ピカソとともに20世紀を代表する近代絵画の巨匠といわれるアンリ・マティス。
そのマティスの美術館がニース北部シミエの丘にあります。
17世紀に建てられた外観の美しい館内には、絵画、デッサン、彫刻、マティスの愛用品などが展示されています。
シャガール美術館とセットでまわる旅行者が多いようで、わたしたちもバスに乗って両方の美術館へ行ってきました。
当ブログ「フランスボックス」では、ニースにあるマティス美術館の見どころや、館内の雰囲気、チケット情報などを紹介します!
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このページの目次
マティス美術館観光情報
歴史
気管支炎を患っていたマティスは、療養のために温暖なニースを訪れます。
陽光降り注ぐニースにすっかり魅了されたマティスは、48歳でニースへ移り住みました。
85歳で亡くなるまで、マティスはニースとヴァンスで暮らします。
マティスの邸宅は現在美術館になっており、1890年代から晩年までの作品を所蔵し、その中にはロザリオ礼拝堂の習作や切り紙絵の大作《花と果実》を見ることができます。
マティス美術館見どころ
マティス美術館はそれほど広くないため、サッと周れば1時間くらいで鑑賞できます。
有名な作品はアメリカやロシア、パリなど別の美術館へ行ってしまっているので、初めて見る絵も沢山ありました。
ロザリオ礼拝堂の習作
マティスが4年の歳月をかけて制作し、「生涯の最高傑作」と自負しているロザリオ礼拝堂。
その習作をマティス美術館で見ることができます。
第二次世界大戦が勃発すると、ニースからヴァンスに移り住んだマティス。
そこで戦渦を被った礼拝堂の再建話が持ち上がり、マティスは設計を無償で引き受けました。
ヴァンスのロザリオ礼拝堂もニースから車で行ける距離なので、ぜひ合わせてご覧になってください。
切り紙絵《花と果実》
晩年、マティスは紙をハサミで切り取り、それを紙に貼付ける切り紙絵に夢中になりました。
マティス美術館のメインホールには、切り紙絵の大作《花と果実》が展示されています。
410×870㎝の巨大な切り紙絵で、鮮やかな色彩に目を奪われます。
マティスはロザリオ礼拝堂の室内装飾にも切り紙絵を応用し、デザインしました。
その他の作品
マティス美術館のお土産・ミュージアムショップ
マティス美術館の地下1階には、ミュージアムショップも併設されています。
美術館ならではのオリジナルグッズや、作品をモチーフにしたさまざまな商品が並んでいて、とってもかわいいです!
営業時間 10:00-14:00 15:00-17:00
マティス美術館の行き方・アクセス・最寄り駅
徒歩で行く場合
駅からは2.5kmあるので、歩いていくと40分近くかかります。坂もあるので、あまり推奨できません。
シャガール美術館からは徒歩20分ちょっとの距離にあります。
バスで行く場合
わたしたちは、5番のバスを利用し、シャガール美術館とマティス美術館へ行ってきました。
バス5、18、16、40、33、70番 停留所Musée Matisse下車徒歩1分
タクシーで行く場合
Nice-Ville駅からタクシーで8分
マティス美術館チケット情報・営業時間・所要時間
入場料
大人12ユーロ
18歳未満無料
営業時間
- 10:00-17:00(11月11日〜4月30日)
- 10:00-18:00(5月2日〜10月31日)
定休日
火曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、12月25日
所要時間
所要時間は約1時間
マティス美術館周辺の治安
マティス美術館のあるニースは比較的治安の良い地区ですが、置き引きや盗難対策は、いつでもどこでも備えておく必要があります。
リュックは狙われやすいので貴重品を別に持つか、ファスナーの付いたショルダーバッグなどを持つようにしましょう。
スリ対策の基本
また、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
マティス美術館まとめ
マティス美術館周辺には、移転した考古学博物館やローマ遺跡の円形競技場跡、シミエ修道院、アレーヌ・ド・シミエ庭園などがあり、マティス美術館と合わせて見学が楽しめます。
また少し足を延ばしてヴァンスまで行けば、マティスの集大成ともいわれるロザリオ礼拝堂もありますので、お時間に余裕があればぜひ訪れてみてください。
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マティス美術館 | |
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住所 | 164 Avenue des Arènes de Cimiez, 06000 Nice 地図 |
最寄り | バス5、18、16、40、33、70番 停留所Musée Matisse |
時間 | 10:00-17:00(11月11日〜4月30日) 10:00-18:00(5月2日〜10月31日) |
定休 | 火曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、12月25日 |
料金 | 大人12ユーロ 18歳未満無料 |
HP | https://www.musee-matisse-nice.org/ |
チケット | マティス美術館チケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
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