ヴァンティミリアは、フランス国境の街「マントン」から車で約20分のところにあるイタリアの小さな街です。
当然話されている言葉もイタリア語ですが、南フランスからのアクセスが良いため、マルシェやレストランをお目当てにやってくるフランス人がたくさんいます。
当ブログ「フランスボックス」では、海沿いの小さな街ヴァンティミリアの魅力をご紹介していきます!
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このページの目次
ヴァンティミリアの観光情報
ヴァンティミリアは、ニースから約50㎞の位置にあるイタリアの小さな港街です。
ニースやマントンから電車や車で気軽に行けるため、フランス人にも人気のリゾート。
美食の街としても知られており、毎週開かれるマルシェは観光客にも大人気です。
おすすめ観光の周り方
ヴァンティミリアは特に見逃せない観光スポットなどはありません。1時間あれば十分街中散策ができるので、ビーチや公園でのんびり過ごすのがおすすめです。
近隣の観光スポット
ヴァンティミリアから車で約1時間で行ける観光地も沢山あります。特にドルチェアクアはモネが愛したと言われる小さな街で、とっても静かできれいなところでした。
かなりマイナーですが、ここまで来たらぜひ行ってみてください!
ヴァンティミリアの観光名所と見どころ
ヴァンティミリアには特に有名な観光スポットはありませんが、いくつかおすすめのスポットがあります。
ヴァンティミリアの街並み
パステルカラーの可愛らしい街並みが続くヴァンティミリア。
小さな路地が続き、教会や礼拝堂、修道院などの歴史的遺産が残っています。
ヴァンティミリア | |
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住所 | 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | マントンからTERで約15分 |
マルシェ
ヴァンティミリアには2種類のマルシェがあります。
1つは毎週金曜日にウォーターフロントに沿って開かれるマルシェで、地元の人はもちろん、隣国フランスからもたくさんやってくる人気のマルシェです。
もう1つは屋内マルシェで、月曜日から土曜日まで毎日開催されてます。
あらゆる種類の生鮮食品やワインなどが揃い、とても楽しい場所です。
金曜日のマルシェ
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住所 | Passeggiata G. Oberdan, 1, 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | Ventimiglia駅から徒歩約7分 |
時間 | 【金曜日のみ】6:00-18:00 |
屋内マルシェMercato Coperto
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住所 | Via della Repubblica, 7, 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | Ventimiglia駅から徒歩約3分 |
時間 | 7:00-14:00 |
定休 | 日曜日 |
サンタ・マリア・アスンタ大聖堂(Cathédrale de Santa Maria Assunta)
サンタ・マリア・アンスタ大聖堂は、11世紀に建てられたロマネスク様式の教会です。
大聖堂の隣には、サン・ジョヴァンニに捧げられた八角形のロマネスク様式の洗礼堂もあります。
サンタ・マリア・アスンタ大聖堂
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住所 | Piazza Cattedrale, 1, 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | Ventimiglia駅から徒歩約12分 |
HP | http://www.diocesiventimiglia.it/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ローマ都市アルビンティミリウムの考古学地区(Area Archeologica Della Citta’ Romana Di Albintimilium)
ローマ都市アルビンティミリウムは紀元前2世紀初頭に作られた街です。
紀元2世紀末に建てられた古代ローマ劇場が残っており、現在もスペクタクルなどに使われています。
ローマ都市アルビンティミリウムの考古学地区
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住所 | Corso Genova, 134, 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | Ventimiglia駅から徒歩約18分 |
時間 | 【火〜土曜日】9:30-14:30 |
定休 | 月・日曜日 |
料金 | 大人4ユーロ 18歳未満無料 |
HP | https://museiliguria.cultura.gov.it/museo-preistorico-dei-balzi-rossi-e-zona-archeologica |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
バルジ・ロッシの洞窟(Museo preistorico dei Balzi Rossi)
海岸沿いには、旧石器時代の遺跡の1つであるバルジ・ロッシの洞窟があります。
先史博物館が併設されており、先史時代の遺跡などを鑑賞することができます。
バルジ・ロッシの洞窟 | |
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住所 | Via Balzi Rossi, 9, 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | Ventimiglia駅からTERで約30分 |
時間 | 8:30-19:30 |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人5ユーロ 18歳未満無料 |
HP | http://nervia.beniculturali.it/ |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
ヴァンティミリアで泊まりたいおすすめホテル
夏のハイシーズンは1年近く前から宿が埋まり始めるので、数ヵ月前に予約が取れるホテルは数えるほどしかありませんでした。
中でも料金が比較的リーズナブルで、駅からのアクセスもよいホテル カリプソへ宿泊したので、ホテル探しをしている方はぜひ「ホテル カリプソ宿泊記ブログ」を参考にしてみてください。
客室も広く、快適に過ごすことができました。
ヴァンティミリアへの行き方・アクセス・最寄り駅
コートダジュールの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から南仏への直行便はないため、どこかで経由してニースのコート・ダジュール空港へ入るか、パリや周辺都市からTGV inOui(新幹線)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
ここではニースからの行き方をメインに紹介します。わたしはジェノバから入り、ニースへ抜けました。
ニースから電車で行く場合
ニース・ヴィル駅からVentimiglia(ヴァンティミリア)駅まで電車C3で約52分。
TER(普通列車)なので予約は不要です。
ニースから車で行く場合
- 走行距離約50km
- 約1時間
わたしが海外で運転できるスキルがあるなら、迷わずレンタカーを利用します。
時間に振り回されず、満足するまで滞在時間を自由に決められるのは大きな魅力。
ただし、ハイシーズンは混みあい、近くの駐車場はいっぱいになります。少し離れた場所に駐車したり、待ったりすることを考えるとバスやツアーもいいなと迷いどころ。
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
ヴァンティミリアの治安
スリ対策の基本
ヴァンティミリアの治安は比較的良好ですが、ヨーロッパ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
特に観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険は必要
ことイタリアに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行っているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ヴァンティミリアをもっと楽しむ
気候・ベストシーズンは(夏)
イタリアのベストシーズンは1年中と言っても過言ではありません。
ヴァンティミリアは地中海性気候で一年中温暖な気候であり、一年を通じて気候は安定しています。どの季節も素晴らしいのですが、やっぱり夏がおすすめです。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また地球の歩き方以外であれば、FIGAROの南仏特集が素晴らしかったです。
おしゃれな写真と洗練された文章で南仏の魅力が爆発していて、買ってよかった1冊でした。
ヴァンティミリアまとめ
ヴァンティミリアはイタリアの街ですが、フランスの国境から近く、鉄道を使って簡単にアクセスできるため、南フランスの観光ついでに立ち寄るのにおすすめの街です。
マントンやニースから日帰りでも行けるので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね!
ヴァンティミリア | |
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住所 | 18039 Ventimiglia IM 地図 |
行き方 | ニース・ヴィル駅からVentimiglia(ヴァンティミリア)駅まで電車C3で約52分 |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!