ピカソ美術館は、パリ国立ピカソ美術館のほかに南フランスの街アンティーブにもあります。
1966年に世界で最初のピカソ美術館としてオープンしました。
ピカソがアトリエとして使っていた場所で、現在はピカソの作品のほか、さまざまなアーティストの作品が展示されています。
今回は、アンティーブにあるピカソ美術館をご紹介します。
GetYourGuideでは
ニースや南仏ツアーが種類豊富で安い!
日本語で購入できます◎
日本語ガイドではないけど
英語力はそれほど必要ありません
※ガイドと言うより移動が中心のお得なツアーです
事前にネット購入可
少し予算が上がってしまいますが
「日本語ガイドでないと不安」
という方にはベルトラ予約がおすすめ
このページの目次
ピカソ美術館(アンティーブ)観光情報
歴史
アンティーブの海岸沿いに建つピカソ美術館は、グリマルディ城と呼ばれるグリマルディ家の城砦でした。
その後市庁舎や兵舎として使われ、1925年にグリマルディ美術館として開館。
1946年、アトリエを探していたピカソにアンティーブ市からグリマルディ美術館の一室を提供するとの申し出がありました。
ピカソがこの場所をアトリエとして使ったのは、同年9月から11月までの2ヶ月間。
最上階にある南側の角部屋で制作に励みました。
ピカソは滞在中に制作した作品の大半をアトリエに残していったため、アンティーブ市は翌年にグリマルディ美術館で公開しました。
その後、ヴァロリスで作られた陶磁器などが加わり、1966年にピカソ美術館として生まれ変わりました。
現在、ピカソ美術館にはピカソの作品のほか、さまざまなアーティストたちの作品が屋内外に展示されています。
ピカソ美術館(アンティーブ)見どころ
ピカソの作品群
アンティーブのピカソ美術館は、もともと市がピカソにアトリエとして提供した場所で、ピカソがここで制作した作品が展示されています。
ギリシア神話を主題とした作品を多く残しています。
また1947年から1948年にかけてヴァロリスで作られたピカソの陶磁器も必見です。
1991年、ピカソの2番目の妻ジャクリーヌ・ロックの寄贈品も加わり、ピカソのコレクションはより充実したものになりました。
館内は広々としていて、展示室の窓からは素晴らしい眺めも楽しめます。
さまざまなアーティストたちの作品
ピカソ美術館には、館内と屋外にさまざまアーティストたちの作品が展示されています。
ニコラ・ド・スタールをはじめ、ハンス・アルトゥング、アンナ・エヴァ・ ベルグマン、イヴ・クライン、ジョアン・ミロ、アントニ・タピエス、フランシス・ピカビアなどの秀作が揃っています。
青い空と海をバックに眺める彫刻は、また格別ですよ!
ピカソ美術館(アンティーブ)のお土産・ミュージアムショップ
ピカソ美術館には、ミュージアムショップがあります。
ポストカードやマグネット、マグカップなど、美術館ならではのオリジナルグッズが販売されています。
ピカソ美術館(アンティーブ)の行き方・アクセス・最寄り駅
アンティーブ駅からピカソ美術館までは徒歩14分。
ニースから車で行く
わたしが海外で運転できるスキルがあるなら、迷わずレンタカーを利用します。
時間に振り回されず、満足するまで滞在時間を自由に決められるのは大きな魅力。
ただし、ハイシーズンは混みあい、観光地近くの駐車場はいっぱいになります。少し離れた場所に駐車したり、待ったりすることを考えるとバスやツアーもいいなと迷いどころ。
ニースから公共交通機関で行く
快速・普通列車のTERでの移動がおすすめですが、わたしたちがアンティーブに行ったときは帰りの電車に1時間以上遅れが出ていて、途中までバスで移動しました。
ニース⇔アンティーブ間を接続してるバスは200番です。
- 北側ヴァンス、サン=ポール=ド=ヴァンス(400番バス)
- 西側アンティーブ、カンヌ(200番バス)
- 西側グラース、ムージャン(500番バス)
ピカソ美術館(アンティーブ)チケット情報・営業時間・所要時間
入場料
大人8ユーロ
18歳未満無料
営業時間
10:00-13:00 14:00-18:00(9月16日〜6月14日)
10:00-18:00(6月15日〜9月15日)
定休日
月曜日、1月1日、5月1日、11月1日、12月25日
所要時間
所要時間は約1時間
ピカソ美術館(アンティーブ)周辺の治安
ピカソ美術館のあるアンティーブは比較的治安の良い地区ですが、置き引きや盗難対策は、いつでもどこでも備えておく必要があります。
リュックは狙われやすいので貴重品を別に持つか、ファスナーの付いたショルダーバッグなどを持つようにしましょう。
スリ対策の基本
また、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険に入る
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ピカソ美術館まとめ
ピカソ美術館は、アンティーブを訪れたらぜひとも立ち寄ってほしい美術館です。
海を眺める絶好のロケーションにあるので、美術館と合わせて景観をお楽しみください。
GetYourGuideでは
ニースや南仏ツアーが種類豊富で安い!
日本語で購入できます◎
日本語ガイドではないけど
英語力はそれほど必要ありません
※ガイドと言うより移動が中心のお得なツアーです
事前にネット購入可
少し予算が上がってしまいますが
「日本語ガイドでないと不安」
という方にはベルトラ予約がおすすめ
ピカソ美術館 | |
---|---|
住所 | Place mariejol, 06600 Antibes 地図 |
最寄り | Antibes駅から徒歩14分 |
時間 | 10:00-13:00 14:00-18:00(9月16日〜6月14日) 10:00-18:00(6月15日〜9月15日) |
定休 | 月曜日、1月1日、5月1日、11月1日、12月25日 |
料金 | 大人8ユーロ 18歳未満無料 |
HP | http://www.antibes-juanlespins.com/culture/musee-picasso |
チケット | ピカソ美術館チケット |
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!