楽しいフランス旅行で、一番悩ましいのがホテル選び。
重い荷物を持って移動するのは結構疲れるので、ある程度立地や街の雰囲気を掴んでおきたいですよね。
わたし自身、フランスには10回以上滞在していますが、ハズレホテルに当たったことも何度かあり、がっかりした思い出も。
トゥールーズはオクシタニー地方の中心都市。トゥールーズを拠点に、ルルド、カルカソンヌ、アルビなど周辺都市を周ってきました。
学生都市ということもあり、治安面はそれほどいいとはいえませんが、1週間の滞在中問題なく過ごすことができました。
当ブログ「フランスボックス」では、わたしたちがトゥールーズで宿泊におすすめするエリアと選び方、具体的なおすすめホテルを価格帯別に紹介します。
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
このページの目次
トゥールーズのホテルの選び方
フランスでの具体的なホテル選びで最も大切なこと、それは立地とグレードです。
トゥールーズのホテルは、パリと比べると随分リーズナブル。1週間滞在するとなると予算が大きく変わってくるので助かります。
立地
ホテルの立地は、治安のよくないフランスで身の安全を守るための重要なポイント。
料金が安いからといって、治安の悪い地域に泊まることはおすすめできません。土地勘がない場合は、事前に治安が悪いとされる地域を頭に入れておきましょう。
トゥールーズに関して言うと、旅行者が泊まるエリアがかなり限られると思うので、それほど治安面の心配はいらないかなという気がします。
トゥールーズでは大きく下記の2通りのパターンが考えられます。
トゥールーズ駅から、トゥールーズの中心までは約1.5km。
スーツケースを引いていくと20分ちょっとかかります。長距離バスの乗り場は駅から近く、プラス150mほど。
空港から直接向かう場合は、中心エリアにバスが泊まるのでキャピトル広場周辺に泊まるのが便利だと思います。
わたしは地方周遊のため、最初の4泊は駅前に、5泊目からは街の中心に宿泊しました。
駅から広場まで少し離れているので、スーツケースを持って歩くのがしんどいかなと思いましたが、混んでいる地下鉄に乗ることは避けたかったのでホテル間は徒歩で移動しました。
気候が良かったこと、スーツケースが機内持ち込み用で軽かったことが幸いして、8歳の娘も文句なく歩いていました。
今回わたしたちは問題なく移動できましたが、東京で1km歩くのと、フランスの石畳を1kmを歩くのとでは体感が異なる気がします。
比較的Uberが手ごろだったので、暑い日ならUberを利用するかな。飲食店は圧倒的に中心地に多く、ホテルの料金もそれほど高くないので中心エリアがおすすめです。
わたしのようにトゥールーズを拠点にあちこち出かけるのであれば、駅前のホテルの方がやっぱり便利。
酔っ払いも多く、夜遅く(22時以降は)あまり出歩きたくない雰囲気がありました。
グレード
フランスに限らず、ヨーロッパのホテルは想像以上に古いです。
それなりの料金のホテルに泊まっても、エレベーターがなかったり、水漏れのトラブルが発生することも珍しくありません。
そのため、人によってはホテルのグレードを選ぶことも大切なポイントと言えるでしょう。
また、3つ星以上のホテルを選んでも、日本人が満足できるレベルの設備があることは約束できません。
ホテルを予約する前に絶対読んでほしいことは「旅のプロが教えるフランス・パリのホテル・アパルトマンの選び方と注意点」にまとめたのでぜひご覧ください。
口コミ
立地とグレードでホテルの候補が絞れたら、ホテルの口コミをチェックして実際の利用者の声を確認しましょう。
わたしたちがフランスのホテルを予約するときは、Booking.comを利用することが多いです。
一番の理由は口コミが多いこと。点数が低くても自分には許容できる理由だったりすることも多々あるので特に連泊する時はレビューのチェックは欠かせません。
良いホテルを探すコツは、少なくとも100件以上はレビューがあり、7点以上取っているホテルを探すこと。
また、Booking.comは希望のホテルが売切れだった場合に、近くで似たようなホテルをおすすめしてくれるところも気に入っています。
移動が多いならトゥールーズマタビオ駅周辺がおすすめ
各地方からの電車が発着するトゥールーズ・マタビオ駅。空港からも車で30分以内にアクセスできます。
駅徒歩1分の場所にイビスとマタビ ホテルがあり、どちらもとてもおすすめ。
このあたりは3つ星ホテル以下のホテルが多いので、4つ星、5つ星がよいなら後半で紹介する中心エリアを選んでください。
イビス トゥールーズ ガール マタビオ(ibis Toulouse Gare Matabiau)
とにかくフランスでよくお世話になるのが、アコーホテルズグループのホテル。イビスはたいていの街で駅の目の前、市内中心など複数あるので重宝しています。
トゥールーズにもイビスは数軒ありますが、わたしのおすすめはマタビオ駅目の前のイビス トゥールーズ ガール マタビオ。
イビスは他のホテルと比べてリーズナブルですが、基本的にビジホなので、客室は狭くたいしたアメニティはありません。
日中は観光するので、眠れれば良いという人にはとてもおすすめのチェーンホテル。
マタビ ホテル トゥールーズ ガール バイ ハッピーカルチャー(Matabi Hotel Toulouse Gare by HappyCulture)
