができました。(ベルトラの口コミより引用)
ベルトラの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
ガイドが英語でも問題なければ、GetYourGuideがおすすめ。ツアーの種類がかなり豊富です。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
画家にフォーカスして楽しむ
作品と製作者は切り離して考えるべきかについては常に議論されるトピックですが、わたしは画家の人生や性格を知ってますます好きになったというケースが多々あります。
特にフランスの芸術家は、今の常識と比べると信じられないほど破天荒な人も多いので繊細な人は「知らなければよかった・・・」なんてことになるかもしれませんが少し勉強してみるとなかなかおもしろいですよ!
ルーブル美術館の入場料金・営業時間・所要時間
入場料金
- 一般料金(オンライン購入) 22ユーロ
- 18歳未満無料
- オーディオガイド 5ユーロ
革命記念日の7月14日は入場無料。
オンライン購入のチケットは待ち時間を短縮できます。
現地で当日券の列に並ぶ時間は本当に無駄なので、事前にオンラインで購入するかガイドツアーを予約するのがおすすめ。
オンライン購入はGetYourGuideで可能。
また、オルセー美術館はパリ市内・郊外の美術館や観光地50ヶ所以上に入れるミュージアムパスも対象です。2日間で4〜5ヶ所の対象観光地を周るならお得なので、お見逃しなく。
その他チケット情報は別記事で詳しく取り上げています。
オーディオガイド
音声でガイドをしてくれるオーディオガイドは2種類。
ニンテンドー3DS
音声と高画質の写真でルーブル美術館を案内してくれます。もちろん日本語も対応!
3DSごと貸してくれるので、本体を持っていない方でも大丈夫。
美術館のチケット売り場か自動チケット販売機で交換券を購入できます。
交換券はオーディオガイド貸し出しカウンターにて3DSと交換します。※パスポートの提示が必要。
一般料金:5ユーロ
18歳未満:3ユーロ
スマホアプリ
ルーブル美術館公式のアプリをダウンロードしてオーディオガイドにすることができます。
アプリ自体は無料でダウンロードできますが、音声ガイドを聞くには課金が必要です。アプリの説明には110~560円と記載されていました。
アプリの評価があまり良くないのが気になりますが、スマホの容量に余裕がある方や操作に慣れた端末が良いという方にはおすすめです。
営業時間
- 9:00-18:00(月・水・木・土・日)
- 9:00-21:45(金)
定休日
毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
所要時間・混雑状況
所要時間は最低でも2時間は必要。
初めてルーブル美術館へ来館した時、半日くらい滞在したのですが、「まだまだ、見たりない~!でももう足が限界・・・」というのが正直な感想でした。
もし絵画にあまり興味がないのに張り切って1日観光したらぐったりして美術館嫌いになってしまうかもしれません(笑)
ルーブル美術館の全ての部屋をじっくり周りたいなら1週間あっても全く時間が足りないほど。
本当に日本では考えられないほど広く、展示の数が半端ないので、美術館初心者であれば絶対に見たい作品に絞って短時間(2~3時間)で周ることをおすすめします。
そして一度といわず、ぜひ何度も訪れてルーブル美術館を堪能してみてください!
ルーブル美術館のミュージアムショップ(お土産)
ルーブル美術館のミュージアムショップでは、ルーブル美術館ならではのお土産がたくさん並んでいます!
見学の帰りに、ぜひ寄ってみてください。
お決まりのポストカード以外にも画集やガイドブックなどはもちろん、カレンダーやポスター、マグネット、ジグソーパズル、文房具など実用的なものもたくさんありますよ。
わたしは、日本語のルーブルポケットガイドを買いました。内容はちょっと難しいですが、たまに読み返してはうっとりしています(笑)
個人的にはルーブルよりオルセー美術館の方が好きなので、かわいい文房具(ファイルやノート)はオルセーでたくさん買いました!
