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ツール・ド・フランスを楽しもう!2025年のルートと見どころ徹底解説

この記事を書いた人
マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム
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mari
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ボンジュー!フランスボックスのマリ(@mari_ohayotourism)です。

ツール・ドゥ・フランスは世界最高峰の自転車ロードレースのひとつ。

その名の通り、フランス本土を一周するレースのことで、近年は国外のコースも選定されています。

mari
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過酷なコースと美しい風景のコントラストがなんともたまりません。

日本ではまだあまり馴染みのないスポーツですが、フランスでは夏の風物詩ともいえる人気スポーツ!

当ブログ「フランスボックス」では、そんなツール・ドゥ・フランスの面白さとちょっと複雑なルールについて詳しくご紹介していきます。

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ツール・ド・フランス(Tour de France)とは?

ツール・ドゥ・フランスとは、毎年7月に開催される自転車ロードレースのことで、23日間かけて自転車でフランス国内をまわります。(隣接する国を走るコースもあり)

1903年にフランスのスポーツ新聞「ロト」(のちの「レキップ」)の主催で第1回が開催されたのがはじまり。

毎回、アルプスとピレネーの山岳地がコースに組み込まれるため、標高差2000メートル以上に及ぶ過酷なレースとして知られています。

異なるコースが設定されていますが、最終ステージのゴールは、パリのシャンゼリゼ大通りというのが毎年の恒例!

ここではスプリンターたちが争う壮大なスペクタクルが展開され、感動のフィナーレが待っています。

世界最大のロードレースであるツール・ド・フランスは、世界約190か国でテレビ放送されています。

2025年の予定ルート

ツール・ド・フランス2025 コースマップ  公式ページツール・ド・フランス2025 コースマップ  公式ページ

2025年は北フランス、オードフランスエリアのリールからスタート。

ルーアンやカーン、サンマロなどノルマンディーからブルターニュを通って南下し、トゥールーズ、カルカソンヌ、モンペリエなどオクシタニーエリアを通って、パリへ向かって北上していきます。

ツール・ド・フランスはチーム競技

ツール・ド・フランスは、チーム競技のロードレース。

22チーム、各チーム8人で合計176人の選手が出場します。

チーム内にはエースがいて、他の選手はそのエースを助ける重要な役割があります。

例えば、エースの体力を温存するためアシストが前を走り、走行時にかかる空気抵抗を率先して受ける役目を果たします。

このように、アシストに徹するチームメンバーの役割やそれに応えて勝負に出るエース選手の活躍、レース中に繰り広げられる選手たちの駆け引きなど、知れば知るほど興味が湧いてくるスポーツです。

選手の特徴

チーム競技であるツール・ド・フランスは、それぞれに役割があり、選手の特徴があります。

「脚質」と呼ばれる選手の得意分野の違いを表す言葉があり、以下の6つのパターンに分かれています。

オールラウンダー

平地、山岳、タイムトライアルのすべてを得意とする選手で、エースとして活躍している選手が多いです。

またエースをサポートする役目のエースアシストもオールラウンダーである場合が多く、風よけになったり、エースのロードバイクにトラブルがあったとき、自分のロードバイクを差し出したりします。

スプリンター

平地をすさまじいスピードで駆け抜ける選手で、平地に設定されているスプリントポイントを獲得しポイント賞を狙うほか、ゴール直前でスプリント争いをします。

平坦コースでのゴール前スプリントでは、時速70km/hをたたき出す選手もいるのだとか。

ルーラー

平地を一定のスピードで走り続けることを得意とする選手で、アシストとしての役割とレース全体をコントロールする役割を果たします。

クライマー

山岳を得意とする選手で、山岳ステージの上りで集団を牽引することでレースにリズムを作り出し、エース選手を引き上げたり、他チームの有力選手に揺さぶりをかけるという重要な役目を務めます。

