バイヨンヌから少し西側へ行くとビアリッツがあります。ナポレオン3世が、皇后ウジェニーのために別荘を建てたため、ヨーロッパの王侯貴族たちが保養地とするようになりました。
現在は高級リゾート地になっており、夏になると世界中から観光客で賑わいます。
大西洋の光と海風をたっぷりと浴びて、フランスのバカンスを楽しみましょう!
当ブログ「フランスボックス」では、そんなビアリッツの街についてご紹介していきます♪
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このページの目次
ビアリッツの観光情報
19世紀以来、王族貴族の集うリゾート地として知られるビアリッツ。
現在もカジノや高級ホテルが集まる高級リゾート地として人気があります。
またサーフィンのメッカであるビアリッツは、世界的に有名なサーフスポットがあり、世界中からサーファーが集まります。
おすすめ観光の周り方
ビアリッツの見どころは海辺沿いに集中しているため、中心地は徒歩でまわることができます。
リゾート地なので、ビーチやお散歩でゆったりとした気分を味わいましょう。素敵なレストランもあるので、食事も楽しみですね!
興味がある人はカジノもできます。高級感がありながらも、学生や家族連れも遊べる気さくさもあり、とっても素敵な街です。
近隣の観光スポット
ビアリッツから車で約1時間で行ける観光地もあります!
ヌーヴェル・アキテーヌ地方を鉄道やレンタカーを使って周るのは大変おすすめです。
ビアリッツの観光名所と見どころ
大西洋最大のリゾート地「ビアリッツ」。
ビーチ沿いにはカジノや高級ブティックなどが立ち並び、高級リゾート地の雰囲気溢れる素敵な街です。
グランド・プラージュをはじめ、近くにはたくさんのビーチがあり、特に夏はたくさんの観光客で賑わいます。
グラン・プラージュ(Grande Plage)
弓なりの形をした白い砂浜が続くグランド・プラージュ。サーフィンの大会の会場としても使われています。
夏になるとライフガードが常駐する遊泳場となり、国内外からリゾートに訪れる観光客で賑わいます。
海岸に沿って遊歩道があり、夕日を眺めるのにも絶好の場所です。
グランド・プラージュ | |
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住所 | La Grande Plage, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | カジノ・バリエール・ビアリッツから徒歩9分 |
聖母の岩(Rocher de la Vierge)
聖母の岩は、ビアリッツを代表する観光スポットの1つです。
海に突き出した岩で、岩の上には海難事故から漁師たちを見守ってきた白いマリア像が立っています。
エッフェル塔を設計したギュスターブ・エッフェルが手がけた橋が架かっており、マリア像を間近で見ることができます。
またここからは、ビアリッツの美しい海岸「グランド・プラージュ」を眺めることができます。
聖母の岩 | |
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住所 | Rocher de la Vierge, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | グランド・プラージュから徒歩15分 |
カジノ・バリエール・ビアリッツ(Casino Barrière Biarritz)
グランド・プラージュ前にあるカジノ・バリエール・ビアリッツは、アールデコ調の美しい外観が目印です。
カジノの入場料は無料。
スロットマシーンをはじめ、ポーカーやルーレットなどのテーブルゲームなどがあり、初めての方でも気軽に楽しめます。
また海が一望できるレストランとバー、コンサートやショーなどが楽しめる劇場も併設しており、ラグジュアリーな時間を過ごしたい方におすすめのスポットです。
カジノ・バリエール・ビアリッツ | |
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住所 | 1 Av. Edouard VII, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | グランド・プラージュから徒歩9分 |
時間 | 10:00-15:00 |
HP | https://www.casinosbarriere.com/fr/biarritz.html |
ビアリッツ水族館(Aquarium de Biarritz)
ビアリッツ水族館は、1933年にオープンした歴史ある水族館です。
フランス最大級の水槽があり、ホオジロザメやウミガメなど大西洋の魚たちに出会えます。
屋外プールではアザラシの餌付けが行われ、間近で見られるとあって家族連れに大人気です。
水族館のテラスは大西洋が一望できる絶景スポットですので、お見逃しなく!
