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ボンジュー!フランスボックスのマリ(@mari_ohayotourism)です。

フランス南西部ドルドーニュ地方にある、先史時代美術の最高傑作ラスコー洞窟(Grotte de Lascaux)

約2万年前に描かれた洞窟壁画は「人類最古の芸術」とも呼ばれ、世界遺産として世界中から注目を集めています。

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正直に言うと、「洞窟壁画のレプリカって楽しめるのかな?」と少し半信半疑なところがありました

しかし実際に訪れてみると、そのスケールと完成度にただただ圧倒!なぜこれが人類史上もっとも重要な遺跡のひとつなのか、体感として理解できました。

ただし注意点があります。

現在、本物のラスコー洞窟は一般公開されていません。

では、わたしたちは何を見学するのか?この記事では、初めての人が必ず迷う

  • ラスコー洞窟(ラスコーI)
  • ラスコーII
  • ラスコーIII
  • ラスコーIV(ラスコー国際洞窟壁画センター)

この4つの違いと、どれを見ればいいのかを、わかりやすく解説します。

こんな方におすすめ!
  • ラスコー洞窟がどんな場所か知りたい
  • ラスコーIIとラスコーIVの違いがよく分からない
  • ペリグー周辺で外せない世界遺産を知りたい
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ラスコー洞窟の種類とおすすめ見学ルート

結論から言うと、 ラスコーを見学するならおすすめは断然ラスコーIV

わたしたちも実際ラスコーIVを見学し、ここでしかできない、素晴らしい体験ができました。

時間に余裕がある人だけ、補足的にラスコーIIを組み合わせるのがおすすめ。ペリグー観光とセットにすると、ドルドーニュ地方の魅力がぐっと深まります。

わたしたちが想像する本物のラスコー洞窟と、それぞれの施設について解説します。

【本物・非公開】ラスコー洞窟とは

ラスコー洞窟は、1940年に愛犬を探していた4人の少年によって偶然発見された先史時代の洞窟遺跡。

オーリニャック文化期からマドレーヌ期までさかのぼる壁画には牛や鹿、馬などの動物が見事に描かれており、旧石器時代の人々の高度な表現力を今に伝えています。

しかし、発見後に観光客が急増したことで、洞窟内の湿度や二酸化炭素が上昇し、壁画の劣化が深刻化。

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「見せることで壊れてしまう」って、皮肉ですよね

このため1963年、本物のラスコー洞窟は完全閉鎖。現在も研究者以外は立ち入ることができません。

【部分再現のレプリカ】ラスコーII(2)とは

そこで代替として作られたのがラスコーII

本物の洞窟のすぐ近くに建てられ、代表的な2つの空間(牡牛の間・軸索の間)を忠実に再現しました。

特徴は

  • 再現範囲は洞窟の一部のみ
  • ガイド付き見学が基本
  • 比較的コンパクト
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「本物に一番近い場所」という意味では、ここに価値があります

ただし、展示解説はやや簡素で、初見だと背景が分かりにくいと感じる人も。

【移動式のレプリカ】ラスコーIII(3)とは

ラスコーIIIは、世界各地を巡回する「移動式展示」として作られたレプリカで、特定の場所に常設されている施設ではありません。

本物のラスコー洞窟や現地のレプリカを守りつつ、より多くの人に洞窟壁画を知ってもらう目的で制作されました。

展示内容は、洞窟の一部(主に牡牛の間・軸索の間など)を超高精度で再現したパネルや立体構造が中心です。

特徴は

  • 世界各国の美術館・博物館で期間限定開催
  • 再現範囲は洞窟の一部
  • 教育・学術目的の展示が中心

日本でも過去に開催されたことがあり、「ラスコーIIIって何?」と検索されることがありますが、現地観光で訪れる対象ではない点には注意しましょう。

【完全版・最新施設】ラスコーIV(4)とは

初めての人に強くおすすめしたいのがラスコーIV(ラスコー国際壁画センター)です。

2016年にオープンした最新施設で、洞窟全体を100%精密再現しています。

  • 最新技術による超高精度レプリカ
  • 映像・模型・解説展示が非常に充実
  • 多言語対応で初心者でも理解しやすい
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正直、「レプリカでここまでやる?」と驚きました