トゥールーズで駅前のホテルを探しており、選んだのがマタビ ホテル トゥールーズ ガール バイ ハッピーカルチャー。
特にわたしと娘が気に入ったサービスが無料のドリンクコーナー。
部屋にペットボトルがないかわりに、フロント前で冷たいお水や(スパークリングウォーターも!)コーヒーが飲み放題なので、毎日持っていたペットボトルを洗って新しい水に入れ替えていました。
フランスのペットボトルはスーパーだと0.5ユーロ前後、街のカフェや駅で購入すると1~2ユーロするのでトータルでかなりの金額節約できたと思います。
フランスではめずらしく、バストイレが別なうえ、客室も広くてとてもよかった。連泊すると安くなるのも◎
観光地へのアクセス抜群なトゥールーズ中心エリアのホテル
キャピトル広場周辺には5つ星の高級ホテルも集まります。
歴史地区は観光スポットはもちろん、レストランやカフェが集まる中心エリア。夜遅くまでにぎわっており、人通りも多いので、安心して出かけることができました。
スーパーやパン屋さんもたくさんありますが、フランス最古の屋根付き市場として知られるヴィクトル ユーゴー マルシェも近いので、ここで朝食やランチをとるのもおすすめです。
ル グラン バルコン ホテル(Le Grand Balcon Hotel)
トゥールーズの中心部、キャピトル広場のすぐそばに位置するル グラン バルコン ホテルは、1930年代に建設された歴史あるホテル。
内装は建築家ジャン フィリップ ヌエル氏が手掛けており、モダンでオシャレなデザインの中に品を感じます。
客室はあまり広くはありませんでしたが、日当たりがよく明るい雰囲気でした。
周辺は繁華街なので、ショッピングや食事も問題なし。
キャピトル駅からも近いので、様々な場所への移動にも便利な立地です。
グラン ホテル ドゥ ロペラ(Grand Hotel de l’Opera)
キャピトル広場に面するグラン ホテル ドゥ ロペラ。1680年創業の老舗ホテルで、ロケーション抜群。スタッフの接客もよく王道の高級ホテルです。
トゥールーズには日本語を勉強している学生も少なくないので、ホテルスタッフの中には日本語を話せる人もいます。
日本人にも人気で、バスタブ付きの客室もあるのが嬉しいですね!
ラ コール デ コンシュール オテル&スパ トゥールーズ – Mギャラリー コレクション(La Cour des Consuls Hotel and Spa Toulouse – MGallery)
予算に余裕があるならラ コール デ コンシュール オテル&スパが本当に素敵なので、ぜひ検討してみてください。
アコーホテルズグループのホテルで、趣のある18世紀の邸宅を利用した、5つ星です。スパが充実しており大人のためのホテル。
客室からピレネー山脈の景色が見え、ラグジュアリーな空間にうっとり。
駅から中心地までは歩いて20分(1.5km)ほど。
トゥールーズ・ブラニャック空港近くのおすすめホテル
トゥールーズは市内から空港までの距離が近いので、翌日の出発が早くても前泊する必要はありません。
ただ、空港周辺にアエロスコピア航空博物館(Musée Aeroscopia)やエアバス社の工場見学(Visite à l’usine Airbus)といった見どころがあるため、このあたりのホテルに1泊とるのもおすすめです。
ハンプトン バイ ヒルトン トゥールーズエアポート(Hotel de l Horloge)
空港までは無料のシャトルバスでたった2分。文字通りあっという間につきます。
客室も広く清潔ですし、料金も手ごろでとてもよかった。ヒルトン系なのでフランスというよりはアメリカのホテルという雰囲気ですが、まぁ最終日なので良し。
ビュッフェもアメリカンなメニューが多く、娘も喜んでいました。
トゥールーズのおすすめホテルまとめ
トゥールーズのおすすめホテルを2つのエリア+番外編の空港ホテルにわけて紹介しました。
実際に泊まってみて、荷物の量、旅慣れた人と移動するかどうか、何日間滞在するかでおすすめが変わってくるなとしみじみ感じます。
- トゥールーズ以外の街や村にも行きたい、荷物を持って歩きたくない人は駅の近く
- 夜のお酒や食事を楽しみたい、散歩もしたい、何度も駅を利用しないという場合は街の中心もおすすめです。
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
チュルイリー庭園に隣接し、客室からはエッフェル塔、コンコルド広場、シャンゼリゼ大通りなどパリを代表するモニュメントが見下ろせるウェスティン・パリ・ヴァンドームや
シャンゼリゼ通りのルイヴィトンの本店を曲がってすぐ、凱旋門やシャンゼリゼ通りから徒歩圏内のプリンスドガル ラグジュアリーコレクションホテルなど
正直こんなホテル泊まっていいの?と身分不相応を感じるようなお部屋でしたが、貯めたポイントでお得に宿泊することができました。
高級ホテルというと、ある程度経済的に余裕のある人向けの話に聞こえるかもしれませんが、本当は余裕のない人にこそポイントやマイルを駆使してお得に旅を楽しんで欲しいと願っています。
このおかげで驚くようなホテルへ泊まれることができ感動の連続でした。
フランスへ行くのは最初で最後かもしれません。帰国後後悔のないよう存分に楽しんできてください!
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!