南フランスのまばゆい光を求めて、19世紀末以降、芸術家たちはこぞって移住しました。
シャガールもまたその一人で、晩年をサン・ポール・ド・ヴァンスで過ごしました。
ニースにはシャガールのコレクションを集めた美術館があり、ニース観光で絶対に外せないスポットの1つ。
シャガールの印象的で独創的なアートは、普段美術館にあまり行かない人でも楽しめると思います。
当ブログ「フランスボックス」では、シャガールの幻想的な世界が楽しめる国立マルク・シャガール美術館をご紹介します。
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このページの目次
国立マルク・シャガール美術館観光情報
歴史
1967年、シャガールは17点からなる大作《聖書のメッセージ》をフランスに寄贈。
当時の文化大臣であったアンドレ・マルローは、これをもとにニースに美術館の建設を考えました。
ニース市は土地を提供し、1973年シャガールの86歳の誕生日(7月7日)に美術館が開館。
設計段階からシャガール自身も携わり、美術館の開館後もシャガールは作品の寄贈を続けました。アイキャッチ画像を設定
おすすめ観光の周り方
シャガール美術館のすぐ近くにマティス美術館があります。
どちらも大変おすすめの美術館なので、ぜひ合わせてご覧ください。
周辺には他にも見どころがあり、「ニース人気観光地と見どころを地図付きでご案内」で詳しい歩き方の解説をしています。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
国立マルク・シャガール美術館見どころ
聖書のメッセージ
国立マルク・シャガール美術館は、ニースの小高い丘の上にあります。
この美術館の一番の見どころは、旧約聖書の創世記をテーマにした17点からなる大作《聖書のメッセージ》です。
シャガールがこの作品をフランスに寄贈したことがきっかけに、ニースにシャガール美術館が誕生しました。
ステンドグラス
館内には小さなコンサートホールがあり、シャガールの生涯に関するビデオが上映されています。
見どころは、シャガールの3枚のステンドグラス《天地創造の7日間》。
「シャガール・ブルー」と呼ばれる色彩の美しさに目を奪われます。
モザイク画
中庭は、シャガールの大きなモザイク画《預言者ユリア》があります。
一面ガラス張りになっていて、美術館の中からガラスの窓越しに見ることができます。
国立マルク・シャガール美術館のお土産・ミュージアムショップ
国立マルク・シャガール美術館はミュージアムショップも併設。
シャガールの作品をモチーフにしたさまざまな商品が並んでいて、とってもかわいいです!
国立マルク・シャガール美術館の行き方・アクセス・最寄り駅
シャガール美術館までは徒歩で行けますが、坂道なのでバスを利用するととっても楽です。
徒歩で行く場合
Nice-Ville駅から徒歩で16分
バスで行く場合
わたしたちは、5番のバスを利用し、シャガール美術館とマティス美術館へ行ってきました。
ニースの中心、マセナ広場から7駅の「Musée Chagall」から徒歩2分です。
タクシーで行く場合
Nice-Ville駅からタクシーで7分
国立マルク・シャガール美術館チケット情報・営業時間・所要時間
入場料
大人8ユーロ(企画展期間中10ユーロ)
26歳未満無料
第一日曜日無料
日本語の無料音声ガイド有り
営業時間
10:00-18:00(5月1日〜10月31日)
10:00-17:00(11月1日〜4月30日)
定休日
火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
所要時間
所要時間は約1時間
国立マルク・シャガール美術館周辺の治安
国立マルク・シャガール美術館のあるニースはパリに比べるとそれほど治安に不安はありませんが、置き引きや盗難対策は、いつでもどこでも備えておく必要があります。
リュックは狙われやすいので貴重品を別に持つか、ファスナーの付いたショルダーバッグなどを持つようにしましょう。
スリ対策の基本
また、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
国立マルク・シャガール美術館まとめ
国立マルク・シャガール美術館は、小規模ながら見応えのある美術館です。
ニース中心部からも徒歩圏内ですので、ニース観光と合わせてお楽しみください。
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国立マルク・シャガール美術館 | |
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住所 | Avenue Dr Ménard, 06000 Nice 地図 |
最寄り | Nice-Ville駅から徒歩で15分 |
時間 | 10:00-18:00(5月1日〜10月31日) 10:00-17:00(11月1日〜4月30日) |
定休 | 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 大人8ユーロ 26歳未満無料 |
HP | https://musees-nationaux-alpesmaritimes.fr/chagall/ |
チケット | 国立マルク・シャガール美術館チケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
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かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
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