有力クライマーは山岳賞を狙いにいくほか、山岳ステージでは大きなタイム差がつくことが多いため、勝負を仕掛けて他の選手たちを大きく引き離し、総合優勝を狙います。

バンチャー

コース中盤に突如集団から抜け出す選手で、他の選手のポイント賞やゴールを阻止したり、逆にアタックをしかける役割があります。

タイムトライアルスペシャリスト

ツールドフランスでは、「タイムトライアル」という短いコースでその時間を競い合うコースが設定されています。

タイムトライアルスペシャリストとは、平地での単独走行を得意とする選手のことで、クロノマンとも呼ばれています。

独走力が極めて高い選手で、高出力を長時間にわたって維持することができます。

マイヨの種類

ツール・ド・フランスに出場する選手は、所属チームのマイヨ(ジャージ)を着用して走ります。

そして各ステージ終了時点で成績トップの選手には、特別なマイヨが与えられるんです!

マイヨを手にした選手やチームメイトは、最終日のゴールまでマイヨを守り抜くため走り続けます。

  • マイヨ・ジョーヌ(黄色)
  • マイヨ・ヴェール(緑色)
  • マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(白色に赤の水玉模様)
  • マイヨ・ブラン(白色)

マイヨ・ジョーヌ(maillot jaune)

ツール・ド・フランス王者の証であるマイヨ・ジョーヌは、各レースの総合タイムが一番短い選手に与えられます。

通算成績を毎日集計し、全ステージの総合タイム首位の選手がその年のツール・ド・フランス王者(総合優勝)となり、マイヨ・ジョーヌを持っている選手のいるチームが優勝チームとなります。

マイヨ・ヴェール (maillot vert)

マイヨ・ヴェールは最強スプリンターの証で、各ステージのゴールや中間地点に設けられたスプリントポイントで獲得したポイントの最も多い選手に与えられます。

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ (maillot blanc à pois rouges)

各ステージの主要な上りの頂上には、山岳ポイントが設けられています。

ここを上位で通過することでポイントが得られ、各ステージ終了時点で最も山岳ポイントの多い選手に山岳賞が与えられます。

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュは、まさに最強クライマーの証といえるでしょう。

マイヨ・ブラン (maillot blanc)

マイヨ・ブランは、25歳以下の選手で、各ステージ終了時点で最も総合時間賞の少ない選手に与えられます。

その他の賞

ステージ優勝

各ステージを1位でゴールした選手は、ステージ優勝者となります。

ツール・ド・フランスのステージ優勝は、自転車選手のキャリアにおいて絶大なものとなります。

ドサール・ルージュ

各ステージで最も果敢な走りを見せた選手には、ドザール・ルージュが与えられます。

その証として、赤いゼッケンが与えられます。

ツール・ド・フランスのその他の見どころ

ツール・ド・フランスは、世界屈指の観光大国であるフランスで開催されるため、各地の美しい景観が楽しめます。

サイクリングコースとして映るさまざまな街は、観光名所も多く、スポーツ観戦に興味のない人でも景色が楽しめます。

沿道にはおびただしい数のファンや観客が応援に訪れ、選手たちが走りぬける1時間ほど前には、スポンサーのキャラバン車(宣伝カー)が出現し、沿道にいるファンたちにスポンサーグッズをばらまいていきます。

改造されたキャラバン車は大きな音を響かせ、街は賑わいをみせます。

現地で観戦!

ツール・ドゥ・フランスは入場料などはなく、気軽に楽しむことができます。

ただし各ステージのゴール付近や最終日のシャンゼリゼ大通りなどは、かなり混雑します。

キャラバンから投げられる景品を楽しみに訪れる人もいるので、早めに行って場所取りをしておきましょう。

ツール・ド・フランスまとめ

この期間中にフランスを訪れる方は、ぜひツール・ドゥ・フランスを間近で観戦してみてはいかがでしょうか?

間近で見るツール・ドゥ・フランスは、レースの迫力や緊張感が味わえ、レースについての知識がない方でも楽しめます!

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