日本やアメリカのテーマパークのようなレベルで没入感があり、タイムスリップ気分が味わえます。

本物では立ち入れない場所や角度からも壁画を観察でき、学びと感動のバランスがとても良い施設す。

ラスコー洞窟 I・II・III・IV の違いを比較

項目 ラスコー洞窟(I) ラスコーII ラスコーIII ラスコーIV
見学 不可 可(巡回展)
再現範囲 本物 一部 一部 全体
解説 なし ガイド制 展示中心 展示+映像
初心者向け

初めてならラスコーIVだけ見れば十分。レプリカではなく、本物が見たいという人は、ラスコーではなく、実際に洞窟壁画が公開されている別の遺跡を訪れるのがおすすめです。

たとえば、フランス南西部には今も見学可能な洞窟壁画遺跡がいくつか存在します。

代表的なのが、フォン=ド=ゴーム洞窟やルフィニャック洞窟。これらの洞窟では、限られた人数・厳格な管理のもと、本物の壁画を間近で鑑賞する体験ができます。

ラスコーⅣの見どころ

ラスコーIV(ラスコー国際壁画センター)の見学は、内容的に大きく2つのパートに分かれています。

第1部|洞窟そのものを体感する「完全再現ゾーン」

最初のパートは、ラスコー洞窟内部を100%精密再現したレプリカ空間の見学です。

本物の洞窟と同じサイズ・起伏・湿度感まで再現されており、「牡牛の間」「軸索の間」など、教科書で見た有名な壁画を実際の配置そのままで見ることができます。

見学はガイドの案内にしたがってグループで進んでいく形式。

ガイドは舞台俳優さながらの迫真の語り口で解説してくれるため、単なる説明ではなく、物語を聞いているような感覚で楽しめました。

英語またはフランス語が分からないと、ガイドのユーモアや細かなニュアンスは伝わりにくい部分もありますが、それでも空間の没入感そのものは十分に感じられるはず。

言葉が完全に分からなくても「すごさ」は伝わる、それがラスコーⅣの第一パートです。

第2部|なぜ描かれたのかを知る「解説・展示ゾーン」

第二パートは、レプリカ洞窟の見学を終えたあとに続く、解説・展示エリアの自由見学です。

ここでは、先ほど目にした洞窟壁画について、「いつ、どのように描かれたのか」
「なぜこの場所に描かれたのか」といった背景を、映像・模型・パネル展示を通して、より深く理解できる構成になっています。

特に印象的だったのは、壁画の一部を実寸大で再現した展示や、顔料の素材、描画技法を解説するコーナー。

人類最古級の芸術が、決して偶然ではなく、明確な意図と高度な技術によって生み出されていたことが、視覚的に伝わってきます。

また、タッチパネルや映像展示が多く、第一パートとは対照的に、自分のペースで理解を深められるのもこのパートの魅力。

ガイドツアーでは聞き取れなかった部分や、「さっき見たあの壁画は何だったのか?」という疑問を、ここでじっくり補完できる設計になっています。

タブレット型のデジタルガイドが用意されており、日本語で解説してもらえるのもありがたいですね!

観光の注意点

ラスコーⅣの洞窟再現エリアは、完全ガイド制のグループツアーです。

そのため、入場後は自分のペースで自由に見学することはできず、ガイドの進行に合わせて一定のルート・時間で進みます。

また、洞窟再現エリア内は 写真・動画撮影が禁止。

これは本物の洞窟と同様の環境を保つためで、見学中は「目で見ること」に集中するスタイルになります。

その他の注意事項もまとめました。

  • 事前予約必須(特に夏)
  • 内部は年間を通して涼しい
  • 写真撮影は制限あり

ラスコーⅣのレストラン

Café Lascaux

ラスコーIVの敷地内には、見学の合間に立ち寄れる Café Lascaux(カフェ・ラスコー) があります。

重たい食事というより、軽食やカフェ休憩向きの使い勝手が良いのが特徴。

サンドイッチやサラダ、キッシュなどの軽めのプレートに加え、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクが揃っています。

