ヌーヴェル・アキテーヌ地域圏には、ペリゴールやバスクなど特色のある地方がたくさんあります。
スペイン国境付近のバスク地方は独自の文化を持っており、フランスでありながらスペインの影響が多く見られます。
そのバスク地方の中心都市バイヨンヌは、生ハムやチョコレートが有名で、グルメの街としても知られています。
当ブログ「フランスボックス」では、バイヨンヌの街をご紹介していきます♪
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このページの目次
バイヨンヌの観光情報
バイヨンヌは、Saint-Esprit、Grand-Bayonne、 Petit-Bayonneの3つの区域に分かれています。
旧市街のグラン・バイヨンヌは、白い壁と赤い木組みの家々が立ち並び、サント・マリー大聖堂やシャトー・ヴューなど見どころがたくさんあります。
プチ・バイヨンヌは商業地域になっており、バスク・バイヨンヌ歴史博物館やシャトー・ヌフなどが見どころ。
サンテスプリはフランス国鉄が通り、電車移動の方は必ず足を運ぶ場所です。
この3つの区域間は、無料のミニシャトルバスが走っているので移動におすすめです。
おすすめ観光の周り方
バスク地方を巡る拠点となるのがバイヨンヌ。
バイヨンヌを観光するなら、グラン・バイヨンヌを中心にまわるのがおすすめです。
世界遺産のサント・マリー大聖堂や川沿いに広がる美しい街並みが広がります。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
近隣の観光スポット
バイヨンヌから車で約1時間で行ける観光地もあります!
ヌーヴェル・アキテーヌ地方を鉄道やレンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
バイヨンヌの観光名所と見どころ
バイヨンヌにはアドゥール川とニーヴ川の2つの川が流れており、その川によって3つの区域に分けられています。
それぞれの区域は橋で結ばれており、川沿いには可愛らしい家々が立ち並びます。
観光スポットはグラン・バイヨンヌとプチ・バイヨンヌに集中しており、徒歩で観光が楽しめます。
サント・マリー大聖堂(Cathédrale Sainte-Marie de Bayonne)
13~14世紀にかけて建てられたゴシック様式の大聖堂で、「ノートルダム・ド・バイヨンヌ」や「バイヨンヌ大聖堂」とも呼ばれています。
85mの2つの鐘楼があり、16世紀の色鮮やかなステンドグラスは必見です。
サント・マリー大聖堂は、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として世界遺産に登録されており、バイヨンヌのランドマーク的存在です。
サント・マリー大聖堂 | |
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住所 | 15 Rue des Prébendes, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | バイヨンヌ(Gare de Bayonne)駅から徒歩16分 |
時間 | 8:00-18:30(月〜土)8:00-19:00(日) |
料金 | 無料 |
HP | https://www.cathedraledebayonne.com/accueil |
バスク・バイヨンヌ歴史博物館(Musée Basque et de l’histoire de Bayonne)
バスク・バイヨンヌ歴史博物館は、歴史的建造物に指定された17世紀の邸宅「メゾン・ダグレット」を改装し、1924年に美術館として開館しました。
バスク地方の自然や文化など、歴史に関するさまざまな展示品を見ることができます。
バスク・バイヨンヌ歴史博物館 | |
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住所 | 37 Quai des Corsaires, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | サント・マリー大聖堂から徒歩5分 |
時間 | 10:00-18:00(火・水・金・土・日)13:00-20:00(木) |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人8ユーロ、26歳以下無料、第1日曜日無料 |
HP | http://www.museebasque.com/ |
シャトー・ヴュー(Château-Vieux)とシャトー・ヌフ(Château-Neuf)
グラン・バイヨンヌとプティ・バイヨンヌは街が城壁で囲まれており、その城壁跡を見ることができます。
シャトー・ヴューとシャトー・ヌフは現在一般公開されていないため、外観のみの見学になります。
シャトー・ヴュー | |
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住所 | All. de la Poterne, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | サント・マリー大聖堂から徒歩2分 |
シャトー・ヌフ | |
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住所 | 1 Pl. Paul Bert, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | バスク・バイヨンヌ歴史博物館から徒歩6分 |
バイヨンヌ植物園(Jardin Botanique de Bayonne)
バイヨンヌの城壁の上に作られたバイヨンヌ植物園は、バイヨンヌの人々の憩いの場所。
整備が行き届き、季節ごとに美しい花が咲き、街のオアシスになっています。
観光で歩き疲れたら、休憩に立ち寄って見てはいかがでしょうか。
バイヨンヌ植物園 | |
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住所 | All. des Tarrides, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | サント・マリー大聖堂から徒歩4分 |
時間 | 2023年4月1日〜2023年9月30日 10:00-18:00 |
定休 | 2024年4月まで閉鎖中 |
料金 | 大無料 |
バイヨンヌ闘牛場(Arènes de Bayonne)
バイヨンヌは、フランスで初めて闘牛が開催された場所です。
フランス最大級のお祭りといわれるバイヨンヌ祭では、荒々しい闘牛を見ることができます。
現在は動物愛護団体からの強い批判にさらされていますが、現在もバイヨンヌ闘牛場ではフランスの伝統的な闘牛が行われています。
闘牛は見なくても、アリーナを見学することができます。(季節限定)
バイヨンヌ闘牛場 | |
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住所 | Rue Alfred Boulant, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | サント・マリー大聖堂から徒歩17分 |
時間 | 次の見学可能期間は2024年の春以降 |
HP | https://arenes.bayonne.fr/ |
チョコレート美術館(L’Atelier du Chocolat – Musée du Chocolat)
市内中心部から少し離れたところにある「アトリエ・デュ・ショコラ」のチョコレート美術館。
豆の状態からチョコレートになるまでの製造工程を見学したり、ワークショップも開催されています。