パリは素敵なものがたくさんあってお金がいくらあっても足りませんね。
ルーブル美術館のレストラン&カフェ
カフェ・マルリー
リシュリュー翼1階、ルーブル美術館の中庭に面し、回廊にある美しいカフェマルリー。
ガラスのピラミッドを楽しむことができるテラス席が大人気で、ここでカフェタイムを過ごすのは最高です。
カフェ・モリアン
ドノン翼2階、モナリザがある展示室の近くにあるカフェモリアンも休憩にぴったり。
建築家エクトール・ルフュエルの設計で作られたモリアン翼の中で、シャルル・ルイ・ミュラーの天井画や、カリアティードとアトラス像を眺めながら、幸せを噛みしめましょう(笑)
夏の期間はテラス席も開放され、カルーゼル庭園も楽しめますよ♡
カフェ・リシュリュー・アンジェリーナ
リシュリュー翼2階、ナポレオン3世の居室近くにモンブランで人気のアンジェリーナがあります。
ルーブル美術館の口コミ・評判
言うことありません!最高です!
作品数、年代別、地域別、どれをとっても圧巻!効率的に見たい方は、ガイド付きツアーがお勧め。わたし達は、旅行会社のオプショナルであったマイバス社のものを選びました。8:50頃集合してお昼過ぎ頃解散。ちょっと時間延長して下さりました。現地日本人ガイドさんの詳しい解説を聞けたので効率良かったです。
*但し、このツアーには印象派作品観覧はついていませんので、好きな方は別に観る必要があります*じっくりと観たい方は、何日かかけないと全ての作品は観きれません。
展示作品だけでなく、美術館の建物自体も元宮殿だけあって、数々の装飾に圧倒されました。最後に、トイレの数が少なく、かなり並びました。余裕があれば先に場所を確認したりお早めの行動を取られる事をお勧めします。(引用:Googleレビュー)
ルーブル美術館周辺の治安
パリ1区はルーブル美術館をはじめ、人気観光スポットの集まる地区です。
観光地だからこそ観光客を狙ったスリが多いので注意。
署名詐欺・賭博詐欺に注意
若い女性が「英語を話しますか?」と言って近寄ってきます。署名をさせ、寄付を求めてきますが、完全な詐欺ですので注意してください。
また路上で、お金を賭けさせボールの入っているコップを当てるゲームがあります。
旅行者を信用させるため、観客役のグルがいて、その場の雰囲気を盛り上げて詐欺を行いますので、絶対に誘いに乗らないようにしましょう。
スリ対策の基本
また、パリ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
特にホテルの立地は身の安全を確保する意味で超重要。
わたしたちがパリで宿泊におすすめしている地域は下記の3つ。
もし金銭的に余裕があるのであれば、シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場あたりのホテルがおすすめです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ルーブル美術館は何度行っても楽しめる場所だった!
過去4度、パリに行くたびに足を運んでいる素晴らしい美術館。世界一だという意見も完全に納得です。
公式サイトでも作品の写真を見ることができますが、やはり本物を見ると感動します!
パリに来たのにルーブルに行かないなんてもったいなさすぎ!!絶対時間を作って訪れてみてください。知ってる絵画がたくさんあると思います。
そしてできることなら、やっぱりガイド付きでじっくり楽しんでいただきたいです。
わたしが学生の頃に戻れるなら、親に懇願してでもガイド料を用意するでしょう(笑)
ガイドが付けられないなら「ルーブルはやまわり」を一冊持っておくと便利。この書籍を片手にぜひ楽しんできてください!
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選ぶアクティビティにもよりますが
対象施設の入場料金が割安に!
※ルーブル美術館も対象施設
ルーブル美術館 | |
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住所 | Rue de Rivoli, 75001 Paris 地図 |
最寄 | メトロ1号線,7号線Palais-Royal-Musée du Louvre駅 |
時間 | 9:00-18:00(月・木・土・日) 9:00-21:45(水・金) ※閉館時間の45分前まで入場可能 |
定休 | 毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 15ユーロ(待ち時間短縮可能なオンラインチケットは17ユーロ) 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.louvre.fr/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!