見学後に少し座って余韻に浸りたいときや、次の移動までの時間調整にも便利。

通し営業なので、ランチタイムを逃しても利用しやすいのも助かります。レストランとは比べられませんが、日本のテーマパークと比較するとまぁまぁ美味しいです(お値段はそれなりです)。

きちんとした食事をとりたいなら、モンティニャックまで移動し、鴨のコンフィやマグレを楽しむのもおすすめです。

ラスコーⅣのお土産

最新の施設とあって、お土産コーナーはかなり充実していました。

ラスコー洞窟の壁画をあしらったマグカップや布製品もかわいいですし、この地方の特産物の取り扱いもたくさんあります。

ただの石の詰め合わせなんだけど、こういう場所だと特別感ある。

家に飾る場所がないので購入は見送りましたが、カントリー系のおうちだったらこういう写真やポスターも素敵ですよね。

ラスコーⅣの入場料金・営業時間・所要時間

入場料金

  • 大人(13歳以上)23ユーロ
  • 子供(12歳以下)15ユーロ
  • 4歳以下無料

※ラスコーIIやパークとのセット割引もあり。事前オンライン予約が安く確実。

(2025年現在)

営業時間・定休日

ラスコーIVは年間を通じて(1月以外はほぼ通年)営業していますが、時期によって開館時間が変動します。

  • 営業時間
    10:00-18:00(2026年2月7日~2026年4月3日)
    9:00-19:00(2026年4月4日~2026年7月11日)
    8:30-21:30(2026年7月12日~2026年7月26日)
    8:00-22:00(2026年7月27日~2026年8月21日)
    9:00-19:00(2026年8月22日~2026年11月1日)
    10:00-18:00(2026年11月3日~2026年1月3日)
  • 定休日
    なし

※最終入場は閉館の2時間前

所要時間

洞窟レプリカ見学+展示・映像解説を含めた標準的な滞在時間は1.5~2時間。

じっくり見学したい場合は2時間以上みておくと安心です。

ラスコー洞窟の行き方・アクセス・最寄り駅

ヌーヴェル=アキテーヌの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。

日本から直行便はないため、どこかで経由してボルドー・メリニャック空港へ入るか、パリや周辺都市から高速鉄道(TGV inOui)で大都市まで直接移動する方法、長距離バスを使う方法などが主な交通手段となります。

サルラ=ラ=カネダからツアーで行く場合

ラスコー洞窟はアクセスに難があるので、ツアーの利用もおすすめです。近くの街、サルラ=ラ=カネダからラスコーⅣのツアーが出ていました。

日本語ガイド付きのツアーは見つかりませんでしたが、英語ドライバーというだけならそこまでの英語力は求められないと思われるので、サルラを拠点に観光される方はぜひ検討してみてくださいね。

パリから電車+バスで行く場合

ラスコーのあるモンティニャックという街に鉄道駅はありません。

一番近いのがコンダ・ル・ラルダン(Condat-le-Lardin)駅なので、そこからタクシーで移動するか、ペリグーまたはサルラからバスに乗って移動するかのどちらかになります。

パリのモンパルナス駅(Gare Montparnasse)からボルドー=サン=ジャン駅(Bordeaux Saint-Jean)までTGV inOuiで約2時間10分~3時間

コンダ・ル・ラルダン(Condat-le-Lardin)駅

サン・ジャン駅からコンダ・ル・ラルダン(Condat-le-Lardin)駅まで快速・普通列車のTERで約2時間

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本数は少ないですが、直通もあります。

サルラ(Sarlat)駅

サン・ジャン駅からサルラ(Sarlat)駅まで快速・普通列車のTERで約2時間20分

サルラ駅から336番のバスで約35分。1日数便しかないので、注意してください。

この路線はペリグー⇔サルラ間を走っているので、どちらかから入って、反対へ抜けるルートもよさそう。

高速列車(TGV inOuiやTERなど)のチケットは当日に券売機や窓口でも買うことができますが、乗る直前に駅で切符を買うのはおすすめできません。

なぜなら、座席指定のある電車の場合は予定していた切符が売り切れていたり、券売機のトラブルなどで1時間以上待った経験があるから。

予約が遅くなると料金も2倍以上になることがあるので、予定通りの切符を購入するためにも、安く買うためにも、事前に購入は必須!!

