交通機関

【2024年】ニースのバス・トラムお得な切符の選び方と乗り方・料金・チケット購入方法【リーニュ・ダジュール】

この記事を書いた人
マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム
当ブログ「フランスボックス」はフランスが大好きな旅ブロガーのマリと、パリに2年間芸術留学していたおにちゃんのふたりで運営しています。 インスタX(Twitter)ではブログに載せていない写真や、日々の様子も発信しています。記事が役に立ったらSNSや友人にシェアしてくださると嬉しいです!
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mari
mari
ボンジュー!フランスボックスのマリ(@mari_ohayotourism)です。

ニースを拠点に6日間、バスとトラムを使ってあちこちまわってきました。

コートダジュールのバスはとってもきれい!コートダジュールのバスはとってもきれい!

ニースには、市内全域を網羅する公共交通機関Lignes d’Azurリーニュ ダジュールがあります。

リーニュ・ダジュールは、ニース市内だけではなくニース周辺の街まで延びており、西はカンヌ、東はマントンまで運航しています。

トラムとバスの切符が共通で、料金が安く(なんと1.7ユーロ)、とても便利!

このページでは、ニースとその周辺の街へ旅するときに便利なリーニュ・ダジュールの乗り方や注意点などを詳しくご紹介していきます。

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ニースのバス・トラムといえばリーニュ・ダジュール

リーニュ・ダジュールとは、ニース市内全域とニース周辺の街の公共交通機関のこと。

リーニュ・ダジュール公社が運営するバスとトラムはリーズナブルでとても便利なことから観光の移動におすすめです!

リーニュ・ダジュールの路線

路線は大きく下記の3種類あります。

市内の路線バスやトラムに関しては、今いる場所からGoogleマップを使えば適切なものが出てくるので、それほど心配いりません。

カンヌやモナコなど、市外へ出る時のバスがあまり検索に引っかからないので、覚えておくと安心です。

リーニュ・ダジュールの路線
  1. 市内・近郊路線バス 1桁または2桁の番号
  2. 県内路線バス(カンヌ、グラース、ヴァンス、マントン、モナコなど) 3桁の番号
  3. トラム 1号線・2号線・3号線

最新情報はリーニュ・ダジュールの公式サイトの路線図を参照ください。

ニースのバス乗り場は1ヵ所ではありません。行先によって数か所にわかれるので乗り場を間違えないように気を付けてください。

日本人旅行者に人気の路線バス一覧

バスの番号 行先 ニースのバス停
100番 マントン(モナコ) le port
82番
112番
エズ
モナコ(エズ)
Vauban
200番 カンヌ(カーニュ=シュル=メール・アンティーブ) Albert 1er
400番 ヴァンス(カーニュ=シュル=メール・サン・ポールドヴァンス) Albert 1er
500番 グラース(カーニュ=シュル=メール) Albert 1er

ニースのバス・トラム(リーニュ・ダジュール)の乗り方

切符の種類・料金・買い方

ラ・カルトラ・カルト

紙の切符が廃止され、「La Carteラ・カルト」と呼ばれる交通系ICカードへ移行されました。

※似たようなカードで「Ma Cartマ・カルト」というものもあり、写真と記名をすることで26歳以下や65歳以上が割引運賃になるサービスを受けられますが、手間がかかるので数日程度の短期滞在にはおすすめできません。ここでは割愛します。

ほとんどの人が自動券売機で簡単に購入できる「La Carteラ・カルト」の利用で問題ないでしょう。

トラム停留所の自動券売機、リーニュ・ダジュールの営業所の他、スマホアプリでダウンロードして利用することも可能。

バスとトラムの切符は共通です。

カードのデポジットは2ユーロ。帰国時に返金申請できます。

チケット種類 料金
カード代金
La Carte
2ユーロ
1回券
Solo
1.7ユーロ
1回券(バス車内のみ)
Solo Secours
2ユーロ
1日乗車券
Pass 1 jour
7ユーロ
2日乗車券
Pass 2 jour
13ユーロ
7日乗車券
Pass 7 jour
20ユーロ