ビアリッツ水族館 | |
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住所 | Plateau de l’Atalaye, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | カジノ・バリエール・ビアリッツから徒歩12分 |
時間 | 9:30-19:00 |
料金 | 大人16.50ユーロ 子供(4〜12歳)12ユーロ/(13〜17歳)14ユーロ 4歳未満無料 〈ビアリッツ水族館+海洋博物館〉 大人26ユーロ 子供(4〜5歳)12ユーロ/(6〜12歳)17.50ユーロ/(13〜17歳)17.50ユーロ 4歳未満無料 |
HP | https://www.aquariumbiarritz.com/ |
ビアリッツ海洋博物館(Cité de l’Océan)
2011年にオープンしたビアリッツ海洋博物館は、3Dアニメーションやサーフ・シミュレーターなどの体感型アトラクションが多数あり、子供から大人まで年齢を問わず楽しむことができるおすすめのスポットです。
屋内施設のため天候にかかわらず一年中楽しめるのも魅力です。
ビアリッツ海洋博物館 | |
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住所 | 1 Av. de la Plage, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | ビアリッツ水族館からタクシーで8分 |
時間 | 10:00-19:00 ※閑散期14:00-19:00 |
料金 | 大人14ユーロ 子供(6〜12歳)9.9ユーロ/(13〜17歳)12ユーロ 6歳未満無料 〈ビアリッツ水族館+海洋博物館〉 大人26ユーロ 子供(4〜5歳)12ユーロ/(6〜12歳)17.50ユーロ/(13〜17歳)22ユーロ 4歳未満無料 |
HP | https://www.citedelocean.com/ |
ビアリッツで泊まりたいおすすめホテル
ビアリッツは駅から街の中心まで約3km。タクシーなどで移動して、市街地または海岸沿いのホテルをとるのがおすすめです。
わたしが、ビアリッツでご紹介したいホテルは4箇所。
やはり海が見えるビーチ近くのところがいいですね♡
↓観光地との位置関係はこんな感じ
Hôtel du Palais Biarritz
ビアリッツの高級ホテルといえば、Hôtel du Palais Biarritz。パレスホテルなのでお値段も張りますが、ナポレオンがウージェニー妃のために建てた場所に泊まれるなんて素敵すぎる!
パリのパレスホテルはこの何倍もしますから、せっかくの旅に選んでみるのもいいかもしれません。
コストを押さえつつロケーションで選びたいならHôtel Les Baigneuses de Biarritzはいかがでしょう。
こちらも海の見えるホテルで、主要観光スポットが徒歩圏と最高の立地です。
Le Café de ParisとHotel Edouard VIIもすごく可愛くて、女子旅やひとり旅にもいいと思います。
ビアリッツで絶対買いたいおすすめ土産
チョコレート
ビアリッツのお土産といったらチョコレート。
チョコレートを買うなら「Henriet(アンリエ)」がおすすめです。
チョコレートはもちろん、ガトー・バスクなどバスク地方の伝統菓子がずらりと並びます。
ベレー帽を形取った生チョコレート菓子の「ベレ・バスク」はお土産に持ち帰れませんが、ぜひ現地で味わってみてください!
チョコレート店アンリエ | |
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住所 | Pl. Georges Clemenceau, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | カジノ・バリエール・ビアリッツから徒歩3分 |
時間 | 9:30-19:30 |
HP | https://chocolaterie-henriet.com/boutique/ |
ガトーバスク
北バスク地方の伝統菓子「ガトーバスク」。
カスタードクリームやチェリージャムを入れたものが主流で、見た目は素朴ながら贅沢な味わいです。
日持ちする焼き菓子ですので、お土産にピッタリ!
1872年創業のパティスリー「Miremont(ミルモン)」はサロン・ド・テも併設しているので、観光の休憩場所にもおすすめです。
ミルモン | |
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住所 | 1B Pl. Georges Clemenceau, 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | カジノ・バリエール・ビアリッツから徒歩6分 |
時間 | 10:00-19:00 金・土9:00-20:00 |
HP | http://www.miremont-biarritz.com |
ビアリッツへの行き方・アクセス・最寄り駅
ヌーヴェル=アキテーヌの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、どこかで経由してボルドー・メリニャック空港へ入るか、パリや周辺都市から高速鉄道(TGV inOui)で直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。
パリから電車で行く場合
パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からビアリッツ駅(Gare Biarritz)までTGV inOuiで約4時間15分。
駅から街の中心まではタクシーで約5分。
高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。
なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。
予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!
わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。
また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。
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フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。
パリからバスで行く場合
パリのベルシー(Bercy)からビアリッツ(Biarritz)まで約10~12時間の長旅です。
市内ではなく、空港近くのバス停が停車駅の場合もあるので、どこで降りるかしっかりとチェックしてください。
バスのチケットは各バス会社のウェブサイトから購入できますが、ここでもわたしは鉄道と同じくOmioでの事前購入を推します。
なぜなら、違う会社のバスと金額や時間を比較しやすいから。
- BlaBlaCarBus(旧OUIBUS)
- Flixbus
パリから車で行く場合
- 走行距離約790km
- 約8時間
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
ビアリッツの治安
スリ対策の基本
ビアリッツの治安は比較的良好です。
昼間は旅行者で賑わう場所なので、荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できますし、大通りであれば夏の夜のお出かけも問題ありません。
とはいえ、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ビアリッツをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
バイヨンヌのベストシーズンは、6月~10月です。
フランスの夏の日照時間はとても長いので、この時期に訪れるのがおすすめです。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
ビアリッツまとめ
フランス南西部のバスク地方にある美しい海辺の街ビアリッツ。
サーフィンの聖地として知られ、大西洋最大のリゾート地として大人気です。
夏は非常に混み合いますが、魅力的な景色が堪能できる街ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ビアリッツ | |
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住所 | 64200 Biarritz 地図 |
行き方 | パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からビアリッツ駅(Gare Biarritz)までTGV inOuiで約4時間15分 |
HP | https://tourisme.biarritz.fr/ |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!