わたしたちのおすすめは日本語で一括検索が可能なOmioです。

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また、クーポン利用ができるならklookでもオンライン事前予約が可能。

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フランス国鉄SNCFの乗り方や注意点については「フランス国鉄SNCFのTGVとTERの乗り方・料金支払い方法徹底ガイド」で詳しく解説しています。

パリからバスで行く場合

ラスコーまでの直通バスはありません。ボルドーまでバスで行って、そこから先は上記で紹介したルートで移動します。

パリのベルシー(Bercy)からボルドー駅(Bordeaux, Gare Routière de Paludate)まで約7~9時間の長旅です。

バスのチケットは各バス会社のウェブサイトから購入できますが、ここでもわたしは鉄道と同じくOmioでの事前購入を推します。

なぜなら、違う会社のバスと金額や時間を比較しやすいから。

  • BlaBlaCarBus(旧OUIBUS)
  • Flixbus
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パリから車で行く場合

  • 走行距離約515km
  • 約5時間

フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。

事前予約がおすすめ

行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!

直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト

複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです

日本語でネット予約可能

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日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!

フランスをレンタカーでドライブ
フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール フランス旅行はレンタカーを使うことで公共交通機関ではなかなか行きづらい場所にも行けて、行動範囲がとっても広がります。 ...

パリから飛行機で行く場合

近隣にはリモージュ空港がありますが、アクセスが限られるので、ヌーヴェル=アキテーヌの場合はいったんボルドーへ飛ぶのがいいかもしれません。

パリ・シャルルドゴール空港からボルドー・メリニャック空港まで約1時間15分。

空港からボルドー市内中心部までシャトルバスで約30分、または路面電車で約40分です。

おすすめ情報

航空券をとる場合
スカイスキャナーなど比較サイトで
検索して探すのが一般的ですが
わたしは最近Trip.com
予約することが多いです!

料金が安い
ポイントが貯めやすい
プラチナ会員以上で
なんと空港ラウンジ無料

サイト自体も使いやすいので
ぜひ一度使ってみてください!

日本語で利用可能

Trip.comで
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ラスコー洞窟の治安

スリ対策の基本

ラスコー洞窟周辺はとても穏やかな空気が流れ、治安が悪いという雰囲気はありませんでした。とはいえ、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事

特に観光地周辺は注意が必要です。

万が一に備えて準備しておきましょう。

たとえば

  • 海外旅行保険付帯のクレカを使う
  • 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
  • 高くても治安重視でホテルをとる

などは必須レベルでおすすめしたいです。

海外旅行保険は必要

ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。

毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていないのは運が良かっただけだと思っています。

ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品補償が入っている保険に入っておきましょう。

わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。

海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。

特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。

(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)

店舗受取で即日発行可◎

エポスカード
公式サイトを見てみる

エポスカードの保険の付帯条件や特典内容についてもっと詳しく

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ラスコー洞窟をもっと楽しむ

ガイドブックは持っておいて損なし

ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。

フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。

ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。

全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。

内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。

20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。

フランス版はこちら

パリやニース以外の地方都市の情報も詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊

フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。

現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。

ラスコー洞窟まとめ

ラスコーは「ただの洞窟壁画」ではありません。人類が初めて「描くこと」に意味を持たせた場所。

本物を守るために、最高レベルの再現で見る体験を残したラスコーⅣは、現代ならではの知恵だと思います。

ペリグー周辺を旅するなら、ぜひ外さずに訪れてみてください!

パリに訪れるなら一度は泊まってほしい!

パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!

当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。

日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!

予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。

ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。

かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。

ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。

絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!

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