利用方法と注意点

複数人での利用不可

同じカードを使って複数人利用することはできません。人数分購入しましょう。

乗り換え

1回券は、打刻後有効時間内(74分間)なら何度でも乗り換えが可能。

ただし、往復の場合は、新しく切符を購入する必要があります。

※県内路線バスでの使用はできません。車内で運転手から1回券(1.7ユーロ)を購入してください。

子供料金

4歳未満は無料、10歳未満は2名まで大人1名分の料金で利用できます。

バスの乗り方・降り方

バスは日本と同様、全面に路線の番号と行先が記載されているため、乗る番号さえわかっていれば、乗り間違いはないと思います。

基本的には前乗り、後ろ降りです。

バスの乗り方

掲示板が表示されているタイプはとっても安心掲示板が表示されているタイプはとっても安心

手を挙げて、運転手にバスに乗ることを知らせます。

他に乗客がいればよいですが、自分たちだけの場合、うっかりしていると華麗にスルーされてしまいます。

mari
mari
わたしはこれで1時間に1本のバスを逃してしまい、大変な目に遭いました。

前方のドアから乗り、カードをカードリーダーにタッチ。

県内路線バスの場合、車内で運転手から購入したレシートタイプのチケットは、タッチの必要はありません。

バスの降り方

降りるバス停が近づいたら、STOPボタンを押します。

アナウンスがない場合が多いので、自分が下りる場所を間違わないよう気を付けましょう!

後方のドアから降ります。

トラムの乗り方・降り方

トラムの乗り方

ドアにあるボタンを押してドアを開け、カードをカードリーダーにタッチ。

トラムの降り方

トラムは全停留所に止まりますが、降車の際にはドアにあるボタンを押してドアを開けます。

ニースのバス・トラム(リーニュ・ダジュール)乗車時の注意点

チケットの刻印

カードは、必ずカードリーダーにタッチしましょう。(県内路線バスのレシートタイプのチケットは除く)

切符の場合は下車するまで失くさず持っておきましょう!ときどき検札があります。

バスの往復経路

ニースは一方通行の道が多いため、往復で同じ道を通らなかったり、行きと帰りのバス停が離れていることがあります。

スリに注意

公共交通機関に乗るときは、スリに注意が必要です。

貴重品の入った手荷物は、荷物棚や座席などに置かず、身につけたり、膝の上に置いて手でしっかりと持っておきましょう。

日本だと公共交通機関で居眠りをしてしまう人もいますが、フランス旅行の際は、車内での居眠りは禁物!!

スリのターゲットにされてしまうので、貴重品は膝の上にしっかりと置いて十分気を付けてくださいね。

ストライキ

旅行者が大きく影響を受けるものにストライキがあります。

万が一ストライキに遭遇すると、交通ダイヤが乱れます。

リーニュ・ダジュール公式サイトで運休路線などを確認してください。

ニースと周辺の街をもっと楽しむ

「リヴィエラの女王」と称されたニースは、地中海に面した南フランスに広がるコート・ダジュールの中心都市です。

地中海性気候で1年を通して穏やかなため、夏はリゾート地として、冬は避寒地として世界中から旅行者が訪れます。

ニースから周辺の街や村へのアクセスも整っているので、ニースと合わせて観光を楽しんでください。

このブログでは、ニース人気観光地を地図付きでご案内プロヴァンス・コートダジュール プロヴァンス旅行の人気定番お土産7選と特産品などニースとその周辺の街をもっと楽しむためのコツが書かれた記事を沢山紹介しています。

ぜひこの記事を参考に旅行の計画を立て楽しんでくださいね!

ガイドブックは持っておいて損なし

ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。

フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。

ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。

全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。

内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。

20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。

フランス版はこちら

パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊

フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。

現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。

地方にしか行かないという方は分冊版がおすすめです。通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪

また地球の歩き方以外であれば、FIGAROの南仏特集が素晴らしかったです。

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フランス・パリ人気ガイドブック20冊以上読んで徹底比較!おすすめ本は地球の歩き方 旅のお供といえばガイドブック。インターネットでほとんどの情報が調べられるようになったとはいえ1冊買っておくと心強いですよね。 ...

シティパスを活用する

わたしは美術館好きなので、ヨーロッパのある程度の都市に行くと必ずシティパスがないか確認します。

限られた日数でニースを効率的に楽しむなら、「French Riviera Passフレンチ リヴィエラ パス」がとっても便利!

毎回チケットを買って旅行を楽しんでいます。

現地ツアーに参加する

ニースの現地ツアーを調べてみました。

ベルトラiconの現地ツアーは日本語ガイド付きツアーが多くて価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。

おすすめ現地ツアー

英語ガイドのツアーでも問題なければ、種類豊富なGetYourGuideのツアーがおすすめです。

自分では知らなかった観光スポットや豆知識など楽しいお話がたくさん聞けて、より有意義な時間を過ごすことができました!

ニースのバス・トラム(リーニュ・ダジュール)まとめ

ニースとその周辺の街を観光するのにとても便利な公共交通機関リーニュ・ダジュール。

とてもお得なので、上手に利用して魅力あふれるコート・ダジュールの街観光を楽しんでください。

パリに訪れるなら一度は泊まってほしい!

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