ショップを併設しているので、見学やワークショップ後にチョコレートをお土産に買って帰ることもできます。
チョコレート美術館 | |
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住所 | 7 All. de Gibéléou, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | バイヨンヌ(Gare de Bayonne)駅から徒歩22分 |
時間 | 月〜金9:30-11:30 14:00-16:00 |
定休 | 土・日曜日 |
料金 | 大人6.8ユーロ、子供(3〜10歳)4.8ユーロ、3歳未満無料 |
HP | http://www.atelierduchocolat.fr/ |
バイヨンヌで絶対買いたいおすすめ土産
バイヨンヌといったらエスペレットの唐辛子が使われた生ハムが特産品ですが、残念ながら肉類は日本に持ち込むことができません。
バイヨンヌの特産品にはチョコレートもありますので、お土産にいかがでしょうか。
チョコレート
街を歩いていると、チョコレート屋さんの多さに驚くはずです。
それもそのはず、バイエンヌはフランスのチョコレート発祥の地。当時は「万病薬」として人々に重宝されていました。
おすすめのチョコレート屋さんは、1854年創業のショコラ・カズナーヴ(Chocolat Cazenave)。
「Chocolat moussex」と呼ばれる泡立ったショコラ・ショーが名物です。
カップからあふれんばかりのショコラの泡に驚くはず。
クレーム・シャンティイが添えられて出てきますが、甘過ぎず軽い口当たりで、人気なのも納得です。
こちらは店内で頂けるので、お土産にチョコレートをお買い物の際には、ぜひ味わってみてくださいね。
ショコラ・カズナーヴ | |
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住所 | 19 Rue Port Neuf, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | サント・マリー大聖堂から徒歩5分 |
時間 | 9:15-12:00 14:00-19:00 |
定休 | 月曜日(但し、ヴァカンス期間中は営業) |
HP | https://www.chocolats-bayonne-cazenave.fr/ |
ガトーバスク
北バスク地方の伝統菓子「ガトーバスク」。
カスタードクリームやチェリージャムを入れたものが主流で、見た目は素朴ながら贅沢な味わいです。
1895年創業パリエ(Paries)では、カスタードまたはチェリージャムの入ったベーシックなものからヘーゼルナッツ、柑橘系ジャム、チョコレートなど色々な味が楽しめます。
日持ちする焼き菓子ですので、お土産にピッタリです。
パリエ | |
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住所 | 14 Rue Port Neuf, 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | サント・マリー大聖堂から徒歩5分 |
時間 | 9:00-19:30 |
定休 | 5月1日 |
HP | http://www.paries.fr/ |
バイヨンヌで泊まりたいおすすめホテル
わたしのおすすめホテルはオテル・デ・バース・ピレネー。
サント・マリー大聖堂から200mに位置する人気の4つ星で、レストラン、テラスが併設されていて雰囲気の良いホテルです。
バイヨンヌへの行き方・アクセス・最寄り駅
ヌーヴェル=アキテーヌの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、どこかで経由してビアリッツやサンセバスチャン空港へ入るか、パリや周辺都市から高速鉄道(TGV inOui)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
パリから飛行機で行く場合
個人的におすすめのルートはビルバオ空港からバスで行く方法です。
パリ・シャルルドゴール空港からビルバオ空港まで約1時間40分。
ビルバオからはバスク地方の各都市へバスが出ているので、この辺りをまわるのに最適ではないでしょうか。
ビルバオからサンセバスチャン行きのバスへ乗り、1日ないし数日滞在してからバイヨンヌ行きのバスで向かうのがおすすめです。
航空券をとる場合
スカイスキャナーなど比較サイトで
検索して探すのが一般的ですが
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パリから電車で行く場合
パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からバイヨンヌ駅(Gare de Bayonne)までTGV inOuiで約4時間。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
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フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリから車で行く場合
- 走行距離約770㎞
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フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
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バイヨンヌの治安
スリ対策の基本
バイヨンヌの治安は比較的良好です。
昼間は旅行者で賑わう場所なので、荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できますし、大通りであれば夏の夜のお出かけも問題ありません。
とはいえ、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
→ エポスカードの保険の付帯条件や特典内容についてもっと詳しく
バイヨンヌをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
バイヨンヌのベストシーズンは、6月~10月です。
フランスの夏の日照時間はとても長いので、この時期に訪れるのがおすすめです。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
バイヨンヌまとめ
独特の文化をもつバイヨンヌの街。
伝統的なバスク建築の木造の家々が立ち並び、街散策をするだけでも楽しめます。
生ハムやチョコレート、ガトーバスクなど、バスク地方のグルメも堪能できるので、ぜひ足を運んでみてください。
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※初回限定です
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試飲を楽しんでみてください
バイヨンヌ | |
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住所 | 64100 Bayonne 地図 |
行き方 | パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からバイヨンヌ駅(Gare de Bayonne)までTGVで約4時間 |
HP | https://www.visitbayonne.com/ |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!